シュートボクシング 2.11 後楽園ホール:村田聖明、ヒンチャイとの再戦は「今回は肘無しなので僕が勝って当然」、坂本優起「今年は7~8試合はしたい」、奥山貴大「坂本対策はバッチリ」
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SHOOT BOXING 2019 act.1(2月11日(月/祝)後楽園ホール)でMUAYTHAI -61kg級王者ヒンチャイ・オー・センスックジム(タイ)と対戦する前SB日本スーパーフェザー級王者・村田聖明(シーザージム)。ヒンチャイとは昨年6月に対戦し、1Rに首投げでシュートポイント奪うだけでなく、パンチ・ヒジの連打で追い込みながらも、3Rにヒジによるカットで逆転TKO負けを喫した。半年ぶりの再戦でリベンジなるか。第4試合ではSB日本スーパーウェルター級3位・坂本優起(シーザージム)とSB日本ウェルター級1位・奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ)が対戦する。王座奪還に向け再始動し2連勝中の坂本は、下の階級のトップランカーを相手にどのような戦いを見せるか。奥山は一つ上の階級の前王者を倒し、現在空位のウェルター級王座挑戦へのアピールなるか。(記事提供:シュートボクシング協会)
村田聖明「僕が勝って当然の試合。しっかり倒してKOする」
――昨年は5戦3勝2敗でしたが、ご自身にとってどのような1年でした?
「2月に深田(一樹)選手とSB王者対決を制したり、11月には他団体の元チャンピオンの前口(太尊)選手に勝つことが出来ましたが、9連勝中だった時に6月にヒンチャイにTKO負けをしてしまって……悔しい想いもした1年でした」
――早速、2019年初戦がそのヒンチャイ選手との再戦となりました。
「こんなに早くリベンジのチャンスをいただけるとは思っていなかったので嬉しい限りです。盛り上げて倒して勝ちたいと思います」
――前回のヒンチャイ戦を振り返っていかがですか。村田選手が1Rに首投げでシュートポイントを奪っただけでなく、パンチ・ヒジの連打で追い込み勝っていた流れの中でヒジを受けて逆転TKO負けでした。
「僕の方が押していたと思いますが、最後にヒジをもらったのが悔やまれます。最初に自分が有利に立てたことで気の緩みがあったというのはないのですが、倒しにいこうとムキになったことで隙が出来てしまったんだと思います」
――その試合以降のヒンチャイ選手の試合映像は入手していればその印象をお願いします。
「ヒンチャイが主戦場にしているMAX MUAYTHAIのタイトルマッチをしている映像を見ました。僕とやった時よりも身体が大きくなっていて、さらに強くなっていイメージを受けました。ですが、僕もリベンジに向けて必死に練習してきたのでフィジカルトレーニングでパワーも付いていますし成長している部分は多いです」
――過去に負けた相手との再戦では自分は強いと思いますか? 深田選手には1度負けて3年後にリベンジした例があります。
「そうは思いませんが、いつもの試合以上に勝ちたいという想いは強くなります」
――前回の敗戦を踏まえて、次の試合に向けて練習ではどういうことを強化していますか?
「前回と同じくヒジありルールでやり返したかったという想いはありましたが、今回はヒジなしルールなので普通に僕が勝って当然の試合だと思います。しっかり倒して勝つということを頭に入れて全ての技を強化しています。僕はヒジがなくてもヒジありでもそこまで戦い方に変わりはありません。投げ技は警戒されていると思いますが、それでも投げてシュートポイントを奪ってみせます」
――次の一戦をクリアーして2019年はどういう1年にしたいですか?
「しっかり倒してKOすることを目標に一戦一戦頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
坂本優起「勝ち進めばタイトルマッチにたどり着く」
――昨年は4戦3勝1敗の戦績でしたが、ご自身にとってどのような1年でしたか。
「8月にモンゴルで試合をやらせてもらい、(タバヤー・ウリジバトに)負けてしまいましたが海外で試合をしたことは凄く経験になったので実りのある1年だったと思います。10月には地元・函館で試合をやらせてもらい勝つことは出来ましたが(白神武央戦)、自分の力量不足で倒せなかったので課題の残る試合となりました」
――次の試合に向けて練習ではどこを強化していますか?
