KNOCK OUT 2.11 大田区総合体育館:雅駿介「シラーに勝ってスアレックにリベンジしたい」、駿太「栗秋君が攻めて来た時にどういう対応するか楽しみに」
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テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1(2月11日(火/祝) 東京・大田区総合体育館)に出場する雅駿介(PHOENIX)、峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)、良太郎(池袋BLUE DOG GYM)、駿太(谷山ジム)、龍聖 (TRY HARD GYM)、山上都乃(ウィラサクレック・フェアテックス湖北)の公開練習が2日、東京・秋葉原にあるPHOENIX studioにて行われた。そのレポートが主催のブシロードファイトから届いている。
雅駿介「業界内知名度は上がって来ましたが、お客さんにも有名になれるように」
峯山竜哉とマススパーを披露した雅は、相手の足技に対抗するようにリズミカルに左右ミドルを出し、「コンディションはバッチリ」と準備万端の様子を見せた。
これまでに外国人選手と3度対戦経験があるものの、一度も勝ったことがないという雅は今回タイのシラー・Y’ZDと対戦する。「シラー選手は今年40歳。300戦やっていて、まだ第一線でやっていて単純に凄い。パンチが強くて面白い試合ができるタイ人」と警戒するが、「相手はジムの先輩の梅野(源治)さんが1RにKO勝ちしている選手ですし、同じ階級の重森(陽太)選手がドローだった相手。僕も2人に負けないように2分ぐらいでKOします」と梅野以上の勝ち方を見せたいという。
シラー対策についての具体的な内容は言えないというが、「相手がどう来てもいいように対策しています。梅野さんからは『普通にやれば勝てる』といってくれました。評価の厳しい梅野さんからそう言われたので凄く自信になっています。ここで勝ってスアレックにリベンジしたい」と昨年10月に敗れているスアレックへのリベンジを誓った。
シラーを倒した後の今年の目標を聞かれると「2年前はこっちから試合をしたいとエントリーしていましたが、今年は試合の話がたくさん来ています。だんだんと業界内では知名度が上がってきましたが、お客さんにはまだまだ知られていないので、もう少し有名になれるようになりたい」と知名度アップを狙うとした。
峯山竜哉「自分もヒジで喜入選手の傷を増やせてあげたら」
雅駿介とマススパーを披露した峯山。得意の左ミドルを見せて仕上がりの良さを伺わせた。今回、KNOCK OUT初参戦となり、「各団体のチャンピオンが上がっているリングなので自分も上がれることになって、自信になっています。得意の蹴りをアピールしたい」とモチベーションは高い様子を見せる。
試合に向けては「今までと違うことはしていません。トレーナーと相手の映像を見ながら、自分のいいところを出して、相手の弱点を突きつつ練習しています。今、疲労はピークですが、あとはもう少し追い込んで調整して臨むだけです」という。
対戦する喜入衆については「顔に傷が多いので自分もヒジで傷を増やせてあげたらいいなと(笑)」と挑発発言を飛ばし、「このままチャンピオンクラスをどんどん倒していきたい」と今年の野望を語った。
良太郎「今回、盛り上げようというよりは、冷静にガードを固めて」
駿太とマススパーを行った良太郎は「あとは疲労を抜くだけでコンディションはいつも通り」と好調をアピール。
今回の相手、スアレック・ルークカムイとは当初、昨年10月に対戦予定だったが、8月の雅駿介との一戦で良太郎が眼窩底骨折により欠場となり、今大会での対戦となった。
「スアレックはもう超攻撃型ムエタイという名前通り、自信満々で来るでしょう。攻撃を顎にくらうと気持ちよくなる。今回、盛り上げようというよりは、冷静にしっかりガードを固めて様子を見て仕留められるときに仕留められたら」とスアレックの強打を警戒し、慎重な戦いを見せたいという。スアレックは余裕からか、練習をしていないという事前情報が入ると「あの年で何百戦もやっていて僕らは環境が違う。どっちが勝つかは、僕のことをなめてくれているなら僕に試合が転ぶことになる。勝ちにいこうと思う」とニヤリ。
スアレック戦をクリアーした後の目標を聞かれると「僕の教え子たちが僕のことをしっかり追い越してほしい」と、安達浩平、濱田巧、佐藤レイナの3人の愛弟子にエールを送る。「去年は3人ともタイトルマッチをやって安達がベルトを獲ったのみ。今年こそ3本のベルトをチームに持って帰りたい」と目標を掲げた。
なお、“千の職質を受けた男”の異名を持つ良太郎だが、「職質は減らない」と現在も職質の記録は更新中だという。「日暮里のおまわりさんは『KNOCK OUTのテレビを見たよ』と言ってくれるが、池袋のお回りさんは巡回率が高いので僕のことを覚えてくれない」と嘆いていた。
駿太「栗秋君が攻めて来た時にどういう対応するか楽しみに」
