INNOVATION 9.8 新宿フェイス:テープジュン・サイチャーン×久井淳平、和斗×市村大斗 直前談話
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INNOVATION「Join Forces-9」9月8日(土)新宿フェイス大会のWBCムエタイ日本スーパーフェザー級ランキング査定マッチ・テープジュン・サイチャーン(ReBORN経堂/WMC日本王者)vs. 久井淳平(多田ジム/INNOVATION 3位)、INNOVATIONスーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝・和斗(井上道場/3位)vs. 市村大斗(多田ジム/5位)の4選手のインタビューがINNOVATIONから届いた。
テープジュン・サイチャーン×久井淳平インタビュー
第7試合 WBCムエタイ日本スーパーフェザー級[ランキング査定マッチ] 3分3R
テープジュン・サイチャーン(Reborn経堂/真樹ジムAICHI/WMC日本スーパーフェザー級王者)
久井 淳平(多田ジム/INNOVATIONスーパーフェザー級3位)
INNOVATION創立2013年以前、その前身だったMA日本キック連盟で試合をしていたテープジュン・サイチャーンを知る関係者は内部に多いが、それは選手でありながら東京都世田谷区に自身がオーナーのReborn経堂のやり手会長としての面が多いだろう。そんなサイチャーンが再起すると、名王者、駿太に競り勝ちベルトを巻くなど大活躍。次は、WBCムエタイ王座を狙い、ここに乗り込んできた。対する久井淳平は、生粋のINNOVATIONランカーで、昨年6月、葵拳士郎と王座決定戦に敗れてベルトを逃した。宿願の王座に就くためにも、ここは落とせない。熟練のベテラン対決には、いぶし銀の味わいがありそうだ。
◆テープジュン・サイチャーンインタビュー
——世田谷区経堂で自身のジム「ReBORN経堂」を経営されている齊藤淳会長が、試合が決まるとキックボクサーのテープジュン・サイチャーン選手に変身するイメージですが、一通りの功成り名遂げた感がありながら、また新たな勲章、WBCムエタイ日本王座を狙ってリングに上がると。ファイターとしての想いがいまだ燃え尽きずといったところでしょうか?
僕がリングに上がる理由は単純で「会員さんに楽しんでもらいたい」からです。WBCタイトルを狙うのもより名前があるからで、会員さんに「スゴい!」って思ってもらえるかなと。
——普通は「チャンピオンになったのでジムを開こう」だと思うのですが、順序が逆を行っています。
そうですねー、そもそもジムをやりたかったから、その為にプロになって、更に「チャンピオンだったらより良いな」というのがあったからそれを目指して、なんとかいくつか獲れたって具合です。
——その不思議な来歴を追いながらお聞きします。東京都の狛江市に生まれ育ったとのことですが、どんな少年時代を過ごされましたか?
小2から地元の野球チームに入団して野球少年をしていましたが、大きくなるにつれそれなりにヤンチャに育ってきて、そんな自分らに高校の英語の先生が格闘技クラブをやってくれて、そこでボクシングや相撲をして遊んでいました。体育担当でもないのに都大会に出るようなボディービルダーで、あだ名は“マッチョ”。「マッチョ呼んでボクシングやろうぜー」みたいなノリでした(笑)。
——元気が余り気味のヤンチャ少年に良い出会いでしたね。
その楽しさが残っていたからかプロボクサー目指して協栄ボクシングジムに入門しまして、バイトしながら頑張ってはいたのですが、プロテスト2週間前に腰椎ヘルニアをやってしまって流してしまって、退会して自暴自棄。そこで沖縄に渡って久米島でフラフラしていたんですね。
——ボクサーを挫折して沖縄移住?
すぐに知り合った人にサトウキビ畑で働かせられたりしながらスキューバのインストラクターみたいなことやったり、日中海に潜った後、夜は打上で飲み会って楽しい毎日の中、遊びに来たお客さんの中に熱く語る営業サラリーマンがいて、そこに惹かれて本土に戻って人材派遣会社で勤め人していたんですよ。そうしているうちに余裕ができてきたところ、趣味でキックボクシングを始めまして。当時、内田康弘さんが会長をされていたスクランブル渋谷でした。もう選手は引退されていましたが、ジムを切り盛りする内田会長に憧れて「ジムをやりたい」と。正確には、サラリーマンから個人事業主になりたくなって、職種をキックボクシングジム経営に定めたんです。
——はやり順番が独特で面白いです。
そうと決めたら遊び仲間のいない遠くに離れて修行しなきゃって、愛知県豊田市の真樹ジムAICHIに内弟子入門しまして。
——それは、近い将来ジムを立ち上げること前提で?
