BoutReview
記事検索 by google
news

[K-1 WORLD GP] 9.25 武道館:当日券情報。フジでは21時よりOA

FEG "アルゼ K-1 WORLD GP 開幕戦" 9月25日(土) 日本武道館 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]

(9/24 up) 当日券は15時よりS席12,000円、A席7,000円が発売される。大会の模様はフジテレビ系列にて当日夜21:00-23:24の約2時間半枠でオンエアされる。

ボンヤスキーの相手は曙に

(9/13 up) スーパーファイトのレミー・ボンヤスキーの相手が曙に決まった。K-1ルール3分3R(最大延長2R)で争われる。
 谷川貞治K-1イベントプロデューサーは当初、「K-1の原点回帰・純度100%のK-1復活」を武道館大会のテーマに掲げ、「実力主義&ファンの意見重視の選手選び&マッチメイク」を行うと宣言。ボンヤスキー戦も異種格闘技戦のような形ではなく、K-1ルールに適応できる対戦相手を選ぶ考えで、4戦全敗の曙は候補に入れおらず、GP開幕戦7試合の組合せでもその方針が貫かれていた。
 しかし曙は一日も早く試合をしたいと武道館大会への出場を要求。すると新日本キックの伊原信一代表が救いの手を差し伸べ、新日本の11.6 北九州メディアドームでのビッグイベントで試合のチャンスを与える考えを示していた。だがこの発言の翌日のK-1 MAXの会見で、谷川氏は「曙選手はK-1で1勝をあげたいでしょう」と、新日本への派遣に消極的な態度を表明。そしてその1週間後の13日、これまでの方針を曲げる形となる、ボンヤスキーと曙の一戦を急遽発表した。
 曙は7月に戦ったジャン8月に戦ったルーファスがヒット&アウェー戦法を多用したことに不満を示し、正面からぶつかり合える選手との対戦を熱望していた。しかし同じ正面激突でも、ボンヤスキーはフライング・ニーやジャンピング・ハイといった“飛び道具”でぶつかってくる選手。ボンヤスキーの光速の矢にとって、曙の巨体は絶好の標的になってしまいそうだが…。(井原芳徳)


武蔵×アビディ他残り3組も決定

(8/19 up) 谷川貞治FEG社長は19日、K-1 WORLD GP開幕戦7試合のうち未定だった残り3試合の組合せを発表した。スーパーファイトのレミー・ボンヤスキーの相手は未定。チケットは8月21日(土) AM10:00〜 一斉発売スタート。

 武蔵 vs. シリル・アビディ
 アーネスト・ホースト vs. グラウベ・フェイトーザ
 ピーター・アーツ vs. マイケル・マクドナルド

 武蔵×アビディは開幕戦唯一の昨年ベスト8同士の組合せ。武蔵は準優勝を果たした昨年同様、プロボクシング元WBA世界スーパーミドル級王者・フランク・ライルズ氏のマンツーマン指導を受け、ライルズ氏がWBAを取った時と同じ練習メニューにキックを加えたトレーニングでアビディ戦に臨む。大阪にはチーム・ドラゴンの堀啓や外国人もスパーリングパートナーとして呼び寄せる。
 4タイムスチャンピオン・ホーストは、3試合連続KO勝ちで好調のフェイトーザと対戦。谷川氏は何人かの選手にフェイトーザ戦を打診したところ拒否されたが、ホーストは自らフェイトーザを数名の候補から選び対戦を引き受けたという。谷川氏も「この日の試合で一番技術の高い試合になると思います」と期待。フェイトーザのブラジリアンキックと、ホーストの老獪なテクニックの交錯に注目だ。
 アーツ×マクドナルドは99年2月以来の対戦。その時はアーツが2RでKO勝ちしているが、当時はまだマクドナルドがK-1 2戦目。今やマクドナルドはアーツに肉薄する実力を付けている。谷川氏は「“K-1ファイターかくあるべし”というファイトができるのがマクドナルド。スピードも技術も見栄えも素晴らしい」と語り、石井和義前K-1プロデューサーも高く評価していることを明かす。
 スーパーファイトのレミー・ボンヤスキーの相手には、元WBC世界ランカーのシャノン・ブリッグスらボクシング系の選手、または総合格闘技系の選手が検討されている。だが谷川氏は異種格闘技戦のような形ではなく、今大会の「純度100%のK-1」のコンセプトに沿う、K-1ルールに適応できる選手を選ぶつもりだ。
 そのため曙の参戦については改めて否定。曙が17日「K-1ルールで真っ向勝負ができないのなら、総合ルールでも構わない」と語ったこと(※詳細はFEG公式サイト参照)に対しても、「本人から話は聞いていないですが、まずはK-1ルールで1勝を上げるのが先で、今みたいな中途半端な形でやるのはどうかなと思います。K-1ルールでコテンパンに伸されるまでやるべきです」と拒否反応を示した。(井原芳徳)

