Krush 1.25 後楽園 一夜明け会見:ゴンナパー、過去に勝った林健太&安保瑠輝也の持つK-1ベルトに照準。山崎秀晃、K’FESTA.3は「出る準備はできてます」
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Krush.110 1月25日 後楽園ホール大会の一夜明け記者会見が26日、東京・新宿区のGSPメディアセンターにて行われた。K-1 JAPAN GROUPから届いたコメントのうち、ゴンナパー・ウィラサクレック、山崎秀晃のコメントをお届けする。(会見写真 (C)M-1 Sports Media)
第8試合 Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)
×横山 巧(リーブルロア/挑戦者、K-1甲子園2016 -60kg準優勝)
判定2-0 (山崎29-29/豊永29-28/西村30-28)
※ゴンナパーが2度目の防衛
第7試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
○山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushライト級(62.5kg)&スーパー・ライト級(65kg)王者)
×堀井 翼(ネクサスジム)
1R 2’28” KO (3ダウン:左フック)
復活を遂げたゴンナパーがK-1王座への挑戦をアピール!「自分はライト級でもスーパー・ライト級でも戦える。過去に林健太と安保瑠輝也に勝っているし、いずれ2人のチャンピオンと戦いたい」
大会名称・ロゴがかつての「Krush」に戻り、新たなスタートとなった大会でメインイベントを務めたのはKrushライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック。昨年3月に父親を亡くし、実に10ヵ月ぶりのファイトとなったが、ライト級に上げて2戦2勝2KOと絶好調の横山巧を判定で退けて王座防衛を果たした。
一夜会見で「まだ本調子ではなかった」と振り返るゴンナパーだが、試合後同様にK-1のベルト奪取に意欲。ライト級の林健太を標的にするかと思いきや、かつて対戦しKOしている現スーパー・ライト級王者・安保瑠輝也にも牙を剥いた。
◆ゴンナパー・ウィラサクレック
「こんにちは、ゴンナパー・ウィラサクレックです。昨日は自分の仕事ができたと思っているし、とても嬉しい気持ちです。(試合を振り返って)昨日の試合では自分の体がちょっと遅かったなと感じている。やはり長く休みすぎたな、と。コンディションはあまりよくなかったと思う。ただベルトを防衛できたことがとても嬉しかった。ただし昨日のジャッジについて、自分の中では3ラウンドすべて取ったと思っていたら、ジャッジ1名はドローをつけていた。そのジャッジに対しては不満がある。
(コンディションは万全ではなかった?)正直なところを言うと、長く休んでいたのと日本に来て寒い気候にさらされて風邪も引いていて…実際に全力で練習ができたのは1週間程度だった。これから試合のスパンが短ければ短いほど、自分のコンディションを上がっていくと思っている。
(試合後はK-1ライト級王座への挑戦もアピールしていたが?)今回日本に戻ってきて、やはりK-1のベルトが欲しいと思いました。3月、できればK-1ライト級のベルトを懸けて林健太選手と戦いたいと思っている。相手は以前自分に負けた相手なので、もう一回やりたいと思う。また私はライト級だけでなくスーパー・ライト級でも戦えると思っていて、現チャンピオンの安保瑠輝也選手も以前私に負けている。自分はK-1のリングで2人のチャンピオンと戦いたい。
(すぐにでも林と戦いたい?)できれば3月の『K’FESTA.3』でライト級のベルトを懸けて林選手と戦いたい、早くやりたいという気持ちがある。ただそこはK-1サイドも考えていることがあると思うので、一試合挟んでやっても構わない。ただファンのみなさんは私と林選手が戦うところを見たいんじゃないかなと思っている。
(今後もK-1ルールでレベルアップする自信は?)これからも自分は成長できると思っている。もっとK-1ルールを深く知って戦い、K-1ルールに100%針を振った練習をしていくことでどんどん強くなっていけると思う。
(今日は派手なジャケットを着ているが)これは自分で選んだもので、個人的にこういう服が好きだ(笑)。好きなところは…まずは柄、あとは色も好きだ。タイで紫というのは自分の生まれた曜日の色で、紫が好きだ。
(ファンのみなさんへのメッセージは)いつも応援してくださっているファンのみなさんありがとうございます。今後も自分は日本で戦っていく。ただ一つ言いたいのは、昨日のジャッジにはとても不満だということだ。全ラウンド自分が取っていたと思うし、それはジムを通してK-1サイドに申し立て書を送ろうと思っている。これは自分のためだけではなく、今後日本に来る他の外国人選手のためにも言っておかないといけないと思うからだ。改めてK-1・Krushのみなさん、プロモーターのみなさん、ファンのみなさん、チャンスをくれたウィラサクレック会長、全員に感謝したいです。ありがとうございます」
