K-1 3.21 K’FESTA.4 Day.1 一夜明け会見:新フェザー級王者・椿原龍矢「誰にも負けない無敵のチャンピオンになります」、山崎秀晃「僕が見て来たK-1を体現できた」、篠塚辰樹「K-1ファンも自分のファンにしていきたい」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~(3月21日(日) 東京ガーデンシアター)の一夜明け会見が22日行われた。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。
新フェザー級王者・椿原龍矢、目指すは最強のK-1チャンピオンだ「周りの期待に応えられる選手、無敵の誰にも負けないチャンピオンになります!」
メインイベントとなる[第13試合/K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・江川優生に挑んだ椿原龍矢。両者は昨年9月のK-1大阪大会のスーパーファイトで対戦し、その時は椿原がフットワークとヒット&アウェーを駆使して判定勝利。今回はタイトルマッチでの再戦となり、椿原は前回同様のアウトボクシングで江川の強打を空転させて延長判定勝ちし、第4代K-1 WORLD GPフェザー級王者に輝いた。
常に笑顔で従来の王者とは異なるイメージを持つ椿原。一夜明け会見でも笑顔で王座戴冠の喜びを語る一方、、自身のベースが空手であることから今後は“一撃必殺”も追求したいと話し「無敵の、誰にも負けないチャンピオン」を目標に掲げた。
また中村拓己K-1プロデューサーからは「これからはチャンピオンとしての試合も求められるし、お客さんとも勝負してほしい。ベルトを巻いてどうチャンピオンとして成長していくかを楽しみにしている」という言葉もあり、椿原は「今すぐにと言われたら、なかなか難しいかもしれませんが、必ず着実に求められる選手になっていこうと思う」とチャンピオンとしての意気込みを語った。
◆椿原龍矢
「(試合の感動は?)昨日の試合は全然覚えてなくて、必死こいて戦って、とにかく勝ててよかったと思ってます。昨日は試合が終わってホテルに帰って、めっちゃベルトを眺めたり、めっちゃ写真を撮ったりしようと思っていたんですけど、疲れすぎてすぐ寝ちゃいました。そしたら会見の時間になっちゃったので、アワアワして出てきた感じなんですけど、夢にまで見てたベルトが目の前にあってめっちゃ嬉しいなと思います。
(チャンピオンとしての理想像は?)僕は空手をずっとやってきて“当てさせずに当てる”というのが格闘技の理想なのかなとも思っています。でも空手家=“一撃必殺”とも言うので、当てさせずに当てて、なおかつ一撃で倒すというのが僕が求めてる理想のスタイルなので、そうなれるように頑張っていこうと思ってます。
(空手に対するこだわりは?)なんか…空手ってカッコよくないですか(笑)? 僕は空手家っぽくなりたくて三日月蹴りや顔面前蹴りを練習しているので、“空手家”というものに引っ張られているのはあるかと思います(笑)。(理想の空手家は?)自分を指導してくれている代表も空手家ですし、周りが空手家の中で育ってきたので、尊敬する選手もたくさんいます。そんな選手たちに負けないように頑張ろうと思ってます。
(中村Pからは「これからはチャンピオンとしての試合も求められるし、お客さんとも勝負してほしい」という言葉もあったが)チャンピオンになったからには、期待を掛けてもらっている分、しっかり応えさせてもらえるよう頑張ろうと思ってます。今すぐにと言われたら、なかなか難しいかもしれませんが、必ず着実に周りに求められる選手になっていこうと思ってますので応援よろしくお願いします。
(月心会としてはK-1 JAPAN GROUP初の王座戴冠になったが?)昨日チームとも喋って、TETSUも(野田)蒼も真優もみんな声を掛けてくれて、1発目に和島(大海)さんに会った時には『兄貴 やったりました。すみません、お先です』とは言っておきました(笑)。
(ファンのみなさんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。チャンピオンにはなったんですけど、まだ無敵のチャンピオンにはなってないないと思います。でも僕は今から無敵の、誰にも負けないチャンピオンになっていこうと思うので、チャンピオンの僕を、今から始まったばかりの僕を見ていてもらえたらと思います。ありがとうございました」
山崎秀晃、王者の強さを見せつける狙い通りの1RKO勝利「ファンが見たい相手との試合で『僕の見て来たK-1』を体現していく」
セミファイナルのK-1スーパー・ライト級スーパーファイトで不可思と対戦し、激しい打ち合いを制して1RKO勝利を収めた山崎秀晃。試合後のインタビュースペースでは、試合前の練習で右目を眼窩底骨折してしまい、あわや欠場の状態まで追い込まれたことを明かしたが「短期決着で行く」と決め、開始早々に打ち合いを仕掛け、狙い通りに仕留めた。
もしもタフな不可思に粘られ、凌がれてしまったら、と聞かれると「チャンスがあれば後のことは考えずに仕留めにいくのが自分のスタイル。もし凌がれても、判定勝ちでも何でも持っていけるように練習している」と山崎。4月に負傷箇所の手術をし「次の試合に支障がない」ために、早期復帰を誓う。
気になるのは初防衛の相手だが「選考試合とかで、ファンの皆さんが『こいつしかおらんやろ』となったら、誰とでもやって、山崎スタイルで仕留めるのが自分の仕事」という。「僕が見てきたK-1を体現し、僕が憧れた魔裟斗さんのようなチャンピオンになること」を目標に掲げる山崎の、次なるターゲットは誰だ!?
