K-1 1.24 代々木第一体育館:篠原悠人「ゴンナパーにリベンジしたい。そのためには爆発力も必要」、山田真子「MIO選手にはビジュアルで盛り上げてもらって、私は実力で成り上がる」、実方宏介「京太郎選手、蹴り倒すから覚悟しておけ」
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K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4~(1月24日(日) 代々木競技場第一体育館)に出場する篠原悠人、山田真子、実方宏介が公開練習を行った。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真:(C)K-1)
篠原悠人、かつての爆発力と勢いを取り戻して西京佑馬に勝つ!「テクニック対決の中でも爆発力を見せてKOで勝ちたい」
大阪・正道会館にて、1月24日(日)「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」の[スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]で西京佑馬と対戦する篠原悠人が公開練習を行なった。
3年連続での出場となった今年9月のK-1大阪大会で、篠原は元K-1ライト級王者の卜部功也と対戦。ダウンを奪い、奪われの激戦を繰り広げるも、延長の末に判定で敗れた。
「卜部選手はもともと60kgの選手だったのでスピードは今までで一番感じたし、試合運びだったり色んな事を学ばせてもらって良い経験になりました」という篠原は「自分としては卜部選手に勝って林(健太)vsゴンナパー(・ウィラサクレッ)の勝者に挑戦したかったというのはあるんですけど、負けてしまったので、また一から自分の価値を高めていかないといけないと思っています」と功也戦を振り返る。
7月のゴンナパー戦に続き、キャリア初の連敗を喫した篠原だが「初めての連敗で落ち込んだ部分もあるし、色々と考えることが多かった一年ではあるんですけど、マイナスに捉えすぎても良くないと思うので、反省を生かして2021年に活躍したい」と、気持ちはすでに前を向いている。プロキャリアも18戦を数え「試合をやっていくにつれて、良くも悪くも試合運びやペース配分を考えてしまう部分がある。最初の頃は何も考えてなくて勢いだけでやってたんですけど、それなりに良さもあったと思う。初心に帰るじゃないですけど、そういう部分も大事にしていきたい」とデビュー当初の勢いや大胆さを取り戻すことも必要だと考えている。
そのうえで連敗脱出のために意識した取り組みが自身の得意とするカウンターを活かす戦い方だ。「最近の自分の試合を見ていると、自分はカウンタータイプなので試合を通して見るとどうしても印象が悪くなってしまう。もっとプレッシャーをかけながらカウンターを取るというスタイルに変えていかないといけない。判定でも見栄えがいいというか、なおかつKOできるっていうスタイルをもうちょっと確立していかないと、と思っています」と新たなファイトスタイルを確立している最中だ。
再起を誓う篠原が今回対戦するのは、自身と同じくK-1甲子園&Krush王座の戴冠歴を持つ西京佑馬。篠原は「アマチュアからやってきた選手らしく、しっかり土台ができている。K-1甲子園とKrushを獲って、という経歴も同じでなんですけど、タイプ的にもパンチ・ボクシングテクニックがあって距離感もいいという部分では似ていると思う。その分やりやすいかなと思います」と西京は相性がいい相手だと分析している。
この試合は周囲から“テクニック対決”とも謳われる一戦で「テクニシャン対決の中でもKOをお客さんは見たいと思うので、テクニックのなかでも爆発力がある場面を見せられたらと思います」と篠原。「僕はスーパーライト級から落としたライト級で、西京選手はスーパー・フェザー級から上げてきたライト級。そういう部分でも身体のプレッシャーや圧力をかけられると思うので、そこで差を見せていきたい」とパワー・フィジカルのアドバンテージも使った試合を見せるつもりだ。
12月のK-1両国大会では、篠原が目指すK-1ライト級のベルトをゴンナパーが林から奪取。ゴンナパーとの対戦経験のある篠原は「ゴンナパーの作戦は予想どおり。僕とやった時は、僕が出入りを使うのでインローをあまり蹴ってこなかったんですけど、林選手はプレッシャーをかけるスタイルなので、ゴンナパーはインローを蹴っていた。ちゃんと相手のスタイルを見て試合をしていると感じた内容でしたね」とゴンナパーの戦いぶりを振り返る。
篠原自身「ゴンナパーにリベンジしたいと思っているし、そのためには爆発力も必要でパンチで見せ場を作らないといけない。今回の試合でしっかりその爆発力や昔の勢いを出しつつ、テクニックを見せたいと思っているので、しっかり西京選手をKOしたい」と西京戦をクリアして、ゴンナパーへのリベンジにつなげるつもりだ。かつての勢いとこれまでの経験を武器に、連敗脱出そしてゴンナパーへのリベンジへ篠原が動き出す。
山田真子、MIOとのK-1女子注目の一戦に燃える!「私は実力で成り上がる。今回も絶対に負けない」
福岡・キックボクシングジムKINGSにて、1月24日(日)「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」の[スーパーファイト/女子-46kg契約/3分3R・延長1R]でMIOと対戦する山田真子が公開練習を行なった。
元ボクシング&キックボクシング王者にしてプロ無敗の山田は昨年11月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。その初戦となったKrush後楽園ではMOEを下し、11月のK-1福岡大会では優に勝利して、プロ無敗街道を突き進んでいる。
優との一戦を「優選手とは一緒に練習したこともあって。、計量でもお互い笑ったり、リングの上でもリラックスして試合ができました。自分自身、最初は少し動きが固かったんですけど、見せ場を作ることができたし、反省点も見つかって、プラスもあり、マイナスもありという試合でした」と振り返った山田。「一戦目より二戦目の方が動けていたと思います。でもまだ完ぺきではないので、これからしっかり仕上げていきます」と試合を重ねるごとに手ごたえを感じている。