「ボクシングのトレーナーにも見てもらっていて、打ち方を変えるなどパンチを強化しています。詳しいことは言えませんが、以前と比べて技のバリエーションが増えたりとプラスになっていることが多いです」
――今回の相手、奥山選手についてはどのような印象がありますか?
「階級がそもそも違うので対戦相手として意識して試合を見たことはなかったのですが、そのうち階級を上げて戦うこともあるのかなと思ってました。強い印象はあります。奥山選手が昨年RIZINに出て70kg契約で試合をしたのは見ました。1R目にいい打撃を見せていて、あの攻撃は警戒しないといけないなと思いましたね」
――どういう試合展開をイメージしてますか?
「僕が追う展開になるでしょうね。距離を取って戦うと相手の距離になるので僕がやられる可能性も出てきます」
――坂本選手はフルラウンド手数を出し続けるファイトスタイルが特徴的ですが、あの驚異的なスタミナはどのように作られるのでしょう。
「シーザージムで練習していれば練習量が凄いので嫌でも付きます(笑)。シーザージムの若手は小さい頃からやっているだけに凄く育っています。僕は20歳から格闘技を始めて若手のようなうまさはないので、スタミナでカバーしたいなと」
――笠原兄弟、村田聖明選手とシーザージムの若手選手が育っていますが、焦りはありませんか?
「全くないです。自分のやりたいことをやるだけです。ですが、僕のスーパーウェルター級(70kg)は昔注目されていた階級なのでまた注目してもらえるように頑張るだけです」
――2019年の目標は何でしょう。
「年を重ねるたびに試合数が減っているので出来るだけ試合をたくさんこなしたいですね。今年は7~8試合はしたいので、後楽園大会だけでなく、浅草大会にもどんどん出たいです」
――ベルトを奪った北斗(拳太郎)へのリベンジはどう考えてますか?
「これからいい試合をして勝っていけばタイトルマッチの声がかかると思っているので頑張るだけです」
――ちなみにプライベートの目標はありますか?
「麻雀のプロを目指そうかなと(笑)。試合では相手はどういうことを考えて戦っているのだろうと頭を使うことが多く、そういうところが似ているので麻雀も好きかもしれませんね。もしシュートボクサーで麻雀でやる方がいたらシューボクサーだらけの麻雀大会をやりましょう(笑)」
奥山貴大「対策はバッチリなので期待して下さい」
――奥山選手の格闘技キャリアを教えてください。
「小学1年の時に親に連れられて極真空手を始め、小学6年生の時にSB、柔道を始めました。中学の時にアマチュアSBで何度か優勝経験があります。高校3年間は柔道をメインにやっていたのでその期間はほとんど打撃は練習していません」
――昨年は4月にチングン新小岩ジム選手に判定勝ち、6月にモンゴルの強豪・忍アマラー選手に勝ち5連勝でしたが、8月のRIZINで松倉信太郎選手に2RKO負けして3戦2勝1敗の戦績でした。ご自身にとってどのような1年でしたか。
「最後に負けて満足した戦績で終われなかったので今年はそうならないようにしたいですね。RIZINの試合を振り返ると、リングに上がる前は緊張しましたが上がってしまえばさほど緊張はしないまま戦うことが出来ました。1R序盤はいい感じで攻めることが出来て気持ち的にイケるなと思ってましたが、2Rすぐに倒されてしまいました。油断したわけではないのですが、気を抜かずにやるべきだったと反省してます」
――ウェルター級(67.5kg)で普段は戦ってますが、スーパーウェルター級(70.0kg)に階級を上げて臨んだ試合でもありました。動きとかはどうでした?
