ILFJラウェイ 11.14 後楽園ホール:渡慶次幸平「今回はハイガードで戦う」、東修平「一番僕が盛り上げます」、清水俊一「真虎斗選手は怖いけどやるしかない」
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ILFJ「LETHWEI IN JAPAN 10 ~INORI~」(11月14日(木) 後楽園ホール)の公式計量が13日正午より行われ、全選手が1回でクリアした。
大会を運営するファースト・オン・ステージの中村祥之代表(下写真前列右)は「2016年11月に第1回日本大会を開催し、今回で10回目になることは、僕の中では奇跡に近いです。異国のスポーツ、ラウェイを日本でできたのは、ミャンマーの方、ILFJの尽力、ファンの皆さんに支えられたおかげです」と感謝の言葉を述べた。さらに今後の展望として、ASEAN(東南アジア諸国連合)参加国への進出や、一般のプロ格闘競技のように防衛を重ねることのできるチャンピオンシップの制定も挙げた。
会見にはミャンマーラウェイ連盟のティン・アウン会長(冒頭写真中央)も出席。「ラウェイのアジア連盟設立に向け、ミャンマー側とILFJで共同で活動していく」「12月にミャンマーで大きな大会があるので、日本からも選手に参戦してほしい」とコメント。ILFJとの連携強化に意欲を示した。
計量後の会見では全選手が意気込みを語っている。
第6試合 73kg契約 3分5R
◆渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺/73.0kg)ここ3大会、連続でメインイベンターをやらせてもらっています。8月と9月と連続で試合をして、どちらも顔がボコボコに腫れ、凄く痛く、血尿が毎試合出しました。あんまり血尿を出すと腎臓がやられて透析になるらしいです。顔がこれ以上汚くならないよう、今回はハイガードで(ガードを高くして)戦います。頑張るぞ!
◆ソー・テット・ウー[Soe Htet Oo](ミャンマー/70.6kg)日本での試合は2度目です。渡慶次選手は日本でもラウェイで活躍する優秀な選手です。私も頑張って勝ちたいです。
第5試合 63kg契約 3分5R
◆東 修平(AACC/62.90kg)1年ぶりにラウェイに帰って来ました。素晴らしい選手と戦えて光栄です。明日は侍として挑みます。たくさんの人に夢と希望を与える試合をします。今年最後のラウェイ日本大会なので、一番僕が盛り上げます。
◆チャー・バー・ヘイン[Kyar Ba Hei](ミャンマー/59.45kg)日本では3度目の試合です。日本人選手の試合に対する精神や努力に関心を持っています。東選手もいい選手です。頑張ります。何本か残っている私の歯が、明日で全て無くなっても構いません。
(東はチャー・バー・ヘインの話を聞いて「僕も目が見えなくなると困るので、ハイガードで戦います。歯は命ですし、目も命です」と答えた)
第4試合 65kg契約 3分5R
◆パッキャウ・リン・ナイ[Pat Kyaw Lin Naing](ミャンマー/62.65kg)今回は2度目の来日です。一生懸命頑張ります。
◆ケイン・コンラン[Kayne Conlan](ニュージーランド/ストライクフォースジム/WKBF南太平洋ウェルター級王者、WKBF&WMCニュージーランド同級王者/64.3kg)日本のラウェイの大会に初参戦できて光栄です。明日は全力を尽くします。
第3試合 62kg契約 3分4R
◆清水俊一(総合格闘技宇留野道場/61.95kg)10月にミャンマーの名門チームで2週間トレーニングを積み、やればやるほどラウェイの魅力に取りつかれると同時に、ますますラウェイがわからなくなりました。そのジムにいたトゥン・ルイン・モー選手が目を怪我して今回の大会に出られなくなったのですが、今回の大会のサブタイトルが「祈り」ということですので、少しでも僕の祈りが伝わればと思います。今回戦う真虎斗(まこと)選手はボコボコになっても前に出て来る選手で、男気があって怖いですね。でもやるしかないです。
◆真虎斗 a.k.a BASTA(TEAM BASTA/61.9kg)清水選手の試合自体は正直、寒いなって。このリングでやることとちゃうんちゃうかと思いました。でもミャンマーでの練習で自信が付いて、前に出て来てくれたら面白い試合なるでしょうね。俺は絶対引かないから。これぞラウェイという面白い試合をしたいです。今回も東京で試合が終わったら遊んで奈良に帰りたいです。
第2試合 100kg契約 3分4R
◆天承山(LifeAMIC-ハイボルテージ/92.55kg)喋るのはあまり得意じゃないので、明日の試合で見せたいです。(47歳でラウェイに挑むのは相当な覚悟では?)怖いか怖くないかと言えば怖いですけど、これまで300戦やってきて、怖くない試合は1度も無かったので、今回も普通に試合をします。
◆中島佑斗(TEAM侍/92.65kg)明日は自分なりのストロングスタイルを見せます。
第1試合 100kg契約 3分4R
◆YABU(心武館/97.8kg)久しぶりのラウェイですけど、明日どうなりますかね。また顔がグチャグチャになるかもしれませんけど、頑張ります。
◆ウー・ドンシン(台湾/96.4kg)前回は負けましたので、今回は勝利を台湾に持ち帰ります。
概要
大会名 LETHWEI IN JAPAN 10 ~INORI~
日時 2018年11月14日(木) 午後6時30分開始
中継 FITE TV(生中継・料金$4.99)
チケット料金 VIP席10,000円(残り僅か) S席7,000円(残り僅か) A席5,000円 B席4,000円 ※当日500円アップ
チケット販売 チケットぴあ(Pコード:840-631) ローソンチケット(Lコード:33004) イープラス 後楽園ホール
お問い合わせ ILFJ 03-5212-5088 http://ilfj.or.jp/
ラウェイルール概要(一般的なキックボクシングルールと異なる点)
・グローブは装着せず、バンデージのみで試合を行う
・頭突き、投げ技、手の平以外による首絞めも認められる。
・故意ではなく流れの中で蹴りが金的に当たった場合は有効打となり試合は続行される。
・1Rで3回ダウン、または、試合を通し合計4回のダウンでTKO負け。
・ダウンカウントは1カウント2秒で計測
・判定決着無し。時間切れの場合は引き分け。ダウン数やダメージは無関係。
・インターバルは2分
・試合中に1度だけ、選手又はセコンドがレフェリーに「タイム」を要請すれば、2分間の休息が許される。最終Rはタイムを行使できない。タイムは1ダウンとカウントされる。