UFC 7.11 アブダビ:初の「ファイトアイランド」での大会で3階級チャンピオンシップ。イリー・プロハースカのUFCデビュー戦も
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UFCはアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビにあるヤス島で、7月11日(土)のUFC 251を皮切りに、15日(水)、18日(土)、25日(土)のUFCファイトナイト3大会を合わせて4大会を開催する(いずれも現地時間)。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、3月以降、世界各地で大会が規制され、UFCは米国フロリダ州、ラスベガスのUFC本社で無観客大会を開催してきた。4月にカリフォルニアの先住民居留地での開催を断念した頃から、UFCのデイナ・ホワイト代表は「UFCファイトアイランド」を世界のどこかで準備中だと話していたが、ようやくその詳細が公になった。
正式発表
アブダビで #UFCファイトアイランド 実現
7月11日(土)|15日(水)|18日(土)|25日(土)【現地時間】#UFCFightIsland #InAbuDhabi@VisitAbuDhabi pic.twitter.com/g1cvNdaFNe— UFC Japan (@ufc_jp) June 9, 2020
ヤス島はアブダビ国際空港から車で10分の場所にあり、ヨットハーバー、F1グランプリのサーキット、高級ホテルなどがある観光地。UFCは2010年、14年、昨年9月の3度、アブダビで大会を開催し、10年と昨年の大会もヤス島の会場が使われた。
UFC公式サイトの今回の発表によると、UFCは昨年9月大会を皮切りに、アブダビ文化観光局(DCT)と5年間のパートナーシップを締結。「既存の公衆衛生ガイドラインに対応するため、DCTアブダビはヤス島内に25平方キロメートルのセーフティゾーンを設け、その中にアリーナ、ホテル、トレーニング施設、飲食店などが併設されます。このセーフティゾーンへの入場はUFCアスリートおよびコーチ陣、UFC関係者、イベント関係者、施設運営に必要となるヤス島の従業員のみに限られます」と記されている。25平方キロメートルは島の面積と同じなため、島全体がコロナ感染予防の「セーフティゾーン」となるようだ。
UFCを中継する米国の放送局・ESPNでのホワイト代表のインタビューによると、7月11日のUFC 251では3階級のチャンピオンシップが目玉となる。ウェルター級王者のカマル・ウスマンが6連勝中のギルバート・バーンズを相手に2度目の防衛戦を行い、フェザー級王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーは昨年12月に戦った前王者・マックス・ホロウェイを相手にリターンマッチを行う。ヘンリー・セフードが引退に伴い王座返上したバンタム級では、UFC 6戦全勝のピョートル・ヤンと、元フェザー級絶対王者・ジョゼ・アルドの間で、新王座が争われる。また、ESPNのブレッド・オカモト記者のTwitterによると、前RIZINライトヘビー級王者のイリー・プロハースカが、UFCライトヘビー級7位のヴォルカン・オーズデミア戦でUFCデビューする。