Krush 12.19 後楽園ホール:第5代フライ級王座決定戦 6戦6勝 上遠野寧吾「今年ラストKrushを盛り上げて倒して勝ちたい」×安尾瑠輝「3戦連続でプロ初黒星をつけたらメッチャ最高ですね」。第11代ウェルター級王座決定戦 大石昌輝×齋藤紘也、天野颯大×バズーカ巧樹の談話も
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Krush.183(12月19日(金) 後楽園ホール)の休憩明けの3試合6選手のインタビューがK-1 GROUPから届いた。
第9試合 ダブルメインイベント2 第5代Krushフライ級(51kg)王座決定戦 3分3R(延長1R)
安尾瑠輝[りゅうき](K-1ジム心斎橋チームレパード/元DEEP☆KICK -51kg王者)
上遠野寧吾[かとうのねいご](POWER OF DREAM)
大夢(だいな)が3月に返上したKrushフライ級王座を懸けた、8選手参加のトーナメントが8月大会で開幕し、10月25日の準決勝を経て、年内最後のKrushで決勝を迎えた。
安尾は21歳。神戸出身でDEEP☆KICKの元王者。トーナメント一回戦ではKNOCK OUT推薦の渡部蕾を3R KO。準決勝では初代王者・大久保琉唯の弟・世璃に判定勝ちした。
上遠野は6戦6勝(4KO)の19歳。一回戦では東虎之介と延長に及ぶ接戦を繰り広げ判定勝ち。準決勝では海凪に1R右フックでKO勝ちした。
第8試合 ダブルメインイベント1 第11代Krushウェルター級(67.5kg)王座決定戦 3分3R(延長1R)
大石昌輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
齋藤紘也(K-1ジム川口ブルードラゴン)
寧仁太[アニンタ]・アリがMMAに転向するため2月に返上したKrushウェルター級王座を懸けた、4選手による王座決定トーナメントが10月25日の大会で開幕し、今回決勝が行われた。
大石は31歳。4月に“DARUMA” 健太に判定勝ち。7月の齋藤戦では1R、空手仕込みの左内回し蹴りを顔面にクリーンヒットしてダウンを奪うが、2Rに左フックをもらい右眉をカットして大出血し、ドクターストップ負けしている。10月のトーナメント初戦では山際和希に判定勝ちした。
齋藤は25歳。昨年9月のK-1で佐々木大蔵に判定負け。ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪からK-1ジム川口に移籍し、7月の初戦では大石に2R TKO勝ち。10月のトーナメント初戦では“DARUMA”健太と接戦に判定2-0で勝利した。
第7試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
天野颯大(キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg優勝)
バズーカ巧樹(菅原道場/BRAID/元KNOCK OUT-REDスーパーライト級王者、元KNOCK OUT-BLACKライト級王者、WMAF世界スーパーライト級王者)
天野は5月のK-1スーパー・フェザー級王者決定トーナメントのリザーブファイトでレオナ・ペタスと対戦したが、計量で2.25kgオーバーした上に1R KO負けした。9月のムエタイスーパーファイトではタイ人のエークモンコンと65kg契約で対戦し判定勝ち。K-1 GROUPのリングに戻り名誉挽回を図る。KNOCK OUTを主戦場とするバズーカは7年ぶりのK-1 GROUPでの試合となる。
安尾瑠輝
──10月の準決勝、大久保世璃戦は判定勝利でした。あの試合を今、振り返ると?
安尾 思ってたよりは、苦戦せずに終われてよかったかなという感じでした。相手に動き回られて、反応できずに自分が不利な状況になったらイヤやなと想像してたんですけど、思ってたほどメッチャ動き回る感じでもなかったので、1R途中からちょっと安心しました。
──試合前には「スロースターターなので、1Rからもっと自分からいかないと」と話していましたが、そこに関しては?
安尾 やっぱり1Rは、ちょっと見ながらやってたかもしれないですね。そこはまだ課題です。
──実際、試合では大久保選手との経験の差が出たかなという印象だったんですが、実感としてはどうでしたか?
