Krush 7.21 後楽園ホール:前日計量クリア、レオナ・ペタス「大岩選手の攻撃をスカすことに全てを懸けている」、大岩龍矢「自分は当たっても倒れません」
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Krush.115(7月21日(火)後楽園ホール)の公式計量が20日午後1時より東京都新宿区のGENスポーツパレスで行われ、全出場選手が1回目の計量でクリアした。計量後の記者会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真: (C)K-1)
スーパー・フェザー級王者・レオナ・ペタス「Krushのベルトを兄弟で巻いて、Krushを僕たちのリングにしたい」vs挑戦者・大岩龍矢「ベルトを獲りたい、巻きたい。それ以外ない」
メインイベントでKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチを戦う王者レオナ・ペタスと挑戦者・大岩龍矢は会見前に調印式を行ない、それぞれ意気込みを述べた。
今回のタイトルマッチは、会見に同席したKrush Evangelistの石川直生さんも「駆け引き抜きの技術と想いが爆発する素晴らしいタイトルマッチになる」と期待を寄せる一戦だ。
その石川さんに「負ける姿が想像できない」と評された王者のレオナは、今年の3.22「K’FESTA.3」では、前K-1フェザー級王者の村越優汰にもKO勝利。K-1スーパー・フェザー級王者の武尊にも挑戦を表明するなど、絶好調の中での2度目の防衛戦だ。
またレオナは弟の加藤虎於奈が8月29日(土)「Krush.116」後楽園ホール大会で、第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントにエントリーされていることもあり、「Krushのベルトを兄弟で巻いて、Krushを僕たちのリングにしたい」と、今回の防衛戦に懸ける想いは強い。
また亡き母親の墓前でも防衛を誓い、「思ったことは100パーセント思い通りにしないと気がすまないタイプ。思い通りにしようかなって思っています」と、改めて王座防衛を力強く宣言していた。
一方、挑戦者となる大岩は今回が3度目のタイトルマッチ。昨年は8.24K-1大阪大会でメインイベントを飾り、年末の12.28K-1名古屋大会ではスタウロス・エグザコスティディスにも勝利するなど、着実にステップアップ。今回のレオナとのタイトルマッチでは、三度目の正直でのベルト戴冠を狙っている。「獲りたい、巻きたい。それ以外ない」とベルトへの想いを語った大岩は、レオナに対して「当てれば倒れる選手だと思っています。自分は当たっても倒れません」と豪語。「前に出るだけじゃなくていろいろと準備してきたんで、そういうのが見せられたらいい」と、レオナ攻略に自信を見せていた。
◆大岩龍矢
「対戦誓約書へのサインも今回で3回目になるんですけど、毎回書く瞬間は凄い気持ちになります。でも今回は今まで以上にスムーズに書くことができました。自分はやることをやってきたんで、それをしっかり明日見せるだけです。本当に試合が楽しみだなって感じです。(タイトルマッチを明日に控えた心境は?)ずっとベルトを見て、僕はずっとがんばってきたので、ベルトを巻くという夢が明日叶うということで楽しみですね。ちょっと前まではいろんな不安もあったんですけど、そういう気持ちもトレーニングで調整できて、今は楽しみっていう気持ちだけです。
(お互いにベルトへの想いは強いと思うが、今ベルトに対してはどんなことを思っている?)ベルトに対する想いは本当獲りたい、巻きたい。それ以外ないですね、今は。必ずベルトを自分の腰に巻くという想いを、試合決まってから思ってきたんで、それしかないです。(K-1チャンピオンたちがこの試合を予想をしていたが、もしそれを見ていたら感想は?)まあ、楽しかったです。楽しかったっていうか、面白く見ていました。結構みんな僕が同じような展開に持っていくイメージがあるみたいですが、僕も前に出るだけじゃなくて色々と準備してきたんで、それを見せられたらいいなと思っています。
(パンチへの攻防が見どころだと思うが、お互いのパンチ力への印象は?)レオナ選手とは初めてやるんで、どのくらい拳が硬いのか? 実際のリングに立って感じたいなと思っています。(お互いダウンするイメージがないが、そういう相手をこのタイトルマッチで倒したいか?)僕はレオナ選手が倒れないとは思ってはないですね。ここ最近は相手のパンチをもらってないだけで、パンチが当たれば倒れる選手だと思っています。逆に自分は当たっても倒れません。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日は人数制限もあって、見に来られない、どうしてもチケットが手に入らないっていうファンの方もたくさんいます。その人たちにも向けて全力で自分が楽しんで、盛り上げられるように、しっかり自分がベルトを巻けるようにがんばりますので、応援よろしくお願いします」
