K-1 9.29 代々木第二:与座優貴、元ONE王者ペッダムをKO宣言「勝ちます、ではなく、破壊します」。ペッダム「今度はK-1チャンピオンになりたい」
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K-1 WORLD MAX 2024(9月29日(日)代々木競技場第二体育館)で対戦する与座優貴とペッダムのインタビューがK-1 GROUPから届いた。
第14試合 63kg契約 3分3R(延長1R)
与座優貴(team VASILEUS/K-1ライト級(62.5kg)王者、極真会館2017世界ウェイト制軽量級優勝)
ペッダム・ペッティンディーアカデミー[Petchdam Petchyindee Academy](タイ/ペッティンディーアカデミー/元ONEキック・フライ級(61kg)王者、元True4Uライト級王者、元WBCムエタイ世界フェザー級王者、元ルンピニー認定バンタム級王者)
与座は20戦18勝(8KO)2敗の26歳。19歳の若さで極真会館の世界ウェイト制大会で優勝。2年後の19年にキックに転向し、初年度の20年2月のKNOCK OUTで鈴木千裕に判定負けし8戦目でプロ初黒星。21年12月からK-1 GROUPに参戦し、昨年3月に朝久泰央を下しK-1ライト級王座を獲得した。昨年は6月にアーロン・クラークに判定勝ちし、7月にエークモンコンを43秒三日月蹴りでKO。今年3月にはRISEに参戦すると、RISEライト級(63kg)王者の中村寛に得意のローキックを効かせて追い詰め、3R負傷判定勝ちした。7月のK-1では元K-1ライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレックを無傷で1R KO。10連勝のかかる一戦として、ONEとルンピニーの元王者との試合が組まれた。
ペッダムは26歳。ムエタイの元ルンピニー王者で、ONEでは肘無しキックルールのフライ級(61kg)王座を獲得。工藤政英、MOMOTAROには勝利しているが、ロッタン、内藤大樹に判定負けしている。21年9月の内藤戦後はRWSを主戦場とし、昨年8月にサミンデットに判定負け。今年1月の中国の武林風(WLF)ではジャン・ランペイに判定負けし2連敗中だ。
与座優貴、元ONE王者ペッダムをKO宣言「勝ちます、ではなく、破壊します」
――元ONE王者のペッダム選手との対戦が決まりましたが、今はどんな心境ですか?
与座「ペッダム選手は、世界的にも名前が売れている選手なので、そこで前回のようないい勝ち方ができれば、より自分の価値が上がっていくと思うのでシンプルに楽しみです」
――前回のゴンナパー戦は、見事なKO勝利でした。
与座「苦戦する想定の練習をしてきたので、その準備があったからこそ、圧倒的な勝ち方ができたと思います。自分が思っていたよりも、いい勝ち方ができました」
――その勢いの中での今回です。
与座「ゴンナパー選手を倒すことが最後にやるべきことだと思っていましたので、あの勝ち方をして今後どうしようかなという時に、最高の相手が来たなと思いました。ただ、もっともっと上を見ているので、ここもいい勝ち方したいです」
――オファーがきた時は、どんな気持ちだったのでしょうか。
与座「何人か対戦リストがある中で、ペッダム・ペッティンディーアカデミーの名前を見た時はテンションがあがり、即決しました。まさかK-1に、そっち(ONE)でやっている選手が来るとは思っていなかったので、シンプルにどのくらい強いのか興味があります」
――ペッダム選手のロッタン戦は見ましたか?
与座「はい、でもヒジ打ちがないとまた展開も変わってくるので。持っている技術は世界トップなので楽しみですね」
――そんな強敵を相手に、自分の勝ち筋は見えているのでしょうか?
