K-1 2.27 東京体育館:スーパーバンタム級王座決定トーナメント公開練習(2)/Krush王者 璃明武「ずっとK-1でやっている自分が有利」×WBCムエタイ日本王者 一航「K-1とは違ったスタイルを見てもらいたい」
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K-1 2月27日(土)東京体育館大会での「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント」一回戦第2試合で対戦する璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/Krush同級王者)と一航(新興ムエタイジム/WBCムエタイ日本統一バンタム級王者、元NJKF&WMC日本同級王者)の公開練習のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。(公開練習写真提供:(C)K-1)
璃明武、新時代の象徴としてスーパー・バンタム級のベルトを腰に巻く!「偉大なチャンピオンが巻いてきたベルト。3試合KOして、K-1を引っ張る選手になる」
都内・K-1ジム総本部にて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[第2試合/K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R]で一航と対戦する璃明武が公開練習を行なった。
昨年10月[第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント]へ参戦し王座戴冠を果たした璃明武。改めて今回のK-1王座決定トーナメントへの参戦を「開催されるならエントリーされるのは当たり前。メンバーに入るとは思っていました」と、Krush王者として堂々参戦の構え。一方で「(Krush王者として)結果を出さないといけない。ここでしっかりK-1のベルトも獲りたい」と、王者としての責務も明らかにした。
Krushのトーナメントに続き、2戦連続でのワンデートーナメント参戦。肉体的に激しい負荷が想像されるが「前回は2試合大きな怪我もダメージもない。連戦だからと体の心配はないですね」と余裕の表情を見せる璃明武。その言葉通り、公開練習では軽快なフットワークから鋭いワンツーを連打。持ち前の回転の良さを存分に披露した。さらには「(前回トーナメントが)何年前とかだったら忘れちゃいますけど、まだ感覚も覚えている。経験があるので自分にとってはいいのかな。そのアドバンテージを活かしたい」と語る璃明武。直近にもトーナメントを戦い抜いた経験が他の選手よりも有利であると自信を見せた。
1回戦ではキック・ムエタイで3本のベルトを持つK-1初参戦・一航を迎え撃つ。その一航について、璃明武は「映像をチェックしましたが、首相撲や組み付きがない。パンチも蹴りもできて、平均以上のいい選手」と分析。「ムエタイ系の選手だけれど、K-1ルールでも問題なく戦えそう」と高い評価を見せた。しかし今回はK-1王者を決めるトーナメント。「ずっとK-1でやっている自分が有利」と、体にしみこんだK-1のファイトスタイルが明暗を左右するという。
勝ち上がり後の予想を問われると、準決勝は「金子選手」、決勝は「玖村選手が一番可能性が高い。次は佐々木選手」と、K-1スーパー・バンタム級四天王の名を挙げた。自身を含め、頭ひとつ抜けた存在としてトーナメントにエントリーされた四選手。「ちょうど4人が抜けているから四天王になったんだと思います」とその評価に不満はないものの「今回(のトーナメント)限定ですよね」と、今後四天王の評価は消えるという予想を口にした。
王者不在の今でこそ4選手が並ぶが、トーナメントが終了すれば王者はひとり。4人が並ぶ環境はなくなると璃明武は考える。「自分が優勝すればチャンピオンは自分だけ。(四天王は)解散ですよね」と、自らの手で四天王を終わりにする自信を見せた。
K-1スーパー・バンタム級のベルトは、これまで初代の武尊、第2代の武居由樹と名王者が腰に巻いた。「歴史のある、偉大なチャンピオンが巻いたベルトです」と、璃明武もその存在価値を高く評価する。一方で「今のK-1は新しい世代が出てきています。ここでチャンピオンになった選手がK-1を引っ張っていく選手になる」と、新時代の象徴としての意味を持つと続けた。
「お客さんありきだと思うので、見ていて面白い試合も大事。自分の戦い方をすれば自然と盛り上がるので、自分のスタイルでしっかりわかりやすくKOをして、K-1を引っ張っていく選手になります」と、自らがその象徴となる自信と覚悟を語った。最後に璃明武は「3試合しっかりインパクトのある勝ち方をして、必ず優勝します。楽しみにしていてください」と拳を握りしめた。果たして璃明武はKrushに続くK-1トーナメント制覇を果たし、新時代の象徴となることができるか?
