K-1 9.29 代々木第二:-55kgトーナメント 金子晃大「感謝の気持ちで戦います」×璃明武「金子選手で勝てば優勝できる」、玖村将史「そんなに甘くないことを分からせる」×大久保琉唯「全て引っ繰り返すことを考えるとワクワクする」
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K-1 WORLD MAX 2024(9月29日(日)国立代々木競技場第二体育館)で行われる「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」準決勝・決勝を控えた4選手のインタビューがK-1 GROUPから届いた
第18試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第10試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/元Krushフライ級(51kg)王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
第9試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
金子晃大[あきひろ](K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/K-1スーパー・バンタム級(55kg)王者、元Krushバンタム級(53kg)王者)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
-55kg世界最強決定トーナメントは8選手が参加し、7月の代々木第二大会で一回戦4試合が行われた。過去のK-1のトーナメントでは強豪国タイの選手が必ず1名は参加していたが、今回は選ばれていない。
K-1同級王者金子晃大はカン・メンホン(カンボジア)を3R左フックでKOし、金子の対抗馬・玖村将史はアントニオ・オルデン(スペイン)を56秒左フック一撃でKO。Krush同級王者の璃明武はアンジェロス・マルティノス(ギリシャ)と延長戦の末に右ローキックで沈め、階級をアップし参加した大久保琉唯はジャオ・ジェンドン(中国)に判定勝ちし、日本人4選手が準決勝に残った。
金子と玖村は勝ち上がれば決勝で当たる山組に。両者は3度戦い金子の2勝1敗で、昨年9月の3度目の対戦では金子が延長の末に判定勝ちし、王座を防衛している。
“絶対王者”金子晃大、55kg世界トーナメントへブレない心技体「感謝の気持ちで戦います」
―― 前回の世界最強トーナメント一回戦では、クンクメール最強のカン・メンホンからKO勝ちを収めましたが、振り返ってみていかがでしたか?
「本気で勝ちに来ていましたよね。戦っていて国を背負っていることが伝わってきて、ガチだなと思いましたね」
―― ガチ?
「ええ。あんなに攻撃を効かされているのに、最後までどうにか勝とうと必死だった。ああいう姿は、気持ちが伝わってきますよね」
―― たしかにメンホン選手は、カーフキックで足にダメージを負いながらも、構えを左右に変えながら戦っていました。
「凄いですよね。気持ちが折れないというか、最後まで工夫して勝つ努力をする。ああいう選手からは魂を感じますね」
―― クンクメール王者は評価が高いため、対戦が決まった当初は金子選手がジョーカーを引いたのでは?という声もありました。
「そう思ってくれている人がいた方が、勝負は面白くなりますよね。ファンの人たちがどう思っていたのかは分からないですけど、関係者でそう思う人がいたのは事実なので。試合で彼から気持ちが伝わってきました」
―― 金子選手は計量の時の様子を見て、減量がうまくいっているように見えました。
「意外と余裕でした。試合にならないと分からなかったけど、調子はよかったです」
―― 理由はあるんですか。
「何でしょうね、分からないです。これまで回数を重ねて試したこともあるんで、それがうまくはまったのかもしれませんね」
―― 試合のパフォーマンスにつながっていたようですね。
「感謝ですね。練習の時も、減量の時も、いつも感謝の祈りを捧げているので」
―― 2Rに右のパンチでダウンを2回奪い、最後は左フックで失神KOを奪いました。
「これも、感謝ですね。相手がしっかりと仕上げてきたので、感謝の気持ちを込めてパンチを打ちました」
―― 試合でも感謝の気持ち?
「はい。打つ前に感謝の祈りを捧げて、一発一発を打っていました」
―― 毎回、攻撃する度に祈っていたと。
「そうです。感謝してから攻撃していました」
―― 余裕があったわけですか?
「余裕とかではなく、感謝しているだけです」
―― フィニッシュも?