与座「勝ちに徹すれば普通に勝てると思っていますが、自分が求めているのはそこではないです。いかに派手に倒すか、圧倒的に勝つことを考えた時に、ペッダム選手のテクニックは厄介なものになると思っています。自分自身にかける期待値をどこまで越えられるかが楽しみです」
――今回はラスボス降臨ですか。
与座「自分自身がやってきたキャリアの中で過去の最強の相手だと思うので、ラスボスですね」
――ペッダム選手はONEを背負うことになると思います。
与座「その相手に勝って、K-1ファンに喜んでもらいたいですね。ONEの元王者に勝つことで自信になるし、名前も上がると思っています」
――試合まで、どんなことをテーマに練習していますか。
与座「アスリートとして意識を上げていかなければいけないと思っています。主に節制やケアですね。これまでは勢いで乗り越えていたので、これからはケアもしっかりして、アスリートとして進化したいと思っています」
――最近は、壊す戦い方を意識していると言われていますね。
与座「今までは絶対に負けないスタイルで、1発蹴られたら2発返すようにやっていたんですけど、ゴンナパー戦から壊すというテーマに変えてきて、その成果がこの前の試合で出て、倒し方、壊し方が掴めてきました。テーマの置き方、変え方がはまっているので、より突き詰めてやっています」
――ペッダム選手も壊せる?
与座「はい、一つではなくいくつか壊せる技があります。前回の試合で浮かれているとか調子に乗っているわけではなくて、自信があります。これまでタイトルマッチとかプレッシャーで押し潰されそうなこともありましたけど、今は楽しみしかないです。自信とワクワク、それしかないです」
――最後にペッダム戦へ向けて意気込みをお願いします。
与座「求められているのは内容だけなので、前回以上の圧倒的な試合をして勝ちたいと思いますので楽しみにしていてください。勝ちますではなく破壊します」
元ONE王者ペッダム、与座優貴倒し王座獲りへ「結果を出してK-1チャンピオンになる」
――21年9月に内藤大樹選手と戦った後は、どんなペースで試合をしてきたのか具体的に教えてください。
ペッダム「21年に内藤選手にキックボクシングルールで負けた後は、あの試合は勝つべき内容だったという思いがあり、とても気持ちが落ち込んでいました。それでも22年はムエタイの試合を行い、23年にはRWSに参戦していました」
――K-1初参戦となりますが、首相撲なし、ヒジ打ちなしのルールに挑戦しようと思った理由は何だったのでしょうか?
ペッダム「私はこれまでK-1で戦ったことがないため、これはとても大きな挑戦になります。このルールにどこまで順応できるのか、学びたいと思います」
――これまで数々のタイトルを獲得してきましたが、現在のモチベーションはどこにあるのでしょうか?
ペッダム「私はムエタイとキックボクシングルールの両方でチャンピオンになりましたが、K-1は初参戦なので、タイトルはまだありません。ベストを尽くしてチャンピオンになりたいと考えています」
――対戦相手の与座優貴選手は、空手をバックボーンに持ち、ゴンナパー・ウィラサクレック選手を1ラウンドにKOしたばかりです。
ペッダム「与座がゴンナパーを1ラウンドのKOしたことは知っています。彼は空手出身なので強いと思いますが、でも私のムエタイのテクニックの方が上だと思います」
――与座選手は、強烈なローキックや多彩な蹴り技を持っています。蹴られない自信はありますか?
ペッダム「彼のようなキックボクシングのスタイルの選手とは、これまで何度も対戦してきました。私のトレーナーは日本にいたことがあるし、日本の選手を育てたことがありますので対策は十分に立てられます」
――与座選手の攻撃は脅威ではないと。
ペッダム「問題ないです。私はパンチとローキック主体の日本人や中国人ファイターと数多く戦って来ました。恐れることは何もありません」
――与座選手は世界最強を目指しています。
ペッダム「彼は世界最強になれるかもしれないけど、その前に私を越えなければならない」
――与座選手は、今、ONEに参戦している武尊選手や野杁正明選手と一緒に練習しています。日本人ファイターの強さは、どこにあると思っていますか?