「いつもより減量が楽な分、いい動きが出来たとは思います。対戦相手は大きくなりますが、ウェルター級での試合でも相手は自分よりも大きいでことが多いのでそこまで気になりません」
――2019年初戦で坂本優起戦が決まっていかがですか。
「一発目で大きな試合だと思うので絶対に落とせません。上の階級の元チャンピオンで格上の相手ですが、用意された相手は誰であっても倒すだけです」
――オファーが来たら基本的に相手は選ばないタイプですか?
「そうですね。階級が下すぎる選手でなければ基本的に受けるようにしています。最近の選手は相手を選ぶことが多いようですが、道を歩いていて喧嘩を売られて相手を選びますか? 出られるチャンスがあればそれを喜んで受けるだけです」
――坂本選手とはいつか対戦するとは思ってました?
「僕はウェルター級メインで試合をしていますが、マツシマ タヨリ戦(2017年6月16日)などスーパーウェルター級でオファーが来ることもあり、いつかそのうち当たるんじゃないかなとは思ってましたね」
――坂本選手についてはどのような印象がありますか?
「ひたすら前に出てくるイメージがあります。坂本選手のペースにならないようにその対策はバッチリ出来ているので期待して下さい」
――2019年の目標を教えてください。
「現在、僕の階級のウェルター級では王座が空位なので、ベルトを狙います。ここで坂本選手を倒せば間違いなくいいアピールになると思っています。あと、一昨年にはカナダ、香港で試合をさせてもらっていて、海外での試合オファーがあれば積極的に出たいとも思ってます」
対戦カード
第10試合 メインイベント スーパーライト級(65kg)(肘有り) 3分5R(無制限延長R)
海人(TEAM F.O.D/S-cup 65kg世界トーナメント2018優勝・同日本スーパーライト級(65kg)王者)
ポンシリ・ポー・シリポン [Pongsiri Por.Siripong](タイ/WPMF世界ウェルター級王者、元ルンピニー同級王者、ラジャダム認定スーパーウェルター級2位)
第9試合 スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(無制限延長R)
植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級王者)
安本晴翔(橋本道場/INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
第8試合 女子ミニマム級(48kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(無制限延長R)
MIO(シーザージム/SB日本女子王者)
寺山日葵(TEAM TEPPEN/J-GIRLSミニフライ級王者)
第7試合 68kg契約(肘有り) 3分3R(無制限延長R)
宍戸大樹(シーザージム/元SB東洋太平洋ウェルター級王者)
笹谷 淳(team COMRADE/元J-NETWORKウェルター級&スーパーウェルター級王者)
第6試合 62kg契約 3分3R(無制限延長R)
村田聖明(シーザージム/SB日本ライト級(62.5kg)1位、元SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者)
ヒンチャイ・オー・センスックジム(タイ/センスックジム/MAX MUAYTHAI -61kg級王者)
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(無制限延長R)
元貴(DAB/SB日本2位)
手塚翔太(GONG-GYM坂戸/SB日本4位)
第4試合 スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(無制限延長R)
坂本優起(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級3位)
奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ/SB日本ウェルター級(67.5kg)1位)
第3試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(無制限延長R)
MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本1位)
MARI(ナックルズGYM/ミネルヴァ・ピン級王者)
第2試合 ヘビー級 3分3R(無制限延長R)
斐也(チームドラゴン)
マウンテンRYUGO(Ten Clover Gym)
第1試合 67kg契約 3分3R(最大延長2R)
村田義光(シーザージム)※義光 改め
石本裕一(GONG-GYM坂戸)
概要
大会名 SHOOT BOXING 2019 act.1
日時 2019年2月11日(月/祝)開場・17:15 開始・17:30
中継 AbemaTV(17:30~ 生中継)
チケット料金 RRS席15,000円(パンフレット付) RS席10,000円 SS席7,000円 A席5,000円 B席4,000円 立見 3,000円 ※当日券は各¥500UP ※U-18チケット(当日券のみ)18歳以下のお客様に限り、当日券立ち見チケットを1,000円にて販売いたします。(要身分証提示)
チケット販売 チケットぴあ(Pコード:594-600) イープラス 後楽園ホール会場窓口 シュートボクシング公式ネットショップ
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 https://shootboxing.org/