ONEがロッタン×武尊の大会皮切りに年最大4回の日本大会開催へ。楽天チケットと複数年契約。イニエスタのマネジメント会社NSNが提携をサポート
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ONE 165: Rodtang vs. Takeru(2024年1月28日(日)東京・有明アリーナ)の開催発表記者会見が11月30日の東京のABEMAで行われた。別記事の通り、ロッタン・ジットムアンノン vs. 武尊がメインイベントとして発表され、ONEのチャトリ・シットヨートンCEOは来年2024年の大会の計画について「1月大会に続き、夏に再び日本でONEのナンバーシリーズの大会を開催します。最大4大会を日本で開催したいです」と話した。
ONE Championshipのナンバーシリーズの大会は22年12月3日のフィリピン大会以来約1年ぶりとなる。23年はルンピニーでのONEフライデーファイツをスタートして毎週金曜夜に開催し、22年8月から始まったONEファイトナイトを月1回ペースで開催し、ナンバーシリーズは封印していた。24年はフライデーファイツ、ファイトナイトよりも上のグレードに位置づけるナンバーシリーズを復活させ、3月には初のカタール大会、5月に1年ぶり2度目の米国大会を計画している。チャトリ氏は1月と夏に日本大会を開催すると明言。約4年ぶりの日本大会もONEの国際戦略の一環となるようだ。
ONEのプレスリリースには「ONEは日本大会の毎年開催に向けて、Never Say Never(NSN)とパートナーシップを締結している、楽天グループの楽天チケット株式会社と複数年にわたるチケット販売を含むパートナー契約を締結しました」と記されている。1月の大会のチケットは楽天チケットを通じて発売される。
NSNはサッカー選手のアンドレス・イニエスタが共同創始者の一人で、イニエスタらサッカー選手のマネジメントを行っている会社。イニエスタは今年7月にヴィッセル神戸を退団したが、ヴィッセルは楽天グループの会社でもある。9月には楽天チケット、NSN、イギリスのボクシングプロモーションのマッチルームが都内で会見を開き、3社がパートナーシップ契約を結び、2024年から3年間、年3回のボクシング・イベントを日本で開催すると発表していた(参照:ボクシングニュース)。ONEでも同様の枠組みが採用されたが、ONEが先に日本でこの枠組みでの大会を開催する。
チャトリ氏は会見冒頭の挨拶で、楽天チケットとNSNへの感謝の言葉を述べ、会見の最後にはチャトリ氏や武尊らと共に、NSNのジョエル・ボラス代表(上写真前列右3人目)が記念撮影をしていた。ボラス氏はプレスリリースで「楽天チケットと共にこのプロジェクトをサポートできることを光栄に思います」等との談話を発表している。会見場の背景の壁にはABEMAや楽天チケットと共にNSNのロゴも入っていた。
なお、武尊と楽天も縁があり、楽天カードからは武尊デザインのカードが今年から発行されており、そういったつながりも武尊とロッタンの日本での対戦の早期実現を後押しした模様だ。
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