安尾 自分では、そこはあんまり分かってないかもしれないです。ただ、試合が進んでいくにつれ、大久保選手が焦っていく感じはちょっと見えました。
──では割と、自分の試合をしっかりやることができた?
安尾 うーん、でもやっぱり、近い距離ではちょっとその向こうのカケだったりでちょっと苦戦してしまって。ちゃんとできたかどうかっていうと、そこまででもないですね。
──同じ大会でのもう1試合の準決勝では、上遠野寧吾選手が勝ちました。その試合はどう見ましたか?
安尾 「やっぱり上遠野選手が上がってきたかー」みたいな感じでした。決めるパンチの当て感は半端ないなと思いましたね。
──今回、決勝で対戦するにあたって、一番警戒するところは?
安尾 やっぱりその決めのパンチが怖いですね。サウスポーが苦手というところがあるので、もらわないようにしたいなとは思ってるんですけど。でも前の渡部蕾戦の時よりは、サウスポーに対しての対応とかはだいぶマシになってきてるなとは思ってます。
──それは練習中の感覚で?
安尾 そうですね。試合に向けての練習の中でそういう手応えがあります。だから渡部戦とはまた違う対応ができるかなと思います。
──上遠野選手は、それこそ序盤からガンガンいって勝っている選手ですよね。余計にその対応がカギになりそうですが。
安尾 自分は1Rよりも2R、3Rと上がってくる感じですけど、向こうは確かに1Rから上げてきますね。1Rは特に、自分は攻撃への反応が悪かったりもするので、そこに対して狙ってくるやつを必ずもらわないようにしたいし、自分もしっかりと当てていくように注意しようかなと思ってます。
──その上で、自分としてはどう勝ちたいと思ってますか?
安尾 ベルトが懸かった試合で、まず絶対に向こうの方が当て勘があるので、ダウンを奪われないようにすることと、逆に自分がダウンを奪いにいける感じで戦えたらと思ってます。でも自分は、まだサウスポーに対しての決め感をあまりちゃんと持ってるわけじゃないので、KOで倒せるかどうかはまだ不安なんですけど。できたら倒せたらいいなとは思ってます。
──この3試合、トーナメントでコンスタントに戦っていることによって強くなれている部分っていうのを実感してますか?
安尾 はい。サウスポーに関してはようやくちゃんと慣れてきたかなという感じはしてきました。今回、また渡部戦みたいな感じになったら絶対ダメなので、進化したところを見せたいです。
──安尾選手はこのトーナメントで、ここまで渡部蕾選手、大久保世璃選手に勝って、そして決勝は上遠野寧吾選手。全部、プロ全勝の相手との対戦なんですよね。
安尾 そうなんですよね。2人にはプロ初黒星をつけさせることができたので、今回の相手にもできたら、メッチャ最高ですね。
──そして、ここで勝てばいよいよKrushチャンピオンですね。以前に他団体でチャンピオンになってはいますが、気持ち的に違うものがありますか?
安尾 DEEP☆KICKの時はあまりにもトントンと行きすぎて、今となっては、チャンピオンになった感覚があまりなかった感じだったんですけど、でもベルトを獲れた時は本当にメッチャうれしかったんです。Krushに関しては、トーナメントで1、2、3と長いスパンでやっていて、ベルトについては今からメッチャ実感が湧いてます。だから、ここで獲れたら達成感もあると思うし、自分の自信にもつながってくると思います。
──その分、プレッシャーは感じていますか?
安尾 やっぱりベルト獲れる、獲れへんでけっこう差があるので、絶対これ獲らな、っていうプレッシャーは自分の中で持っちゃってる気がします。
──そもそもそういうプレッシャーには強い方?
安尾 あんまり意識しすぎないようにというか、まず上遠野選手に勝つことだけを考えて、それにプラス、ベルトが付いてくるみたいな感じで今は考えてます。
──決勝まで来て、周りからの期待の声も大きいんじゃないですか?