◆山崎秀晃
「(昨日の試合について)年1回のK’FESTA、お祭りにどでかい花火を打ち上げられたんじゃないかな、と思ってます。僕が見て来たK-1を体現できた試合内容だったんじゃないかと思います。ありがとうございました。(一夜明けての心境は?)心境としては、クリアすべき試合をクリアしたな、っていう心境です。
(1Rからフルパワーでいって、タフな不可思に粘られたら、とは考えなかった?)今までの試合を見ていただいても分かる通り、チャンスがあれば仕留めにいくのが自分のスタイルなんで。あんまり後のことは考えてないというか。その後になったとしても、自力の力で判定勝ちでもどんな勝ち方であっても勝ちに行けるスタイルでいけるように、常に準備をしています。
(いつもベルトの持ち方がおしゃれですよね)ありがとうございます(笑)。ベルトをどう持ったらおしゃれかな、と家を出る前に鏡の前でポージング、とってみたりするんですけど(笑)。そう言っていただけたら万々歳です(笑)。(奥様のアドバイスは?)最近はないですね。ちょっと昔は、ファッションだったりとか立ち振る舞いとか、アドバイスを貰いましたけど、最近は自分で発信してます。
(それはK-1チャンピオンとして必要?)もちろんそうですね。人前でパフォーマンスする立場の人間やと思ってるんで。魔裟斗さんもカッコよかったですからね。そういう人間になって、ファンを一人でも、というスタンスですね、はい。
(右目を眼窩底骨折していたそうだが?)右目は今は焦点が合ってない状態で、普段は右だけだいぶ分厚いメガネしています。4月に手術が決まってるんですけど、次の試合に影響が出ない程度の感覚で手術できるんで、ファンの皆さんはご心配のないように、と思ってます。(次、タイトル戦はいつ頃に?)それなりのふさわしい相手がいればいいですし、タイトルであってもノンタイトルであっても僕の仕事は変わらないんで。与えられた仕事を僕なりに、山崎スタイルで倒しに行くだけやと思っています。だから勝ち方ですね。その試合がタイトルだったり、ノンタイトルだったりは自分が決めることじゃないんで。今は差し控えます。
(次の試合の時期は?)どうしましょう? いつでも大丈夫ですよ。次は5月23日の大田区? やりますか。オファーがあれば、僕はもうファイターである以上、試合をしに東京に来ているんですから。ファイターで生きたいと思ってます。
(今後の対戦相手について。軒並み駆逐してしまい、この段階で後輩の佐々木大蔵選手は?)そうですね、彼とはやりたくないですね(苦笑)。一応、同じ階級で、外国人選手、ヴィトー・トファネリ選手とか、外からも結構名指しで指名をいただいたりして。僕は今、K-1でやってるんで、K-1の強さを証明していきたいと思っています。佐々木とはネガティブな気持ちということで、お願いします。
(トファネリ選手に頑張って出てきてほしい?)別に頑張ってほしいという気持ちはないですけど、それなりに盛り上がって、選考試合とかでファンの皆さんが『これしかおらんやろ』ってスタンスになれば、おのずとその試合が組まれると思いますし、ファンのみなさんが観たいというのであれば、僕は喜んで試合を受けたいと思ってます。
(ファンへのメッセージは?)昨日はたくさんの応援、ありがとうございました。K-1 JAPAN GROUPとしては27日のKrush、28日のK-1武道館と続きますんで、僕ら選手も盛り上げていきますけど、ファンの皆さんも一緒に盛り上げていって貰えたらと思います。僕も、このベルトに恥じないようなファイトスタイルで、K-1をどんどん体現していきますので。ありがとうございました」
村越優汰、芦澤竜誠との再戦に勝利して安堵の会見「試合前から相手にめちゃめちゃ言われていたし、本当に落とせない試合だった。一夜明けしてホッとしている」
昨日の大会では2017年12月以来、約3年3カ月ぶりに芦澤竜誠との再戦に臨んだ村越優汰。前回の対戦では村越が得意の蹴りで芦澤のボディを攻めて判定勝利。今回も野生的な突進を見せる芦澤に手を焼きながらも要所で的確に左ストレートと左フックのカウンター、そして左の蹴りを決めて判定勝利を収めた。
試合前は舌戦が見られたため、一夜明け会見では「ホッとした」と村越は安堵の表情を浮かべ、28日に行われる「K’FESTA.4 Day.2」スーパーフェザー級タイトルマッチ(武尊vsレオナ・ペタス)勝者との対戦に意欲を見せた。
またスペシャルラウンドガールを務めた熊田曜子さんについて聞かれた村越は「すごい谷間を見ちゃいました。タダなのでいっぱい見ておこうと思って(笑)」と、クールな村越らしからぬ回答を見せる場面もあった。
◆村越優汰
「試合前から相手にめちゃめちゃ言われていたし、本当に落とせない試合でした。ここで勝つ・負けるで全然違ったので、しっかり勝ちをものにできててよかったです。(今の心境は?)一夜明けてホッとしてるのが一番です。(芦澤に)すごく色々と言われていたし、オレも相手に対して『普通に負けない』みたいなことは言っていたので、落とせないなと思っていました。
