RISE 9.16 後楽園ホール:6戦全勝の16歳・田丸辰「無敗でRISE -53kg級初代王者になる」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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RISE 127(9月16日(日) 後楽園ホール)では林祐哉(空修会館)と闘うことになった田丸辰[たまる・とき](平井道場)。金子梓(新宿レフティージム)とともに、新設されるRISE-53kg級王座に最も近いといわれる弱冠16歳はタイトルマッチ前哨戦というべき一戦に何を思うのか。(記事提供:RISEクリエーション 取材:布施鋼治)
――9・16 RISE127の対戦相手がようやく林祐哉(空修会館)選手に決まりました。林選手の情報は?
田丸 実は林選手とはアマチュアの時に2戦やっているんですよ。いずれも中学生の時だと記憶しています。1回目は負けて、2回目は勝っています。
――だったら今回はラバーマッチじゃないですか。
田丸 印象としては全体的にパンチがうまくて、パンチ力もあった。でも、それ以外警戒するものはないですね。アマチュアの時にはそんなに差がなかったと思うけど、お互いプロになってからは実力差が出てきたと思うので。
――自信満々ですね。実力差を具体的にいうと?
田丸 アマチュア2戦目の時にはスネ当てだけをつけ、ヘッドギアはなしで闘うルールだったと思うけど、向こうのパンチは2発くらいしか当たっていない。
プロだとヘッドギアもないので視界は広いし、グローブも小さくてよく見えるので、何ももらう気はしない。自分に有利なルールだと思います。平井道場の先輩たちも「次の試合については何も心配がない」と言っていますよ。
――それでも、楽観視はしない?
田丸 ハイ、プロの試合なので、試合が始まったら、何が起こるかわからない。僕が一発もらって倒れるという状況になるかもしれない。それがプロの世界なので。
――プロデビュー以来、6戦6勝と破竹の快進撃を続けています。
田丸 でも、アマチュアでは勝ち続けていたけど、プロでは勝てないという選手も中にはいるじゃないですか。
自分も「もしかしたらプロでは勝てないんじゃないか?」と心配していた部分もあったけど、この間7・16 RISE126でKING剛(ロイヤルキングス)選手に勝てたことが自信になっています(1Rから圧倒して、三者とも30-27の判定勝ち)。
――8月中旬からは毎年恒例の広島合宿に行ったと聞きました。成果の方は?
田丸(急に小声になって)地獄でした。僕は2週間くらい現地に滞在していたけど、毎日走り込みの連続で、遠泳もやっていました。
――広島といえば、今回対戦する林選手が所属する空修会館があるところですね。
田丸 ハイ。今年は行かなかったけど、去年まではよく空修会館に出稽古に行っていたんですよ。以前から体重は合っていたので、林選手とばかりスパーリングをやっていました。
――練習中には、どんな会話を?
田丸 次に林選手が闘う対戦相手について話し合っていた記憶があります。
――そうだったんですか。ところで、同じRISE 127で酒井柚樹(はまっこムエタイジム)と対戦する金子梓(新宿レフティージム)選手のことは気になる?
田丸(ちょっと声のトーンを変えて)そうですね。正直、勝ってもらわないと困る(苦笑)。理想としてはお互い無敗のままRISE-53kg級の王座決定戦をやりたいと思っているので。
――確かに現状では田丸選手と金子選手の間で新設される-53kg級の王座決定戦が開催される可能性が極めて高いといわれています。RISE127でも、お互いいい勝ち方をしたら、そのままリング上で何かしらの発表があるかもしれません。
田丸 無敗同士のまま闘い、僕が圧倒的な差を見せつけてチャンピオンになる。それが理想だと思っています。
――今回はそれぞれタイトルマッチ前哨戦という見方もできると思います。何かしらのプレッシャーを感じることは?
田丸 いや、プレッシャーは感じていないですね。勝てる自信しかないので。
――頼もしいですね。最後に田丸選手は弱冠16歳。育ち盛りだと思いますが、減量の心配はない?
田丸 誰かに会うたびに「デカくなったね」といわれています。
――だったら1年後は?