安尾 メッチャ大きいですね。「絶対ベルト獲って帰ってきてや!」ってみんなに言われてます。それにも応えないとと思うし、あと、兵庫県にKrushのベルトを持って帰ってきた人はたぶんまだいないので、自分がその1人目になれたらと思ってるし、お父さんと話したりもしてます。
──そもそも、地元で強くなって地元にベルトを持ち帰りたいという気持ちは大きいですよね。
安尾 そうですね。以前にそういう話を人からされた時に、「そういえばそうやな、そういう考えもあるな」と思いました。自分ではそこまであまり考えたことがなかったんですけど(笑)。ベルトのことを考えてたら、その他のことはあんまり意識できなくて。
──そうですか(笑)。でもチャンピオンにもなったら、またいろんな変化がありそうですね。
安尾 ですね。チャンピオンになった選手の話を聞いてたら、メッチャ羨ましいなと思うので、自分も早くチャンピオンになりたいです。
──そのために一番大事なものって、今は何だと思っていますか?
安尾 やっぱり気持ちだと思います、本当に。「ここで弱音吐いてたらアカンなとは思ってて。サウスポーが苦手で、その意識はまだちょっとあったりもするんですけど、試合では今までやってきた練習、スパーリングとかを信じて、しっかりと全部出し切ろうと思ってます。
──では最後に、改めて今回の試合への“決意”をいただけますか?
安尾 必ず今回ベルトを獲って、今まで支えてくれたお父さんとか、家族、あとジムで練習してくれたみんなにベルトを巻いた姿を見せられるように、必ず勝ってきます。
──分かりました。ありがとうございました!
上遠野寧吾
──まずは10月の準決勝、海凪戦ではいい勝ち方ができたと思いますが、今振り返ると?
上遠野 そうですね。自分でもあんなにうまくいくとは思ってなかったので、びっくりしました。
──試合前は、どうなればいいと思っていましたか?
上遠野 海凪選手が前に出てきたところを僕がさばいて、倒せればベストだけど、とりあえず勝てればいいかなと思ってました。そしたら、思ったより早くチャンスが来て。
──さすがにあの内容では、古川誠一会長からも褒められたのでは?
上遠野 いや、褒められてはいないです。「倒し方が優しくねえな」とは言われましたけど。
──それは評価されてるんじゃないですか?
上遠野 どうなんですかね?(笑)
──もう1つの準決勝、安尾瑠輝選手が勝った試合はどう見ましたか?
上遠野 「速いな」という印象でした。2人とも速かったんですけど、安尾選手も速かったですね。
──思った以上に2人の経験の差が出たかなと思ったんですが、そこは?
上遠野 そうですね。安尾選手の方が体も大人だし、戦績も上だし。その差が最後、2R後半から3Rに出てたかなと思います。
──改めて、対戦相手としての安尾選手のどこに強さを感じていますか?
上遠野 スピードもそうだし、一番は最後まで諦めずに来るところですね。今回も3Rまで行くんだったら、僕もしっかり気持ちで戦おうかなと思います。
──技や動きで、一番警戒すべきと思うところはどこですか?
上遠野 パンチも蹴りもどっちも上手なので、どっちも警戒してます。
──逆に自分としては、どう攻めてどう勝ちたいと思っていますか?
上遠野 どう攻めるかは、当日、安尾選手と向かい合ってみないと分からないし、対応する練習は一応してますけど……その練習の動きを出して、倒せるなら倒すという感じで。1Rから倒しにいこうとは思ってはないですけど、チャンスがあればしっかり倒したいなと思ってます。
──ただ、1RKOできた準決勝のように簡単にはいかないだろうなという想定ですか?
上遠野 そうですね、僕はそう思っているし、3Rまでいってもいいように練習はしています。
──ここで勝てば、いよいよ無敗のままKrushチャンピオンということになります。改めて、ベルトにはどんな思いがありますか?
上遠野 ここまで苦しかった時もあったし、いろいろあったんですけど、やっぱり最後もしっかり勝とうと思います。無敗のチャンピオンの方がカッコいいし、絶対に僕が巻かないといけないかなと思ってます。
──自分がベルトを巻いてるところを想像したりはしていますか?
上遠野 はい、毎日してます。メチャクチャ自分に似合ってます。
──イメージトレーニングもバッチリですね。周りからの期待の声も大きいのでは?