「気を整えて、拝んで祈り、攻撃する。そんな感覚でした」
―― 最後の左フックは、タイミングが遅れて出ていました。
「あれは、祈っていました。感謝の気持ちで倒しました」
―― そんなことがあるものなんですね。
「いつも、そうですよ。気を整えて、感謝の気持ちで祈って、攻撃を出す。毎回、その順番。それが俺のルーティンなんです」
―― それで、あんな衝撃のKOシーンが生まれると。
「感謝の気持ちは凄いんですよ」
―― 準決勝は、璃明武選手と対戦することになりました。前回は2年前にスーパーバンタム級トーナメント準決勝で対戦し、金子選手の2RKO勝ちでしたね。
「あんまり覚えてないです。自分の中では、なかったことになっているくらいなので」
―― 優位に立つとかではなく、初めて戦うくらいに思っていると。
「自分の中では、そうなっていますね。どんな試合だったのか、よく覚えていないので」
―― 選手としては、どう評価しているのですか?
「いや、もう感謝しかないですよ。彼だけではなく、全力で来てくれるので。一人ずつのファイターに対して、自分を成長させてくれる武術に対しても感謝しかないです」
―― 最後に意気込みをお願いします。
「感謝の気持ちで戦います」
璃明武、55kg準決勝の金子晃大戦に全集中!「次の試合で勝てば優勝できる」
―― いよいよ世界最強トーナメントは、準決勝で金子選手と対戦することになりました。金子選手とは2年前のK-1スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝で対戦しています。今回は、あの時からの立ち位置の確認ということにもなります。
「あの時は、自分が全然ダメでした。向こうも進化していると思いますが、自分も進化しています。前回の対戦の時とは、まったく違う自分がいると思っています」
―― 金子選手の一回戦のカン・メンホン戦を見て、どう感じましたか。
「正直なところ、メンホン選手は計量の時に見て、小さいなと思いました。階級が下なのかと思い、すぐに試合が終わる秒殺パターンかなと予想していたくらいです。でも意外にも3ラウンドまでいって驚きました。あそこで、KOで倒すのはさすがですね。印象はとくに変わっていないです。強いことは分かっているので」
―― 璃明武選手は、トーナメント一回戦で対戦相手が直前でルカ・チェケッティ選手からアンジェロス・マルティノス選手に変更になりました。
「最初は驚きました。ルカ選手のサウスポー対策をしている中で、いきなりオーソドックスのマルティノス選手に変更となりましたので。しかも相手は、なかなかの強豪だったのでさすがに“マジか?”とはなりました。でも、すぐに気持ちを切り替えました」
―― 延長ラウンドでKO勝ち。振り返って見ていかがでしたか。
「マルティノス選手は昨年、軍司泰斗選手と戦っていましたので、イメージができていたのでそれは良かったです。でも、これまで戦ってきた選手の中で一番パワーはありました。1ラウンド終盤に左ハイキックを入れたんですけど、彼は足にも来ていなかったので驚きましたね。いい攻撃が入っても10秒、20秒したらすぐに回復していましたし、あのタフネスさは外国人特有のものなのかなと思いました」
―― 本戦はドローとなり、延長はローキックでKOとなりました。
「倒すならば腹か足かなと予想はしていましたが、蹴っていっても身体が堅かったですね。最後のローキックだけ柔らかいところに当たって倒せました」
―― 延長ラウンドまでもつれましたね。
「ラッキーでした」
―― ラッキー?
「はい。1RであっさりKOしていたら、経験値としては少なかったと思います。でも今回は、強豪外国人と4ラウンドやったことで、成長できる部分がありました。試合で得られる経験は、スパーリングで100ラウンドやるよりも価値があると思っています。あと本音を言えば、本戦判定で勝っていたとは思いますが、あのまま判定勝ちをしても文句を言う人も出て来ると思うので、結果的に延長をやって良かったです」
―― 反対のブロックでは、玖村選手と大久保選が準決勝で対戦します。どんな結果を予想しますか?