◆レオナ・ペタス
「僕はこの試合に向けて一つだけ思っている、やることがあると思っています。それがこのベルトをしっかり防衛することです。なぜ、しっかり防衛したいかと言うと、来月のKrushで弟がウェルター級王座決定トーナメントに出るんで、兄弟でベルトを巻きたいと思います。Krushのベルトを兄弟で巻いて、Krushを僕たちのリングにしたいです。だからこのベルトは絶対に渡せないと思っていて、来月の弟にバトンをつなげたいので、この試合は勝ちます。(タイトルマッチを明日に控えた心境は?)昨日、母ちゃんの墓の前で絶対に勝ってベルトを防衛すると誓ってきました。僕は思ったことは100パーセント思い通りしないと気がすまないタイプなので、思い通りにしようかなって思っています。
(お互いにベルトへの想いは強いと思うが、今ベルトに対してはどんなことを思っている?)僕がこういうことを言っていいか分からないですけど、ベルトそのものには正直価値はないと思っているんです。ベルトを持ってチャンピオンになった選手に価値があると思っていて、ベルトはただの“モノ”なんじゃないかな、と。僕はベルトではなくてチャンピオンに価値があると思っているので、そこまでベルトにこだわりはないし、チャンピオンでい続けることに意味があると思っています。(K-1チャンピオンたちがこの試合を予想をしていたが、もしそれを見ていたら感想は?)木村選手もいろいろとコメントしていて、凄くいい試合になるんじゃないかって言ってましたよね。実は昨日、お風呂に行っていたら、たまたま大岩選手を見かけて。そういうところからも面白い、凄い試合になるんじゃないかなって感じがします。
(パンチへの攻防が見どころだと思うが、お互いのパンチ力への印象は?)大岩選手はパワーがあるかなと思うんですけど、今までやってきた中でそういうタイプは何人かいたし、そういう選手に負けたこともあります。自分がどう成長しているかという感じなんで、普通に試合自体を楽しみたいなと思っています。(お互いダウンするイメージがないが、そういう相手をこのタイトルマッチで倒したいか?)僕の拳を受けたことがないんで、僕のパンチが当たったら倒れるだろうと思います。僕は全て集中して、命を懸けて、大岩選手の攻撃をスカすことに全てを懸けているんで、一発も当たらないんじゃないかなと。だから、僕は倒れません。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日、僕がちゃんとベルトを防衛して、来月8月29日に弟のウェルター級王座決定トーナメントがあるんで、そこにしっかりつなぎます。兄弟でKrushのベルトを巻きたいので、応援よろしくお願いします」
スーパー・ライト級の行方を占う新世代対決!中野滉太「倒し方によってはタイトルマッチが組まれると思う」vs瑠久「衝撃的なKOを見せて、大蔵先生と師弟対決をやりたい」
セミファイナルを飾るのは中野滉太と瑠久のKrushスーパー・ライト級戦。共に21歳という若者同士の対決で、Krush Evangelistの石川直生さんも「この先ライバルとして何度も拳を交える可能性が高い2人の初対決。アグレッシブな姿勢しか用意していないと思うので、楽しめる試合に期待しています」と評する一戦だ。
現在、K-1スーパー・バンタム級王者・武居由樹、K-1フェザー級王者・江川優生、K-1クルーザー級王者シナ・カリミアン、Krushバンタム級王者・佐々木洵樹を擁するPOWER OF DREAM所属として存在感を示し始めている中野は、昨年末の12.28K-1名古屋大会で平山迅にKO勝利して以来の試合だ。コロナ禍による自粛によって試合間隔が空いてしまったものの「その間に最高の準備ができた」と問題がないことを強調。ここ2年は7月の試合で負けが続いているが、「3度目は誰が見てもしっかりKOする」とジンクス払拭にも手応えを感じている様子だった。
一方の瑠久も昨年の11.24K-1横浜アリーナ大会で山崎秀晃にKO負けを喫して以来、約8カ月ぶりの再起戦となる。山崎戦の敗戦を糧に「精神的な部分を鍛えてきた」とのことで「明日は本当に自信があるので、やってきたことを思いっきりぶつけたい」と力強く勝利を誓う。中野とは対照的に後楽園ホールでは負けないジンクスがあると語った瑠久。「後楽園ホールなら誰に負けないって思っているんで、Krushらしい、その日一番の試合を見せます」と、自信を見せていた。