(実施に戦った芦澤の印象は?)正直そこまで変化というものは僕には感じられなかったですが、気持ちはすごい強かったです。(芦澤は練習時間が1日1時間と言っているが)1日1時間の人には負けられなし、もう少し練習時間増やした方がいいんじゃないっていう感じですね。
(勝利してスペシャルラウンドガールの熊田曜子さんと一緒に写真を撮ったが)めっちゃ嬉しかったです(笑)。すごい谷間見ちゃいました。もうタダなのでいっぱい見ておこうと思って(笑)。インターバル中はさすがに入り込んでいたので、終わってからじっくりと(笑)。
(これからの目標は?)『K’FESTA Day.2』で武尊選手とレオナ選手がやるので、そこの勝った方には挑戦したいです。どちらともやりたいっていう気持ちはあります。(ファンのみなさんへのメッセージは?)今回の試合しっかり勝つことができたので、前に進めたかなと。なので、もっともっと実力をつけて、まだまだ上に行こうと思うので、応援よろしくお願いします」
卜部功也、蓮實光のパワーを封じて勝利「昨日はまだ60%。次は100%の卜部功也を見せれると思う」
蓮實光とK-1ライト級スーパーファイトで対戦し、蓮實のパンチをことごとくかわし、的確なパンチとミドルでポイントを重ねて判定勝利した功也。ただ2度のアクシデント(功也の連続攻撃の中で蹴りが蓮實の金的を直撃。それに功也が気づかずに左ストレートを打ち込み、蓮實がダウンする形に)が思わぬ形で功也に影響した。
「あれで強引に倒す、という選択肢がなくなってしまった」と功也。その中で、見せられる技術として「自分が手を出さなくても、間合いや体を振ったりする技術で相手の手数を出させなくする」戦術に切り替えた。結果は、蓮實の強打をことごとくかわし、功也が「アンタッチャブル」ぶりを見せつけて完封勝利を収めた。
自らのジムをオープンするための1年2か月の充電期間を経て、昨年9月のK-1大阪大会で復帰戦で勝利し、今回で復帰後2連勝。ようやく「完全復活」への確かな手ごたえを掴んだ。
「今回はまだ自分の中で調整しながらやっていて、次は100%の卜部功也で行けると思うので楽しみにしててほしいです」
蓮實のパワーとプレッシャーを完璧に封じ込めた功也が、さらに仕上げて「完全体のアンタッチャブル」となった時は誰が攻撃を当てられるのか。次戦に大いに期待しよう。
◆卜部功也
「(昨日の試合について)途中、アクシデントがあったんですけど。まあ、技術は見せられた試合が出来たかなと思ってます。まだこれが100%じゃないので、次、期待してほしいです。(昨日の段階だと何パーセント?)ちょっと自分の中で調整しながらやってたんで、まだ60%くらいです。でも次は100%で行けると思うので楽しみにしていてほしいです。
(一夜明けての心境は?)昔の感覚というか、距離感だったり、反応だったりとか、そういう部分が戻ってきて、まず嬉しかったですね。(試合の中で特に上手くいった技術は?)正直言うと、あのアクシデントがあって、自分の中では強引に倒すっていう選択肢が、ちょっと申し訳ないですけど、素面になっちゃってなくなった段階で『自分が見せられる技術は何だろう?』と思って。距離だったりとかポジションとか、そういう分かりづらいですけど、自分にしか見せれない技術。手を出さなくても制することができる、っていう。そういう自分にしか出来ないと思っているものを見せました。
(試合で実際に出せたと思う?)そうですね。手数も少なくしたり、間合いとか体を揺らしたりとか。止まって、あえて様子を見たりだとか。結構スパーリングではやるんですけど、(攻撃しなくても)相手に手を出させなくすることは出来るんで。色々と考えながら、フル回転でやってましたね。
(解説の魔裟斗さんが2回ぐらい「全盛期の体じゃない」と)すぐ言うれるんですよね(苦笑)。次、もうちょい仕上げます。本当にラントレとかもまだ少なかったかな、とか。8週間ペースでスケジュールを組んで、3週間追い込んで、1週間調整して、また3週間スパーリングを多めにして、とか。結構工夫しながらやったんですけど、まだまだ練習しなきゃな、って思いました。ダメですね、もっと練習します。(次はナイスバディで)はい、そこで戦ってるわけじゃないんですけどね(笑)。次、頑張ります。
(最後にファンのみなさんへのメッセージを)次は『100%の卜部功也』を見せれると思うんで、期待してください」
K-1初参戦・篠塚辰樹、傷だらけで掴んだ勝利「まだ自分はアウェー感がある。怪我を治して、どんどん試合をしてK-1ファンも自分のファンにしていきたい」
注目のK-1初参戦となった篠塚辰樹は小澤海斗と対戦。試合は延長までもつれた接戦で、篠塚がスプリット判定で辛くも勝利。苦戦を強いられたものの、K-1デビュー戦で地力を示した。
