ONE Championship 3.31 両国国技館:デメトリアス・ジョンソン「家族のために、常にベストを尽くす」、若松佑弥「DJは強敵ですが、試合は日本。その点では俺が有利」
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ONE Championship TM (ONE)は 2019年3月31日(日)、東京・両国国技館にて初の日本大会「 ONE: A NEW ERA -新時代-」を開催する。(記事提供:ONE Championship PR事務局)
フライ級世界最強と目されているデメトリアス・ジョンソン。彼の目標は、アドリアーノ・モラエスが持つONEフライ級世界王座のタイトルであり、それがファンから期待されている自分のミッションであることを理解している。ONEフライ級GPの初戦で戦う若松佑弥は24歳。しかし、世界最強の男は、決して油断しない。既に若松を分析し「若松は1R KOを5回もやっている。勝つためには、最高のコンディションに仕上げねばならない」と話す。
デメトリアス・ジョンソンと若松佑弥では、実績に大きな違いがある。しかし、ジョンソンは前の試合でヘンリー・セフードに敗れてから8ヶ月試合をしていないというハンデがある。なぜ、ジョンソンは試合間隔を空けたのか。
「休養も戦略の一つです。年齢を重ねれば、体の回復は遅くなりますし、今と昔では試合のペースを変えなければなりません。それに、次の試合のために備える準備というものも必要だったのです」と、ジョンソンは話す。
また、若松との試合については、「コーチであるマット・ヒュームからは、絶対に油断しないように何度も言われている。もちろん、私は常に謙虚なままでいるように心掛けている。それが、私の戦い方だ」。その謙虚さこそがデメトリアス・ジョンソンの強みなのだろう。彼は、27勝3敗1分という輝かしい生涯成績を持ちながらも、若松と同じ視線で試合に臨む。
前試合こそ判定の末敗れたものの、それまでは6年間負け無しの13連勝。32歳になったジョンソンが、どんな試合をONEで見せてくれるのか、期待せざるをえない。
「MMAは私に、努力をすれば報われることを教えてくれた。」
DJは、MMAによって、辛い人生を脱却し、普通ではできないことを数多く経験できたこと、そして支えてくれた家族に感謝していると話す。
「18歳でMMAを始めて、想像すらできなかったような人生を歩むことができた。私は世界を旅することができたし、家族と出会い、幸せに暮らすことができた。子どもたちを大学にやれたのが、特に嬉しかった」
奥さんとは、共に勤務していたレストランで出会った。二人はしばらくデートする関係になり、その後結婚。現在は3人の子どもにも恵まれている。なんといっても彼は、家族のことを語る時、とても幸せそうで輝いている。MMAでスーパースターになった今も、DJにとって最も大切なものは家族。「レッドロブスターで知り合ったんだ。私は当時まだアルバイトで調理をしていて、妻がウエイトレスだった。そこから知り合った」とDJは教えてくれた。
「私たちには3人の子どもたちがいて、彼らが私の全てです」
既に頂点を極め、何度も防衛を果たしたデメトリアス・ジョンソン。そのプレッシャーに耐えられたのは家族のおかげだという。
「私が現役を続ける理由は、家族です。それしかありません。格闘技は誰が一番かを決めるものであり、相手より優れていることを証明すれば良いのです」。北米で“マイティーマウス”と呼ばれ人気を博した彼が、ついに ONEに参戦する。
「私はやることはシンプルです。家族のために、常にベストを尽くして戦うのみ」。
新鋭・若松佑弥が元UFC 世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソンと対戦するというチャンスを得た。若松は、鹿児島県薩摩川内市で生まれ、典型的な不良としてやんちゃな少年時代を過ごした。「子どもの頃は迷惑ばかりかけて、問題をたくさん起こしていました。ある時、友だちが、そんなに元気が余ってるなら、格闘技でもやればいいじゃないかと提案してくれて、MMAのビデオをたくさん見させてくれました」と若松は振り返る。
「薩摩川内は田舎で、ジムもなかったから、上京して、TRIBE TOKYO M.M.Aに入門しました。これが、俺のキャリアの始まりです」。
若松が戦う相手はあのデメトリアス・ジョンソン。「DJは強敵ですが、試合は日本でやります。その点では俺が有利ですね。最善を尽くすのみです」。
相手はUFC史上最多11回の防衛を誇る世界最強の男。しかし、彼に勝てば、若松のキャリアがさらに大きく飛躍する。
「俺はまだタイトルを獲ったことがないのに、DJと戦うチャンスをもらいました。ビッグチャンスだと思っています」。
不良と呼ばれた問題児が、3月31日に最強の男と戦う。