だから、實方秀夫会長に「だったら、チャンピオンになった方がいい」と言われて選手を頑張って、MA日本キックボクシング連盟の新人王になって、UKF日本フェザー級王座、UKFインターナショナルフェザー級王座を獲らせてもらって、30歳くらいでいよいよジムを始めようと、タイトルを返上して地元に帰ったんです。
——人生設計が見事です。
立ち上げから安定までそりゃあ苦労もしたし、その間に結婚して子供も生まれたりしながら、なんとかお陰様で30坪のジムで会員も200名を超えまして。その時、最後の試合から3年くらいして復帰してみたんです。「会長、選手だったんだー」って言われたくて(笑)。
——久々のリングはいかがでしたか?
2010年10月2日、TAISUKE戦で、それまで20戦くらいしてほとんど倒されたことなんかないのに、2ラウンドにバックハンドブローでダウンを奪われちゃって、いっぱい来てくれた会員さんたちドン引きでシーンとしていたところ、「ヤバい!」ってんで、がむしゃらに頑張って倒し返して逆転勝ちからの大盛り上がり。「最高に楽しかった!」って会員さんたちに感激してもらえて「これだな」と。
——それにしても復帰から6連勝。その6戦目に歴戦の強豪、駿太選手に勝利してWMC日本スーパーフェザー級王者となり、破竹の勢いです。
試合内容も愛知時代よりずっと面白くなっていますよ。それまでは、極めてディフェンシブでのらりくらりと戦うタイプだったのが、攻撃的なアグレッシブファイターにチェンジしましたから。
——それは何故?
会員さんが喜ぶから(笑)。勝てばいいだけのつまんない試合を見せてもしょうがないし、そこを主眼にすると、それまで打たれるのが嫌で怖がりだった自分が消えて、変わることができたんです。ええ、今の方が強いです。自信あります。
——「会員さんの為」パワーが凄いです。
もっと厳密に言うと、フィットネスで入会した皆さんに「闘いのキック」を知ってほしくて。そうやって、キックの奥深い魅力に引き込むことで、会員として長く継続するし、友人に広めてくれるし。それが自分なりの業界への還元、恩返しになりつつ、キック自体がもっともっと大きくなれば、ジムだって拡大できるって、まさにウィンウインです(笑)。
——志し強く築き上げたジムが理想的に回り出しているようです。
僕が試合前になると、うちの選手たちは自分の少ない練習時間を削って会員さんのミット持ちや指導を手伝ってくれます。決して良い練習環境ではありませんが、僕も選手の個性を活かして指導するのが得意ですし、指導をしに来てくれる元チャンピオンの選手も沢山いて、強いプロ選手も全員勝ち越し中でしっかり育っています。アマも負け越した年がないくらいです。キックボクシングを楽しめて、更に強くなれるという思い描いたジムができてきました。
——スマートな頭が経営にもファイターとしての戦略にも活きているように思えます。さて、今回の久井淳平戦、選手目線でいかがでしょう?
うーん、避けるのが巧いなとは思うけど、何が恐いって攻撃もないし、掴みどころがないですよね。
——そんな相手にどう戦い、どこに注目していただきたいですか?
普段、ジムのクラスでやっているコンビネーションとか出すので、会員さんに「あ、この前教わったアレだ!」って発見してほしいのと、いつも笑顔のジム会長が、試合になったら真剣ってところですかね(笑)。
——あくまで会員ファーストを貫かれますね。
会員さんは神様ですから! そんな中から、アマでもプロでもうちの選手第1号のOD KENが、自分の試合の後、9月24日にK-1初代クルーザー級王座決定トーナメントに出場するまでになったし、ジムも2号店を出そうかなって。あとはこのオジサンがどこまでいけるかって可能性を楽しんでもらうのみです!(笑)
リングネーム:テープジュン・サイチャーン
所属:Reborn経堂/真樹ジムAICHI
生年月日:1982年8月1日(36歳)
出身地;東京都狛江市
戦型:オーソドックス
戦績:27戦18勝(5KO)7敗2分
ステータス:WMC日本スーパーフェザー級王者、初代UKFインターナショナルフェザー級王者、初代UKF日本フェザー級王者、MA日本フェザー級2008年新人王
Facebook:https://www.facebook.com/jun.saito.526
Twitter:https://twitter.com/reborn_kyodo
◆久井淳平インタビュー
——久井選手は、独特にマイペースな試合ぶりでINNOVATIOの上位ランキングを温め続け、タイトルマッチ(2017年6月25日、葵拳士郎戦)では、惜敗しつつも、昨年末には、ローカルタイトル(西日本王座)を奪取するなど、実力者の印象があります。
僕のスタイルって、例えば一度負けた相手に「次は勝てる」って思わせるみたいな。
——それを自覚されているわけですから狙ってそうしている?
