BoutReview
記事検索 by Google

[全日本キック] 6.12 後楽園:中村高明、ベルトK-1流出阻止の鍵は“鬼”

全日本キック "EVOLUTION" 6月12日(日) 後楽園ホール  【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]

(6/9 up) 中村高明(ミドル級2位:写真左)と前田尚紀(フェザー級1位:右)は8日、IKUSA GPに参戦する山本真弘(フェザー級2位:奥)と共に、所属の藤原ジムで練習を公開した。三つ巴の形で、2分ずつのスパーリングを披露。3階級上の中村の体格差を活かした攻めが目立ったが、前田も隙を突いてローを叩き込む等、積極的な攻めを見せた。
 「第9代・全日本ミドル級王座決定トーナメント」で最大1日2試合戦う中村は、準決勝の小松隆也(建武館/7位)について「オールラウンダーで粘り強い」と印象を語る。反対ブロックではTOMO(正道会館/1位)と江口真吾(AJジム/3位)が争うが、「準決勝は肘無し3Rなので、K-1で戦い慣れているTOMOに分がある」と予想する。TOMOには2年前に敗れており、リベンジも当然目標だが、「全日本キックのベルトなので、K-1に上がっている人に取られることだけは絶対に阻止したい」と宣言した。
 師匠の藤原敏男会長は一回戦の中村のファイトについて、「攻めが単発で、お客さんの目を引くような怒濤の攻めが無かった」と厳しい評価。「普段の優しい気持ちを吹っ飛ばして、いかに鬼になれるかが鍵」とアドバイスを送った。
 一方の前田に対しては、「打ち合いでノーガードになってしまってストレートをもらうと弱い」と指摘。本人も「相手の攻撃をもらわず、練習したことを出せるようにしたい」と欠点を十分意識していた。今回の相手、元MA日本スーパーフェザー級王者の前沢カピラ義徳(旧名:ファイティング前沢)については「スピードがあって何でもできる選手」と警戒。藤原会長は「前田はパンチだけじゃなく、前蹴りやコンビネーションを出せるようにならないと。ハイでも倒せるんだというところを出して欲しい」と期待を寄せた。
 なお、7/24(日)後楽園ホール大会に小林聡が出場することも発表された。相手は外国人を予定。「1月は3R、4月は1Rで決着しているんで、今度は2Rで」とリラックスした様子で話していた。
 6/12(日)後楽園ホール大会の当日券は4時より発売される。(井原芳徳)

吉武・凱斗欠場。小松が中村高明と対戦

(6/4 up) ミドル級王座決定トーナメント準決勝で中村高明(藤原/2位)と対戦予定だった吉武龍太郎(アイアンアックス/6位)が、前回5月大会の試合で右目を眼下底骨折していたことが判明、急きょドクターストップがかかり欠場となった。代わって5月大会の一回戦で吉武と延長ラウンドまで激闘を演じた小松隆也(建武館/7位)が出場、中村の牙城に挑む。なお、トーナメント準決勝は肘打ち禁止となった。準決勝2試合は第1、2試合で行われるため、必ず観戦したい人はご注意を。
 ライト級の凱斗亮羽(S.V.G.)も右胸部打撲、頚椎捻挫により欠場。代わって藤井徹(湘南格闘クラブ)がファイヤー原田(レグルス池袋)と対戦する。湘南格闘クラブは全日本キック初参戦。
 他にも3回戦4試合が決定し、全カードが揃った。試合順は一覧参照