山田は福岡県糸島市のジムに所属して活動を続けている。前回の福岡大会に出場したことで「地元のテレビや新聞にも取り上げてもらって、K-1に出たことで知名度が上がっていると思いました」という。首都圏のジムに比べてスパーリングパートナーなどの面で恵まれてない部分もあるが、山田は「強くなるために必要なものは環境じゃなくて自分自身だと思います」と断言する。
「確かに東京と福岡では周りにいるプロ選手の数は違うかもしれませんが、練習内容はそれほど変わらないと思います。私はトレーナーさんや出稽古先で教わったことをノートに書いて、いつでも見返せるようにして練習しています。そうやって一人で練習するときも反復練習を続けて、一回一回の練習を意識を高く持ってやっています。強くなるために必要なものは環境じゃなくて自分自身。そうやって自分の意識を高めながらできることを全力でやれば強くなれると思います」
対戦相手のMIOと山田は同世代(山田=1994年生まれ、MIO=1995年生まれ)。お互い長く格闘技界で活躍し「MIO選手が色々とメディアに取り上げられているのを見て、活躍している女子格闘家の一人という感じで認識していました」という一方「お互いやっている競技が違っていたので意識することはなかったし、交わることはないと思っていました」と戦う相手として見たことはなかったという。
そのMIOとK-1のリングで拳を交えることになった山田だが「とにかく私は決まっている試合をしっかり勝つだけ。そうすればもっと上の選手とマッチメイクしてもらえると思うので、MIO選手に勝つことが今の目標です」と目の前の試合に勝つことに集中している。
今後の目標については「K-1の女子選手としてK-1を盛り上げたい」と語り「またK-1福岡大会を実現させて『山田真子が出るんだったら見に行こう!』と思ってもらえるよう、一戦一戦自分を出して勝っていきたい」と2年連続となるK-1福岡大会の野望を口にした。
K-1女子注目の一戦に向けて「MIO選手は可愛いと言われていて、実際に可愛くてファンも多いと思います。MIO選手にはビジュアル的な部分で盛り上げてもらって、私は実力で成り上がっていきます。今回も絶対に負けません」と語った山田。その言葉通り、自らの拳で勝利と夢を掴むことができるか?
実方宏介、K-1復帰・京太郎の挑発に怒りを露わ!「記者会見でバカにされて腹が立った。蹴り倒すから覚悟しておけ」
真樹ジムAICHIにて、1月24日(日)国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」の[スーパーファイト/K-1ヘビー級/3分3R・延長1R]で京太郎と対戦する実方宏介が公開練習を行った。
これまでBigbangを主戦場に戦い、現在は同団体のヘビー級王者でもある実方。“K-1年間最大のビッグマッチ”「K’FESTA.4」でのK-1デビューが決まり「今のK-1は軽・中量級が盛り上がっていますが、僕がK-1に出ることでヘビー級を盛り上げたい。(周囲の反響は?)記者会見が終わってSNSのフォロワーが増えたり、地元の友達が記事を色々とアップしてくれていたり、K-1の反響の凄さを実感しています」と話す。
実方はヘビー級のなかでは珍しいムエタイ系のファイターで、左ミドルをはじめとする蹴り技を得意にしている。父が真樹ジムAICHIの会長を務め「物心がついた頃から空手やムエタイをやっていた」という実方は「ジムにはタイ人の先生がたくさんいて、ずっとタイ人に教わっているので、僕のムエタイテクニックは長年培ってきたもの。僕はヘビー級でもムエタイのテクニックを持っているし、同じ階級だったら蹴りのスピードでは誰にも負けません」とムエタイ仕込みの蹴りには絶対の自信を持っている。公開練習でもパワフルかつスピーディな蹴りを次々と繰り出し、ジムに快音をとどろかせた。
実方が対戦する京太郎は前体制のK-1でヘビー級王者となり、プロボクシングでも活躍。今大会で約10年ぶりのK-1復帰を果たす。実方自身「僕が小学生だった頃、地上波のゴールデンタイムで放送していた時代のK-1から活躍していた選手。外国人選手と戦う日本人としてリスペクトしていた」と語る。しかし京太郎がカード発表記者会見で実方の顔がプリントされたお面や「太り過ぎはダメよ」と書かれたTシャツを着て挑発したことに話題が及ぶと、実方の表情は一変。「散々おちょくられて、正直あれには腹が立った。試合になったらぶっ飛ばす」と怒りを露わにした。
「正直、記者会見の京太郎選手には腹が立ちしたね。あれだけ馬鹿にされたんで。まあ自分がK-1初参戦で、名前がある京太郎選手がああやって自分の名前を売ってくれたことには“ありがとう”って感じですけど、舐めているのも今のうちだぞと思います。
K-1とボクシングは全然違うし、京太郎選手はK-1ルールが10年ぶりですよね? 僕はプロキャリアが4~5年ですけど、京太郎選手がブランクを作っている間に京太郎選手を越えるような戦いをやってきたんで、全然問題ないと思っています。京太郎選手は会見で『蹴らない』とか言ってましたけど、SNSではローキックも練習してたんで、蹴ってくるんだったら蹴って来いって感じです。そっちが蹴る前に僕が蹴り倒すんで覚悟しておけ、と。僕の蹴りをかわしたり、カットできるように頑張ってください。
SNS上では9割がた実方不利と言われていますが、1%でも僕の勝ちを信じてくれている人がいるなら、その人たちを裏切りたくないし、勝つイメージはできています。会見で散々おちょくられたんで、試合をやるうえでリスペクトはないし、胸を借りるつもりもない。ただただ僕が京太郎選手をぶっ飛ばします」
実方のK-1における野望はヘビー級の活性化だ。「ヘビー級=実方としてK-1でも名前を売っていきたいし、K-1ヘビー級の頂点を目指して駆け上がりたい」と語る実方は「今はクルーザー級に転向する選手も多いですが、僕はビッグネームの京太郎選手をしっかり倒して、ロエル・マナート選手が持つベルトに挑戦したい」とヘビー級のベルトを虎視眈々と狙っている。
最後に「京太郎選手というビッグネームとやらせていただくことになったんで、しっかりビッグネームを食ってやろうと思います。実方宏介を目に焼き付けといてください」とファンにメッセージを送った実方。K-1ヘビー級どんなビッグインパクトを残すか?
対戦カード
K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元スーパー・バンタム級&フェザー級王者)※2度目の防衛