篠塚は右手に包帯を巻いて一夜明け会見に登場。試合前から右拳を骨折していたことを明かし「とりあえず拳を治すのに専念します」とコメント。復帰後で戦いたい相手として江川優生の名を挙げ「まだ自分はアウェー感があるので、これからどんどん試合をしていってK-1ファンも自分のファンにしていきたい感じです」とK-1での目標を語った。
◆篠塚辰樹
「昨日はあの人(小澤)が変なことばっかりするので、血尿は出るわ、ものもらいになったりして大変です。でも一応デビュー戦で勝ったのでよかったです。次は怪我を治してからになるので、それまで楽しみにしていてください。
(右拳の状態は?)もともと拳が折れていたんですけど、昨日でさらに折れちゃったので、とりあえず拳を治すのに専念します。(怪我はいつから?)試合の1カ月前ぐらいに折っちゃって、さらに昨日で折れちゃったのでとりあえず治します。(試合中も)痛かったです。なので小澤選手は自分のストレートは痛くなかったと思います。全然(拳を)握れなかったので。(試合を振り返って)3Rやって延長もやり切ったので、その辺はいい経験になったかなと思います。
(今までK-1をどう見ていた?)特に好きな選手はいなかったですけど、キャラのある選手は多いなって感じでした。まだ自分はアウェー感があるので、これからどんどん試合をしていってK-1ファンも自分のファンにしていきたい感じです。
(昨日のメインイベントについて)江川選手が負けちゃって、怪我が治ったら次の相手は江川選手でいいかなって思ってるのでよろしくお願いします。
(セコンドについた平本蓮からは?)今回は右を打てない分、蹴っていこうっていう作戦でした。三日月蹴りも差していくはずだったんですけど、足の裏も先週怪我しちゃって全然蹴れなくて(苦笑)、一応勝てたからよかったねっていう感じでした。(ファンのみなさんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。とりあえず拳を治してから次の試合頑張るんで、また応援よろしくお願いします」
近藤魁成、7か月ぶりの復帰戦でムエタイ強豪に勝利「右手の怪我が治ったらすぐ復帰したい。今年は試合をたくさんして、ベルトに近づく」
マキ・ドゥワンソンポンとK-1ウェルター級スーパーファイトで対戦し、ムエタイ100戦以上の強豪を相手に、ジャブと前蹴り、インローでペースを掴み、判定で勝利した近藤魁成。昨年8月の第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント決勝戦の山際和希戦で右手首を負傷して無念のTKO負けし、今回は復帰戦だったが、練習中に再び右手を負傷。
「右は使わない」と得意の右ストレートを封印しての戦いだったが、多用した左ジャブが効果的。以前よりスピードとパワーを増したジャブを的確にドゥワンソンポンの顔面に打ち込み、初回から鼻血を出させた。
勝利のカギとなったジャブは「試合の1か月ほど前に、矢口トレーナー(PURGE TOKYO)にご指導いただいて、すごい練習しました」という。テクニックとプレッシャーには定評のあるムエタイ戦士を相手に、ジャブでダメージを与えて勝利した自信は大きい。「怪我が治ったら、すぐ試合をしたい。今年はたくさん試合をして、ベルトに近づきます」と近藤はK-1王座獲りを宣言した。
◆近藤魁成
「昨日は応援ありがとうございました。ドゥワンソンポン選手はすごい強くて、苦戦してしまったんですけど、収穫もあったので、次に期待してほしいなと思います。(右手が万全ではない状態だったが?)試合前から右手はほぼ使わないように決めていたので、左を多く出してしまったというか、右が出せなかったです。(右が使えない分、左が上手くなった?)試合の1カ月ほど前に、矢口トレーナーに今回の試合に向けて、対策ではないですけどご指導をいただいて、そこですごくジャブがカギだということですごい練習しました。
(右手の怪我でまた試合間隔が空いてしまいそう?)あんまり自分自身は空けたくないんですけど、完治したらすぐ試合をしたいです。(改めて今後の目標は)今年は試合をたくさんして、ベルトに近づこうと思うので期待していてください。
(タイ人選手の蹴りのパワーや体の圧力は?)蹴りはめちゃめちゃ硬くて、腕も少し痛いんですけど。圧力っていう部分では正直、差はあんまり感じなかったです。(今後も外国人と試合したい?)もっと海外の強豪選手と戦って、経験値を積んでいきたいと思ってます。(ファンへのメッセージを)今年は試合をたくさんして、進化した姿を見せれるように日々頑張っていくので、今後も応援をよろしくお願いします。ありがとうございました」
ヴィトー・トファネリ、憧れの舞台K-1で嬉しい初勝利「子供の頃からK-1のテレビゲームをやっていた。これからは空手の蹴りを洗練してKO勝ちしていきたい」
