パンクラス 7.21 立川ステージガーデン:女子フライ級王座戦調印式、4戦全勝20歳の王者・重田ホノカ「防衛戦をするまでがチャンピオン」דスーパー挑戦者”杉山しずか「もう一度挑戦したい選手がいる」
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PANCRASE 346 ~ PANCRASE 30周年記念大会Vol.5(7月21日(日) 東京・立川ステージガーデン)のパンクラス女子フライ級チャンピオンシップ・重田ホノカ(王者)vs. 杉山しずか(1位)の調印式が5日、東京・新宿で行われた。
パンクラス女子フライ級チャンピオンシップ 5分5R
重田ホノカ(THE BLACKBELT JAPAN/王者)※初防衛戦
杉山しずか(リバーサルジム新宿Me,We/1位)
女子フライ級の新鋭とベテランの注目対決が実現する。重田はMMA 4戦全勝の20歳。昨年4月のパンクラス立川大会でプロデビューし、高本千代に判定勝ち。8月の品川大会ではソン・ヘユンに1R腕十字で一本勝ちし、11月にはフライ級でライカに判定勝ち。適性階級はストロー級だが、3月31日の立川大会では女子フライ級王者の端貴代に判定勝ちしベルトを獲得した。
だがパンクラスが王座戦で義務付けているドラッグテストの結果、端と重田の両選手とも興奮剤のエフェドリンの陽性反応が確認され、重田には100日間のサスペンド(出場停止)とファイトマネーの20%返却のペナルティが科された。サスペンド明けから約10日のタイミングで初防衛戦を行う。5月のDEEP JEWELSでの中井りんのDEEP JEWELSフライ級王座防衛戦の相手の栗山葵の欠場が発表された際には、重田が対戦に名乗りを上げたことでも話題になっていた。
杉山は30戦22勝7敗1分の37歳。大学生時代に空手道禅道会に入門し、08年にプロMMAデビュー。長年DEEP JEWELSを主戦場とし、17年と18年にはRIZINで渡辺華奈と対戦しいずれも敗れている。22年にはDEEP JEWELSフライ級GPに出場し、初戦ではミッコ・ニルバーナに判定勝ちしたが、決勝では中井りんに1R一本負けし、王座を逃した。今年3月のパンクラスで2年ぶりに復帰し、ランカーのライカに判定勝ちしランキング入りし、2戦目で早速王座に挑む。
杉山との初防衛戦が6月6日に発表されると、重田はXに「フライ級、ラストマッチ。今回のテーマは極めるか散るか。暑い夏をもっと暑くする試合をします!」と投稿していた。
以下は7月5日の調印式での両選手のコメント。(※挑戦者の杉山が先に話す形式のため、杉山の談話を上に掲載しています)
◆杉山
2戦目にして“スーパー挑戦者”として抜擢していただきました。これを取るために来たので是非いい試合して、最終的に何も言わせないようなチャンピオンらしい試合をしたいと思います。
(“スーパー挑戦者”という言葉の意味について)自分はキャリア的に挑戦を受ける立場だったりするんですけど、それが挑戦者になることが“スーパー”だと思いますし、2戦目でやらせてもらえることは特別なことだと思います。
(重田の経験値について)相手があることなので、その中で勝ちを取ったんだろうなと最初は思っていたんですけど、戦いを重ねるごとに、確実な強さがあるんだなと知りました。
(前回の重田の試合の感想)楽しそうだなって感じですかね、良い意味で。楽しそうに自分のしたいことをやってるなあって。
(自分が勝っている点は)体格差とパワー差があると思っています。前回怪我があって本調子じゃなかったんですが、今回は怪我が無いようなので、もうちょっとパフォーマンスできる中で、もう少し組みの展開と、MMAをもう少しして、一本取りに行けるかなと。そういうところは秀でているかなと思います。打撃に関してはMMAの中ではそんなに差があるとは思っていません。
(王座獲得後の目標)パンクラスのベルトを取ったら、統一戦…(関係者の顔色を伺いながら)大丈夫ですか?もう一度挑戦したい選手がいるので、チャンピオン同士できたらいいなと思っています。
(勝敗のキーポイントは?)気持ちですかね。意地を持って獲りに行くところがキーポイントだと思います。
◆重田
前回試合が終わってから、色々お騒がせしてしまい、申し訳ありませんでした。今回、フライ級最後ということで、いい勝ち方をして、いい締めくくりができるよう頑張ります。
(杉山が重田を「確実な強さがある」と評したことについて)実感がないですね。強いと思っていないんで。(練習では)いつもボコボコにやられているんで、実感がないんですけど、そう見ていただけてうれしいです。