ミドル級T決勝。前田・宝樹・小宮出場

(5/21 up) 主要カードが決定した。5月大会からスタートした「第9代・全日本ミドル級王座決定トーナメント」の準決勝および決勝戦が行われる。準決勝はTOMO(正道会館/1位) vs. 江口真吾(AJジム/3位)、中村高明(藤原ジム/2位) vs. 吉武龍太郎(アイアンアックス/6位)の組合せ。TOMOと江口は02年10月のK-1 MAXのフレッシュマンファイトで対戦経験があり、その時はTOMOが1Rにダウンを奪い判定勝利している。なお、TOMOは03年5月に中村も下している実績が評価され、ミドル級ランキング1位に認定された。
 フェザー級では“闘う修行僧”前田尚紀と、元MA日本スーパーフェザー級王者、 前沢カピラ義徳(旧名:ファイティング前沢)の一騎討ちが実現。前田は昨年8月のラビット関戦を皮切りに、砂田将祈大高一郎を下しており、MA出身の選手との相性が良い。
 激戦区のライト級では、全日本キック対J-NETWORKのカードが2試合決定。まず、4月大会で凱斗亮羽をTKOで破った“Jの切り裂き魔”小宮由紀博が再び参戦。今回は全日本ライト級3位、藤牧孝仁の牙城に挑む。元テコンドー三冠王者:凱斗と2003年新空手全日本王者:ファイヤー原田の異色対決も決定した。
 また、38歳の倒し屋、宝樹まもるが昨年10月以来8ヶ月ぶりに復帰。かつてムエタイ王者との対戦で内臓破裂の大ケガを負いながらもカムバックを果たした “ゾンビ”箱崎浩康と、入魂の一騎討ちを行う。
 なお6月大会より、他団体との対抗戦およびフリー系選手との試合を「CROSS BOUT」と表記することになっている。

 

全日本キックボクシング連盟 "EVOLUTION"
2005年6月12日(日) 東京・後楽園ホール
開場・17:00 オープニングファイト開始・17:30 本戦開始・18:30

第8試合 全日本ミドル級王者決定トーナメント・決勝戦 3分5R

第7試合 CROSS BOUT フェザー級 サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
前田尚紀(藤原ジム/全日本フェザー級1位)
前沢カピラ義徳(カピラヴァッツ/元MA日本Sフェザー級王者)※旧名:ファイティング前沢

第6試合 CROSS BOUT ライト級 サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
藤牧孝仁(はまっこムエタイジム/全日本ライト級3位)
小宮由紀博(レグルス池袋/J-NETWORKライト級2位)

第5試合 ランキング戦 ウェルター級 サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
宝樹まもる(勇心館/5位)
箱崎浩康(TEAM-1/7位)

第4試合 CROSS BOUT ライト級 肘無し サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
藤井 徹(湘南格闘クラブ)
ファイヤー原田(レグルス池袋/J-NETWORKライト級10位)

第3試合 CROSS BOUT 67kg契約 3分3R
大輝(JMC横浜GYM)
NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺)

第2試合 全日本ミドル級王者決定トーナメント・準決勝 肘無し サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
TOMO(正道会館/1位)
江口真吾(AJジム/3位)

第1試合 全日本ミドル級王者決定トーナメント・準決勝 肘無し サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
中村高明(藤原ジム/2位)
小松隆也(建武館/7位)

オープニングファイト第3試合 58kg契約 3分3R
水落洋祐(はまっこムエタイジム)
デンジャー高山(TEAM-1)

オープニングファイト第2試合 フェザー級 3分3R
尾田兼次(S.V.G.)
瀬尾平次郎(TEAM-1)

オープニングファイト第1試合 ライト級 3分3R
濱島康大(はまっこムエタイジム)
タロウ・ソーチタラダ(月心会)

※出場選手はケガ等により変更となる場合がありますことをご了承ください。


■チケット料金  
RS席 ¥10,000 S席 ¥6,000 A席 ¥4,000
※当日指定席券は¥1,000アップ。16時より発売(一般立見¥4,000も発売)

■チケット発売場所
チケットぴあ 0570-02-9999
後楽園ホール 03-5800-9999
全日本キック 03-3365-1171
バウトレビュー(6/3(金)午後3時入金締切)

■お問い合わせ
全日本キック 03-3365-1171

Last Update : 06/09 00:47

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | SHOP | STAFF

Copyright(c) 1997-2005 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。