AbemaTV「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」トーナメント一回戦突破の武尊「不可思の分まで戦う」。佐藤嘉洋率いるSKR連合の古宮晴、3人抜きで魔裟斗軍下す
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AbemaTV「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR トーナメント1回戦」
2019年11月30日(土) 新宿フェイス
記事提供:AbemaTV(写真 (C)AbemaTV)
“無料で楽しめるインターネットテレビ局”「AbemaTV(アベマティーヴィー)」は、11月30日(土)よる6時より「格闘チャンネル」にて『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』のトーナメント1回戦を実施いたしました。(Abemaビデオ)
『格闘代理戦争』は、格闘技界のレジェンドや現役トップ選手が、”スターの卵”となる若手ファイターを育成する「監督」として参戦し、格闘界に次世代スターを送り出す様子をドキュメンタリーで追う格闘番組です。2017年11月より1stシーズンの放送を開始し、今作「K-1 FINAL WAR」で5作目となります。
11月30日(土)に実施した初戦トーナメント戦では、シリーズ最多の全8チームが参戦。今回の初戦を経て、準決勝に駒を進める4組が決定します。
本日のトーナメント戦1回戦では、ゲーオーズ(ゲーオ・ウィラサクレック選手)VSサラバニアファミリー(久保優太選手/サラさん)、木村組(木村“フィリップ”ミノル選手)VS皇治軍団(皇治選手)、魔裟斗軍(魔裟斗さん)VS SKR連合(佐藤嘉洋監督、城戸康裕選手、梶原龍児さん)、TEAM武尊(武尊選手)VS不可思団(不可思選手)による激戦の数々が繰り広げられ、未来の格闘界を担う金の卵が多数発掘されました。
ゲーオーズ・稲垣澪選手の地獄の膝が炸裂!2連続KOをもぎ取る!
まず、第1試合で輝きを放ったのは、ゲーオーズの大将・稲垣澪選手。中堅同士の戦いで敗れ、あとがなくなったゲーオーズ、敗れればチームの敗退が決まる場面で登場した稲垣選手の最大の武器は、長身を生かした強靭な膝。サラバニアファミリー・中堅の新井優騎選手にパンチで圧力をかけると、上がったガードの隙間から、ボディに膝を叩き込んでKO勝利。一気に会場の雰囲気をたぐり寄せると、続く大将同士の戦いでも右の膝をサラバニアファミリーの大将・池田智史にぶち込んで、1Rで2ダウンを奪ってのKO勝ち。まだ汗もかかない涼やかな表情で大将戦を制して、強烈な印象を残しました。
なお、稲垣選手の弟は、前シーズン『格闘代理戦争 4thシーズン』にて芦澤竜誠率いる芦澤一家のメンバーとして活躍し、9月にK-1プロデビューを果たした稲垣柊選手。兄弟そろって強さを見せつけ、チームを準決勝へ導いた稲垣選手は、リングコメントにて「膝は、ゲーオ監督のムエタイジムで練習したし、自分の妻と子どもも見にきてくれていて、負ける姿を絶対見せられないと思いました。「格闘代理」には、家族がサポートしてくれるおかげでリングに立てることができています。サポーターのみんなもありがとうございます」とリングサイドに駆けつけた大応援団に感謝を述べました。
皇治軍団の中堅、15歳の井上大斗選手が木村組の中堅、16歳の薮崎陸選手を衝撃KO!
続く第2試合の木村組(木村“フィリップ”ミノル選手)VS皇治軍団(皇治選手)では、両チーム10代の選手が勝敗を決めるキーポイントとなり、中でも皇治軍団の中堅で、15歳の井上大斗選手の活躍が目立ちました。
皇治軍団の先鋒・田中聡のパンチに蹴りでカウンターを浴びせ1RにTKO勝利、会場を震撼させた木村組の中堅・16歳の薮崎陸選手。若干16歳で新空手をベースとした蹴りの鋭さはトライアウト時から抜きん出ており、蹴りをパンチのように使いこなす姿に底しれない可能性を感じさせます。続いて薮崎選手と対戦したのは、同じく皇治軍団の中堅・井上大斗選手。15歳と16歳の対決となったこの試合は、井上選手が得意のパンチと右ストレートで薮崎選手を捕らえると、1Rでダウンを奪います。その後、左フック、左のミドルフック、飛び込んでミドルキックや右の膝、さらにストレート…と15歳とは思えない攻撃のバリエーションを見せ、見事2つ目のダウンを奪いKOを勝ち取りました。
最後、大将同士の競り合いの末、準決勝へコマを進めた皇治監督は、「本当に木村組のメンバーが強くて怖かったです。でも、こいつらが頑張ってくれて。周りに感謝を忘れずに、もっとビッグになってほしい。俺ももっと頑張ろうと思えたんで、俺も頑張るし、こいつらも頑張ってもらおうと思います」と次の戦いに向けて気合を入れました。
ダークホースSKR連合の古宮晴選手が番組史上初!まさかの3人ごぼう抜き!