ペッダム「スピード、敏捷性、あとは攻撃力」
――では、ムエタイの強さを教えてください。
ペッダム「ムエタイファイターは、高いテクニックを持っているため、いつでも相手を倒す準備ができています。そして、試合で負けるたびに自分の映像を見て弱点を分析し、次の試合で改善することができます。その向上心も強さの一つです」
――最後にK-1での野望や目標、意気込みをお願いします。
ペッダム「私はK-1で戦ったことがないため、ベストを尽くして結果を出して、今度はK-1チャンピオンになりたいです!」
対戦カード
第18試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第17試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第16試合 K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP/王者、K-1無差別級トーナメント2023優勝)※初防衛戦
マハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA/挑戦者、Krushクルーザー級王者、K-1無差別級トーナメント2022優勝)
第15試合 K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/王者、同級世界最強決定トーナメント2022優勝、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)※2度目の防衛戦
寺田 匠(team VASILEUS/挑戦者、ISKAオリエンタルルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)
第14試合 63kg契約 3分3R(延長1R)
与座優貴(team VASILEUS/K-1ライト級(62.5kg)王者、極真会館2017世界ウェイト制軽量級優勝)
ペッダム・ペッティンディーアカデミー[Petchdam Petchyindee Academy](タイ/ペッティンディーアカデミー/元ONEキック・フライ級(61kg)王者、元True4Uライト級王者、元WBCムエタイ世界フェザー級王者、元ルンピニー認定バンタム級王者)
~休憩~
~卜部功也 引退セレモニー~
第13試合 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1フェザー級(57.5kg)王者、RISEバンタム級(55kg)王者)
中島千博(POWER OF DREAM/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者、極真会館2017全日本ウェイト制軽重量級(90kg)優勝)
第12試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
第11試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第10試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/元Krushフライ級(51kg)王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
第9試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
金子晃大[あきひろ](K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/K-1スーパー・バンタム級(55kg)王者、元Krushバンタム級(53kg)王者)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
第8試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
池田幸司(ReBORN経堂/元Krushバンタム級(53kg)王者)
永坂吏羅[りら](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第7試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
岩尾 力(POWER OF DREAM/元WINDYムエタイ・バンタム級王者)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangスーパーバンタム級王者)
~休憩~
第6試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
メン・ガオフォン[Meng Gaofeng](中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/武林風(WLF)-65kg級世界王者)
トーマス・アギーレ[Tomas Aguirre](アルゼンチン/ドージョー・セルピエンテ/WGPキックボクシング・スーパーライト級(64.5kg)王者)
第5試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
レニー・ブラジ[Lenny Blasi](イタリア/チーム・カルツォラーリ/ISKAムエタイ欧州ライトウェルター級(65kg)王者)
稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン/Krushスーパー・ライト級王者)
第4試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
ヨードクンポン・ウィラサクレック[Yodkhunpon Weerasakreck](タイ/トップキング&MXムエエクストリーム-70kg級王者)
カン・ピナール[Can Pinar](トルコ/マイクスジム/FFCトルコ-66kg級王者)
第3試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
イオヌット・ポパ[Ionut Popa](ルーマニア/チーム・スーパープロ・アリン・バラサ・シビウ/ISKAインターコンチネルタル・ライトウェルター級(65kg)王者)
第2試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・第1リザーブファイト 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・ライト級王者&ライト級王者)
齋藤紘也(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
第1試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント・第2リザーブファイト 3分3R(延長1R)
瑠久[るーく](RAUSU GYM)※ARROWS GYMから所属変更
寺島 輝[ひかる](TANG TANG FIGHT CLUB)
~オープニング~
プレリミナリーファイト第5試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
川島康佑(HALEO TOP TEAM)
坂本優輝(ARROWS GYM)
プレリミナリーファイト第4試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
上野奏貴[かなた](kickboxing gym SHINYUUKI+/K-1甲子園2023 -60kg優勝)
武蔵(デビルジム)
プレリミナリーファイト第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
関口功誠[こうせい](ALONZA ABLAZE)
石川 慶(team NOVA)
プレリミナリーファイト第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス)
瑠唯[るい](リーブルロア)
プレリミナリーファイト第1試合 バンタム級(53kg) 3分3R
瀧山悠斗(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
雨宮 空(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
概要
大会名 K-1 WORLD MAX 2024
日時 2024年9月29日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・11:30 本戦開始・13:00
会場 国立代々木競技場第二体育館 [HP]
中継 ABEMAプレミアム(960円/月)、 GAORA(9月30日(月)16:00~25:00|1,320円/月)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 アリーナA 10,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/