7.11「Krush.114」後楽園ホール大会では、2人の階級であるKrushスーパー・ライト級王座のタイトルマッチで王者・佐々木大蔵が初防衛に成功している。これに関して「佐々木選手は僕の先生でもあるんで、師弟対決になれるような衝撃的なKOを見せて、大蔵先生に挑みたい」(瑠久)、「倒し方によってはタイトルマッチが組まれるのかなと思っています」(中野)と、両雄ともベルトへの意識はある様子。今後のKrushスーパー・ライト級戦線を占う一戦になりそうだ。
◆瑠久
「めちゃめちゃ延期を重ねてやっと明日が来るっていう感じです。これまでたくさんの人に支えられて、いろんな部分を成長できたんで、明日はそれを思いっきりぶつけて、クラッシュしようかなと思っています。(山崎に敗れて以来の再起戦、あの経験を踏まえてどんなところを強化してきたか?)メンタル部分、精神的な部分を鍛えてきました。相手選手をしっかり研究して、期間が伸びたんで、逆に相手を調べるじゃないですけど、強くなる期間が伸びたと思って前向きに練習に取り組めました、明日は本当に自信があるので、やったきたことを思いっきりぶつけいきたいと思います。
あと、自分は後楽園ホールで負けないジンクスがあります。後楽園ホールなら誰にも負けないと思っているんで、明日は思いっきりKrushらしい、その日一番の試合を見せます。(7月大会で佐々木選手がスーパー・ライト級のベルトを防衛したが、ベルトのことは意識している?)もちろん凄い意識していますね。自分にとって、佐々木選手は先生・師匠でもあるんで。自分がK-1を始めた時に自分のジムに指導員としていて教えてもらっていたのが佐々木選手で、僕は佐々木選手を大蔵先生って呼んでいるんですけど、自分がここで勝って、師弟対決になるような衝撃的なKOを見せて、大蔵先生に挑みたいなと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日はKrush盛り上げるんで、皆さん応援よろしくお願いします」
◆中野滉太
「最初試合が決まっていた日にちからだいぶ経って、やっと試合が決まったんですけど、その間に最高の準備ができたと思っているので、明日は凄い楽しみです。応援よろしくお願いします。(7月は勝てないというジンクスがあるが、今回でそれを払拭したい?)ここ2年、7月の試合は負けているというのがあって、今回そのために何か練習してきたっていうのはないんですけど、とりあえず勝ちます。3度目(の7月の試合)は誰が見てもしっかりKOすることを目標にやっているんで、わかりやすく倒して、3度目はしっかり勝ちで終わりたいなと思っています。
(7月大会で佐々木選手がスーパー・ライト級のベルトを防衛したが、ベルトのことは意識している?)佐々木選手が勝って、もちろん意識していますが、とりあえず明日勝つことはまず前提だと思っています。しっかり明日倒して、倒し方によってはタイトルマッチが組まれるのと思っていますし、しっかり勝っていかないと結果がつかないと思っています。とりあえず明日はしっかり勝ちます。(ファンの皆さんへのメッセージは?)こういう時期で来られる方も少ないですし、応援に来られる方も少ないんですけど、明日はしっかりインパクトがあるようなKOをしたいと思っているんで、応援よろしくお願いします」
どちらの武器が炸裂するか!? 里見柚己「みんなが望む衝撃的・非日常なKOを見せる」vs瓦田修二「内容にはこだわってない。とにかく結果を出したい」
Krushライト級のワンマッチで戦う里見柚己と瓦田修二の試合は、元々4月に組まれていたが、度重なる延期によって、この「Krush.115」で行なわれることになった。
今年の1月25日開催の「Krush.110」で金子大輝をKOして以来の試合となる里見だが、「今まで相手の対策とか一回もしたことなかった」とのこと。しかし、期間が空いたことで瓦田の研究に着手。「一から映像を全部見させてもらって、こんなにも余裕ができるんだなと思った」と、対戦相手の分析がプラスに働いたことをコメントした。そのうえで「相手が何を狙ってくるかもわかったので、明日は最高のKOができる。みんな衝撃的なKOを待ち望んでいると思うので、それ通りしっかり非日常なKOを見せたい」と、自信満々にKOを予告した。
対する瓦田も昨年12月15日の「Krush.109」で稲垣柊にKO勝ちを収めて以来の試合となる。こちらも「期間があった分、いろんなところを修正できたので、今までより充実した練習ができたと思います」と、度重なる延期の影響がないことを強調。しかし里見とは対照的に「特に内容にはこだわってないですね。とにかく結果を出したい」と、勝ちにこだわる姿勢を見せた。
