ホーストカップ 2.25 京都 KBSホール：辻出優翔「また1R KO勝ちしたらおもろいですね」、裕樹「心の底から『もういい』と思って現役を退きたい」、村井崇裕「ラストマッチですが、全力でベルトを獲りにいく」

　HOOST CUP KINGS KYOTO 4（2月25日(日) 京都・KBSホール）で対戦する辻出優翔（京賀塾／ホーストカップ日本ライト級王者）と裕樹（ANCHOR GYM／元RISEスーパーフェザー級（-60kg）、ライト級（-63kg）スーパーライト級（-65kg）王者）、メインのWPMF日本スーパーウェルター級＆HOOST CUP日本EXミドル級（-70kg）タイトルマッチでHOOST CUP王者・チューチャイ・ハーデスワークアウトジム（タイ）相手に引退戦を行う村井崇裕（京都野口ジム／WPMF日本王者）の3選手のインタビューがアーネストホーストジムジャパンから届いた。

辻出優翔「また1R KO勝ちしたらおもろいですね」

――　地元京都でのHOOST CUP KINGS KYOTO 4出場の抱負を聞かせてください。
「今回また地元京都で強敵を迎え撃つことになりました。応援に来てくれた人にかっこいい姿見せたいんで死ぬ気で勝ちます。」
――　最近は連勝中ですね。
「連勝している事には自分でも驚いています（笑）。でも弱い相手に勝ってきた訳ではなく、むしろ強い相手、過去に負けている相手に勝ってきて、この流れで今回裕樹選手と戦う事になったのは最高の形だと思います。」
――　2年前の大阪大会のリング上で裕樹選手に指名されて、今回実現となりましたが、対戦が決まっての気持ちは？
「あの時はテレビでも見ていた裕樹選手に指名されて『え？なんで俺？』って思いました（笑）。でも指名してもらえる事は嬉しかったし、対戦が決まったからにはぶっ倒します。」

辻出優翔

――　辻出優翔選手からみた裕樹選手とは ？
「めっちゃ強いです。ローで倒されないように鍛えます。」
――　有名選手と闘う時の気持ちは
「大月選手、裕樹選手など、名前のある選手と闘う時の気持ちは、いつもより緊張しますが、その分いつもより入り込めると言うか、集中力が違います。」
――　辻出選手から見た裕樹選手とはどんな選手？
「真っ向から勝負しに行かはるんで、気持ちの強い選手だなと思います。」
――　どんな試合になるでしょうか？
「また1R KO勝ちしたらおもろいですね。」
――　最後にファンへのメッセージを。
「皆さんの応援がパワーになります。おもろい試合するんで応援よろしくお願いします。」

裕樹「心の底から『もういい』と思って現役を退きたい」

――　今回のHOOST CUP KINGS KYOTO 4出場の抱負を聞かせてください。
「2018年一発目の試合なので、景気良く盛り上がる試合して勝ちたいです。」
――　2年前の大阪大会のリングで指名した辻出優翔選手との対戦が実現となりましたが、実際に対戦が決まってのお気持ちは？
「組んでくださったプロモーター、関係者の方々、そして受けてくれる辻出選手に感謝します。」
――　以前のスーパーライト級の65kgで闘う時と、今大会の61kgではどう違いますか？
「当然動きが俊敏になるし、得意のローキックもキレが上がります。」
――　辻出選手との対戦を希望した理由とは？
「強い選手とやりたい。そういう思いからです。」
――　辻出選手の印象とは
「相手の動きを良く見て、頭と体を上手に使うファイターという印象です。」
――　ミスターRISEといわれていますが、今までのキック人生を振り返っていかがですか？
「キックと出会えて本当に良かった。周りで応援してくれる人たちや支えてくれる人たちに感謝しています。」

裕樹

――　今まで対戦して印象に残っている選手は
「全員印象に残っています。一人も弱かった選手などいないですし、素晴らしい選手達と戦ってきました。」
――　キャリアが長いですが、練習、生活で気を付けている点は？
「大きな怪我や病気をしないように気を遣ってます。食事も殆ど自分で作るし、妻とも相談しながら、家では出来るだけオーガニックなものを摂取しています。」
――　裕樹選手にとって、ご家族とはどんな存在ですか？
「僕の生きていくモチベーションそのものです。この世の中で一番大切な存在です。」
――　家庭ではどんなお父さんですか？
「それは是非子ども達に聞いて欲しいですね（笑）。僕としては、常に子ども達の目標になれる様な父親でありたいと思っています。」
――　今回どんな試合になるでしょうか？
「技術ではなく、気持ちがぶつかり合う試合にしたい。誰が観ても分かりやすい盛り上がる試合です。」
――　裕樹選手の誰にも負けない点は？
「キックボクシングで戦う事が大好き。これだけは負けません。」
――　現役生活のカウントダウンに入っているそうですが、今後の目標は？
「燃え尽きたい。心の底から『もういい』と思って現役を退きたい。」
――　キックボクシング業界に求めるものは？
「ファイター（働く者）とファン（顧客）を一番に考えて欲しいです。」
――　若い選手に伝えたいことは？
「人に教えてもらうのではなく、自分で見て、感じて、考えて、練習してほしいです。」
――　裕樹選手から見て、HOOST CUPとはどんな大会ですか？
「偉大なファイターの意思を継ぐ大会。そういう選手が集まるべき大会です。」
――　最後にファンへのメッセージを。
「小細工無しで、とことん裕樹のスタイルを見せつけますので、楽しんで試合観戦してください。」

