K-1 9.22 エディオンアリーナ大阪:計量クリア、安保瑠輝也「僕はまだまだこれから上に行く男。その差を見せつける」、山崎秀晃「K-1で生きた証を残す」
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9月21日(月・祝)、開催を明日に控えた「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~」エディオンアリーナ大阪大会の前日計量と記者会見が行われた。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C) K-1)(各選手コメント全文はK-1公式サイトをご覧ください)
スーパー・ライト級王者・安保瑠輝也「僕はまだまだこれから上に行く男。その差を見せつけてやりたい」vs挑戦者・山崎秀晃「この試合は自分の集大成。K-1で生きた証を残す」
会見の最後に登場したのは、メインイベントでK-1スーパー・ライト級タイトルマッチを戦う王者の安保瑠輝也と、挑戦者の山崎秀晃。揃って登壇した2人は、決戦を前にした心境を語った。
安保と山崎は2018年12月8日に、今回と場所も同じ、K-1エディオンアリーナ大阪大会でのスーパーファイトで対戦。その年の「K-1 AWARDS 2018」の年間ベストバウト賞を受賞する程の激闘を展開し、試合では安保が勝利した。その後、安保はK-1スーパー・ライト級王座をゲーオ・ウィラサクレックから奪取。ゲーオとのリマッチにも勝利し初防衛を飾ると、今年の3.22「K’FESTA.3」でも不可思を破って、2度目の防衛に成功している。その間、山崎も4連勝、しかもここ3試合は全てKO勝ちという実績を残した。その両者が、今度はK-1スーパー・ライト級王座を懸けて、同じ大阪の舞台で相まみえることになった。
キャリア10年を超えるベテランの山崎は、今回のタイトルマッチに対し、改めて「集大成だと思っています」と、並々ならぬ気持ちで挑むことを表明。しかし、ただ挑戦するだけで終わるつもりもなく、「試合が決まったからおめでとうとかじゃなくて、勝ってなんぼ。しっかり結果を出して、K-1で生きた証を残したいと思います」と、悲願のK-1王座獲得に向けて、さらに気持ちを高めていた。
一方、これを迎え撃つ王者の安保だが、「僕はまだまだこれから上に行く男なんでその差を見せつけてやりたい」と、相変わらずの強気のコメント。ゲーオに2連勝したことが、「今となっては大きな財産になりました」と自信になっているようで、山崎のここ3試合での3連続KOという結果についても、「対戦相手のレベルが違うんで、それはできて当たり前。自分のほうが一歩も二歩も上に行っている」と、バッサリと切り捨ててみせた。王者になったことで得た自信は、試合直前となっても揺るがない。「山崎選手は2年前と何も変わってないと思いますね。僕は強くなっているんで、その差を見せつけます」と、圧倒しての勝利を予告していた。
江川優生「大阪を江川色に染める」vs椿原龍矢「番狂わせと言ったら椿原」
MIOvs高梨knuckle美穂は未来の奪い合い
復帰に向けて滾る卜部功也に篠原悠人は「覚悟を決めて勝ちに行く」
昨年、K-1フェザー級王座を獲得した江川優生は、怪我で3.22「K’FESTA.3」を欠場したことで、今回が王者としての初陣。地元・関西を拠点として活動する椿原龍矢と、-58kg契約のスーパーファイトで対戦することになった。試合を前に江川は、「本当に久々の試合なんでワクワクしています」と、約10カ月ぶりの試合を前に武者震い。アウェイの環境での試合となるが、「大阪の会場を江川の色に染めてやろうと思っています」と力強く語った。また、K-1参戦が発表された才賀紀左衛門から、名前を出されたことについても、「まず俺までたどり着けるのかな」とバッサリ。王者としての余裕を漂わせていた。
対する椿原は、「格闘技人生の中で最強の対戦相手なんで、その最強の選手を倒して、僕が最強になったろうと思っています」と、試合を前に気合い満々。チャンピオンを前に臆することなく、「番狂わせと言ったら、椿原やなというような試合をしようと思っている」と、下馬評を覆すことを宣言した。
今大会で組まれたMIOvs高梨knuckle美穂の女子ミニマム級スーパーファイトは、1年前の8.24大阪大会で参戦が発表されたMIOのK-1初参戦ということで注目が集まっている。これが1年7カ月ぶりの試合となるMIOだが、「感謝の気持ちを込めて、明日は戦いたい」とコメント。初のK-1ルールの試合に対しても、「KRESTでずっと練習していたので、不安要素はほぼない」と自信たっぷり。高梨から、「全てを奪ってやろうと思っています」と言われても、「私はK-1のデビュー戦なので逆に奪ってやろうと思っています」と切り返すなど、気の強さも見せていた。