瓦田はこの試合の先にゴンナパー・ウィラサクレックが持つKrushライト級王座への挑戦を見据えている。ゴンナパーは9.22K-1大阪大会で林健太の持つK-1ライト級王座への挑戦が決まっているが「ゴンナパー選手から獲ってこそ価値のあるKrushのベルト。返上はしてほしくないですし、自分はゴンナパー選手からベルトを獲るつもり」との想いもあり、今回の試合の結果にこだわっているようだった。
一方の里見は「みんなの印象に残るようなKOをすれば、自然とそういうタイトルマッチとかにつながる」と、瓦田ほど気負っている様子はない。それよりも、「まずは明日の試合で衝撃を起こします」と、あくまでKO狙いを強調した。
会見に同席したKrush Evangelistの石川直生さんも「両選手とも自分の必殺の武器を持っている。必殺技を持っている選手だからこその緊張感に包まれた試合に期待」とコメントした一戦。どちらの必殺技が決まるのか? 注目のKrushライト級ワンマッチだ。
◆瓦田修二
「延期延期で試合が流れて、この時期になりましたけど、自分の中では一回もモチベーションは落ちなくて、むしろここに来るたびにドンドンドンドン上がってきて、最高の状態で明日を迎えられると思うので、是非期待してくてください。(何度か延期になった試合だが、延びた期間でどんな練習をしてきた?)もちろん走り込みから全て、フィジカル面でもそうですし、期間があった分、いろんなところを修正できたので、今までより充実した練習ができたと思います。
(事前のインタビューでは、互いに『レベルが違うところを見せたい』と言っていたが、どんな試合をしたい?)特に内容にはこだわってないですね。とにかく結果を出したいと思っています。(6月大会でゴンナパー選手がライト級王座を防衛したが、ベルトのことは意識している?)もちろん意識していますし、9月にゴンナパー選手がK-1で試合が決まっているんですけど、自分はゴンナパー選手から獲ってこそ価値のあるKrushのベルトだと思っています。だから返上はしてほしくないですし、自分はゴンナパー選手からベルトを獲るつもりで、今回は絶対に落とせない試合だと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日全てわかると思うんで、是非期待していてください。以上です」
◆里見柚己
「計量をパスできてホッとしています。早く明日になんないかなって感じです。(何度か延期になった試合だが、延びた期間でどんな練習をしてきた?)自分は今までの試合で相手の対策とか一回もしたことなかったんですけど、これだけ期間が空いたんで、相手の試合をちゃんと見て研究しようと思いました。一から映像を全部見させてもらって、こんなにも余裕ができるんだなというのと、相手の得意なのと不得意なのも全部わかって、相手が何を狙ってくるかもわかったので、明日は最高のKOができると思います。
(事前のインタビューでは、互いに『レベルが違うところを見せたい』と言っていたが、どんな試合をしたい?)結構みんなは衝撃的なKOを待ち望んでいると思うので、それ通り、しっかり非日常なKOを見せたいですね。(6月大会でゴンナパー選手がライト級王座を防衛したが、ベルトのことは意識している?)自分はドンドンみんなの印象に残るようなKOをすれば、自然とタイトルマッチにつながると思うんで、まずは明日の試合で衝撃を起こします。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日はしっかりKOするんで、楽しみにしてください」
MOE「トーナメントでは一番目立つ」vsチャン・リー「ベルトを巻くシナリオは出来た」、優「明日出る選手全員に応援よろしく!」vs菅原美優「今回の試合はすごくワクワク」
今大会の目玉の一つはMOE、チャン・リー、優、菅原美優の4人で争われる第3代女子アトム級王座決定トーナメントだ。高梨knuckle美穂がミニマム級への階級を変更し、返上したことによって決まったこのトーナメントだが、今大会では準決勝としてMOEvsチャン・リー、優vs菅原美優の2試合が行なわれる。(決勝の日時は現在調整中)
会見に出席したKrush Evangelistの石川直生さんは、「Krush女子ファイターに求められているのは男子ファイターの試合と並んでも遜色ない試合をすること。knuckle選手、KANA選手はそれをしっかり示してきてくれている」と、K-1&Krush女子戦線の中心となっている2人に続いてくれることを4人に期待した。
MOEとの対戦が決まったチャン・リーにとって、対抗ブロックの優と菅原は2人ともかつて敗戦を喫した相手。「どっちが来てもリベンジマッチができる。ベルトを巻くシナリオもできている」と王座奪取に自信を見せていた。対する18歳のMOEはエントリーされた選手の中では最年少。「周りの人たちには顔では負けているとめっちゃ言われているので、試合ではしっかり勝って、トーナメントでは一番目立つ試合をしたい」と、笑わせながらも力強く勝利を誓っていた。