上遠野 そうですね。ジムのみんなからも「いけるやろ」という感じで言われてるので、みんなの期待を超えてやろうかなと思ってます。
──プレッシャーにはならないですか?
上遠野 別にそこまでは。まあ、何も感じなくはないですけど、「やってやろう」という気持ちで、力には変わってると思います。
──このトーナメントは8月、10月とコンスタントに試合があるので、そこで波に乗れている部分もあるのでは?
上遠野 ありますね。8月の1回戦はちょっと期間が空いてからの試合だったんですけど、でもそこから準決勝と続いて試合勘とかも戻せたし、決勝もいい状態で、前回の試合でもいい感覚があるので、何も問題なく、調子よく試合できるかなと思います。
──これが年内最後の試合になると思います。ちょっと気が早いですが、ここでチャンピオンになったら、来年はどうしたいですか?
上遠野 K-1フライ級のベルトを作ってくれるなら、作ってほしいんですけど……それがないなら、バンタム級での試合も考えてはいます。すぐとかじゃなくて、来年はしっかり防衛もして、まだちょっと先の話になるかもしれないし、自分で勝手に思ってるだけですけど。
──今大会は王座決定トーナメント決勝戦が2つ並んでいます。ちょうど、この試合がメインの大トリになることが決まりました。
上遠野 うれしいです。僕たちの方が面白い試合ができると思ってたので、メインをやらせてほしいかったので。ただ勝つだけじゃなくて、今年ラストのKrushというのもあるので、しっかり盛り上げて倒して勝ちたいですね。しょっぱい試合はできないなと思ってます。
──では最後に、改めてこの試合への“決意”をいただけますか?
上遠野 チャンピオンになるための練習をしてきたので、あとは風邪をひかないように気抜かずに仕上げて、必ずベルトを巻くので期待しててください。
──分かりました。ありがとうございました!
大石昌輝
──前回10月の準決勝、山際和希戦を今振り返ると?
大石 練習してきたことがあんまり出せなかったなという感じですね。
──ダウンも奪って、山際選手の強みは出させなかったのかなと思いましたが、満足はできていない?
大石 そうですね。強みは出させなかったんですけど……やってる中で、うまさはすごく感じました。もっと、全然自分のペースでいけるかなと思ってたんですけど、あんまり自分のイメージ通りにはいかなかったという感じですね。
──「もっとこうすれば」というところは?
大石 もっと蹴っていこうと思ってたんですけど、その蹴りに対して対策されてるなというのを、やってる中ですごく感じたんですよね。その山際選手のうまさを出させずに、もっとガツガツいけばよかったかなと思ってます。
──その反省点は、そのまま次の決勝に生かせそうな感じですか?
大石 そうですね。やっぱり決勝なので、もっとガツガツいかないと。相手もたぶんガツガツくると思うので、自分からいかないといけないなと思ってます。
──相手の齋藤紘也選手は、確実に山際選手よりガンガン出てくるタイプです。以前に一度対戦もしていますが、改めて同日の齋藤選手の準決勝はどう見ましたか?
大石 いつも通り1Rから飛ばしてガツガツいってて、勢いあるなと思いました。今回はリベンジというのもあるし、ベルトも懸かってるので、本当に自分からいくのは当たり前だなと思ってますね。
──その上で、どう攻めてどう勝ちたいと思っていますか?
大石 相手は1Rから出てくると思うので、自分はその前にいってやろうかなと思ってます。
──今回は2度目の対戦ということもあるし、蹴りへの対策はいつも以上にされそうですが。
大石 結局、対策してきても、自分の蹴りは対策しきれないと思ってるので。その時の感覚で、臨機応変にその場面にフィットする技を出していくという感じですね。
──最後はどう勝ちたいと思っていますか?
大石 たぶん、相手も倒しにくると思うので、その前に倒してやろうと思っています。蹴りが効いたら蹴りで倒すし、蹴りが効き始めたらパンチでも倒せると思っていて、蹴りでもパンチでも、何でも倒せる準備をしてきたので、どっちでも大丈夫です。蹴りから突破口を開くというのは、自分は変わらないので。
──K-1 GROUPでは、これが7試合目になります。ここでトーナメント決勝でタイトルマッチというのは、ある意味ここまでの集大成的な意味合いもあるかと思うんですが、タイトルへの思いも含めて、そこはいかがですか?