村井崇裕「ラストマッチですが、全力でベルトを獲りにいく」

――　今後の進退を賭けた、HOOST CUP KINGS KYOTO 4出場の抱負を聞かせてください。
「身体の調子が悪くなり、キックボクシングから少し離れて、引退も考えましたが、応援していただいている方やジム、そして自分自身にケジメをつけたかったので、復帰を決意しました。」
――　デビューしてから今までのキックボクシング人生を振り返っていかがですか？
「心身ともに強くなったのはもちろんありますが、キックボクシングを通してたくさんの人に出会って応援していただいているので、そういったご縁が一番の宝物かなと思います。」
――　今までのHOOST CUPでの試合を振り返って印象に残る試合は？
「最初の京都大会のメインで対戦した山本バッファ選手との試合です。あの試合をキッカケに応援していただく方が増えたので、印象に残っています。 」
――　長期休養中に思ったことは？
「引退も考えたので、生活の中で目標が無くなりました。そんな時、自分の人生にキックボクシングが無いっていうのは考えられないと再認識しました。 」
――　練習は順調ですか？
「順調です。」
――　ご結婚されたそうですが、環境、心境の変化はありますか？
「家族には迷惑とか心配は山ほどかけていますけど、応援はしてくれていますし、守るべきものができたというのが、僕を強くしてくれる理由かなと思います。 」
――　奥さんはどんな方ですか？
「優しくて芯が強い、ぼくにないものを持っている人です。」

村井崇裕

――　村井崇裕選手にとって野口ジム・野口会長とは
「野口ジムに入ってないとチャンピオンになれていないと思うので、ぼくのキックボクシング人生はここなしでは考えられない、そんな場所です。会長はキックボクシングや選手への情熱が人一倍ある方なので尊敬しています。」
――　今回、WPMF日本Sウェルター級タイトル防衛戦の対戦相手にチューチャイ・ハーデスワークアウトジムを希望した理由は？
「前回負けはしましたけど、自分としては負けたという気持ちはないので、しっかり勝ち負けはっきりさせたいです。」
――　村井選手からみてチューチャイ選手の印象は？
「相手のいいところを出させない選手ですね。」
――　勝算は？
「相手のペースに巻き込まれると面白くない試合になるので、自分のペースで一方的に勝ちたいです。負けるイメージは全くありません。」
――　今回の試合で伝えたいところ、見て欲しいところは？
「泣いても笑ってもこれが最後なので、勝ちにこだわる姿勢を見てほしいです。 」
――　チャンピオンを目指す後進の選手へのメッセージをお願いします。
「偉そうに言えるような選手ではないですが、選手でいられる期間は限られているので、どうせやるなら高い目標を持って、練習でも試合でもその一瞬を大事にしてほしいと思います。 」
――　最後にファンへのメッセージをお願いします。
「ラストマッチですが、全力でベルトを獲りにいくので、瞬きせんと見てください。」

対戦カード

※ホーストカップの通常ルールは肘無し、組んでの攻撃は1発のみ。EXルールは肘有りの通常のキックボクシングルール

第11試合　メインイベント　WPMF日本スーパーウェルター級＆HOOST CUP日本EXミドル級（-70kg）タイトルマッチ　3分5R
村井崇裕（京都野口ジム／WPMF日本王者）
チューチャイ・ハーデスワークアウトジム（タイ／ハーデスワークアウトジム／HOOST CUP王者、元ルンピニー認定ウェルター級7位）

第10試合　セミファイナル　61kg契約　3分3R（延長1R）
辻出優翔（京賀塾／ホーストカップ日本ライト級王者）
裕樹（ANCHOR GYM／元RISEスーパーフェザー級（-60kg）、ライト級（-63kg）スーパーライト級（-65kg）王者）

第9試合　EXルール　59kg契約　3分3R
高橋聖人（真門ジム／NKBフェザー級3位）
大原和也（大原道場）

第8試合　58kg契約　3分3R
大樹（ARENA／NJKFフェザー級4位）
泰良拓也（PFP／RISEフェザー級7位）

第7試合　71kg契約　3分3R
春野剛史（Dropout／元NKBミドル級1位）
RYU謙（レジェンドドラゴン）

第6試合　53kg契約　3分3R
KING剛（ロイヤルキングス）
風音（京賀塾）

第5試合　65kg契約　3分3R
濱崎一輝（PFP／元全日本スーパーウェルター級1位）
足利也真登（FightClubRush／DEEP☆KICK 60kg級1位）

第4試合　63,5kg契約　3分3R
田邉裕哉（京都野口ジム）
オッカム山際（MKHG）

第3試合　55kg契約　3分3R
山田直樹（KSS健生館）
吉岡ビギン（モンスタージャパン）

第2試合　ヘビー級　3分3R
兼田祐任（誠剛館）
谷川聖哉（真正会）

第1試合　57kg契約　3分3R
虎之助（誠輪ジム／NJKFフェザー級10位）
柴田和也（大原道場）

オープニングファイト第3試合　65kg契約　3分3R
堀池空希（究道会館）
佐野克海（拳之会）

オープニングファイト第2試合　55kg契約　3分3R
梅井泰成（京都野口ジム）
力哉（BKジム）

オープニングファイト第1試合　55kg契約　3分3R
正木宏幸（闘游塾）
横野　洋（アンカージム）

概要

大会名　HOOST CUP KINGS KYOTO 4 ～闘志伝承～
日程　2018年2月25日(日)　開場13:00　開始13:30予定　本戦開始前にプロ、アマチュアのオープニングファイトを行います。
入場料　SRS席12000円／S席7000円／A席5000円　指定席完売　当日立見4000円を13時より販売
お問い合わせ:　アーネストホーストジムJAPAN　052-936-5908　 info@hoostgym.jp　http://www.hoostcup.com/