「前回の一回戦と実績を比較しても、2人に差があるのかなと思うんですけど、どうでしょうか。大久保選手はポイントアウトして判定勝ちするのがうまいので、玖村選手が倒しにきたところを空回りさせられたら勝負は分からなくなるかもしれません」
―― 大久保選手が勝つとすれば、判定だと。
「自分はそう思います。玖村選手は倒す力を持っていますが、大久保選手はまだそこまでの攻撃力はないと見ています」
―― どちらに勝ってほしいですか?
「どちらに…、うーん。正直、決勝のことは考えていません。次の相手は金子選手なので、2試合を考える余裕なんてありません。逆に言えば、次の試合で勝てば、優勝できると思っています。準決勝に集中しています」
―― 世界最強と評価の高い金子選手が相手ですから、たしかにそうですね。
「2試合するつもりで用意はしますけど、次ですべてを出し切ることしか考えていません」
―― 金子選手と過去に一度対戦したことで、攻略法は浮かぶものですか。
「はい。対戦が決まる前からも、ずっと攻略法は考えてきました。金子選手は、国内だけではなく世界のこの階級で、一番強い選手。目標にする選手でもあるので、内容は言えませんが攻略法は考えています」
―― 世界トーナメントに出てみて、レベルの高さを感じている部分はありますか?
「もちろん海外のレベルも高いですが、世界の最強は自分の上にいる金子選手や玖村選手なので、2人に勝つことを目標にしてきました。その中で金子選手と戦えることは、とくに驚くようなことはなく、むしろいい流れかなと思っています」
―― K-1の55kgが世界最強だと。
「自分はK-1の55kgが最強だと思っていますし、その中で金子選手が一番強い。そこで勝って、自分が最強だということを証明したい」
玖村将史、55kg準決勝で戦う大久保琉唯を辛辣評価!「試合がイマイチ面白くない」
―― -55kg世界最強決定トーナメント一回戦は、アントニオ・オルデン選手を左フック一撃でKO。わずか56秒で決着しましたね。
「思った以上にはまり過ぎて、ちょっと出来過ぎた印象もありましたね」
―― といいますと。
「倒すことがテーマだったので、どうやって倒そうかなと考えてリングに上がりましたけど、距離を取ってくるテクニシャンタイプなので、打ち合いには来ないと予想していました。相手が待ちのタイプの選手なので、自分から行き過ぎると警戒されてしまい、逆に倒せなくなる。入ってきたところの隙を狙っていこうと思っていました」
―― 強引に入っていかずに、相手に攻めさせようとしたわけですか。
「はい。相手に入らせやすくしました。以前、戦ったコンペット選手もテクニシャンタイプだったんですが、僕が倒しに行き過ぎてうまくやられたので、その反省を生かすことができました。隙を見て一発当てて倒すという、イメージ通りのことはできたかなと思います」
―― なるほど。積極的に攻撃を組み立てて潰す作戦もありますが、ディフェンスがうまい選手だと簡単には倒せない。相手に攻めさせるように誘ったわけですね。
「相手が気を抜いた瞬間に倒そうと思っていました。練習通りでしたね」
―― すべて狙っていた作戦通りだったわけですか。驚きました。
「倒す感覚が入りました」
―― 倒す感覚?
「最近は流れの中で、どれか攻撃が当たれば倒せると思って戦っていたため、一発で倒すという意識はあまり持っていませんでした。とくにK-1では長所を伸ばすよりも自分の弱いところを埋める作業をしてきましたので、昔の倒す感覚が戻った感じがありましたね」
―― NJKFやDEEP☆KICKで試合をしていた頃の倒す感覚が戻ったと。
「はい。ああ、この感覚だなと思い出しました」
―― トーナメント準決勝、決勝を迎える前に、それを意識できたのは大きいですね。
「世界のトップに立つためには、穴を埋める作業は絶対に必要なこと。でも今は、その穴を埋めることが試合でもできるようになってきたため、次の段階に入ったと思っています」
―― 準決勝の相手は、大久保選手です。前回も含めて大久保選手の試合を見て、どんな印象を持っていますか?