大石 ベルトは早く巻きたいとずっと思ってたんですけど、意外と早くベルトにたどり着けた感じですね。毎日毎日、自分が巻いてるところを想像して過ごしてきたので、ここは絶対ベルトを巻きたいという気持ちです。
──タイトルを獲って、KRESTをまた盛り上げたいという気持ちも強いんじゃないですか?
大石 そうですね。ベルトを巻いて、また昔のKRESTみたいに盛り上げたいです。移籍とかで今、選手は減ってますけど、少なくなってからの方がみんな気合いが入ってる感じがして。自分たちがまたすごいKRESTを作っていくっていう意識が、すごく強くなってる気がします。みんなベルトを目指して毎日頑張ってると思うので、そんなみんなのためにも、自分がまずベルトを獲ります。
──大石選手は空手でも優勝歴がたくさんありますよね。そこで勝ち上がってトップに立った経験というのは、今回の試合に向けて、生きていますか?
大石 そうですね。やっぱり最後は気持ち、気合いだと思っていて。本当に一番優勝したい、チャンピオンになりたいというヤツが絶対に優勝できると思ってるので、そこは空手と同じ感じで、意識できているかなと思ってます。「あと一つ勝ったら優勝」という気持ちは空手の決勝戦と同じ感じなので。
──周りからの期待の声も大きいのでは?
大石 はい。周りからも「今回はすごく仕上がってるね」とかみんな言ってくれているので、それを信じて、自分も信じて、試合に臨もうと思っています。
──では最後に、改めてこの試合に向けての“決意”をいただけますか?
大石 毎日毎日ベルトを獲るところを想像して、つらい練習をメチャクチャ頑張ってきたので、ここでしっかり獲らないと、自分がやってきたことが無駄になると思ってるので。もうここは何が何でも、何が起きても絶対勝ちたいなと思ってます。
──分かりました。ありがとうございました!
齋藤紘也
──まずは10月の準決勝、“DARUMA”健太戦は、ご自分ではいかがでしたか?
齋藤 メインだったので、KOで勝ちたいという気持ちがあったんですけど、最後の方がけっこうダラダラっとなっちゃって。でもまずは、勝てたことがよかったなと思ってます。
──作戦としてはどうしようと思っていたんですか?
齋藤 会長からは「もう好きにやってこい」という感じでした。ところどころ、ガードをしっかりするだったり、カーフキックの角度をしっかりするという注意点はあったんですけど、それ以外はもう好きなようにという感じでしたね。
──それは、齋藤選手の力が出せれば勝てるという周りの判断だったという感じ?
齋藤 そうですね。仕上がりもよかったし、けっこう体調もよく、いい感じで来てたので。
──ただ接戦にはなったと思うんですが、その中で何か感じたことは?
齋藤 会見の時から、“DARUMA”選手がベルトを獲りたいという気持ちはけっこう伝わってきてましたからね。試合の中でもその気持ちは感じました。
──先ほど少し話に出た、メインという部分は、実際やってみてどうでしたか?
齋藤 試合になったら、メインっていうことはすっかり忘れてたので……どうだったかと言われると、普通というか、いつも通りという感じでした。
──でも、自分が勝って大会が終わるというのを味わったのはどうでしたか?
齋藤 そうですね。そこはよかったといえばよかったですね。ただまあ、倒して勝てていればもっとよかったんですけど。
──当日もう一試合の準決勝では、大石昌輝選手が勝ち上がりました。その試合はどう見ましたか?
齋藤 試合として、面白くはなかったですよね。今、スーパー・ウェルター級が盛り上がっていて、その一つ下のウェルター級なので、迫力ある試合を見せるのが大事だと思うんですけど……あの試合は面白くなかったですね。完全に、迫力に欠けてたと思うんで。
──決勝戦はそんな大石選手との再戦になりました。では、相手の試合を見て、よりモチベーションが上がったというわけではない?