ええ、それと何も芯に喰わないというか、常に試合の翌日、顔が傷つくでもなく、身体にダメージもないのでそのまま働けたりもします。敗戦ですが、猛烈な打ち合いが常の激闘派、浅川大立選手との一戦(2015年10月8日)でも、フルラウンド戦って相手はフラフラながら判定勝ちはゲットできても、僕はまったくのノーダメージでピンピンしているといった具合です。
——それは、護身術というか武術としては優れているかもしれませんが、知らずに見るとつまらない印象しか持てない危険がありそうです。
それと狡賢さというかリング上での性格の悪さは、誰にも負けない自信があります。
——レフェリーの死角を突いての反則とか?
露骨にダーティーファイトをするのではなく、かわすこともカットもできずにミドルキックを上腕にヒットされているように見えて、実はヒジの固い部分を狙って当てたり、ローキックが効いていると分かれば、そこにパンチを打ち込んだり、言えないことも含めて相手が嫌なことをするのが得意です。
——それは、いわゆる試合巧者ということではないでしょうか? 防御面ではなく攻撃面の得意技は?
蹴り全般。特に顔面前蹴り、三日月蹴りなど。60kg以下で戦える割には背が高い(177cm)ので、自分だけが当たる距離を作れるし、遠距離が得意です。
——職人的なテクニックに長けているということが事前に分かれば、試合もそこに注目して、がぜん久井選手の試合を面白く見られるようになるかもしれません。そんな久井選手の来歴をお聞きします。球場が有名な藤井寺市の生まれ育ち?
はい、それだけに父がPL学園出身の元高校球児、自分も物心ついた頃から野球一筋で、高校もスポーツ推薦で入りました。
——そんな優良球児が、何をきっかけにキックボクシングを始めるのでしょう?
僕は「有名になりたい」「人前に出たい」欲求が非常に強くて、その為の手段としてキックは使えるなと思って24歳くらいで入門しました。
——スター願望が強いというのは意外でした。それでいながらキックを始める年齢も遅めなところも気になります。
野球に色々縛られているのもあったし、18歳で結婚して子供もできたので、仕事の兼ね合いなど時間がかかってしまいました。
——キックを通じて有名になりたいのであれば、例えば、魔裟斗のようになりたいとか?
そこまでの強さは、僕にないです(キッパリ)。
——そこを目指すではなく「ない」と言い切ってしまうところがむしろ興味深いです。なら、どう有名になろうと?
はっきりと言えるものはありませんが、例えば、YouTuberだっていい。ジョーブログがボクシングでプロデビューするなどの冒険をしてあれだけ注目を集めるのであれば、順序を逆にキックのチャンピオンがYouTuberとなって意外なことをやって知られるようになったっていい。そのスタートラインに立つための手段がキックであり、チャンピオンベルトが切符だと思っています。
——なるほど。
町田光選手は「キックをメジャーに」と呼び掛けたり、自分を鼓舞したりしているのを見ますが、僕にそういうのは一切なくて、自分が目立てばいい。その意味でも性格が悪いかもしれません。
——現在、31歳の久井選手がそんなことを内に秘めて闘われていたとは、まったく分かりませんでした。今は、インターネット上、SNSで言葉も動画も発信できるわけで、そこで奇をてらった言動で目立つことだってできると思うのですが、そこは?
過激なパフォーマンスで言えば、元INNOVATIONフェザー級王者だった竜誠選手(現在のリングネームは、本名の芦澤竜誠)や皇治選手なんか典型で、僕は大いにアリだと思います。実際、K-1で若くひた向きな実力者の西京春馬選手よりも竜誠選手の方がずっと魅力的だし、ファンを楽しませていますよね。
——きっかけがあれば、そういったラディカルなパフォーマンスをしたい?
