修斗バンタム級世界王者・佐藤将光「岡田遼選手は強い。あのマイクは素晴らしい」
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「プロフェッショナル修斗公式戦Supported by ONE Championship」が5月31日(日)、無観客の「ABEMA」テレビマッチとして行われた。大注目のメインイベントは「世界バンタム級暫定王者決定戦」。環太平洋王者の岡田遼と昨年修斗MVPとベストバウト賞の2冠に輝いたレスリング元日本代表の倉本一真が対戦し、幾度の劣勢の乗り越えた岡田が2R、倉本を打撃で追い込み、最後は右ストレートからの左フックでKO勝利を飾った。(記事提供:ONE Championship)
念願のベルトを手にした岡田は大会後の囲みインタビューで「長年の夢だったので、感無量です。(無観客について)自分の試合はいつも大歓声でセコンドの声は聞こえない。セコンドの指示を聴きながらは、キャリアで初めて。冷静に指示を聴きながら動けたので、良かった。強くてかっこいい、修斗のチャンピオンになりたい」と、歓喜のコメント。番組の解説を務めた前ONEライト級世界王者の青木真也は「チャンピオンはメインを締めれること。(岡田は)チャンピオンだなと思いました」と、試合後のマイクで“修斗愛”を叫んだ岡田を褒め称えた。
現在ONEチャンピオンシップに参戦中の修斗バンタム級世界王者の佐藤将光は、翌日のメール取材で大会についてコメント。メインマッチについて「両選手ともに想像以上のパフォーマンスで戦前の自分の予想と全然違う展開で驚きました。技術的にも精神的にも高い試合で興奮しました」と述べ、勝利した岡田に対し「岡田選手は強い。そしてあれだけのプレッシャーある試合のあとにあのマイクは素晴らしいですね。それとともに自分がベルト持っていながらなかなか試合ができない状況にあることに罪悪感を感じてしまいました。全て受け止めて頑張っていこうと思います」と、その強さを認めた。また、無観客で2ヶ月ぶりに大会開催を再開した修斗に対し「大変な状況のなか興行やってもらえたことに修斗の選手やファンへの愛を感じました。同じ熱量で選手としてやっていきたいと影響受けました」と、“一歩を踏み出す”ホームに感謝の気持ちを述べた。
そのほかの注目の試合で、青木真也による「AOKI PROJECT提供マッチ」は、世羅智茂と岩本健汰がグラップリングマッチを行い、判定無しのドロー決着。修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝の2試合は、インフィニティリーグ2019優勝者の杉本恵とベテラン強豪の黒部三奈がそれぞれ勝利し、決勝へ駒を進めた。
※本大会の様子はABEMAビデオにて、1週間の無料配信を行なっています。