「俺は、鹿児島で生まれて、鳶職しかやったことがありません。でも、世界王者と戦うのだから不思議なものです。この戦いは運命だと思うし。俺は奇跡を起こします」。
対戦カード
第16試合 メインイベント ONEライト級(77.1kg)チャンピオンシップ 5分5R
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン/王者)
青木真也(イヴォルブMMA/挑戦者、元王者)
第15試合 コーメインイベント ONE女子ストロー級(56.7kg)チャンピオンシップ 5分5R
ション・ジンナン(中国/王者)
アンジェラ・リー(シンガポール/挑戦者、アトム級王者)
第14試合 コーメインイベント ONEミドル級(93.0kg)チャンピオンシップ 5分5R
アウンラ・ンサン[オングラ・エヌサン](ミャンマー/王者、ライトヘビー級王者)
長谷川賢(フリー/挑戦者)
第13試合 コーメインイベント ONEバンタム級(65.8kg)チャンピオンシップ 5分5R
ケビン・ベリンゴン(フィリピン/王者)
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/挑戦者、元王者)
第12試合 ONEフライ級(61.2kg)GP一回戦(Aブロック) 5分3R
デメトリアス・ジョンソン(米国/元UFC王者)
若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A/パンクラス1位)
第11試合 ONEライト級GP一回戦 5分3R
エディ・アルバレス(米国/元UFC王者)
ティモフィ・ナシューヒン [Timofey Nastyukhin] (ロシア)
第10試合 キックボクシング(4オンスグローブ着用) 72kg契約 3分3R
ヨードセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)
アンディ・サワー(オランダ)
(以下プレリム。18:30から第10~16試合の選手の登場セレモニーで、第10試合はセレモニーの後に開始)
第9試合 ONEフライ級(61.2kg)GP一回戦(Bブロック) 5分3R
ダニー・キンガド(フィリピン)
アンドリュー・レオーネ(米国)
第8試合 ONEフライ級(61.2kg)GP一回戦(Aブロック) 5分3R
和田竜光(フリー/DEEPフライ級王者)
イヴァニルド・デルフィーノ[Ivanildo Delfino](ブラジル)
第7試合 ONEフライ級(61.2kg)GP一回戦(Bブロック) 5分3R
カイラット・アクメトフ(カザフスタン/元ONE王者)
リース・マクラーレン(オーストラリア)
第6試合 アトム級(52.2kg) 5分3R
V.V Mei[山口芽生](RIKI GYM/和術慧舟會GODS/HybridFighter/Team Teppen/元王者)
クセニヤ・ラチコワ[Kseniya Lachkova](ロシア)
第5試合 フェザー級(70.3kg) 5分3R
ゲイリー・トノン(米国)
アンソニー・アンゲレン[Anthony Engelen](オランダ)
第4試合 ムエタイ(肘有り・4オンスグローブ着用) フライ級(61.2kg) 3分3R
ロッタン・ジットムアンノン(タイ/元ルンピニー認定スーパーフェザー級1位、元ラジャダムナン同級1位)
ハキム・ハメッシュ(アルジェリア)
第3試合 ムエタイ(肘有り・4オンスグローブ着用) バンタム級(65.8kg) 3分3R
パニコス・ユーサフ[Panicos Yusuf](キプロス)
モハメド・ビン・マフムード(マレーシア)
第2試合 キックボクシング(4オンスグローブ着用) フライ級(61.2kg) 3分3R
秋元皓貴(イヴォルブMMA/元WBCムエタイ日本フェザー級王者)
ヨセフ・ラシリ[Joseph Lasiri](イタリア)
第1試合 ライト級(77.1kg) 5分3R
ユン・チャンミン(韓国)
バラ・シェッティ[Bala Shetty](インド)
概要
大会名 ONE : A NEW ERA -新時代-
日時 2019年3月31日(日) 開場・14:30 開始・15:30
会場 両国国技館
チケット料金 VVIP席 15万円(完売) SS席 5万円 マス席 4万円 A席 15,000円(完売) B席 7,000円
※VVIP席はアリーナ1列目、グッズ、バックステージツアー、VIP入場、出場選手・リングガールとの写真撮影、ドリンク・フィンガーフードサービス付き
※マス席は最大4名までマス単位のみの販売
チケット販売所 LINE TICKET、キョードー東京(0570-550-799) チケットぴあ(Pコード:841-493) ローソンチケット(Lコード:38000)、イープラス
お問い合わせ キョードー東京 0570-550-799(平日11時~18時、土日祝10時~18時) ONE Championship公式サイト(英語)