K-1 12.14 代々木第一:3選手をK-1に送り込むチンギス・アラゾフ「地位も名声も手に入れた今、K-1へ戻ることも視野に入っている」
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12月14日(土)、国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2024』に3人の刺客を送り込むことになった第2代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のチンギス・アラゾフが、インタビューに応じた。なぜ、今大会でアラゾフチームを組んだのか、K-1に協力しているのか、その狙いを明かしてくれた。(記事提供:K-1 GROUP)
チーム・アラゾフの1人目はダニラ・クワチ(ベラルーシ/Gridin Gym)で、“ベラルーシの切り込み隊長”として寺島輝(日本/TANG TANG FIGHT CLUB)と対戦する。2人目はイケメンファイターのダニール・エルモリンカ(ベラルーシ/Gridin Gym)で、中島千博(POWER OF DREAM)とのマッチアップになった。3人目はギリシャのコスタス・アスラニディスは、髙橋直輝(若獅子会館)と対峙する。日本との3vs.3対抗戦で、チーム・アラゾフが全勝するのか注目が集まっている。
――10月のK-1大阪大会は、リングへ上がりファンの前で挨拶しました。久しぶりのK-1の雰囲気は、いかがでしたか?
「今回、本当に久しぶりにK-1のリングへ上がり挨拶をさせていただきました。ファンの皆さんが温かく私のことを迎えてくれて、またここで戦いたいという気持ちが出ましたね」
――今回、チーム・アラゾフの監督として3人の選手を送り込むことになりました。対抗戦について、どんな思いがありますか?
「今回K-1に連れてくる3人は、ベラルーシ、ギリシャのファイターでとても強くて若く、才能に溢れた選手を選びました。まずダニラ・クワチは、動きも良くて攻撃的でムエタイとキックの中間くらいのスタイルで、トリッキーなファイターです。また、ダニール・エルモリンカも前へ出ていくスタイルでコスタス・アスラニディスも同様です。3人とも私が好きなファイトスタイルで戦いますので、きっと日本のファンの皆さんも気に入ってくれるはずです。彼らのモチベーションを上げ、戦略を教える今回の機会は、監督としてとても楽しみにしています」
――対抗戦の企画オファーがあった時は、どんな感想でしたか?
「とてもいいですね。こうしてチームを率いる団体戦は、日本にいい選手を紹介できる機会ですし、将来的にもどんどんやってほしいです。もちろん、私のチームは2対1か3対0で圧勝しますよ(笑)」
――他にも、K-1へ連れて来れる選手はいますか?
「いい選手は、たくさんいます。大体、20名くらいですかね。ヘビー級が多いですが、60kgから95kgに選手が集まっています」
――それは、楽しみです。あなたは自他ともに認める世界最強になりました。ご自身は、どんなファイトスタイルだと理解していますか?
「私は、すべてを融合した形、ユニバーサルスタイルです。選手によっては、プレッシャーをかけるタイプもいれば、トリッキーに戦うスタイルもいます。オランダスタイルや、蹴り中心のムエタイスタイルもいます。でも自分は、すべてを融合したスタイルです」
――オーソドックスとサウスポーの構えを効果的に使っていますね。
「じつは右手を2回骨折したことがあったため、左手をより多く使って戦わなければいけない時期が4年くらいありました。スイッチで戦うスタイルが確立されたのは、それが背景にあります。あとは相手に合わせて自分のスタイルを変えるのが好きです」
――KOが多い理由は?
「相手のミスを逃さずに捉えることができます。スパーリングでは、とくにそれが顕著で、何回も倒しています。その延長で、本番の試合はKOが多く生まれているのだと思います」
――過去のK-1の試合で印象に残っていることは何ですか?
「すべてのK-1の試合が印象に残っていて好きですが、とくに記憶にあるのは城戸康裕戦ですね(2017年6月1日=アラゾフの判定勝ち)。あの時は、右手を骨折していて、目と足も負傷していました。20%のコンディションで戦い、勝利することができた試合でした」
――城戸選手との試合はダウンを奪い合う激闘になりました。
「歴史に残る試合でしたね。最後のラウンド前にコーナーへ戻った時に、コーチから“この試合はお前のものだ”と言われて、奮い立つことが出てきました。私は、いつでも戦う準備ができていますし、絶対に心が折れることはありません」
――まだONEとの契約が残っていると思いますが、将来的にはK-1で試合する可能性があるわけですね。
「もちろんです。自分にとってK-1スタイルが合っていますので、すぐにというわけにはいきませんが、そんなに遠くない将来、ここに戻ってくることでしょう」
――元々はK-1が世界へのスタートだったと思いますので、あなたを待っているファンは多いです。
「今の私はお金ではなく、レガシー、自分の伝統を作ることを重視しています。これまで私は世界一になり、パウンドフォーパウンドとも呼ばれ、地位も名声も手に入れました。伝統を作る中では、やはりK-1へ戻ることも視野に入っています」
――最後に日本のファンへメッセージをお願いします。
「いつも、私のことを応援してくれてありがとうございます。私はK-1が大好きです。12月14日は、チームの3人と一緒にK-1へ行きますので、楽しみにしていてください。ぜひ、日本で会いましょう!」
◆ K-1公式サイト 12.15(日) 第2代K-1スーパー・ウェルター級王者 チンギス・アラゾフのキックボクシングセミナー&交流会の開催が決定!
