シュートボクシング 2.10 後楽園ホール:海人、対タップロンでも強気「肘で切って本職の相手に勝つ」。鈴木博昭「SBの開幕戦を盛り上げるのは義務」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
SHOOT BOXING 2018 act.1(2月10日(土) 後楽園ホール)の公式計量が9日17時より行われ、全選手が1回でクリアした。海人 vs. タップロン・ハーデスワークアウト、鈴木博昭 vs. 山口侑馬のスーパーライト級対決、村田聖明 vs. 深田一樹のSB日本王者対決をはじめとした注目カードが並ぶ。
今年のシュートボクシングの後楽園での本戦シリーズは2月10日を皮切りに、4月1日(日)、6月10日(日)、9月15日(日)を予定。7月にはGirls S-cup、11月にS-cupを都内で開催予定だ。トーナメントのS-cupは男子が鈴木博昭、海人のいるスーパーライト級(65kg)、女子がMIO、MISAKIのいるミニマム級(48kg)で行われ、この4選手が揃い踏みする今大会は今後の展開を占う上で重要だ。
鈴木が昨年、KNOCK OUT参戦を希望したあたりから、シュートボクシングでも肘有りルールの試合が増え、今回も鈴木、海人らの試合は肘有りに。昨年11月のSBのTDCホール大会で海人が優勝したSB日本スーパーライト級王座決定トーナメントも肘有りだったが、今回はムエタイがベースのタイ人・タップロンが相手に。鈴木は4月14日からKNOCK OUTスーパーライト級王座決定トーナメントへの出場を控えており、肘有り経験をここで積んでおく意義は大きい。
計量後の記者会見にはシーザー武志・シュートボクシング協会会長と、主要5カードの10選手が登場し、試合に向けての意気込みを語った。
第10試合 メインイベント スーパーライト級(65kg)(肘有り) 3分5R(無制限延長R)
海人(TEAM F.O.D/SB日本王者/64.7kg)
タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/SB世界2位、元WMC世界フェザー級王者/65.0kg)
◆海人「明日は自分がチャンピオンになっての初戦です。『SBキラー』と言われている人とできるので楽しみです。今までタップロン選手が勝ったチャンピオン(=鈴木)と自分が違うというところを見せたいです。自分が(肘で)切って本職の相手に勝ってやろうかと思います。S-cupも出られるなら出たいですけど、とりあえず今は今年初戦のタップロン選手をしっかり倒して勝たなあかんなと思っています」
◆タップロン(日本語でコメント)「シーザー会長、また呼んでくれてありがとうございます。シュートボクシング久しぶりですね。海人は若くていい選手ですね。でも絶対負けないです。S-cupもよろしくお願いします。シュートボクシングで初めて肘やるんですけど、昔ムエタイでやっていたので得意ですね。明日楽しみです」
第9試合 59kg契約(肘有り) 3分5R(無制限延長R)
村田聖明(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者/59.0kg)
深田一樹(龍生塾ファントム道場/SB日本フェザー級(57.5kg)王者/58.75kg)
◆村田「深田さんに(15年12月に)一回負けてから、連敗して辛い時期があったので、借りを返してこれからも連勝したいです。僕も肘有りルールは初めてなので不安もあるんですけど、(タイ人の)トレーナーのダムさんとたくさん練習してきたので、自分から積極的に肘を狙いたいです」
◆深田「村田選手と再戦ですけど、勝ったら村田選手のベルトに挑戦させて欲しいです。僕も肘は初めてで、結構練習してきたんですけど、明日にならないと正直わからないですね。楽しみと不安が両方ありますけど、うまく使いたいです」
第8試合 64kg契約(肘有り) 3分5R(無制限延長R)
鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB世界スーパーライト級(65kg)王者/64.0kg)
山口侑馬(山口道場/INNOVATIONライト級王者/64.0kg)
◆鈴木「なんだか久しぶりに、ここ(=ホームリングのSBの計量会場)にいる気分ですけど、僕はシュートボクサーなので、シュートボクシングの開幕戦を盛り上げるのは義務だと思っています。山口選手と激しいぶつかり合いをした結果、フィニッシュしたいです。(昨年4月、山口の兄・裕人を破っているが、意識する?)兄弟ですけど同じ人間じゃないので、向かい合わないとわからないですけど、楽しみですね。日本人特有で相手の対策を練って来るでしょうけど、そこを上回ってこその私だと思います」
◆山口「明日はシュートボクシングファンの皆さんに、いい自己紹介ができたらいいなと思っています。(鈴木に勝ってS-cupに出たい?)今回勝ったとして、それから考えようかなって感じですかね。(兄の敵討ちは意識する?)敵討ちという感覚はあんまないですけど、兄弟2人そろって負けるわけにはいかないので、僕は勝っとこかなって感じです」
第7試合 SB日本女子ミニマム級(48kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
MIO(シーザージム/王者、香港Energy Fight×Shoot Boxing同級王者/47.95kg)※初防衛戦