「印象ですか……、試合がイマイチ面白くないですね。正直なことを言うと、印象に残っている試合は一つもないです」
―― それは、かなり辛辣な評価ですね。大久保選手は、ポイントを奪って勝つのがうまいテクニシャンタイプの選手です。
「ああ、それはポイントアウトがうまいのではなく、ポイントアウトしかできないんだと思います。もちろん技術があってうまいことは認めますけど、まだそれだけです。これからパワーとかついてくれば、どんどん強くなっていくのかもしれませんけど」
―― 対戦相手なので厳しい意見は当然ですが、以前から“潰していいんですか?”と発言したり、大久保選手の心中は穏やかではないと思います。
「怒ってますかね(笑)?」
―― 怒っているでしょう。
「アハハ。申し訳ないけど、55kgはそんなに甘い階級ではないですよ。僕がここで戦ってきた相手を見てもらえれば分かると思いますけど、階級を上げてきてすぐに通用するような場所ではないです。55kgのトップ戦線で戦ってきた自信も自覚もある。そんなに甘くないことを分からせてあげますよ」
―― 厳しいですね。
「間違いなく、彼の世代が未来のK-1を背負っていくことになるとは思いますけど、それはまだ先のことで、そんなに簡単に結果が出るほど甘い世界ではないです」
―― 前回の試合後、“前の2試合とはレベルが違う”と発言して話題になりました。前の2試合とは、璃明武選手と大久保選手の一回戦ですからね。
「あれは本音ですよ。大久保選手の試合が判定で、次の璃明武選手も判定決着になりかけていましたよね。世界最強決定トーナメントに相応しくないなと思っていました。だから自分の試合前に、『レベルの違いを見せてくる』とセコンドに伝えていたんです」
―― 結果的にそうなりましたが、決勝はやはり金子選手との4回目の対戦を見ていると。
「自分の中のテーマでは、もちろん金子選手に勝って優勝すること。でも2試合で見ている自分もいるし、1試合で見ている自分もいます。まずは準決勝に集中して、そこを勝ったら決勝に集中するようにしようと考えています」
―― 準決勝の相手が大久保選手だからですか?
「いえ、誰が相手ということは関係なく、試合として見ています。相手が誰になろうが、大事な一戦になるので、そこに対する集中は変わらないです。準決勝で、100パーセント出して、決勝でも100パーセントを出す。毎試合、100パーセントを出し切ればKOできる自信があります」
―― 金子選手に対するリベンジへの思いは。
「それはありますけど、今までは感情を入れ過ぎました。金子選手にリベンジしたいとか、対戦相手に気持ちが入り過ぎてしまっていると、本来の動きができなくなってしまうので、今は自分の力を出すことにフォーカスしています」
―― 仮に金子選手と4回目の対戦が実現しても、前回とは違う内容になると。
「もちろん。そうなる自信があるから、今回トーナメントに出ているわけですから」
―― 金子選手のカン・メンホン戦も、やはり強いというイメージがありました。
「さすがチャンピオンだなとは思います。倒して勝っているし、強くなっている印象もあります。でも、僕なら突けるなという穴も見つかっているし、そこの感性を高めていけばいけるなと思っています。間違いなく、前回よりもレベルの高い試合になります」
―― 完璧に思えた前回の試合で、穴が見えたと。
「しっかり動けている試合を見たら、誰でも強いと思うはずです。でも、違う相手との試合を見たら、また印象は変わることでしょう。金子選手は完ぺきではないので、その穴を突いて僕が優勝します。そして、僕がK-1のエースになります!」
大久保琉唯、玖村将史を倒し新時代到来の野望明かす「若い世代が勝てないと思われている時に、引っくり返すから面白い」
―― 55kgに階級を上げての初戦で、いきなり世界最強トーナメント出場。一回戦のジャオ・ジェンドン戦を振り返ってみて、いかがでしたか?