田丸 55kg級でやっている可能性もある。平井道場は選手に無理な減量をさせるようなこともないので、僕も食べられる時にはたくさん食べています。
- 小4の田丸辰
- 中1の田丸辰
- 16歳の田丸辰
――今回平井明道代表から田丸選手の成長の軌跡をたどるために、子供の頃の写真をお借りしました。(左から小4、中1、現在)
田丸(顔を赤らめながら)めっちゃ恥ずかしいです。
――確かに2年前の写真と比べたら、全然違いますね。子供から少年になったような。
田丸 やっぱりプロになったというのがすごく大きい。練習態度や日々の生活にもそれが如実に現れていると思います。練習で怒られることはあまりないけど、生活面では未だに結構怒られますから。RISEのチャンピオンになるためには、意識を高く持ち続けていないといけないと思いますからね。
対戦カード
第11試合 メインイベント RISEヘビー級タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
清水賢吾(極真会館/王者、シュートボクシング日本王者)
バダ・フェルダオス(オランダ/ドージョー・ピーター・アーツ/挑戦者)
第10試合 セミファイナル 第7代RISEバンタム級(55kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
優吾・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM/RISE 2位)
鈴木真彦(山口道場/WBCムエタイ日本バンタム級王者&ホーストカップ日本バンタム級(55kg)王者)
第9試合 第7代RISEバンタム級(55kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo/RISE 4位)
結城将人(TEAM TEPPEN/RISE 5位)
第8試合 バンタム級(55kg) 3分3R
良星(平井道場/Bigbangスーパーバンタム級王者)
堀尾竜司(TRY HARD GYM/元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
~休憩~
第7試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
篠塚辰樹(TEAM TEPPEN/RISE 4位)
八神剣太(レジェンド横浜/REBELS-MUAYTHAIフェザー級王者、元J-NETWORK&WPMF日本フェザー級王者)
第6試合 53kg契約 3分3R
金子 梓(新宿レフティージム)
酒井柚樹(はまっこムエタイジム)
第5試合 53kg契約 3分3R
田丸 辰(平井道場)
林 祐哉(空修会館)
第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE 4位、元WPMF日本スーパーフェザー級王者)
嶋田将典(Stay Gold/RISE 13位)
第3試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
憂也(魁塾/RISE 3位、DEEP☆KICK -65kg級王者)
山田洸誓(正道会館 高知/RISE 5位)
第2試合 女子46kg契約 3分3R
祥子[しょうこ](JSKキックボクシングジム)
平岡 琴(TRY HARD GYM)※K-1 GYM YOKOHAMA TEAM TORNADOから所属変更
第1試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
MASATO(3POUND/RISE 6位、2016年RISING ROOKIES CUP同級優勝)
瑠夏(新潟誠道館/RISE 7位、2017年RISING ROOKIES CUPP同級優勝)
オープニングファイト第4試合 ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
中島将志(新潟誠道館/RISE 5位、2017年RISING ROOKIES CUP同級優勝)
鳥居 剛(夕月堂本舗)
オープニングファイト第3試合 RISING ROOKIES CUPミドル級(70kg)決勝戦 3分3R(最大延長2R)
宮前達也(BattleNation)
天雷しゅんすけ(SLACK/第14回関東アマ修斗選手権ライト級優勝)
オープニングファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
虎二郎・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)
門口佳佑(TOP DIAMOND×EX ARES/AbemaTV「VS那須川天心」挑戦者決定トーナメント優勝)
オープニングファイト第1試合 女子58kg契約 3分3R
村上悠佳(TEAM TEPPEN)
菅原麻子(トイカツ道場)
概要
スケジュール 2018年9月16日(日) 開場・17:00 オープニングファイト開始・17:15 本戦開始・18:00
中継 スカイA
チケット料金 SRS席 12,000円 RS席 8,000円 S席 6,000円 A席 5,000円 ※当日券は各500円アップ ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス 後楽園ホール RISEクリエーション
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860 http://www.rise-rc.com/ http://www.facebook.com/rise2003/