MISAKI(GSB/2位、J-GIRLSミニフライ級王者/47.05kg)
◆MIO「MISAKI選手と一度戦った時(=16年6月の浅草花やしき大会)は勝ちましたけど、あの時のMISAKI選手とは別人だと思っています。勢いがあって注目されている選手ですけど、差は広まっていると思うので、王者の強さを見せたいです。今年は勝負の年なので、変わった姿を見せたいです。上京して2年経ったんですけど、自分の納得が行く結果が出せていないので、そろそろ出したいですし、舞台出演も決まっているので、いい流れに持って行きたいです。夏にGirls S-cupも開催されるので、今回防衛して世界のベルトを取りに行きたいです」
◆MISAKI「MIOちゃんにプロ3戦目で負けてから、またMIOちゃんとやりたいとずっと言っていて、そのためにこれまで頑張って来たと言っても過言ではないです。シュートボクサーなのでシュートボクシングのベルトを巻いて、さらに上に行きたいです。人生を変えます。12月の香港大会に行った時もMIOちゃんと仲良くしていたので、複雑な気持ちも少しあるんですが、ずっと追って来た背中が目の前に見えていることにはワクワクしています。これまで全力でやってきた差がわかると思います。ジムの先輩のUnion朱里が海外の大会で輝いているので、私も世界で輝きたいです」
第6試合 スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(無制限延長R)
北斗拳太郎(ボスジムジャパン/SB日本王者/70.0kg)
忍アマラー(モンゴル/SBモンゴル/SHINOBUファイティングジム/元WPMF世界スーパーライト級王者、元全日本ライト級王者、元MA日本スーパーフェザー級王者/69.85kg)
◆北斗「ボス神拳伝承者の北斗拳太郎だ。シーザー老師にまた素晴らしい舞台に立たせてもらい感謝している。今回、ツグト忍アマラ選手とやれるのでワクワクしている。彼はK-1 MAXで活躍していた拳法家だ。今回勝つことができれば、これからは『K-1 MAX刈り』をやらせてくれ。旧K-1に出ていた拳法家を倒していくことだ。クラウス、ブアカーオ、最終的にはシュートボクシングの頂点に立つアンディ・サワーを狙う。前から修羅の国の猛者たちを相手してみたいと強く願っていた。その第一弾としてシュートボクシングは忍選手を用意してくれたと思っている」
◆忍(日本語で)「日本で久しぶりに試合をします。10何年前に日本に留学してきた時に、漫画の北斗の拳を読んでいました。そういう選手と試合できるのは面白いです。(最近はいつ試合をしましたか?)去年7月、マカオで70kgで試合をしました。3R判定勝ちです。(シュートボクシングやろうとした理由は?)昔出たことがあって、モンゴル人にとっても投げがあるからいいルールで、(第5試合に出る)チングン(新小岩)君も頑張っていますし、私もたくさんシュートボクシングの選手と作って頑張りたいと思いました。(※シーザー会長によると、忍はモンゴルでシュートボクシングの大会を開催したいと考えているといい、その布石として日本の大会出場を打診したという)
その他の対戦カード
第5試合 67kg契約 3分3R(無制限延長R)
チングン新小岩(モンゴル/シーザージム新小岩/SB日本ウェルター級(67.5kg)1位/66.6kg)
喜入 衆(フォルティス渋谷/ルンピニージャパンウェルター級王者/67.0kg)
第4試合 58kg契約 3分3R(無制限延長R)
笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)1位/57.9kg)
浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉/WPMF日本スーパーバンタム級王者/58.0kg)
第3試合 スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(無制限延長R)
植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本1位/55.0kg)
内藤凌太(ストライキングジムAres/SSB日本3位/54.75kg)
第2試合 スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(無制限延長R)
伏見和之(シーザー力道場/SB日本2位・元王者/54.9kg)
川上 叶(龍生塾/54.9kg)
第1試合 スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(無制限延長R)
笠原友希(シーザージム/SB日本6位/55.0kg)
内藤啓人(ストライキングジムAres/54.9kg)
概要
スケジュール 開場・17:15 開始・17:30
チケット料金 RRS席15,000円(パンフレット付) RS席10,000円 SS席7,000円 A席5,000円 B席4,000円 ※当日券は各¥500UP
☆U-18チケット(当日券のみ)18歳以下のお客様に限り、当日券立見チケットを1,000円にて販売いたします(要身分証提示)。販売所=後楽園ホール1F当日券売り場
チケット販売 シュートボクシング公式ネットショップ チケットぴあ 後楽園ホール会場窓口
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 http://shootboxing.org/