K-1参戦2戦目で鈴木勇人と対戦したヴィトー・トファネリ。鈴木の左ミドルに対し、カーフキック(膝より下を蹴るローキック)のカウンターとパンチで応戦。鈴木が右目じりをカット&出血し、ドクターストップによるTKO勝ちでK-1初勝利を上げた。
一夜明け会見でトファネリは「子供の頃からK-1のテレビゲームをやっていて、K-1は憧れの存在だった」と憧れの場所での勝利を喜び、自らのバックボーンでもある空手を活かしたKO増加を宣言。さらにK-1スーパー・ライト級王者である山崎秀晃とも「いずれ戦いたい」と語った。
◆ヴィトー・トファネリ
「昨日の試合はインテリジェントを見せて戦い、偉大な相手に偉大な勝利を勝ち取るために戦った。K-1で初めての勝利で非常に幸せに思っている。子どもの頃からK-1のテレビゲームをやっていて、本当に憧れの存在だった。そのK-1で勝てたことは本当に幸せだ。こんな幸せな時に多くを語ることはできないので、今は幸せということだけを伝えたい。(テレビゲームでよく使っていたのは)ピーター・アーツが大好きで、彼のKOの仕方(ハイキック)が大好きでゲームでもよく使っていました(笑)。
(今回はスーパー・ライト級での試合だったが?)この階級はとても自分に合っていると思う。スーパー・ライト級は非常に自分が強く、軽く動く感覚がある。(同級王者の山崎は)非常に素晴らしい選手で、昨日試合を見ていてどんどん前に出て素晴らしい戦いを見せてくれた。いずれ彼と戦いたいと思っています。
(元Krush王者である鈴木に勝利したが)チャンピオンに勝ったということで、もちろん自分も王座に挑む資格は持っていると思う。これからベルトの掛かった試合に挑戦していきたい。(昨日はカーフキックで攻めていたが?)昨日は戦術的に戦って勝利を収めた。自分のルーツは空手なので、自分の良さは蹴りだと思っています。これから先も蹴りをより洗練させてKO勝ちできるようにやっていきたいたい。
(ファンのみなさんへのメッセージは?)大きな支えを頂いて本当に幸せだと思っています。これからもチャンピオンになるために戦っていきますので、応援よろしくお願いします」
サッタリ・ウィラサクレック、クルーザー級王座へ一直線!「見ている人に楽しんでもらえるエキサイトな試合をする。クルーザー級を人気のある階級にしたい」
イランからK-1初参戦となるサッタリ・ウィラサクレックはクルーザー級王座への再挑戦と連敗脱出を目指す加藤久輝と対戦。強烈な右フックでダウンを奪うと、最後は右ミドルキックがヒザ蹴り気味に加藤を捉えてKO勝利。クルーザー級らしい一撃で加藤を沈めた。
一夜明け会見で「持ち味のパワーとスピードを出して戦うという気持ちは誰が相手でも変わらない。これからクルーザー級を日本で人気のある階級にしたいい」と語ったサッタリ。「自分はベルトのことを意識している。早ければすぐにでもタイトルに挑戦したい」とK-1王座奪取を掲げた。
◆サッタリ・ウィラサクレック
「昨日はとてもいい試合だったと思う。相手の加藤選手は経験豊富で強い選手だったが、いいパフォーマンスを見せて勝つことができた。これから日々強くなっていきたいと思う。
(K-1初参戦について)K-1という舞台でああいう勝ち方ができてうれしく思う。さらに自信をつけたし、今後クルーザー級を日本で人気のある階級にしたい。クルーザー級に求められていることも分かっているので、クルーザー級らしいパワーや精神力も見せていきたい。
(フルパワーで戦うことは意識している?)もちろん相手によって戦略を変えるけど、自分の持ち味であるパワーとスピードを出して戦うという気持ちは変わらない。(武道館でもクルーザー級の試合が決まっているが)気にはしているけど、自分はベルトを獲るために日本に来たので、ベルトのことを意識している。早ければ次の試合でもタイトルに挑戦したい。(まだ自分には伸びしろがある?)自分はすべてにおいて学んでいる最中で、自分に満足してはいけない。自分が成長するために常にハングリーに学ばなければいけない。
(同じイランのシナ・カリミアンについて)リングに上がれば相手が誰であっても全力で戦う。どこの国の選手が相手でも戦って勝つだけだ。(ファンのみなさんへのメッセージは?)このリングで闘う機会を与えてくれたK-1、サポートしてくれたみなさん。応援してくれたみなさん、ありがとうございます。見ている人に楽しんでもらえるエキサイトな試合ができるように、ベストな試合を続けたい」
“K-1の貴乃花”谷川聖哉、目標はK-1クルーザー級の横綱だ!「今はまだ小結ぐらいかもしれない。しっかりベルトを獲って、K-1の横綱と言ってもらえるようになりたい」