山崎秀晃、4年振りのKrush凱旋で圧巻の1RKO勝ち!「Krushのリングはホームに帰ってきた感じがした。3月の『K’FESTA.3』は山崎なりのプロフェッショナルを魅せたい」
原点回帰で大会名称・ロゴがかつての「Krush」に戻り、その最初の大会に出場を志願した山崎秀晃。昨日のセミファイナルでその対戦相手として真っ先に名乗りを挙げた堀井翼と拳を交え“壊しのリング”の醍醐味を存分に見せつける1RKOでKrushカムバックを果たした。
一夜明け会見で山崎は「懐かしい、ホームに帰ってきたなって感じでした」とKrush凱旋を感慨深げに振り返ると、次戦として3月「K’FESTA.3」への出場をアピール。「試合が決まれば山崎なりのプロフェッショナルを魅せる」と、完全復活を遂げた“GOLDEN FIST”ならではの試合をすると語った。
◆山崎秀晃
「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。試合としてはKrushにカムバックして、しっかりKOで締められたので満足してます。試合前も堀井選手、すごく盛り上げてくれたと思うし、渡辺代表をはじめ、トレーナーの上松大輔さん、高萩ツトムさんに感謝します。また、チームメイトもけっこう盛り上げてくれたんで、Krushに戻ってきたこのタイミングで、みんなが盛り上げてくれた試合になったんじゃないかなと思います。
(久しぶりのKrushや後楽園ホールの雰囲気はどう感じた?)正直、懐かしい感じがあって、帰ってきたという感じがすごくありました。自ずと緊張はなくて、戻ってきた感じが入場、リングに上がる時からあって、何かやりやすい雰囲気はありましたね。自分が考える以上に、身体が感じていたのか分からないですけど、ホームに帰ってきたなって感じでしたね。
(試合後に渡辺代表が号泣していたが?)実はちょっと2~3週間前にトラブルじゃないですけど、愛鷹亮とスパーリングしてまして。僕がパンチをもらってKOされちゃって、1分ぐらい気絶したんです。それ以来、しっかり打撃の打ち合いとかスパーリングも出来なくて、すごく心配かけたんですよね。ベストコンディションではなかったんですけど、その中でずっと渡辺代表が心配してくださっていて。で、しっかり勝った後に代表に挨拶行ったら号泣してくれてて、やっぱ愛情深い人やな、改めて渡辺さんに付いてきて良かったなって、本当に思わされましたね。
(ガチスパーのKRESTならではのエピソードだが)でもそれがなければ僕たちはないと思いますし、どこのジムにも負けてない練習量とハードさなんで。それがあるからこそ、やっぱKRESTの強さがあると思いますし、そこでつく自信もありますし、方向性は間違ってないと思います。
(3月『K’FESTA.3』出場をアピールしていたが)タイトルマッチはやりたかったですけど先に決まってしまって、僕は相手を選ばないんで。山崎秀晃なりのプロフェッショナルをファン、関係者に魅せていけたらいいなと思います。
(堀井の挑発はどう思っていた?)木村ミノルとか瑠久みたいな感じで言われると、ちょっとカチンと来るんですけど、ちょっと…何か演じてるような感じにしか見えなかったんで(笑)。良い感じで自分も『こいつ挑発して来てるな』ってスイッチを入れながら、でもどっかには頑張って盛り上げてくれてるなというのもありました。試合が終わった後は本当に腰が低くくて『色々言ってすいませんでした!』とか言ってきて、あんまり言うと彼のキャラクターを潰しちゃうことになるんですけど(笑)。試合後に後楽園ホールの下に降りたら、小さい子供たちにフラッシュバックしながら写真に応じていた堀井選手も見たんで…やっぱり良いヤツだったなと思います(笑)。
(ファイターとしての堀井は?)攻撃もまあまあ強かったですし、ちゃんとトレーニングしてなかったらあの身体にはならないと思うんですよ。発言は発言で彼には彼なりのプロフェッショナルがそこにあるんじゃないかなと思いますし、黙って頑張りますと言う選手よりは間違いなく注目される選手じゃないかと思います。
(ファンのみなさんにメッセージは?)今回はKrushカムバックということで、たくさん注目していただき本当にありがとうございました。堀井選手をはじめ、Krush、K-1の運営・実行委員会、AbemaTVさんも特集番組をたくさん組んでいただいて、本当に盛り上げていただいたなという感想が大きいです。僕もこれから、3月はまだどうなるか分からないですけど、出る準備はしっかり出来てますんで、オファーをいただいたら喜んで出させていただきます。その時はしっかりプロとして魅せれる試合を見せていきますんで、またぜひ応援よろしくお願いします」