「蹴りとパンチのバランスのいい選手という印象があって、しかも初めて背が高い選手だったため、やりにくくて強かったですね。でも55kg初戦で、いい経験ができたなと思っています」
―― カーフキックで攻撃していきましたね。
「カーフを中心に組み立てて行こうと思っていたんですがタフでしたね。練習だと、いいタイミングでカーフが入ると倒せていたんですけど。実際に試合でも手応えがあって、後半は効いていたと思います」
―― 課題はありましたか。
「階級を上げてみて、玖村選手、金子選手は一発で倒せるので、そこは自分に足りない部分です。パワーを上げるのもそうですが、もう少し見えない攻撃を出すようにするとか、考えながら攻撃を組み立てることが課題かなと思いました」
―― 準決勝で対戦する玖村選手のアントニオ・オルデン戦はどう見ましたか?
「タイミングで入った形のKOでしたけど、あの中では一番インパクトのある勝ち方をして持っていかれたなと思いました」
―― 悔しかったと。
「そうですね……。しかもマイクで『前の試合とはレベルが違う』と言われて……、マジでムカつくなと思っていました」
―― 玖村選手は、かなり大久保選手への評価が厳しいですね。
「あのマイクに対しては内心で『マジでこいつ、ぶっ殺してやる』と思っていました」
―― あの言葉には、よほど腹を立てたんですね。
「試合が終わった後、たいして嬉しくなかったし、それであの発言があったので」
―― 試合に勝てたことは嬉しいけど、倒せなかったことが悔しかったと。
「せっかく55kgの世界トーナメントに選んでいただいたのに、あの試合でしたし、こんなんじゃダメだなというのが自分の中にありました。インパクトを残して倒して勝つというのが理想だったのですけど、対戦相手が思ったよりもタフでした」
―― 玖村選手が、ジェンドン選手と戦ったらどうなるのか見たいですね。
「ジェンドン選手は強かったです。最後まで倒せなかったのは悔しいですけど、僕がレベルアップできる相手だったのは間違いないです」
―― 玖村選手は、“次の試合で僕が潰してしまっていいの?”とも挑発しています。
「今のうちに、言っておいてくれよという感じですね」
―― 試合で見せると。
「絶対に倒しにくると思いますし、僕も過去一番の覚悟を持って試合に臨みます」
―― 決勝は金子選手と璃明武選手が対戦しますが、どちらが上がってきそうですか。
「順当に行けば金子選手でしょうね。でも璃明武選手も最近調子がいいですし、ハイキックや変則のヒザ蹴りとかもあるので、十分に勝機はあると見ています」
―― 璃明武選手が決勝に上がってくる可能性もあると。
「僕は、璃明武選手に決勝へ上がってきてほしいと思っています。今回のトーナメントが始まる時に、『頑張ろう』と声をかけてきてくれて。一回戦が終わった時も、『決勝でやろうな』と言われて、その期待に応えたいと思っています」
―― 大久保選手と璃明武選手が、いかに金子vs玖村の4回目の対戦を阻止できるかも、今回のテーマの一つになっています。
「それは絶対に実現させたくないですね。格闘技は、若い世代が勝てないと思われている時に、引っくり返すから面白いわけで。簡単な戦いにならないのは分かっていますけど、すべてをひっくり返すことを考えると、すごくワクワクしています」
対戦カード
第18試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第17試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第16試合 K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP/王者、K-1無差別級トーナメント2023優勝)※初防衛戦
マハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA/挑戦者、Krushクルーザー級王者、K-1無差別級トーナメント2022優勝)
第15試合 K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/王者、同級世界最強決定トーナメント2022優勝、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)※2度目の防衛戦
寺田 匠(team VASILEUS/挑戦者、ISKAオリエンタルルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)
第14試合 63kg契約 3分3R(延長1R)
与座優貴(team VASILEUS/K-1ライト級(62.5kg)王者、極真会館2017世界ウェイト制軽量級優勝)
ペッダム・ペッティンディーアカデミー[Petchdam Petchyindee Academy](タイ/ペッティンディーアカデミー/元ONEキック・フライ級(61kg)王者、元True4Uライト級王者、元WBCムエタイ世界フェザー級王者、元ルンピニー認定バンタム級王者)
~休憩~
~卜部功也 引退セレモニー~
第13試合 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1フェザー級(57.5kg)王者、RISEバンタム級(55kg)王者)
中島千博(POWER OF DREAM/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者、極真会館2017全日本ウェイト制軽重量級(90kg)優勝)
第12試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
第11試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第10試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/元Krushフライ級(51kg)王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