齋藤 そうですね。やっぱり、彼は面白くない試合をするのが得意だと思うので、そういう空気に呑まれないように、自分がガンガンいかないと盛り上がらないのかなと思います。自分が見合ったりしたら、塩試合で終わっちゃいそうなので。自分で盛り上げつつ、KOして勝ちたいなと思ってます。
──「勝つ」というだけではない使命を感じているわけですね。
齋藤 はい。今年最後のKrushだから、絶対盛り上げたいなという気持ちもあるので。
──そして、先日試合順が発表されましたが、大トリのWメイン第2試合はフライ級、そしてこの試合はその前のWメイン第1試合になりました。やはりメインでやりたかった?
齋藤 できれば最後でやりたかったですけど……でもまあ、どっちでもいいです。その前でも、トリをビビらせるぐらいのKOで勝てばいいと思いますし。試合でやることは一緒なので。
──いよいよ勝てばチャンピオンですが、そこに関しては?
齋藤 チャンピオンになれば見える景色もだいぶ広がると思ってます。今回ウェルター級を獲って、自分的にはスーパー・ウェルター級も視野に入れてる部分もあるので、ここは絶対に獲りたいなと思ってます。
──そして、ジムとしての盛り上がりにも力を添えたいという意識は大きいんじゃないですか?
齋藤 そうですね。K-1ジム川口と大宮は一緒に練習させてもらっていて、みんなすごく意識が高いですし。(稲垣)柊さんの姿もいろいろ見てるので、追いつきたい、追い越したいという気持ちでやってきてます。そして、自分の勝利でジムも盛り上げられたらいいかなと思います。
──では最後に、改めてこの試合への“決意”をいただけますか?
齋藤 2025年、今年最後のKrushなので、もう面白くない試合はなしで。必ず会場をブチ上げるので、皆さん、ちょっと本気で楽しみにしててほしいです。よろしくお願いします。
──分かりました。ありがとうございました!
天野颯大
──今回はK-1 GROUP復帰戦というか。5月にいろいろあって、9月に地元で復帰戦を行って。今回は代打出場という形になりましたが、そのオファーを聞いた時はどう思いましたか?
天野 まさかK-1 GROUPに年内に復帰できるとは思ってなかったので、率直にチャンスだなと思って、僕の中ではもうすぐに出ると決めてました。でも一応、会長と話し合って、やっぱり体重オーバーを2回もやってて、次は本当にないから、本当は慎重にいかなきゃいけないと。会長とはすごく話し合った中で、それでも僕がもらったチャンスはもう本当に生かすしかないと決めて、出場したという感じです。
──代打出場だから、通常のオファーよりも準備期間も短い中ですからね。そもそもレオナ・ペタス戦の後には、引退か現役続行かという話もありました。そこは自分の中で、どう折り合いをつけたんでしょうか?
天野 正直、2回目だったのもありますし、もうないなとは思ってました。でも自分のことを応援してくれる人だったり、今まで支えてくれた人たちに対して、何も返せていないというのがあったのと、やっぱりあの負け方じゃ自分の中でカッコ悪いなというのがあって、どうしてもまだ終われないっていう気持ちがあって。それでもう一度、もう次はないんですけど、もう一度やっていこうと決めたって感じでしたね。
──二度と再発させないために、減量ののやり方や意識について、どう変えていますか?
天野 私生活から本当に見直して、食事の面だけじゃなく、生活そのものをしっかり正しています。規則正しい生活をするようにして、人としての生き方というか、人間としてもう一回見つめ直すという感じでずっと過ごしていて、今でもそれは継続してます。
天野 ちなみに、今は体重は順調ですか?
天野 はい、今回は順調というか、もうすごく気をつけて早めに落としています。
──対戦相手がバズーカ巧樹選手です。Krushには7年ぶりの参戦になるんですが、どういう認識でしたか?
天野 名前はすごく聞いたことある選手というのが一つで。試合を何回も見たってとかはなかったですけど、名のある選手だなという感じでした。
──天野選手にとっては、他団体に出ている選手という感じ?