第5試合に出場し、K-1クルーザー級スーパーファイトでRUIに判定勝利を収めた谷川聖哉は、これがK-1 JAPAN GROUPに参戦して初勝利。「しっかりRUI選手からダウン獲って勝てたので、最低限の課題はクリアできたかなと思います」と、一夜明けての感想を述べた。試合中に肉離れを起こしてしまい、空手仕込みの得意の蹴りを思うように出せなかった。しかし、「今回ボクシングのスパーリングの数を増やしてパンチへの対処がかなりできてきたかなと思うので、そこが勝因かなと思います」と試合前のボクシングの特訓が功を奏したようだ。
会見の冒頭では、自ら「疾風の空手家改めK-1の横綱、谷川聖哉です」と挨拶した。試合の解説をしていた関根勤さんから「貴乃花に似てますね」と言われたことで、自ら「K-1の横綱」を名乗ったそうだが、谷川本人曰く、元横綱の貴乃花に似ていると昔から言われ続け、昨日の勝利でSNSにも「貴乃花に似ている」というDMがたくさん送られてきたという。本人はこのイメージに乗る気満々で「まだ横綱っていうレベルではなく、小結ぐらいかもしれないですけど、しっかりベルトを獲って、K-1の横綱って言ってもらえるような選手になりたいと思います」と決意を語った。
横綱になるためにも、目指すはK-1のチャンピオンだが、Krushクルーザー級のタイトル戦線にいるRUIを倒したことで、その道筋も見えてきた。「元々、僕は誰にも負けるとは最初から思ってなかったし、練習通りに試合をこなせるようになってきたので、そこをもっと出せればK-Jee選手にも負けるとは思っていませんし、当初シナ選手と組まれてた試合も勝つつもりでいました」と豪語した谷川。「Krushのベルトも空位だと思うので、まずそこを狙っていきたいと思います」と、当面はKrushクルーザー級王座に照準を定め、「名実ともにK-1の横綱になれるようにしっかりがんばっていきます」と、力強く誓っていた。
◆谷川聖哉
「疾風の空手家改めK-1の横綱、谷川聖哉です。まずは昨日、しっかりRUI選手からダウン獲って勝てたので、最低限の課題はクリアできたかなと思います。(横綱というのは?)昔からずっと貴乃花親方に似ていると言われていて。試合中も関根さんが解説席で『貴乃花!』と言ったの聞こえていました(笑)。試合に集中はしてたんですけど、それぐらい聞こえてたというか、昨日今日でSNSで『貴乃花に似ているな』のDMをたくさんいただいたので、今日も意識してみました。(貴乃花に似ているというのはOK?)そうですね。ありがたいことですね。
(戦いにくそうな展開だったが、実際に試合をしていてどうだった?)当初の予定やともっと足を使って、自分の攻撃だけ当てて、相手の攻撃をもらわないという戦い方をしようと思ってたんですけど、ちょっと足を肉離れしてしまって、あまりフットワークを使えなかったんで。ただ、自分が思ったよりパンチが見えてて、打ち合っても大丈夫かなと思ったんですけど、距離が潰れてしまって、しっかりパンチを効かすことはできなかったかなと思います。(どこが勝負のポイントだった?)今回ボクシングのスパーリングの数を増やしたので。いつも言うんですけど、蹴りだったらクルーザー級の誰にも負けないと思っているので、パンチへの対処がかなりできてきたかなと思うので、そこが勝因かなと思います。
(武道館のクルーザー級の2試合についてはどう見ている?)まず愛鷹亮選手とANIMAL☆KOJI選手の試合は、もちろん先輩の亮さんがしっかり勝つと思うんで、K-Jee選手とシナ選手も、多分K-Jee選手が勝つと思っています。(KrushにおいてトップクラスのRUI選手を倒したことで、自分の現在の位置を確認できたと思うが?)ちょっと生意気に聞こえるかもしれないですけど、僕は元々、誰にも負けるとは最初から思ってなかったので、だいぶ練習と試合とのイメージがつながってきたというか、練習通りに試合をこなせるようになってきたので、そこをもっと出せればK-Jee選手にも負けるとは思っていませんし、当初シナ選手と組まれてた試合も勝つつもりでいたので、Krushのベルトも空位だと思うので、まずそこを狙っていきたいと思います。
(前に戦ったサッタリ選手が、昨日強さを見せたが?)やっぱ強いなとは正直に思ったんですけど、いずれまたやらせていただけると思うので、その時が来るまで自分はしっかり強くなって、逆に倒したいと思います。(今後もK-1の横綱・貴乃花のイメージで行くつもり?)まだ横綱っていうレベルではなく、小結ぐらいかもしれないですけど、しっかりベルトを獲って、K-1の横綱と言ってもらえるような選手になりたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。さっきも言ったんですけど、名実ともにK-1の横綱になれるようにしっかりがんばっていきますので、これからも応援よろしくお願いします」
菅原美優、先輩KANAと共にK-1の女子を盛り上げていく!「K-1の舞台を楽しもうと思って戦った。憧れのK-1で勝つことが出来て幸せです」