一方、自身もK-1のリングは初めてながら、Krushで女子アトム級王座を獲得するなど、順調にスターダムを駆け上がっている高梨は「ぶっ倒してやります」と堂々とKO宣言。「パンチだけじゃなくて他でも倒せると思っているんで、いろんなイメージしています」と、初の大舞台にも臆することなく自信を見せていた。
昨年の7.21「Krush.103」でジュー・シュアイに敗れて以来、1年2カ月ぶりの試合となる卜部功也は、篠原悠人と-63.5kg契約のスーパーファイトで対戦。K-1ライト級王座から陥落し、2連敗中と、この試合に再起を懸けるが、「いい練習できたんで、久々の試合を楽しみたいと思っています」と気負っている様子はない。「本当にめちゃくちゃ練習したんで、仕上がりはいいですね」と充実した練習に取り組めたようで、「試合前はスイッチが入りますし、最後のスパーでもいい殺気が入ったスパーができたんで、また戻れると思っています」と、久々の試合で復活を誓う。
対する篠原は、約3カ月前の6.28「Krush.113」で、ゴンナパー・ウィラサクレックのKrushライト級王座に挑戦し敗れたばかり。しかし、今回の功也との試合に対しては、「格闘技人生の中でもめちゃ重要な試合になると思うので、覚悟を決めて勝ちに行きます」と、気持ちは乗っている。当初はキャリアの中でも最強の相手とも言える功也との試合が決まっても実感が湧かなかったと語っていたが、「対策していくうちに実感も出てきて、コーチと練習している中で勝機もあるし、勝つ部分もあるんで、そこを最大限に試合に活かせたらと思っています」とコメント。練習の中で掴んだ勝機で、大物食いを狙う。
和島大海「ムエタイ戦士に蹴り勝ちたい」vsラーシーシン「自分のスタイルは崩さない」
不可思「またタイトルを狙いに行く」vs平山迅「明日の一戦がすべて」
加藤久輝と杉本仁はともに豪快KO宣言
今年の3.22「K’FESTA.3」さいたまアリーナ大会で行われたK-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントで準優勝という実績を残した和島大海は、ムエタイ戦士のラーシーシン・ウィラサクレックとスーパーファイトで対戦。昨年の11.16「Krush.108」以来の地元・大阪での試合に「めちゃくちゃ気合いが入っている」という和島は、「相手がタイ人の選手ということで蹴りは強いと思うんですけど、それに蹴り勝つというか、蹴り合いをして勝ちたい」と、相手の得意な土俵で勝利することを宣言。対するラーシーシンは、ゲーオ、ゴンナパーに続くウィラサクレックジム第3の男として、今大会でK-1デビューを飾るが、「K-1のルールに合わせて戦えるようにきっちり練習してきた。自分のスタイルを崩さないように、明日は戦いたい」と、静かに闘志を燃やしていた。
今大会で安保瑠輝也と山崎秀晃のタイトルマッチが行われるK-1スーパーライト級のスーパーファイトで戦うのが不可思と平山迅だ。3.22「K’FESTA.3」で瑠輝也に敗れ王座奪取を逃した不可思だが、新たな練習環境でK-1への適応度を高めてきた。「3月のタイトルマッチが30%ぐらいの適応度だとしたら、今は80%ぐらい」と、レベルアップしたことを実感し、平山との決戦に向かう。「またタイトルを狙いに行くので、タイトルマッチの行方は、もちろん注目しています」と、その先には一度は逃したスーパー・ライト級のベルトも見据えているようだ。一方の平山は「まずはこの一戦を自分の中では大事に思っている。その先というよりもまずこの一戦。まず明日の一戦がすべてですね」と、目前の試合に集中。不可思とは対象的なコメントを残していた。
また、今大会で唯一の重量級の試合となるのが、加藤久輝vs杉本仁のK-1クルーザー級のスーパーファイト。重量級の試合ということで、やはり期待されるのが迫力あるKOシーンだ。これに関しては両者とも意見が一致。加藤が、「クルーザー級の売りは判定なし。明日はいつも通り、KOを狙って倒しに行きたいと思います」と宣言すれば、杉本も「他の階級では見せられないようなKOというか、倒し合いをしたいと思います」と望むところ。「自分は国内で一番力のあるサウスポーだと思っているので、左手で倒したい」(加藤)、「わかりやすい一発で倒れるようなKOをしたい」(杉本)と互いに譲らず、KO必至の試合をすることを予告していた。
朝久泰央vs弘輝は意外な和みモード?