対戦カード
K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・準々決勝(1) 3分3R(延長1R)
クォン・ジャンウォン[Kwon Jangwon](韓国/チョンハク・ムエタイジム/元MAX FCヘビー級王者)
クラウディオ・イストラテ[Claudio Istrate](イタリア/コンバットジム/K-1無差別級トーナメント2023準優勝、ISKA欧州ヘビー級王者)
K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・準々決勝(2) 3分3R(延長1R)
フェン・ルイ[Feng Rui](中国/星武創新ファイトクラブ/CFP)
マッティア・ファラオーニ[Mattia Faraoni](イタリア/Fight1-S.gabriel/ISKAオリエンタルルール世界スーパークルーザー級(95kg)王者)
K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・準々決勝(3) 3分3R(延長1R)
アリエル・マチャド[Ariel Machado](ブラジル/ヘマースジム/マディソンチーム/K-1無差別級トーナメント2024南米予選優勝、K-1無差別級トーナメント2023 3位、WGPライトヘビー級(94.1kg)王者)
リース・ブルーデネル[Rhys Brudenell](イギリス/プライズファイター/K-1無差別級トーナメント2024西欧予選優勝、MTGP&KGPヘビー級王者)
K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・準々決勝(4) 3分3R(延長1R)
K-Jee[けいじ](K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1&Krushクルーザー級(90kg)王者)
エロール・ジマーマン[Errol Zimmerman](オランダ/ヘマーズジム/K-1欧州GP2008優勝)
K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
実方宏介(真樹ジムAICHI/元Bigbangヘビー級王者)
K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
準々決勝(1)勝者
準々決勝(2)勝者
K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
準々決勝(3)勝者
準々決勝(4)勝者
K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
56kg契約 3分3R(延長1R)
金子晃大[あきひろ](K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/K-1スーパー・バンタム級(55kg)王者、K-1 WORLD MAX 2024 -55kgトーナメント優勝、元Krushバンタム級(53kg)王者)
アスランベック・ジクレーブ[Aslanbek Zikreev](ロシア/クズバス・ムエタイ)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1 WORLD MAX 2024 -55kgトーナメント準優勝、元Krushフライ級(51kg)王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/マイクスジム/K-1 WORLD MAX 2024 -70kgトーナメント優勝、元GLORYライト級(70kg)2位、MAX FIGHTライト級(70kg)王者)
和島大海(月心会チーム侍/元K-1スーパー・ウェルター級王者)
71.5kg契約 3分3R(延長1R)
カスペル・ムシンスキ[Kacper Muszynski](ポーランド/Armia Polkowice/MFC・IRON FIGHTER・WKSF・WFMCライト級(70kg)王者)
バレンティン・マヴロディン[Valentin Mavrodin](ルーマニア/DORU TEAM BRAILA/ISKA世界スーパーウェルター級(70kg)王者)
チームJAPAN×チーム・アラゾフ対抗戦 61kg契約 3分3R(延長1R)
髙橋直輝(若獅子会館/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
コスタス・アスラニディス[Kostas Aslanidis](ギリシャ/ヴェナムジム)
チームJAPAN×チーム・アラゾフ対抗戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
中島千博(POWER OF DREAM/元Krushスーパー・フェザー級王者、極真会館2017全日本ウエイト制軽重量級 優勝)
ダニール・エルモリンカ[Daniil Yermolenka](ベラルーシ/グリディンジム)
チームJAPAN×チーム・アラゾフ対抗戦 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)
ダニラ・クワチ[Danila Kvach](ベラルーシ/グリディンジム)
無差別級 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY/元K-1クルーザー級(90kg)王者)
山口翔大(GENESIS/TEAM3K/RKS&AJKNクルーザー級王者、JFKO全日本フルコン空手道選手権2018・19重量級優勝/94.50kg)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
RUI(K-1ジム福岡チームbeginning/KPKBヘビー級王者)
ティアン・ターザン[Thian “Tarzan” De Vries」(オランダ/Luc Verheije Fight Club/Enfusionライトヘビー級(93kg)&クルーザー級(88kg)王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・ライト級&ライト級(62.5kg)王者)
塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangスーパーバンタム級王者)
池田幸司(ReBORN経堂/元Krushバンタム級(53kg)王者、K-1カレッジ2019 -55kg優勝)
プレリミナリーファイト フェザー級(57.5kg) 3分3R
小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)
関口功誠(ALONZA ABLAZE)
プレリミナリーファイト スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
上野奏貴[かなた](kickboxing gym SHINYUUKI+/K-1甲子園2023 -60kg優勝)
上田咲也(HIGHSPEED GYM/K-1甲子園2022 -65kg優勝)
プレリミナリーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R
瑠唯(リーブルロア)
来希(TEAM ONE)
プレリミナリーファイト バンタム級(53kg) 3分3R
小川蓮武[れん](ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
瀧(魁塾)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2024
日時 2024年12月14日(土) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00(予定)
会場 国立代々木競技場第一体育館 [HP]
中継 ABEMA、 GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル 70,000円 アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 30,000円 アリーナS 15,000円 スタンドS 15,000円 アリーナA 10,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 7,000円 小・中学生シート 3,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/