第3試合では、優勝候補の一角と目された魔裟斗軍(魔裟斗さん)VS SKR連合(佐藤嘉洋監督、城戸康裕選手、梶原龍児さん)の因縁対決。番組内ではSKR連合は、選手や練習風景など、今まで一切公開してこなかったため、どんな選手が登場するのか注目が集まっていました。
そんな中、先鋒として出場した古宮晴選手が破竹の勢いを見せます。古宮選手は聴覚障害を持ち試合中は一切の音が聞こえないながら、魔裟斗軍のエースと言われていた先鋒・児玉兼慎選手を判定で下すと、続く中堅・小田川文也選手からも2Rを戦い抜いて勝利を奪います。古宮選手の快進撃、そして優勝候補・魔裟斗軍が追い詰められる様子に騒然とする会場。魔裟斗軍・大将の河津伸太郎選手がこれを止めるべく登場しますが、古宮選手は、全身に大量の汗をかきながらも、相手のコンビネーションの合間に巧みなジャブを入れてリズムを寸断、常に手を出し続ける攻撃でペースを掴むと、老成した戦いぶりでここもフルラウンド戦って勝利。まさかの「3タテ」で番組史上初の快挙を達成しました。
試合後、マイクを握った古宮選手は「僕は生まれつき耳が聞こえなくて、試合中も何にも聞こえない状態で試合をしています。今日3戦目のとき、しんどくて倒れそうになったけど、みんなの気持ちがどんどん入ってきて、負けてられんなと思って…3人抜きできました。ありがとうございました!」と目に涙を浮かべながら気持ちの強さを見せました。不穏な殴り合いを”売り物”にして来たこの番組に、不意に舞い降りた逸材が今後どのような活躍を見せるのか注目されます。
“武尊2世”と言われた橋本実生の実兄・橋本岳登もやっぱり強かった!
残るは、TEAM武尊(武尊選手)と不可思団(不可思選手)の親友対決。TEAM武尊の戦いぶりは武尊選手が本拠地とするKRESTでの豊富な練習量。そして勝利を牽引したのは、先鋒・橋本岳登選手でした。前回『格闘代理戦争 4thシーズン』にて”武尊2世”と言われ、9月にK-1プロデビューを果たした橋本実生選手の実兄である橋本選手は、不可思団の先鋒・今永雄大選手を判定勝ちにて沈めると、続く不可思団・中堅の貫井彰人選手に対しても疲れを感じさせない試合をみせ、判定勝利。馬力溢れる戦いぶりで2連勝を収め、不可思団・大将の田中秀汰選手を引きずり出しました。さすがに疲れが見えた3試合目では、1RでTKOを奪われますが、効かされたというより、疲労の影響を感じさせる敗北で、決勝への登場に期待がかかりました(TKO/KOで敗れた選手は45日間出場できないので、準決勝には出場できず)。
なお、勝利した監督の武尊選手は「気持ちで戦う、という僕が1番求めていた戦いをしてくれた。これからまた(練習が)きついけど、僕も一緒になって頑張るんで。親友の不可思の分も背負って決勝行こうと思います」と親友対決を振り返りました。
今回の1回戦を経て、準決勝へコマを進めた4チーム。次回の準決勝/生中継は、12月21日(土)に開催いたします。ゲーオーズVS TEAM武尊、皇治軍団VS SKR連合の試合が決定し、今後の練習にも力が入る『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』に、ぜひご注目ください。
■AbemaTV『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』 番組概要
次回放送日時:12月7日(土)よる10時~11時(生放送)
放送チャンネル:格闘チャンネル
次回放送URL:https://abema.tv/channels/fighting-sports/slots/BqgyfcEB2cxJdD
AbemaビデオURL: https://abema.tv/video/title/90-1320
番組公式インスタグラムURL: https://www.instagram.com/kakutoudairi_official/