天野 そうですね。そういう印象が強いです。KNOCK OUTとかの印象があるので、他団体の選手という感じが強いです。
──対戦相手としてはどういう印象でしょうか。
天野 すごくきれいに戦う選手だなというのが、試合映像を分析しての印象ですね。あの距離の部分はちょっと警戒はしてます。しっかり自分の距離を作ってやらないと、飲まれちゃうなと思っていて。
──その上で、自分としてはどう攻めてどう勝ちたいと思っていますか?
天野 今回も、というかいつもなんですけど、前に出て戦うのはもちろんですけど、今回は年内ラストKrushということもありますし、1Rから打ち合って、倒して勝とうかなと思ってます。トーナメントの決勝戦2試合がWメインになりましたけど、それを差し置いて一番いい試合をしようかなと思っています。
──今回は-64kg契約ですが、今後の階級はどう考えていますか?
天野 来年からはライト級やっていこうと考えてます。ライト級なら自分もトーナメントに出て、やっていけることは証明済みでもあるので。
──今回はそれよりも重いキャッチウェイトですが、ライト級の動きを試す意味合いもありますか?
天野 僕的には、重い階級だったら別にどこでもやる考えでいますし、別に代打出場だったら、それがスーパー・ライトでもウェルターでも、オファーを受ける考えを持っているので。ただ基本はライト級でと今は考えてますけど。
──K-1 GROUPでのキャリアも、一度出直しというか、立て直しというところがあると思うんですが、そこについては?じゃないですか。
天野 そこは正直、あまり考えてなかったです。今回終わって考えようかなと思ってましたね。まずは計量をクリアしてからかなと思っているので。
──では最後に、改めてこの試合に向けての“決意”をいただけますか?
天野 まずは何と言っても、しっかりと計量をクリアすることですね。僕はそこが一番なので、しっかり計量をクリアして、最後、1年のラストのKrushをしっかりバシッと締めて、K-1 GROUPに復帰したいと思っているので、ぜひよろしくお願いします。
──分かりました。ありがとうございました!
バズーカ巧樹
──5月にKNOCK OUTで連敗を脱出して、7月にはジムの主催興行に出場。2試合連続KO勝利で、7年ぶりのKrush出場となりました。久々の舞台に、どんな気持ちで臨んでいますか?
バズーカ どこのリングでも試合に対する気持ちは変わらないので、Krushだからどう、というような気持ちの違いはないです。
──ただ、キャリア初期に活躍したリングですよね。そこへの思い入れは、当時はけっこうあったんじゃないですか?
バズーカ 当時はKrushの舞台でトップを目指したい、Krushのベルトが欲しいという気持ちでやってました。でもKNOCK OUTのワンデートーナメントに出てからはKNOCK OUTを主戦場にしていたので。
──くどいようですが、感慨みたいなものはないですか?
バズーカ うーん、そんなに。今はKNOCK OUTとKrushで選手が交流できるので、それはいいと思いますが。
──では今回は、あくまでKNOCK OUTファイターとして出場するだけだと。
バズーカ まあ、そうですね。
──端からは、どうしても「バズーカがKrushに戻ってくるのか!」と思ってしまうんですが……。
バズーカ 今回、けっこう言われるんですよ。「何でKrush?」と。そういう人たちは、今のKNOCK OUTでの自分のイメージが強いんじゃないですか。今回は自分としても、今の自分がどれぐらいの実力なのかを試す気持ちでいます。
──その対戦相手が、当初予定されていた瑠久選手から、天野颯大選手に変更になりました。天野選手についてはどんな印象ですか?
バズーカ 正直、全く知らないです。あんまり他人の試合は見ないので。それに正直、そんな知名度があるような選手でもないようですし。印象はまあ、「若いな」というぐらいですか。
──ちなみに、最初に決まっていた瑠久選手のことは認識していたんですか?
バズーカ 名前は見たことあるかな、ぐらいでした。確かK-1に出ていたので。
──では相手の対策とかもそんなにやってはいない?
バズーカ はい。そもそも自分は試合で対策とかするタイプじゃないので。
──相手どうこうではなく、自分のやりたいことができればという感じ?