初参戦・一航が四天王撃破を宣言!「自分の方がキャリアもあるし、技術でも負けていない。自分の強さを認められた上でベルトを巻く」
神奈川・新興ムエタイジムにて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R]で璃明武と対戦する一航が公開練習を行った。
WMC日本バンタム級、WBCムエタイ日本統一バンタム級、NJKFバンタム級の3本のベルトを巻いた一航が満を持してK-1に参戦。「K-1は周りの友達もみんな知っている団体。自分も有名になれるし、強い選手も集まってくるので、自分も強い選手に挑戦したいと思った」と、更なる強者との戦いを求めてK-1参戦を決意した。
これまでは3つの王座に君臨し、追われる立場であった一航だが「挑戦はいつでも楽しい」と、K-1に参戦することで挑戦者に立ち戻った。K-1初参戦で挑む形となった第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントには、先んじてK-1で活躍する金子晃大、玖村将史、璃明武、佐々木洵樹の出場が決定。いわばK-1スーパー・バンタム級四天王と評される4選手との対戦の機会に、一航は「相手が上げられれば上げられるほど戦うのが楽しい。挑戦のしがいがあります」と不適な笑みを見せた。
K-1の舞台ですでに実績を挙げている四天王へ挑む武器は、これまで培ってきたムエタイの技術だ。「蹴りを打っていくし、パンチも見せる。相手が嫌がることをしていく。K-1とは違ったスタイルを見てもらいたい」と、一航は独自のスタイルで相手を幻惑する構え。公開練習ではムエタイスタイルらしい強烈で美しい左右ミドルに加え、鋭く重い左右のパンチをミットにたたき込んだ。
懸念点はこれまで主戦場としてきたムエタイとのルールの違いだが「自分も警戒する攻撃が減るので問題ないです」と自信満々。「自分の方がキャリアもあるし、技術でも負けていない。初めてのワンデートーナメントですが、一試合一試合慎重に大切に戦って勝ちます」と、初参戦でのワンデートーナメントにも不安は見せない。
1回戦の相手は現Krush同級王者である璃明武。「映像を見ましたが、蹴りやパンチ、SNSなどで話題になっている回し蹴りのスピードが速い」とスピード感ある打撃を高く評価する。170cmの璃明武に対し168cmの一航と、身長差はわずかに2cmながら、一航は「リーチ差をどう埋めるかが鍵」と攻略法は見えている。「距離を潰して倒す」と、至近距離でのKOに強い意欲を見せた。
1回戦をクリアした先に待つ準決勝・決勝では金子晃大、玖村将史との対決をイメージする。「優勝候補の2人だと思うので、この2人は外せません」という一航。「試合を見ていてもやっぱり2人は強い。自分が(金子・玖村を相手に)どれだけできるか見てみたいですね」と、スーパー・バンタム級のトップ戦線を走る2選手との対戦を心待ちにしているようだ。
改めてトーナメント参戦に向け「何より強い選手と戦えることが楽しみで、その延長線上にベルトがある。このトーナメントで勝って、自分の強さを認められた上でベルトを巻きたい」と、K-1王座と知名度を全てかっさらう構えを見せた一航。8選手中唯一となる他団体からの刺客は、K-1スーパー・バンタム級に旋風を巻き起こすことができるか?
対戦カード
第20試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第19試合 スペシャルエキシビションマッチ
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者、元同フェザー級&スーパー・バンタム級王者、元Krushフェザー級王者)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GPフェザー級王者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
第18試合 ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場/K-1 WORLD GPライト級王者)
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/極真会館世界ウェイト制2017軽量級優勝)
第17試合 女子フライ級(52kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GP女子フライ級王者、元Krush同級王者)
RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)
第16試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krush同級王者、元Krushライト級王者)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
第15試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATミドル級王者)
松下大紀(BELIEVE MAN)
~休憩~
第14試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
芦澤竜誠(DRAGON FISH/元INNOVATIONフェザー級王座)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第13試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP&Krushスーパー・フェザー級王者、元ISKA世界スーパーライト級王者)
島野浩太朗(菅原道場/元Krushスーパー・フェザー級王者、WMAF世界同級王者)
第12試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
第11試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第10試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
Yuka☆(SHINE沖縄)
第9試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
山際和希(谷山ジム/元Krush&Bigbangウェルター級王者)
中野滉太(POWER OF DREAM)
第8試合 75kg契約 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ/元RISEウェルター級王者、元ホーストカップ&HEATミドル級王者、元ISKA世界スーパーウェルター級王者)
~休憩~
第7試合 サイクリー Presents フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushフェザー級王者)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/Krushライト級王者)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
第5試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝)
第4試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/元Krushバンタム級(53kg)王者)
内田 晶[しょう](チーム・タイガーホーク)
第3試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush同級王者)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーバンタム級王者)
第2試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/Krush同級王者)
一航(新興ムエタイジム/WBCムエタイ日本統一バンタム級王者、元NJKF&WMC日本同級王者)
第1試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
~開会式~
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
愛瑠斗[えると](健成會)
プレリミナリーファイト第4試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
光佑(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
下村泰平(TOP STAR GYM)
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
天野颯大[そうた](キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg優勝)
田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
プレリミナリーファイト第1試合 52kg契約 3分3R
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1甲子園2021 -55kg優勝)
西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning/九州プロキックボクシングバンタム級王者)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
日時 2022年2月27日(土)開場・11:30 プレリミナリーファイト開始・12:00 本戦開始・13:00
会場 東京体育館(JR総武線「千駄ケ谷」または都営地下鉄大江戸線「国立競技場」徒歩1分)
中継 ABEMA 格闘チャンネル(生放送)、GAORA(3月1日(火)17:00~25:00/再放送あり)
チケット料金 ロイヤル100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 15,000円 2階スタンドS 15,000円 3階スタンドA 10,000円(完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
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