ではないんですよ。やるなら、彼らや過去の例とは違ったことがしたいなと。それが何かはまだこれから探すのですが。
——それは、後の楽しみにとっておくとして、まずは、テープジュン・サイチャーン戦です。
なに特徴的な強打があるわけでもない分、美味しいなと。
——サイチャーン選手もインサイドワーク巧みなテクニシャンだけに、マニアックな視点で見ると味わい深い試合になるかもしれません。
試合内容なんかどうでもいい。ベストバウトに選ばれるような試合なんかじゃなくていい。とにかく勝つこと。けど、より有名なベルトが欲しいわけでもない。RIZINやKNOCK OUT、K-1、ONEなどに出たいですが、そこで良い試合をするのが目的でもない。ただ、自分が勝ち抜いて目立つことが大切なわけで。
——31歳にして、独特にギラギラされている感じがします。
子供も中1、小5、小2の3名で、嫁はそんな中、働いてずっと支えてくれています。そんな僕は、無責任でしょうもないかもしれませんが、何とか、皆を驚かせるような何かをしてみせます!
リングネーム:久井 淳平
所属:多田ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
生年月日:1987年2月3日(31歳)
出身地;大阪府藤井寺市
身長:177cm
戦型:サウスポー
戦績:24戦15勝(5KO)9敗
ステータス:INNOVATIOスーパーフェザー級3位、西日本スーパーフェザー級王者
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100003580390929
和斗×市村大斗インタビュー
第5試合 INNOVATION スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝戦 3分5R
和斗(井上道場/同級3位)
市村 大斗(多田ジム/同級5位)
今年5月13日、ディファ有明のINNOVATION興行で平松侑との高校生ランカー対決をレフェリーストップの3ラウンドTKO勝利で制した和斗は、18歳のルーキーとしてまさに昇竜の勢い。対する市村大斗も20歳になったばかりの新鋭でまさにINNOVATIONの未来を担う未来のエースを占うホープ対決となった。INNOVATION スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝戦であるこの試合、勝ち抜けば、“CYCLONE”宮元啓介などスター王者が巻いていたベルトを受け継ぐこととなる。決勝戦で待ち構えるのは、“無敗のプラチナホープ”安本晴翔。日本屈指の超新星もまた18歳。新たなるキックの歴史の構築を見定めてほしい。
◆和斗インタビュー
——和斗選手18歳、市村選手20歳と若きホープがINNOVATIONスーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝戦の晴れ舞台で5回戦にて激突します。
ヒジありの試合は、2、3戦しているのですが、5回戦は初めてで、スタミナが心配ですけど、まあ、序盤にKOしてしまえばいいんじゃけん、大丈夫です!
——まだ、18歳ながら6戦して5勝、1敗しかしていない好レコードです。
敗けたのは、橋本道場の中村龍登選手で、これが悔しくて、なんとかリベンジしたんですけど、もう試合をしていないらしくて……だから、(同じ橋本道場所属の)安本選手に勝てば、ベルトも負けるし一石二鳥かなと。
——この試合の勝者が決勝シードで待ち構えるアマ史上最強から鳴り物入りでプロ入りした無敗のプラチナホープ、安本晴翔ということが決まっているとのこと。
安本選手とは、中2の頃、地元のアマで引き分けているんで、決着戦がつけられるなと。
——その前に市村選手に勝たなくてはなりません。
市村選手には、特になんの印象も持っていません。カウンターあわせて倒すのが(5ラウンド制が初めてだから)3ラウンドまでだったらいいなってくらいで。
——そんな和斗選手は、いつからキックボクシングを始められたのですか?
小1です。同級生がやっているのを見学して一緒にやるようになって。
——空手道を小中学生でやっていながらキックに転向するなどなら多いケースですが、小1からキックとはかなり早いかと。
試合は、小3、4年から出ていました。アマキックやグローブ空手とか。
——そこから順調にキャリアを積んで中学卒業して7月にプロデビューというわけですね。
アマでは50戦以上したと思いますけど、プロの方が楽しいですね。レガース(脛の防具)やヘッドギアがなくて。
——そこからトントン拍子にプロの階段を駆け上がって、もう2試合でベルトが獲れる位置まで来ました。更にその先にどんな希望を持たれていますか?