もう一つのブロックで優と対戦する菅原は今回が社会人になって初めての試合となる。「今までは新しいことを覚える時間が全然なかったんですけど、今回は新しい技をいっぱい取り入れる練習をしました」と、グレートアップに成功した様子。昨年の7.11「Krush.103」ではチャン・リーに勝っていることもあり、決勝戦の相手にはMOEを指名していた。
対する優は、トーナメントへのエントリーが決定したことで「明確な目標があるのとないのとでは気持ちの入りようが若干ながら違う。その次っていうのが明確にわかった方が練習をしていてやりやすかった」と、試合へのモチベーションの部分でプラスに働いたようだ。今回のトーナメント参戦選手の中では一人だけ三十路。「この時期、いろんな所で戦っている人がたくさんいると思うので、私たちの試合を見てちょっとでも『私もがんばろう』って思ってくれれば、それだけでやっててよかったなと思うので、明日出る選手全員に応援よろしくお願いします」と大人らしいコメントを出していた。
◆チャン・リー
「今回このようなトーナメントの一人に選ばれたことをとても光栄に思います。準備はしてきたので、明日はそれを出すだけなんでがんばります。(改めて準決勝で対戦する相手の印象は?)MOE選手は格闘技としての経験も私よりも全然豊富だし、テクニックもあるなって。あとスピードもあるなって。前やった試合も生で見たことがあるんですけど、凄い気持ちの強い選手だなと思っています。(このトーナメントに向けて、どんなことを意識して練習してきた?)トーナメントだからっていうのはそんなに意識はないんですけど、この期間にできることをやってきて、勝てる練習をしてきたっていう感じです。(決勝で戦いたい相手は?)どちらでも。過去に2人ともやって負けちゃってるんで、どっちが来てもリベンジマッチができるんで楽しみです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日は今までやってきたことを全てぶつけて、楽しんで発表会という感じで披露したいと思うので、ベルトを巻くシナリオもできてるし。なので応援よろしくお願いします」
◆MOE
「今回はトーナメントに選んでいただいてありがとうございます。勝つので応援よろしくお願いします。(改めて準決勝で対戦する相手の印象は?)戦い方がキレイで、気持ち強くて、ずっと打ってくるスタミナがある選手かなと思っています。(このトーナメントに向けて、どんなことを意識して練習してきた?)トーナメントやからとか特にないんですけど、チャン・リー選手に勝つ練習ですかね。あと自分が今までできなかったというか、苦手やったこととかを直す練習ですかね。(決勝で戦いたい相手は?)どっちがいいかとかは特にないんですけど、どっちが来ても勝てるように練習します。(ファンの皆さんへのメッセージは?)みんなに、周りの人たちには顔では負けているとめっちゃ言われているので(苦笑)、試合ではしっかり勝って、トーナメントでは一番目立つ試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします」
◆菅原美優
「このトーナメントに選んでいただいてありがとうございます。凄いたくさん練習もできたので、今回の試合は凄いワクワクしています。一生懸命がんばるので応援よろしくお願いします。(改めて準決勝で対戦する相手の印象は?)まず一番最初に思うのはフィジカルが強そうだなと思うのと、試合を見て攻撃もキレイだし、スピードもあるし、一番怖いのはパワーかなと思っています。(このトーナメントに向けて、どんなことを意識して練習してきた?)私も皆さんと一緒でトーナメントを意識しての練習というよりは、今回は学生が終わって、社会人になって初めての試合です。学生時代は新しいことを覚える時間が全然なかったんですけど、今回は新しい技をいっぱい取り入れる練習をしました。(決勝で戦いたい相手は?)チャン・リー選手とは前に試合したことがあるので、MOE選手がいいかなというか、やったことない選手がいいかなっていう感じです。(入ってきた時に笑顔だったのが印象的だがどんな心境?)優選手のコメントを読ませていただいて、私も今回は楽しんで試合できたらなと思って、そういう気持ちで笑いました(笑)。(ファンの皆さんへのメッセージは?)凄いたくさんの人に支えられて今回も試合ができるので、いっぱい練習したことをしっかり出せるようにがんばるので、応援よろしくお願いします」
◆優
