パンクラス 6.30 新木場スタジオコースト:計量オーバー時の試合実施可否、判定の基準を改定
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パンクラスはPANCRASE 306 6月30日 新木場スタジオコースト大会からのルール改定を発表した。主に計量オーバー時の試合の実施可否と、判定の基準が変更となっている。判定はこれまで「A・効果的な打撃/グラップリング」「B・効果的な積極性」「C・ファイティング・エリア・コントロール」を評価していたが、今後BとCは、Aが同等と評価されない限り考慮されなくなる。また、PANCRASE 307 7月21日 新木場大会からのタイトルマッチ、王座挑戦者決定戦で行うドラッグテストの罰則の概略も発表されている。
PANCRASE 306より施行 パンクラスオフィシャルルールブック改定箇所
旧ルール PDFファイル 新ルール PDFファイル(変更箇所が赤い字になっています)
第2条 計量(2)、(3)
【旧】
(2) 公式計量に合格できなかった場合の再計量は、公式計量の開始時刻から2時間以内とする。再計量にも合格できず、再計量時の体重超過が0.9kg(2パウンド相当)を超える場合には、計量に合格できなかった競技者を失格とし、試合は行われない。再計量時の体重超過が0.9kg以下であれば、相手の競技者が承認した場合に限り、試合は行われる。
【新】
(2) 公式計量に合格できなかった場合の再計量は、公式計量の開始時刻から2時間以内とする。再計量にも合格できず、なおかつお互いの体重が異なる階級にある場合は2.2kg(5パウンド相当)を超える差があってはならない。両選手の体重差が2.2kg(5パウンド相当)を超える場合には、計量に合格できなかった競技者を失格とし、試合は行われない。再計量時の体重超過が2.2kg以下であれば、相手の競技者が承認した場合に限り、キャッチウェイトにより試合は行われる。
(3) 契約体重で行われる試合においては許容重量、キャッチウェイトは一切許容されない。(※編集部注:新たに追加された項目)
第4条⑤ 女子競技者用コスチューム
【旧】
ラッシュガード、セパレート、ワンピース等
【新】
ラッシュガード(半袖もしくは袖のない物)、セパレート、ワンピース等
第5条① バンテージおよびテーピング iv)、v)、vi)
【旧】
iv)肘、膝の部分をバンデージやテーピングで覆ってはならない。
v)ハンドラップに使用できるバンデージは白色の柔らかいガーゼ製で、幅約5cm(2インチ)以下、長さ約13.7m(15ヤード)以下のものとし、使用できる長さは、片方の手に1本分(1ロール)までとする。テーピングに用いることができるテープは、白色のアスレチックタイプで、幅約3.8cm(1.5インチ)以下、長さ約13.7m(15ヤード)以下のものとし、使用できる長さは、片方の手に1本分(1ロール)までとする。
【新】
iv)ハンドラッピング以外身体部にテーピングを施すことはできない。
v)バンデージやテーピングはグローブの手首から出てはならない。
vi)ハンドラップに使用できるバンデージは白色の柔らかいガーゼ製で、幅約5cm(2インチ)以下、長さ約13.7m(15ヤード)以下のものとし、使用できる長さは、片方の手に1本分(1ロール)までとする。テーピングに用いることができるテープは、競技に支障がないと審判員により判断されたもの(白色のアスレチックタイプ等)で、幅約 3.8cm(1.5インチ)以下、長さ約13.7m(15ヤード)以下のものとし、使用できる長さは、片方の手に1本分(1ロール)までとする。
第5条② サポーター
【旧】
競技者は、金属・プラスチック・硬質ゴム等の部品が使用されておらず、また、緩衝素材等によるパディングがされていない布製またはネオプレン製のもので、審判員が競技に支障がないと認めるサポーター類を下肢(膝、足首)に着用することができる。
【新】
競技者は、金属・プラスチック・硬質ゴム・紐・マジックテープ等の部品が使用されておらず、また、緩衝素材等によるパディングがされていない布製またはネオプレン製のもので、審判員が競技に支障がないと認めるサポーター類を膝、足首に着用することができる。
第6条 指定外の物品および塗布物⑤
【旧】
競技者は試合前とラウンド間のインターバルに審判員から顔(眉部、鼻から頬上部にかけて)に適量のワセリンを塗布されてから試合に臨まなければならない。
【新】
競技者は試合前とラウンド間のインターバルに審判員から顔(眉部、鼻から頬上部にかけて)に適量のワセリンを塗布されることができる。
第14条 判定(2)①
【旧】
判定においては、効果的な打撃、効果的なグラップリング、効果的な積極性、およびファイティング・エリア・コントロールを評価する。
【新】
判定においては効果的な打撃/グラップリング(プランA)、効果的な積極性(プランB)、ファイティングエリアコントロール(プランC)の3点からなるMMA技術を評価する。プランBとプランCはプランAが同等であると評価されない限り考慮しないものとする。
第27条 セコンド(7)、(12)
【旧】
(7) セコンドは、インターバル中、試合場内に入ることができる。
【新】
(7) セコンドは、1名までインターバル中、試合場内に入ることができる。
(12) セコンドは試合開始前審判員へ選手が預けられたあと選手は触れることはできない。(※編集部注:新たに追加された項目)
PANCRASE 307より実施するドラッグテスト
タイトルマッチ、王座挑戦者決定戦等タイトル戦に関わる試合に出場する選手はパンクラスが指定するSportsMedicineResearch&TestingLaboratoryによるドラッグテストを受けるものとする。
ドラッグテストの結果禁止薬物の仕様が認められた場合は別途定められた罰則を受けるものとする。
1.ベルトを獲得していた場合剥奪 2.サスペンド期間を設ける 3.金銭ペナルティ 他