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/挑戦者、Krush王者)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(team ALL-WIN/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
京太郎(フリー/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)※藤本京太郎 改め。角海老宝石ボクシングジムから所属変更
実方宏介(真樹ジムAICHI/Bigbangヘビー級王者)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM/元K-1 WORLD GPクルーザー級王者)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
日本vsタイ・5対5・大将戦 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)
ヨードクンポン・シットモンチャイ[Yodkhunpon Sitmonchai](タイ/シットモンチャイジム/TOPKING WORLD SERIES 70kg級王者)
日本vsタイ・5対5・副将戦 56kg契約 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
デンサヤーム・アユタヤファイトジム(タイ/アユタヤファイトジム/タイTrue4U CPトーナメント バンタム級 2018-2019優勝)
日本vsタイ・5対5・中堅戦 71kg契約 3分3R(延長1R)
藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ガムライペット・パーンイーシップホック[Kamlaiphet Pran26](タイ/パーン26ジム)
日本vsタイ・5対5・次鋒戦 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
ペッシーニン・ソー・プアントーン[Petchseenil Sor.Puangthong](タイ/ソー・プアントーンジム/IFMA世界&ナーイカノムトム・ムエタイ女子ミニマム級王者)
日本vsタイ・5対5・先鋒戦 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
ジャオスアヤイ・ソー・デッチャパン(タイ/ソー・デッチャパンジム/第3代K-1フェザー級王座決定トーナメント2019準優勝、タイBBTVフェザー級8位)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krush王者、K-1第2代同級王座決定トーナメント2017準優勝)
松下大紀(BELIEVE MAN)※K-1ジム川口TEAM SIRIUSから所属変更
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーバンタム級王者)
女子46kg契約 3分3R(延長1R)
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級(48kg)王者)
山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
弘輝(team ALL-WIN)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019・2020 -65kg優勝)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
横山朋哉(リーブルロア)
【プレリミナリーファイト】
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
利川和希(K-1ジム五反田チームキングス)
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2018 -60kg優勝)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)
清水卓馬(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
女子ミニマム級(48kg) 2分3R
ケイト・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
REONA(RIOT GYM)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
倉崎昌史(GET OVER)
髙橋直輝(若獅子会館)
ライト級(62.5kg) 3分3R
羽鳥 仁(TEAM BARD)※ポンムエタイジムから所属変更
三宅祐弥(team ALL-WIN)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4~
日時 2021年1月24日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00(予定)
会場 国立代々木競技場第一体育館
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送 1月24日(日)16:00~21:00/再放送 1月29日(金)18:00~25:30)
チケット料金 ロイヤルシート(特典付き) 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円(完売) スタンドS 18,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 8,000円 ※武尊応援シート、レオナ応援シート(スタンドB以外)も販売。武尊vsレオナ ポスターVer.のクリアファイル付き
チケット販売 K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/