K-1初出場となった第3代Krush女子アトム級王者の菅原美優は、K-1女子アトム級スーパーファイトで現役女子高校生ファイターのNOZOMIと対戦。現役王者としての力を見せつけ、NOZOMIを寄せ付けずに判定勝利を飾った。
初めての大舞台の勝利に、「やっぱ憧れの舞台でもあって凄い緊張したので、ホッとしたというか、力が抜けたというか、凄い幸せです」と、喜びの声を発した菅原。試合前は緊張していたものの、「こんな機会はもうないかもしれないと思って、楽しまなきゃ、後悔しないように試合しなきゃって思ってたんで、それが逆に変に気負いすぎないでいい方向に転がったのかなと思います」と、気持ちを切り替えられたことが勝利につながったようだ。
K-1女子の試合が注目度を増している中、「今まではKANAさんが一人でK-1の女子の道を作ってきたので、その斜め後ろぐらいに並ばせてもらって、一緒にK-1の女子を盛り上げていけたらいいなと思っています」と、Krush王者という立場になって、責任感も強くなった。まだ自身の階級である女子アトム級王座はK-1にはないが、「そこを目指してKANAさんと一緒にベルトを巻きたいです」とさらなるランクアップを誓っていた。
◆菅原美優
「昨日は凄くいい結果で終われて良かったなって思っています。(一夜明けての心境は?)凄い幸せだなと思って(笑)。やっぱ憧れの舞台でもあって凄い緊張したので、ホッとしたというか、力が抜けたというか、幸せです。(かなり緊張していたということだが、試合直後はどんな心境だった?)シルバーウルフから4選手出てて自分は2番目だったんで、凄い嬉しかったんですけど、先輩方の試合が残っていたので、ニヤニヤを抑えるのに必死でした(笑)。
(初めてのK-1のリングの感想は?)凄いワクワクしてたので、こんな機会はもうないかもしれないと思って、楽しまなきゃ、後悔しないように試合しなきゃって思ってたんで、それが逆に変に気負いすぎないでいい方向に転がったのかなと思います。(武道館の女子の試合は意識している?)意識はします。格闘技ファンとして凄いおもしろそうな試合だなと思ってて、MIO選手と山田選手はいつかやるんじゃないかなと思っていたので、よく見ます。(今後のK-1での目標は?)やっぱり、今まではKANAさんが一人でK-1の女子の道を作ってきたので、その斜め後ろぐらいに並ばせてもらって、一緒にK-1の女子を盛り上げていけたらいいなと思っています。
(KANA選手と盛り上げるためには、K-1にも自分の階級が欲しい?)そうです。押忍!(チャンピオンを狙う?)そうですね。そこを目指してKANAさんと一緒にベルトを巻きたいです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)これからも一生懸命がんばるので応援よろしくお願いします」
軍司泰斗、アマチュア時代からのライバル・椿原龍矢からK-1のベルトを奪う!「椿原選手とできるところまで勝って、タイトルマッチをやりたい」
第3試合で森坂陸とK-1フェザー級スーパーファイトを戦った軍司泰斗は、2Rに飛びヒザ蹴りを当ててダウンを奪取。KOこそできなかったものの、判定勝利を飾った。これでフェザー級転向後2連勝となった軍司は、「ガツガツ行こうかなっていうのはずっと言ってたんですけど、昨日はあまり攻められないで終わってしまった」と反省の弁。しかし「しっかりダウンを獲って勝てたのは良かったかなと思います」と、勝利できたことに対してはホッとした様子だった。
自身の一つ前の試合では同じK-1ジム総本部所属の瓦田脩二が飛びヒザ蹴りでTKO勝利。この試合を見ていたことがヒントとなり、「自分も飛びヒザを入れてみようかなと思ったら入りました」と、勝利の決め手となるダウンを森坂から奪った。「何発かいいのが当たって、結構ペースを乱されたっていうのはあったんで、そこをしっかり直していこうかなというのは今後の課題ですね」と反省も忘れない軍司だが、K-1のフェザー級王座奪取も見据えている。
昨日のメインイベントでは江川優生vs椿原龍矢がフェザー級のタイトルマッチを戦い、椿原が新王者となった。軍司は椿原とプロ・アマ通じて4度の対戦経験があり、2勝2敗とイーブンの戦績を残している。「どっちが勝ってもおかしくないっていう試合だった」と語った軍司は「自分が椿原選手とできるところまでドンドン勝っていって、タイトルマッチをやりたいなというのはありますね」と、K-1フェザー級王座に照準。「しっかりパワーをつけて、これからもKO狙っていくんで応援よろしくお願いします」と、KOの山を築き、タイトル戦線への浮上を狙う。
◆軍司泰斗
「試合前からずっとガツガツ行こうかなっていうのはずっと言ってたんですけど、昨日はあんまり攻められないで終わっちゃったので、そこは反省です。でも、しっかりダウンを取って勝てたのは良かったかなと思います。
