藤本ジムの藤本勲会長が死去。小野寺力、石井宏樹、松本哉朗、緑川創ら数多くの王者を育成
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新日本キックボクシング協会・藤本ジムの藤本勲会長が5月5日に死去した。78歳だった。藤本氏は山口県出身で1942年1月24日生まれ。1966年、日本初のキックボクシングジムである目黒ジム(藤本ジムの前身)に入門し、同年にプロデビュー。その後は東洋ミドル級王座、日本ヘビー級王座を獲得。70年に引退後は後進の育成に尽力し、目黒ジムの会長代行を10数年務める。99年に会長に就任すると共に、ジムの名称は藤本ジムに変わり、藤本ジム在籍選手では北沢勝、小野寺力、石井宏樹、松本哉朗、大野信一朗、正木和也、石井達也、緑川創、内田雅之、勝次、HIROYUKIの11名の王者を輩出した。(情報源:藤本ジム公式サイト)
藤本氏は昨年から体調を崩して入院。今年1月30日をもって東京都目黒区の藤本ジムは閉館し、目黒ジム時代から続いた21年間の歴史に幕を下ろした。その後も藤本氏は闘病を続けたが、5月5日に帰らぬ人となった。新日本キックの公式ブログに6日掲載された訃報によると、葬儀は家族のみで行われ、後日改めて「お別れの会」を行う予定だという。
藤本氏の訃報にあたり、藤本氏の弟子たちも追悼の言葉をブログ等に掲載している。(以下は抜粋)
◆石井宏樹氏(元新日本キック・ライト級王者、元ラジャダムナン認定スーパーライト級王者)「自分が何度挑戦してもラジャのベルトを腰に巻けなかった時に、『また挑戦しよう!ラジャのベルトは俺の夢だから』と諦めないでずっとサポートしていただきました。自分がブレずに最高峰のベルトに向かって突き進めたのは藤本会長のおかげです。藤本会長、今まで本当にありがとうございました」(Twitter)
◆松本哉朗氏(元新日本キック・ミドル級&ヘビー級王者)「会長にはたくさん怒られましたが、私の引退試合の翌日にジムへ挨拶に行った際、『無事に家族の元に返せて良かった』と仰っていただいた事が忘れられません。藤本会長、長い間ありがとうございました」(ブログ)
◆緑川創(元新日本キック・ウェルター級王者)「これからも一緒に戦ってもらうし、戦いは終わってないからお礼はまだ言わない。今はお疲れ様でした。自分が戦う時以外はゆっくりしててください。まだ出来ていない変わることのない大事な1つの目標を達成したら、絶対に直接見せに行き、お礼の言葉を伝えにいきます。」(Twitter)
◆勝次(元新日本キック・ライト級王者)「R.I.P. 藤本会長 5.5 今まで大変お世話になり有難うございました。10代の頃からお世話になり、試合中は『ジャブロー』『跳び膝いらないよ!』… 言葉より身体でご指導頂ける恩師でした」(Twitter)