バンナ×ボタ他決定。曙出場は見送り

(8/18 up) 谷川貞治FEG社長は18日、K-1 WORLD GP開幕戦7試合のうち4試合を発表した。残り3試合の調整も大詰めで、19日に発表される模様だ。

 ジェロム・レ・バンナ vs. フランソワ・ボタ
 レイ・セフォー vs. 天田ヒロミ
 ゲーリー・グッドリッジ vs. マイティ・モー
 アレクセイ・イグナショフ vs. ガオグライ・ゲーンノラシン

 マイク・タイソン戦を熱望するバンナは「手だけでも闘えることを証明したい」と考え、タイソンとの対戦経験のあるボタとの試合を希望。ボタも異存は無く、すんなり対戦が決まった。バンナは今回も左腕に鉄板を埋め込んだまま出場する。
 セフォー vs. 天田もボクサー対決。セフォーは今週から来日し調整に入る。
 グッドリッジ vs. モーはどちらが勝っても決勝大会初出場となる。谷川氏は世界最終予選を勝ち上がったモーを高く評価。「タイソン陣営はボクシング経験者との対戦を望んでいるが、モーも10戦以上ボクシングの経験がある。今回のGPで化けたら、タイソンの相手候補にもなるのでは?」と注目している。グッドリッジは日本に滞在し練習に励み、その傍ら自費で日本語学校にも通っているとのことだ。
 イグナショフ vs. ガオグライはムエタイ対決。196cm/114kgのイグに対し、180cm/78kgのガオグライがどう挑むかが見所で、谷川氏らしい発想のカードだ。
 スーパーファイトのレミー・ボンヤスキーの相手は未定。ミルコ・クロコップの参戦回避により、FEGは再調整が必要となったが、曙戦は考えていないとのこと。谷川氏は「今大会はフレッシュマンファイトもやらない。全8試合で最初から最後までびっちりいい試合を見せたい」方針で、曙の参戦自体を見送る意向を示した。(井原芳徳)


ミルコ、PRIDE専念のためK-1参戦回避

(8/17 up) ミルコ・クロコップが17日、PRIDEを主催するDSEを通じ、K-1出場報道に対するコメントを発表した。ミルコはエメリヤーエンコ・ヒョードルの持つPRIDEヘビー級のベルトを奪取するまでPRIDEに集中する考えで、「(K-1ファンの)皆さんの気持ちは嬉しいが今すぐに(K-1に出場すること)は不可能だ」とコメントしている。

<ミルコのコメント>
 今日日本の新聞各紙で、私が9月25日のK-1 WORLD GP開幕戦に出るとの報道があったと聞いた。
 K-1ファンの熱い希望だという事を聞いたが、そうなのであればファンの皆さんが誤解をしないようにこれだけは伝えておきたい。
 皆さんの気持ちは嬉しいが今すぐには不可能だという事を。
 まずPRIDE GPでのアレキサンダー戦後にも話したが、これからの2〜3週間は試合直前に傷めた右膝内側靭帯の回復の為に完全休養に入る予定である事。さらに今の私が自らに課した最大の悲願はヒョードルの持つPRIDEヘビー級のベルトを奪取する事である。
 この悲願が達せられる前にK-1ルールの試合に片手間に出る事は他のK-1ファイター達にも失礼であり、更にそんな中途半端な事をやっていて最強のベルトが手に入るほどPRIDEのリングが甘くはない事を私は身を持って実感している。
 今はただ、傷を癒し、命賭けで練習し、この手にベルトをつかむまでPRIDEに集中するつもりだ。
 その悲願を実現する日まではそれ以外の目標なんて口にする資格がない…。
 そう信じている