(飛びヒザが当たっていたが、狙っていた?)狙っていたというより、自分はボディで削って、ローで削ってってやっていこうかなと思っていたんですけど、なかなか取れなくて。で、一個前の試合で(瓦田)脩二くんがヒザでTKO勝ちしてたんで、そこもしっかり見てたんで、そこで自分も飛びヒザを入れてみようかなと思ったら入りました。
(かなり落ち着いていたが余裕を持って戦えた?)そうですね。余裕もあったんですけど、何発かいいのが当たって、結構ペースを乱されたっていうのはあったんで、そこをしっかり直していこうかなというのは今後の課題ですね。(昨日のフェザー級のタイトルマッチの結果については?)じっくりは見れてはないんですけど、どっちが勝ってもおかしくないっていう試合だったんで、そこで自分が椿原選手とできるところまでドンドン勝っていって、タイトルマッチをやりたいなというのはありますね。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)これからもっと一回一回しっかりパワーをつけて、KOという形を目指しているんで、これからもKO狙っていくんで応援よろしくお願いします」
瓦田脩二、飛びヒザ蹴りで2年半越しのリベンジ達成「4つ倒すパターンを決めていた。Krushのベルトを獲って、K-1のトップ選手に挑んでいきたい」
昨日の第2試合で東本央貴との再戦に臨んだ瓦田脩二。プロ初黒星をつけられた東本ととのリマッチは、瓦田が飛びヒザ蹴りで東本の左目の上をザックリと切り裂き、戦闘不能に追い込んでドクターストップでTKO勝ち。2年半前の判定負けを喫した東本にリベンジを果たした。
会心の勝利を飾った瓦田は、最後のヒザ蹴りについて「アッパーボディが二回入ったときにアゴが下がったのが見えて、その瞬間に跳んだら当たった」。今後については以前から口にしているようにKrushのベルトに目標を定め「K-1のトップのゴンナパー選手、卜部功也選手、朝久選手に挑戦できるようなレベルにいきたい」と、その展望を語った。
◆瓦田脩二
「昨日は応援ありがとうございました。今回、K’FESTAで注目されるカードが多い中、こうやって自分を選んでくれたんで、KOして恩返ししたいなと思っていました。KOで勝つことができてよかったなと思っています。
(ヒザ蹴りは狙っていた?)そうですね。4つパターンを決めていて、その中の一つがヒザ蹴りで。アッパーボディを練習してたんですけど、アッパーボディが二回入ったときにアゴが下がったのが見えたんで、その瞬間に跳んだら当たったという感じです。
(以前負けた相手にリベンジできたことについては?)試合前にもお話したんですけど、リベンジマッチで判定勝ちするのは自分の中でもスッキリしないと思ったんで、KOで終われてよかったなと思ってます。
(以前、Krushのタイトルを目標にしてると発言していたが、現在の思いは?)5連勝して、Krushのベルトに挑戦できるかなと思っていて。Krushのベルトを獲ったあとに、K-1のトップでやってるゴンナパー選手とか、卜部功也選手とか、朝久選手に、挑戦できるようなレベルに自分がいければなって思ってます。
(ファンにメッセージを)昨日は応援ありがとうございました。もっともっと成長して、KOもっと見せられるようにがんばりますので、これからもぜひ応援よろしくお願いします」
神保克哉、新階級への道を俺が創る!「とりあえずバンバン試合して、新階級を作りたい。オファー待ってます」
昨日の第1試合に登場した神保克哉は-75kg契約のスーパーファイトでジュリオ・セザール・モリと対戦。1Rから両者は一進一退の打ち合いを展開。2Rには足を止めての打ち合いとなり、3R終盤に神保が右ストレート・右ハイをヒットし、判定3-0で勝利。タフな乱打戦を制した。
今回、75kgでの試合にパワー不足を感じたという神保は「KOできなかったのがかなり悔しい」と試合を振り返った。しかし、自分に適した新階級の創設を目指すことをあらためて宣言すると、「とりあえずバンバン試合したいんで、すぐにオファー待ってます」と血気盛んな姿勢を見せた。
◆神保克哉
「本当は昨日は豪快に倒して『来週の武道館もよろしく!』とかデカいこと言いたかったんですけど、相手も思った以上にタフで、ちょっと自分の中で反省してます。(今回、75kgで試合に臨んだ感想は?)やってみて思ったんですけど、ちょっとパワーが足りなかったかなって思ってますね。
(KOできなかったのは悔しい?)そうですね、かなり悔しくて。裏で対戦相手の選手に会ったんですけど、けっこう平気な顔をしてたんで、ちょっとアセりましたね。(今後、体重を含めての目標は?)自分は70kg以上~80kg以下で試合できるんで、その中で階級を見つけて。新階級を作りたいのはいまでも思ってるんで。とりあえずバンバン試合して、新階級作りたいと思ってます。(ファンにメッセージを)すぐにオファー待ってます。応援よろしくお願いします」