Krush 5.17 後楽園ホール:女子フライ級王者・KANA、豪州のムエタイ5冠王との防衛戦は「カウンターを使って技術で倒したい」
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Krush.88(5月17日(木) 後楽園ホール)でのKrush女子フライ級タイトルマッチで挑戦者キム・タウンセンド(タウンゼント)と対戦する王者・KANAが4月18日、東京・三軒茶屋のK-1ジム・シルバーウルフで公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP/写真(C)Good Loser )
大宮司進トレーナーのミットめがけパンチ、ミドル、ヒザと多彩な攻撃を打ち込んでいったKANA。「K’FESTA.1」3.21さいたま大会から約2カ月と短い試合間隔での試合になるが、それは「希望通り」だという。
「(K-1では)求めている勝ち方ができなかったので、すぐに試合がしたかったです。試合ごとに相手も強くなってますし、それでも倒さないといけない。前回はそこが引っかかってますね。今回はKOで終わらせたい」
いわば今回の防衛戦は、K-1での悔しさを“倒す”ことで払拭し、自身の課題をクリアするための試合だ。挑戦者のタウンセンドはオーストラリアの選手で、ムエタイ系のタイトルを5つ獲得。31戦23勝(2KO)8敗というキャリアを持っている。KOこそ少ないものの、圧力とムエタイのテクニック、そして豊富なキャリアはKANAにとって厄介だろう。
「(タウンセンドは)キャリアが長いので、いろんな引き出しがあると思います。蹴りが多彩なので、ハイキックなどを狙われないようにしたい。自分のペースで闘いたいです」とKANA。やりやすい相手かやりにくい相手かは「当日、やってみないと分からない」としたが「戦績が多い相手を倒せば自分のレベルアップにもつながると思います」と、あくまでKOを狙う。
KO勝利を目指すにあたって大事にしていることは「まっすぐをしっかり打ちたい」ということ。「前回の試合でも終盤、力任せになってしまったので。それが次の課題ですね」というKANAは「今までパンチのカウンターで倒したことがないので、そういう技術的なところを使って倒したい」という目標も掲げた。
昨年に続き、8月開催の名古屋大会にも出場が決まっているKANA。「去年はチャンピオンとして出場できなかったので。今年はベルトを持って出たいですね」という思いもあるそうだ。外国人相手にも確実に倒せる力を見せつけることができるか、自分に成長を課すための防衛戦となる。
「防衛戦のプレッシャーだけでなくメインで大会を締めくくる責任もあります。それを力に変えて、最高の状態で最高の勝ち方で終わらせたい」。チャンピオンとして、女子を牽引する立場として、KOで成長の証を見せられるか。期待の大きいタイトルマッチだ。
対戦カード
Krush女子フライ級(-50kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム・シルバーウルフ/王者)※初防衛戦
キム・タウンゼント [タウンセンド/Kim Townsend](オーストラリア/ダブルダース・オーストラリア/挑戦者、ムエタイWKN 50.5kg・IKBF 50kg・WMC 50.8kg 53kg豪州王者、WMC 52kg オセアニア王者)
Krushスーパー・ライト級(-65kg)次期挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
スーパー・バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)
桝本“ゴリ”翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
大岩翔大(チームYMC栃木)
スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
友尊(TEAM K/元NJKF王者)
スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
寺崎直樹(Booch Beat/元王者)
松下大紀(NPO JEFA)
ライト級(-62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
“バズーカ”巧樹(菅原道場)
スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
川口拓真(K-1ジム総本部チームペガサス)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
愛鷹 亮(力道場静岡/Bigbangヘビー級王者)
杉本 仁(K-1ジム・シルバーウルフ)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジムFUKUOKA)
小西拓槙(クロスポイント吉祥寺/ISKAオリエンタルルール・インターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者)
ウェルター級(-67.5kg) 3分3R(延長1R)
峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園’17 -65kg準優勝)
ライト級(62.5kg) 3分3R
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
鈴木孝司(K-1ジム蒲田チームキングス)
スーパー・フェザー級(60.0kg) 3分3R
谷中蒼空(ドージョー☆シャカリキ)
向井貫太(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
フェザー級(-57.5kg) 3分3R
渡辺 武(Booch Beat)
安達元貴(K-1ジム・シルバーウルフ)
概要
日程 2018年5月17日(木) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(5月23日(水)18:00~22:30)
チケット料金 SRS席15,000円 RS席9,000円 S席7,000円 A席5,000円
※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 K-1.SHOP チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) グッドルーザー(電話予約)
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/