谷川P、ミルコにボンヤスキー戦を要請へ

(8/17 up) K-1 WORLD GP開幕戦のシステムが変更となった。当初16選手により8枠が争われる予定だったが、昨年GP覇者のレミー・ボンヤスキーはシード選手となり、14選手により残り7枠が争われる。新たにグラウベ・フェイトーザが開幕戦出場選手に推薦され、14選手が揃った。
 ボンヤスキーはスーパーファイトに出場。谷川貞治FEG社長は16日、PRIDEで活躍中のミルコ・クロコップに対戦オファーを出すと表明した。K-1公式サイトのアンケートで、ミルコの参戦を希望する意見が多かったためだという。ミルコはDynamite!の桜庭戦の直前、02年7月の福岡大会でボンヤスキーと対戦し、ミルコが2R TKO勝ちしている。
 チケットは21日より一般発売開始。特典付きの選手応援シート(20,000円)は、6選手のパターンで用意されている。

脱サップ&原点回帰の大会に

(7/14 up) 谷川貞治K-1イベントプロデューサーは13日、フジテレビで会見し、9/25(土)のK-1ワールドGP開幕戦を日本武道館で開催すると発表した。谷川Pは「K-1の原点回帰・純度100%のK-1復活」とのテーマを第一に掲げ、(1)MAXシリーズのような一体感の生まれる会場の雰囲気作り、(2)実力主義&ファンの意見重視の選手選び&マッチメイク、(3)反則やミスジャッジに対する罰則の強化、といった方針を打ち出し、「ファンと共に、ライブ感、一体感、本物感の3つを味わいたい」と語った。その上で、不調のボブ・サップについては「準備が整わないのであれば開幕戦出場は差し控えたい。現時点では保留」、曙についても「7.17アジアGPで優勝しなければ開幕戦には出られない」とし、いわゆる“キャラクター先行型”の選手を特別扱いしない考えを示した。

 “原点回帰”の背景について谷川Pは「サップをはじめキャラクター先行型の選手のおかげで、K-1の一般世間への認知度が上がった。だが一方で、K-1ファイターのアスリートとしての優秀さのアピールが、正直言って希薄になってしまった」「GPシリーズだけでなく、中量級・総合・JAPANとイベントが多くなり、それなりに成果をおさめているが、逆にイベントが多すぎて、差別化ができなくなってきた」と説明する。
 それらの影響は観客数・視聴率の低下にも現れている。曙のサップ戦と武蔵戦、初のMMAイベントとなったROMANEXは高視聴率を記録したが、会場は空席が目立った。5月の一撃武道館大会、6月のJAPAN GP静岡大会に至っては、観客動員だけでなく視聴率でも苦戦した。ライバルのPRIDEが大会ごとの“顧客満足度”を上げ、観客数・視聴率ともにK-1を凌ぎつつある現状も、K-1側にとって無視できないはずだ。現に谷川Pの使った「純度100%」という言葉は、高田延彦・PRIDE統轄本部長が最近よく使うフレーズでもある。
 GP開幕戦の舞台として去年と同じ大阪ドームの案もあったが、プロ野球の雨天予備日と重なるため回避された。他の地方都市のドーム会場も計画されたが、結局東京の日本武道館に落ち着いた。規模縮小とも受け取れるが、K-1側の狙いは、ヘビー級戦線に熱気を取り戻すことにある。

