K-1甲子園 8.29 東京 GENスポーツパレス:-65kg・古宮晴が昨年の悔しさを晴らす初優勝。-60kg・天野颯大がラストチャンスで栄光掴む。-55kgは大久保琉唯が接戦を制して優勝
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K-1甲子園2021~高校生日本一決定トーナメント~
2021年8月29日(日)東京・GENスポーツパレス
記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1
K-1実行委員会主催のもと、7年目を迎えたK-1甲子園は、これまで数々の名勝負を生み、多くの実力者を輩出してきた。今年も「K-1甲子園2021」&「K-1カレッジ2021」応援サポーターにタレントの川口葵さん、「K-1甲子園2021」&「K-1カレッジ2021」PR大使にK-1甲子園2020-55kg王者・野田蒼が就任し、大会を盛り上げた。
-55kgでは大久保琉唯と齋藤龍之介が決勝で対峙した。ふたりは東日本予選の決勝戦でも対戦し、その時は2-1で大久保が接戦を制している。再戦も、やはり接戦へ発展。無尽蔵のスタミナを誇る大久保が齋藤の右ハイキックを耐えて2-0で逃げ切り、初制覇となった。
-60kg決勝は、プロでも試合経験がある菅誠真とK-1チャレンジAクラス-60kgトーナメント王者の天野颯大が対戦した。序盤はワンツーローで菅がペースを握りかけるが、後半に天野が右フックとローの連打で巻き返して逆転勝利。高校1年から3年連続でK-1甲子園に出場中だった天野が、ラストチャンスで栄冠を手にした。
-65kgは、ABEMA「格闘代理戦争」で史上初の3人抜きに成功して話題となった古宮晴と甲野裕頼が決勝を争った。序盤いローブローが起こるなど、波乱の内容となったこの試合は、難聴のハンディを乗り越えた古宮が昨年決勝の悔しさを晴らして優勝をものした。各階級の優勝者は以下の通り。
◆K-1甲子園2021 -55kg優勝
大久保琉唯(栃木県立宇都宮北高校2年)
「コロナ禍の中、大会を開催していただき、ありがとうございます。対戦してくれた選手、応援してくれた方々に感謝しています。大会前から、あの選手が勝つ、この選手が勝つと予想されていたと思いますが、自分が今、チャンピオンになれてホッとしています」
◆K-1甲子園2021 -60kg優勝
天野颯大(名古屋市立中央高校3年)
「大会を開催してくださった関係者、応援してくれたセコンドのみなさん、ありがとうございました。1年から出場して2回、すべて決勝トーナメント一回戦で負けていましたが、どうにか優勝することができました。体は丈夫なので、生意気なようですが、9月20日、横浜で試合をしたいので大会に呼んでください」
◆K-1甲子園2021 -65kg優勝
古宮晴(大阪体育大学浪商高校3年)
「とりあえず最後の年で優勝することができて、ホッとしています。これまでサポートしてくれた両親に感謝したいです。ありがとうございました。2021年は、12月に大阪で大会がありますので、がんばります」