良太郎とマススパーを行った駿太は「少しは疲れていますが、調整は順調」だという。今回対戦する栗秋祥吾については「一発が強いので凄く危機感を持っています」と警戒するコメント。「栗秋君は早いラウンドでKOすると言っていたが、自分は後半に仕留めるタイプ。序盤はしのいで、相手の攻撃をもらってどういう感じになるのか感覚がわかりませんが、栗秋君がばっと攻めて来た時にどういう対応するかは楽しみにしてください」と何やら対策は万全の様子を見せる。
KNOCK OUTに出場すると反響の高さも感じているという。現在登録者数もこつこつと伸びているYouTuberとしての活動にも手応えを感じており、「いい試合をして勝って、もっと有名になっていきたい」と夢を語った。
龍聖「KO賞はないんですか?」
記者会見などでふてぶてしい態度で大物感を漂わせるなどで注目を集めている龍聖は、この日の公開練習には大幅に遅れての参加。ミットの持ち手が見つからない中、良太郎が名乗りを上げたことでミット打ちがスタート。初対面の二人だが、息ぴったりのミット打ちを見せていた。
今大会では元J-NETWORKバンタム級王者で34戦のキャリアを持つ浦林幹と対戦する龍聖は、今回がプロ4戦目。「相手は動きが遅い。警戒するのはローキックとオーバーハンドくらい。周りからは『普通に勝てよ』と言われていて、みんな僕が負けるとは思っていません」と余裕の表情。「僕とはレベルが違うので普通にやれれば。タコ殴りにします」ともいい、「KO賞はないんですか? 今回は1RにKOしたいが、あまり焦り過ぎると(セコンドから)怒られるので自然な流れで倒れると思います。2Rで倒します」と短期KO決着も予告している。
大田区総合体育館の大きな会場での試合となり、「後楽園ホールは誰でもすぐに出られる会場ですが、自分はまだプロデビューしていない時にRISEで大雅さんとセクサンの試合を大田区総合体育館で見ていました。あれから1年も経たないうちにこんな大きな会場で試合ができるなんてうれしい」とモチベーションは高い。今後の目標を聞かれると「このまま負けないでチャンピオンクラスのやつを全員倒していきたい」とも話した。
なお、今年は大学進学も決定している龍聖だが、学部を聞かれると「何だったかな?」と天然ぶりを見せる場面もあった。
山上都乃、スタンプダンスを「余裕があったら見せたい」
今回、プロデビュー戦となる山上は、2月29日のREBELSに出場する老沼隆斗とマススパーを披露し、スピードのある左右ミドルを披露した。「コンディションは凄くいい感じです。練習もたくさんできていい感じなので早く試合がしたい」と笑顔。
対戦相手、荒井穂乃香の試合映像が見つからないために、「普通にいつも通りの練習をしています」という。「私は首相撲ができないのでタイ人トレーナーと首相撲を強化しています」と苦手なことを克服して万全の体勢で試合に臨む。
試合では「KOを狙うと気持ちが焦るので、打ち合うような面白い試合ができたらいいなと。倒せたらいいなというぐらいの気持ちでいきます」と意気込みを語った。
なお、将来の目標を聞かれるとONEで活躍中の王者スタンプとの対戦をアピ―ル。スタンプが入場する時に披露しているスタンプダンスもこっそり練習しているとの情報が同門の峯山竜哉から明かされると「大会当日に余裕があったら見せたい」とした。
対戦カード
※REDルールは肘有り、BLACKルールは肘無し
第15試合 メインイベント 無法島GRAND PRIX 決勝 BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
第14試合 セミメイン BLACKルール 70kg契約(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS-BLACK 70kg級王者)
ダニエル・マーシャル[Daniel Marshall](オーストラリア/Muay U/WKBFオーストラリア王者)
第13試合 REDルール 61.5kg契約 3分5R
良太郎(池袋BLUE DOG GYM/REBELS-REDライト級王者)
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-REDライト級暫定王者)
第12試合 REDルール 58kg契約 3分3R(延長1R)
安本晴翔(橋本道場/WPMF世界&REBELS-REDフェザー級王者)
ダウサヤーム[ダウサイアム]・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンムエタイジム/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級6位)
第11試合 BLACKルール 女子46kg契約 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
祥子JSK(治政館)※祥子 改め
~休憩~
第10試合 無法島GRAND PRIX 準決勝(2) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
第9試合 無法島GRAND PRIX 準決勝(1) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第8試合 REDルール 58kg契約 3分5R