初スーパーファイト対決は瓦田脩二「心境はいつもと変わらない」vsSEIYA「今までにない姿を見せる」
TETSUvs西元也史・近藤拳成vs泰斗はKO予告で大阪大会に火をつける
今年の3.22「K’FESTA.3」さいたまアリーナ大会では試合4日前のオファーだったにも関わらず、現ライト級王者・林健太をスーパーファイトで下す金星を挙げた朝久泰央。今大会では今回がK-1 JAPAN GROUP2戦目の弘輝と対戦する。計量後にバチバチのにらみ合いを繰り広げた両者だが、会見では弘輝が「しゃべり方がかわいい」と予想外のコメントを残し、朝久も「かわいいはありがとうございます」と返して場を和ませた。
初スーパーファイト同士の対戦となる瓦田脩二とSEIYAは「前回のKrushの試合と心境としては何も変わらない」(瓦田)、「今までに見せなかった部分を見せたい」(SEIYA)と対照的なコメント。
スピードのTETSUvsパワーの西元也史と見られる第2試合は「スピードの僕がKOで勝つ」(TETSU)、「画面からも伝わるKOを見せる」(西元)と話す。
半年ぶりの再開となる大会の第1試合で対戦する近藤拳成と泰斗は共に「第1試合として大会に火を点ける」(近藤)「第1試合なんで激しい試合をしたい」(泰斗)と呼応した。
対戦カード
【本戦】
第11試合 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(team ALL-WIN/王者)※3度目の防衛戦
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元Krushスーパー・ライト級(65kg)&ライト級
(63kg)王者)
第10試合 58kg契約 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)王者、元Krush王者)
椿原龍矢(月心会チーム侍/K-1甲子園2017 -55kg優勝)
スペシャルエキシビションマッチ
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1スーパー・フェザー級(60kg)王者)
才賀紀左衛門(フリー)
第9試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング(SB)日本女子ミニマム級(48kg)王者、SB Girls S-cup 48kgアジアトーナメント2016優勝)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
第8試合 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)&スーパー・フェザー級(60kg)王者)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
~休憩~
第7試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍)
ラーシーシン・ウィラサクレック[Raseasing Weerasakreck](タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF世界ウェルター級王者)
第6試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
第5試合 クルーザー級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
加藤久輝(ALIVE/元HEAT総合ルール・ミドル級(83.9kg)王者)
杉本 仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場)
弘輝(team ALL-WIN)
第3試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
SEIYA(MAD MAX GYM)
第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
近藤拳成(大成会館)
泰斗(韓国/LEOPARD GYM)
【プレリミナリーファイト】
第5試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
三井大揮(WIZARDキックボクシングジム)
第4試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
髙橋直輝(若獅子会館)
石田龍大(拳心會館/K-1甲子園2019 -60kg優勝)
第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
山脇魁斗(K-1ジム心斎橋レパード)
立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
梨緒弥(若獅子会館 MATSUBARA/K-1カレッジ2019 -65kg優勝)
永井卓海(team ALL-WIN)
第1試合 53kg契約 3分3R
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1甲子園2019 -55kg優勝)
豊田優輝(B.W/K-1カレッジ2019 -60kg優勝)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~ K-1秋の大阪決戦 ~
日時 2020年9月22日(火/祝) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・13:30 開始・15:00
会場 エディオンアリーナ大阪
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(9月26日(土) 11:00~17:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS席 35,000円 アリーナS 18,000円(完売) スタンドS 18,000円 スタンドA 10,000円(完売) ※当日500円増し。12時より販売 ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、、K-1.SHOP グッドルーザー(電話予約) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー Tel.03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/