(最後のフライ級と決めた経緯)元々ストロー級で、3戦目からフライ級に上げ、このベルトを取ったら下げようと思っていました。取ってしっかり防衛戦をするまでがチャンピオンだと思うので、しっかり吸収して、やるぞっていう気持ち今回はやらせていただきます。
(前回の杉山の試合の感想)MMAがきれいにできる選手だと思います。立ちも寝もバランス良くできて、オーソもサウスポーもしっかりできるし、本当の意味でもオールラウンダーなんだなと思います。
(自分が勝っている点は)絶対負けないハートです。
(王座防衛後の目標)前回の試合が終わってからも次の日から練習して、休めてないんで、休みたいですね。
(中井りんの相手に名乗り出たが、今は?)実現したら盛り上がると思って名乗ったんですけど、自分自身に問題があったんで、今は取り消しって感じで、今は目の前の一戦一戦に集中していければと思っています。
(以前は強気な発言が多かったですが、今回は色々出来事があって発言を選んでいるように聞こえます。前回の出来事を受けて見つめ直したことは?)ちょっと盛り上げようと思って強気のキャラで行っていたんですけど、素に戻ったって感じです。
(勝敗のキーポイントと、どういう形で勝つか?)杉山選手と同じ(=気持ち)ですね。勝ち切るんだと言う気持ちが強いほうが勝つと思います。
対戦カード
パンクラス・フライ級チャンピオンシップ 5分5R
伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/ZST/王者、元ZST同級王者)※初防衛戦
ムハンマド・サロハイディノフ[Muhammad Salohidinov](タジキスタン/カトランジム/1位、IMMAF 2022 世界選手権フライ級優勝)
パンクラス女子フライ級チャンピオンシップ 5分5R
重田ホノカ(THE BLACKBELT JAPAN/王者)※初防衛戦
杉山しずか(リバーサルジム新宿Me,We/1位)
フライ級 5分3R
濱田 巧(THE BLACKBELT JAPAN/2位、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝)
ラファエル・リベイロ[ハファエル・ヒベイロ/Rafael Montouro Ribeiro](ブラジル/ボンサイ柔術)
バンタム級 5分3R
髙城[たき]光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム/6位)
オタベク・ラジャボフ[Otabek Rajabov](タジキスタン/TAJMMAFジム/IMMAFアマチュアMMA世界大会バンタム級2022・23優勝)
ライト級 5分3R
平 信一(綱島柔術/ZST/12位、元ZSTライト級王者)
鈴木悠斗(パラエストラ八王子/14位、ネオブラッドトーナメント2024同級優勝)
フェザー級 5分3R
三宅輝砂[きさ](ZOOMER/6位、ネオブラッドトーナメント2021同級優勝)
石田陸也(DOBUITA/9位)
ライト級 5分3R
松岡嵩志(パンクラスイズム横浜/8位)
丸山数馬(Tri.H studio/9位)
ストロー級 5分3R
寺岡拓永(ROAD MMA GYM/5位、ネオブラッドトーナメント2023同級優勝)
高島俊哉(リバーサルジム新宿Me,We/ネオブラッドトーナメント2017同級優勝)
フライ級 5分3R
前田浩平(GRABAKA)
増田大河(セルフディフェンスアカデミー)
【プレリミナリー】
第30回ネオブラッドトーナメント・バンタム級準決勝 5分3R
山口怜臣(タイガームエタイ/ALIVE)
宮城成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘)
第30回ネオブラッドトーナメント・バンタム級準決勝 5分3R
白井誠司(和心會)
荒田大輝(パラエストラ八王子)
フェザー級 5分3R
沢木純也(SUBMIT MMA)
小島健史(和術慧舟會AKZA)
フライ級 5分3R
田中亮祐(UNITED GYM CHIBA)
鳴海秀哉(トイカツ道場/SZA)
フライ級 5分3R
名久井悠成(ANSWER FIGHT)
萩島answerタクミ(T-BLOOD)
概要
大会名 PANCRASE 346 ~ PANCRASE 30周年記念大会Vol.5
日時 2024年7月21日(日) 開場・13:40(予定) 開始・14:00(予定)
会場 立川ステージガーデン [HP]
チケット料金 VIP¥50,000- SS¥30,000- A¥13,000- B¥8,000- ※未就学児は膝上観戦に限り無料、着席の場合有料
チケット販売 イープラス パンクラスストア 出場選手・所属ジム
お問い合わせ パンクラス 03-5339-9198 http://www.pancrase.co.jp/