「明日は普段通り練習してきたことが出ればと思います。よろしくお願いします。(改めて準決勝で対戦する相手の印象は?)多分思っているより飛距離があるっていうか、伸びのある攻撃かなといつも見ていて思いますね。縦の攻撃が凄いキレイで、前蹴りとかハイとかは注意したいかなと思っています。(このトーナメントに向けて、どんなことを意識して練習してきた?)明確な目標があるのとないのとでは少しね、気持ちの入りようが若干ながら違うと思います。その次っていうのが明確に分かったのが練習をしていてやりやすかった部分ではありましたね。あとは試合がいつになるのか正直分からない状況で、話はいただいていたんですけど、どのタイミングで自分の出番なのかっていうのが分からない中で練習していたので、そういった不安は若干ありました。でもそれもプラスになっていて、自分の中では仕事と練習でつらい毎日だったんで、いい休憩しながら練習に取り組めたっていうのもプラスに考えています。
(決勝で戦いたい相手は?)勝ったほうが強いんだろうし、本当にどっちでもというよりも、どっちともまたやりたいというか、あんまり考えてなかった(笑)。(入ってきた時に笑顔だったのが印象的だがどんな心境?)え、わかんないけど(笑)。う~ん、そうですね、まあ接客業なんで笑顔で接する。まず入ってきたら笑顔でっていうのを心がけている2人ですから、多分自然と笑っちゃったんだろうなと思います(笑)。(ファンの皆さんへのメッセージは?)皆さんもつらい時期をこの数カ月間、日本の全員が苦しい状況にあった中で、私たちが特別なわけではないですし、この時期、いろんな所で戦っている人がたくさんいると思うので、私たちの試合を見てちょっとでも『私もがんばろう』って思ってくれれば、それだけでやっててよかったなと思うので、明日出る選手全員に応援よろしくお願いします」
対戦カード
第9試合 メインイベント Krushスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/王者)※2度目の防衛戦
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者)
第8試合 セミファイナル スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
中野滉太(POWER OF DREAM)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity)
第7試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
第6試合 第3代Krush女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
優(北斗会館押上道場)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
第5試合 第3代Krush女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
MOE(若獅子会館)
チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)
第4試合 54kg契約 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級(53kg)王者)
黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)
第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
松本涼雅(team ALL-WIN)
第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
斎藤祐斗(JK TRIBE)
第1試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
池田幸司(ReBORN経堂)
橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
概要
大会名 Krush.115
日時 2020年7月21日(火) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(生中継)、GAORA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円(完売) ※通常よりも席の間隔を空けております ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/