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優勝 大渡博之(東京本部)
準優勝 高雄文男(南大阪)
三位 元祥玉(総本部) 窪田達(宮野道場)
<準々決勝>
▼大渡博之(東京本部)(判定5ー0)本庄誠(新金岡)
大渡が下突きを効かせた。
▼元祥玉(総本部)(再延長3ー0)蔵本竜二(宮野道場)
他流派との戦いに負けられない、元の意地があった。(判定0ー2 延長0ー0)
▼高雄文男(南大阪)(再延長4ー0)三浦克仁(フリー)
高雄の突きが顔面に入り、本戦45秒を残し一試合後に持ち越しとなった。再開後も再延長までもつれ込む長期戦に(判定2ー0 延長1ー0)
▼窪田達(宮野道場)(一本勝ち(下段回し蹴り))山田豊照(富山)
同じ道場の蔵本が負けた事もあり、気合いの入った窪田の勝ち。
<準決勝>
▼大渡博之(東京本部)(判定3ー0)元祥玉(総本部)
得意の下突きでおしていく大渡。溜めを作り突きに耐える構えでのぞむ元。前の試合での疲れからか元の足が止まってしまう、そこをねらって大渡の突きが効いていた。
▼高雄文男(南大阪)(判定4ー0)窪田達(宮野道場)
他流派との対戦で負けられない高雄。下突き、ストレートと打ちわけて攻めていく。窪田は腰を落とし踏み止まりヒザ蹴り、下段蹴りをかえす。下がらないことで意地を見せている。後半はヒザ蹴りのラッシュで、高雄のペースに。
<決勝>
▼大渡博之(東京本部)(延長5ー0)高雄文男(南大阪)
蹴りから組み立てていこうとする大渡に近い距離で突き、下段の蹴りを出す高雄。どちらも自分の距離がとれないでいる。(判定1ー0)
接近戦になり大渡は下突きからヒザへ。高雄はつかんでとって倒す。袖を掴んでのヒザ。高雄の突きは、上にいくことが多く、注意が重なり減点1となった。
今大会の大渡は、仕事と空手の両立の難しさがあった。社会人一年生を支えたのは「空手が好きなら続けられる」という思い。来年のことを聞くと「仕事は忙しくなるが空手が好きなのでまた優勝できるように頑張りたい」と、優勝の喜びを感じさせるものだった。
レポート:仲村直 写真:井田英登 |