第9試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
金子晃大[あきひろ](K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/K-1スーパー・バンタム級(55kg)王者、元Krushバンタム級(53kg)王者)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
第8試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
池田幸司(ReBORN経堂/元Krushバンタム級(53kg)王者)
永坂吏羅[りら](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第7試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
岩尾 力(POWER OF DREAM/元WINDYムエタイ・バンタム級王者)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangスーパーバンタム級王者)
~休憩~
第6試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
メン・ガオフォン[Meng Gaofeng](中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/武林風(WLF)-65kg級世界王者)
トーマス・アギーレ[Tomas Aguirre](アルゼンチン/ドージョー・セルピエンテ/WGPキックボクシング・スーパーライト級(64.5kg)王者)
第5試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
レニー・ブラジ[Lenny Blasi](イタリア/チーム・カルツォラーリ/ISKAムエタイ欧州ライトウェルター級(65kg)王者)
稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン/Krushスーパー・ライト級王者)
第4試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
ヨードクンポン・ウィラサクレック[Yodkhunpon Weerasakreck](タイ/トップキング&MXムエエクストリーム-70kg級王者)
カン・ピナール[Can Pinar](トルコ/マイクスジム/FFCトルコ-66kg級王者)
第3試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
イオヌット・ポパ[Ionut Popa](ルーマニア/チーム・スーパープロ・アリン・バラサ・シビウ/ISKAインターコンチネルタル・ライトウェルター級(65kg)王者)
第2試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・第1リザーブファイト 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・ライト級王者&ライト級王者)
齋藤紘也(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
第1試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・第2リザーブファイト 3分3R(延長1R)
瑠久[るーく](RAUSU GYM)※ARROWS GYMから所属変更
寺島 輝[ひかる](TANG TANG FIGHT CLUB)
~オープニング~
プレリミナリーファイト第5試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
川島康佑(HALEO TOP TEAM)
坂本優輝(ARROWS GYM)
プレリミナリーファイト第4試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
上野奏貴[かなた](kickboxing gym SHINYUUKI+/K-1甲子園2023 -60kg優勝)
武蔵(デビルジム)
プレリミナリーファイト第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
関口功誠[こうせい](ALONZA ABLAZE)
石川 慶(team NOVA)
プレリミナリーファイト第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス)
瑠唯[るい](リーブルロア)
プレリミナリーファイト第1試合 バンタム級(53kg) 3分3R
瀧山悠斗(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
雨宮 空(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
概要
大会名 K-1 WORLD MAX 2024
日時 2024年9月29日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・11:30 本戦開始・13:00
会場 国立代々木競技場第二体育館 [HP]
中継 ABEMAプレミアム(960円/月)、 GAORA(9月30日(月)16:00~25:00|1,320円/月)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 アリーナA 10,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/