安本選手とは、必ず決着をつけたいですけど、あのリングに上がりたいとか、あのチャンピオンになりたいとか、お金持ちになりたいとかが第一ではないです。他にどう思われようと自分が良ければいいって。
——「自分が良ければ」とは?
「強くなる」ってことです。
——「強くなる」とは?
礼儀作法も伴った人間性を含めて、全てにおいての強さというか。
——そうやって強くなる為の試合?
はい、練習であり試合です!
リングネーム:和斗
フリガナ:カズト
所属:井上道場/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
生年月日:2000年7月9日(18歳)
出身地;愛媛県川之江市
身長:165cm
戦型:オーソドックス
戦績:6戦5勝(2KO)1敗
ステータス:INNOVATIONスーパーバンタム級3位
◆市村大斗インタビュー
——市村選手20歳、和斗選手18歳と若きホープがINNOVATIONスーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝戦の晴れ舞台で5回戦にて激突します。
多分、打ち合いになる。
——その打ち合いの中でどんな勝ち方をされますか?
フツーに完封して何もさせない。
——そんな市村選手の得意技は?
パンチも蹴りもヒジも全部。何でもできるけど、ヒジがいっちゃん得意。
——20歳のキャリア15戦にしてヒジを操りますか?
もう10戦は、ヒジありしとるし、今までで(相手を斬り裂いて)20針はいってる。倒してもいるし。
——そして、ここで勝てば、シードの決勝で、アマ史上最強から鳴り物入りでプロ入りした無敗のプラチナホープ、安本晴翔とINNOVATIOのベルトを争うことになります。
晴翔戦は、常に頭に入っとる。
——アマチュアで対戦したことは?
やったことはない。向こうは有名やから、ファンからも「安本とやらへんの?」って訊かれるから「やるかもなー」って言ってきたんでいよいよですわ。
——その前に和斗戦があるわけです。
もちろん、そこは頭に入れつつ、大きいのは安本やな。あれに勝ってベルト巻けば、KNOCK OUTには、確実に出れるやろ?
——INNOVATIO所属選手が次々と活躍しているだけに、市村選手の狙いもそこですか?
あれが日本一やから。INNOVATIOは、あそこに行くための通過点。やから、和斗戦は、バッチリKOで決めます!
リングネーム:市村 大斗
フリガナ:イチムラ ヒロト
所属:多田ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
生年月日:1998年8月10日(20歳)
出身地;大阪府大阪市
身長:165cm
戦型:オーソドックス
戦績:15戦9勝(5KO)5敗1分
ステータス:INNOVATIONスーパーバンタム級5位
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100008617661329
Twitter:https://twitter.com/kick_boxing_hrt
対戦カード
第9試合 メインイベント 62.5kg契約 3分3R
翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム/INNOVATION&WMC日本ライト級王者)
長谷川健(RIKIX/WPMF日本ライト級王者)
第8試合 セミファイナル ライト級 3分3R
櫻井 健(習志野ジム/INNOVATION 1位)
棚橋賢二郎(拳心館/NKB 1位)
第7試合 WBCムエタイ日本スーパーフェザー級ランキング査定マッチ 3分3R
テープジュン・サイチャーン(ReBORN経堂/WMC日本王者)
久井淳平(多田ジム/INNOVATION 3位)
第6試合 INNOVATIONウェルター級王座次期挑戦者決定戦 3分5R
太聖(岡山ジム/1位)
番長兇侍(習志野ジム/3位)
第5試合 INNOVATIONスーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝 3分5R
和斗(井上道場/3位)
市村大斗(多田ジム/5位)
第4試合 スーパーフェザー級 3分3R
高石 楽(マスターズピット/INNOVATIONフェザー級8位)
海登(光ジム)
第3試合 ウェルター級 3分3R
秋山勇太(真弘館)
マサキ(多田ジム)
第2試合 2018年新人王決定リーグ フライ級 2分3R
篠田兼一(DANGER)
MASAKING(岡山ジム)
第1試合 スーパーライト級 2分3R
渡邊雄太(マイウェイジム)
元長(ARUN GYM)
概要
大会名 Join Forces-9
日時 2018年9月8日(土) 16:30開場 16:45開始予定
チケット料金 RS¥12,000 S¥8,000 A¥5000 自由席¥3000 ※当日券は500円UP
チケット販売所 チケットぴあ、参加各ジム、各選手
お問い合わせ Japan Kickboxing Innovation興行本部 043-247-0112 http://kick-innovation.com/