駿太(谷山ジム/Bigbangスーパーフェザー級王者、元WMAF世界&MA日本フェザー級王者)
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元ISSHINキックフライ級王者、元ムエタイ大和フェザー級王者、元stair king 60kg級王者、元PRINCE REVOLUTION58kg級・61kg級王者)
第7試合 REDルール 65kg契約 3分3R(延長1R)
タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kgトーナメント2019優勝、SB世界スーパーライト級(65kg)4位、元WMC世界フェザー級王者)
鈴木真治(フジマキックムエタイジム/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
第6試合 REDルール 61kg契約 3分3R(延長1R)
シラー・Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM/元ラジャダムナン認定バンタム級王者、元ルンピニー認定フェザー級2位、元オムノーイ認定フェザー級王者)
雅 駿介(PHOENIX/ムエタイオープン・スックワンキントーン・WMC日本ライト級王者)
第5試合 REDルール 67kg契約 3分3R(延長1R)
喜入 衆(NEXT LEVEL渋谷/元LPNJ(ルンピニー日本)ウェルター級王者、元J-NETWORKスーパーライト級王者)
峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/J-NETWORKウェルター級王者)
第4試合 無法島GRAND PRIX 一回戦(4) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/パンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級(56.7kg)優勝)
与座優貴(橋本道場/極真会館2017全世界ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
第3試合 無法島GRAND PRIX 一回戦(3) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
小川 翔(OISHI GYM/WBCムエタイ日本ライト級王者、元REBELS RED同級王者、ホーストカップ日本&蹴拳ムエタイ・スーパーライト級王者)
西岡蓮太(龍生塾/シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)王者)
第2試合 無法島GRAND PRIX 一回戦(2) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
丹羽圭介(TEAMニワールド/REBELS BLACK 63kg級王者)※TEAM KSKから所属名変更
古村匡平[きょうへい](FURUMURA-GYM/アマチュアムエタイ世界大会2016年優勝)
第1試合 無法島GRAND PRIX 一回戦(1) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
バズーカ巧樹(菅原道場/MA日本スーパーライト級王者)
橋本 悟(橋本道場/INNOVATIONスーパーライト級王者)
【第1部】
第5試合 無法島GRAND PRIX 一回戦リザーブマッチ BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
一輝(OGUNI GYM/元NJKFライト級王者)
大谷翔司(スクランブル渋谷)
第4試合 REDルール 57.5kg契約 3分3R
浦林 幹(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKバンタム級王者)
龍聖(TRY HARD GYM)
第3試合 BLACKルール 55.5kg契約 3分3R
大川一貴(青春塾)
森岡悠樹(北流会君津ジム)
第2試合 REDルール 57.5kg契約 3分3R
千羽裕樹(スクランブル渋谷)
渉生(アントジム)
第1試合 BLACKルール 女子48kg契約 2分3R
荒井穂乃香(DRAGON GYM)
山上都乃(ウィラサクレック・フェアテックス湖北)
概要
大会名 テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1
日時 2020年2月11日(火/祝) 開場・13:00 第1部開始・13:15 第2部開始・15:00(予定)
会場 大田区総合体育館
チケット料金 柵内VIP 50,000円 アリーナS 15,000円 アリーナA 10,000円 1FスタンドA 9,000円 2FスタンドB 7,000円 2FスタンドC 5,000円 ※当日券は各1000円アップ。
チケット販売 チケットぴあ(Pコード:844-919)
お問い合わせ ブシロードファイト https://knockout.co.jp/inquiry/