バズーカ はい。
──今回の試合でやりたいことというのは、どういうことですか?
バズーカ 今は連続KOで勝ってるので、今回ももちろんKOで。
──以前にKrushに出ていた頃のバズーカ選手とは、何がどう変わっていますか?
バズーカ 7年ぶりということはベルトも巻く前だったので、何もかもが違うと思います。当時はただの若手選手だったので。
──では、もしバズーカ選手のことを初めて見るという人がいたら、どういう選手と説明すればいいですか?
バズーカ 連勝したこともあれば、連敗したこともある。いろんな道をたどってきて今の自分がいて、一応、キャリアで言ったらベテラン。普通の選手よりは多い方だと思うので、そこから出る何かを見てもらえればいいのでは。
──これを機に、またKrushに継続参戦も考えていたりしますか?
バズーカ いや、別に考えているわけでも、考えてないわけでもないというか。結局KNOCK OUTだろうがKrushだろうが、勝ち続ければ自ずとそういう話になるだろうし。負け続ければ居場所もなくなるだろうし。一戦一戦、目の前の試合に向き合うだけなので。
──今、ライト級はK-1でもKrushでも激戦区になっているということは……。
バズーカ 特に興味ないです。そうだったとしても、結果で全て証明するしかないので。結局格闘家は、リングの上でしか伝えるものがないと思ってるので。
──では最後に、今回の試合に向けての“決意”をいただけますか?
バズーカ 今年、2試合して両方1RKOなので、次も1RKOでいきます。押忍。
──分かりました。ありがとうございました!
対戦カード
第9試合 ダブルメインイベント2 第5代Krushフライ級(51kg)王座決定戦 3分3R(延長1R)
安尾瑠輝[りゅうき](K-1ジム心斎橋チームレパード/元DEEP☆KICK -51kg王者)
上遠野寧吾[かとうのねいご](POWER OF DREAM)
第8試合 ダブルメインイベント1 第11代Krushウェルター級(67.5kg)王座決定戦 3分3R(延長1R)
大石昌輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
齋藤紘也(K-1ジム川口ブルードラゴン)
第7試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
天野颯大(キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg優勝)
バズーカ巧樹(菅原道場/BRAID/元KNOCK OUT-REDスーパーライト級王者、元KNOCK OUT-BLACKライト級王者、WMAF世界スーパーライト級王者)
~休憩~
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
昇也(士魂村上塾/元Bigbang&MA日本スーパーライト級王者)
KOUTARO(RICE GATE)
※昇也が計量800gオーバーし1R減点1、KOTARO 8オンス・昇也10オンスのグローブハンデ、KOTAROが勝利した場合のみ公式記録とする。ファイトマネーの20%をKOUTAROに譲渡する。
第5試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushライト級王者)
歩夢(BLAITE/元KPKBライト級王者)
第4試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
上野奏貴(kickboxing gym SHINYUUKI+/K-1甲子園2023 -60kg優勝)
小森玲哉(ONE’S GOAL)
第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
亀本勇翔[ゆうしょう](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/IPCC日本スーパーフェザー級王者、元KPKB同級王者、元Bigbangスーパーバンタム級王者)
西本竜也(ISN GYM/CLIMB/RUSH ONライト級王者)
第2試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
寛心[ひろと](士魂村上塾)
第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
○寺島 想[こころ](AX GYM/K-1カレッジ2020 -60kg優勝)
×小野寺隼(K-1ジム大宮チームレオン)
不戦勝 (小野寺が公式計量の前に脱水症状となり計量不参加、寺島が計量クリア)
プレリミナリーファイト第2試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R
浜崎瞬太(武道格闘技道場 ∞ø N[インフィニティ ファイ])※K-1 GYM RING TAIKOHから所属変更
那稀[なぎ](拳心会)
プレリミナリーファイト第1試合 女子アトム級(45kg) 2分3R
辰巳璃央(Team Free Style)
萌衣[めい](team NOVA)
概要
大会名 Krush.183
日時 2025年12月19日(金)開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:30 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生放送)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.CLUB イープラス ローソンチケット グッドルーザー 出場選手・所属ジム
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