 そのモデルとなるのがMAXシリーズだ。MAXはK-1で唯一超満員札止めの大会が続く優良ソフト。谷川Pは「7月7日のMAXでいい勉強になった。魔裟斗選手でも3万人規模の会場でやったら、あんなに熱を生むことができない」と語り、「ヘビー級でもMAXみたいな空間を作りたい」と考え、日本武道館を選んだ。「武道館はドームに比べたら全席リングサイド」というのが谷川Pのウリ。チケットの初動完売を目指しており、その熱気を丸ごと12月の東京ドームの決勝大会に持ち込みたい考えだ。
 選手選びやマッチメイクも、実力主義&ファンの意見重視に切り替える。FEGホームページのアンケートの応募は2万を越え、3月のさいたま大会からの会場アンケートは「物凄い量で今集計している最中」だという。「イグナショフ×カーターが良かったとか、昔のアーツ×ホーストのような試合が見たいといった声が高まっているのがわかる」といい、“原点回帰”はマーケティングの成果であることがうかがえる。
 競技面においても反則やミスジャッジに対する罰則を強化。「スポーツとして正々堂々と激しい試合をしてもらえる舞台を作り、信頼性を確立したい」方針だ。去年の開幕戦では、反則決着がサップ×ボンヤスキー、ボタ×アビディの2試合で起こったが、それ以外の大会でも反則が頻発している。また、7日のK-1 MAX決勝の魔裟斗×ブアカーオではミスジャッジの問題も発生した。レッドカードならファイトマネー20%減額、反則負けなら全額没収となる模様で、現在、角田信朗・競技統括プロデューサーが規約の下地を作っている最中。開幕戦から正式採用し、大会1ヶ月前には各方面に通達される予定だ。(井原芳徳)

ホースト・バンナ・グッドリッジが推薦枠

(7/14 up) 13日のフジテレビの会見では、開幕戦出場予定選手も発表された。16人の内訳は、(A) 昨年ベスト8選手のうち7人、(B) 推薦選手5人、(C) 予選優勝者4人。(A)で除外されたピーター・グラハムは、オセアニア予選からの出直しを希望しているといい、さらに8.7ラスベガス世界最終予選も制覇しないと開幕戦に出場できない。(B)はアーネスト・ホースト、ジェロム・レ・バンナ、ゲーリー・グッドリッジの3人が内定し、残り2枠にはフランシスコ・フィリォ、グラウベ・フェイトーザが候補に上がっている。 (C)はマイケル・マクドナルド(4.30ラスベガス世界予選優勝)、天田ヒロミ(JAPAN GP優勝)、アジアGP優勝者、8.7ラスベガス優勝者となっている。(関連記事:2月発表のGP予選システム
 会見に出席した武蔵は「相手は誰でも構わない。勝ってドームに上がる。魔裟斗選手に先を越されたが、僕が今年必ず、日本人初ヘビー級チャンピオンになる」と抱負を語った。

 

FEG "アルゼ K-1 WORLD GP 2004 開幕戦 in TOKYO"
2004年9月25日(土) 東京・日本武道館
(東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線「九段下」2番出口徒歩5分)
開場・15:30 開始・17:00


第8試合 GP開幕戦 3分3R(最大延長2R)
ジェロム・レ・バンナ(フランス/ボーアボエル&トサジム/推薦選手)
フランソワ・ボタ(南アフリカ/スティーブズジム)

第7試合 GP開幕戦 3分3R(最大延長2R)
武蔵(日本/正道会館)
シリル・アビディ(フランス/ブリゾンジム)

第6試合 スーパーファイト 3分3R(最大延長2R)
レミー・ボンヤスキー(オランダ/メジロジム)
曙(日本/チーム・ヨコヅナ)

第5試合 GP開幕戦 3分3R(最大延長2R)
レイ・セフォー(ニュージーランド/ファイト・アカデミー)
天田ヒロミ(日本/TENKA 510/6.26 JAPAN GP王者

第4試合 GP開幕戦 3分3R(最大延長2R)
アーネスト・ホースト(オランダ/ボスジム/推薦選手)
グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真会館/推薦選手)

第3試合 GP開幕戦 3分3R(最大延長2R)
ピーター・アーツ(オランダ/チーム・アーツ)
マイケル・マクドナルド(カナダ/フリー/4.30ラスベガス世界予選優勝

第2試合 GP開幕戦 3分3R(最大延長2R)
アレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ/チヌックジム)
ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ/伊原道場/7.17 アジアGP優勝者

第1試合 GP開幕戦 3分3R(最大延長2R)
ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバゴ/フリー/推薦選手)
マイティ・モー(アメリカ/シャークタンクジム/8.7 ラスベガス世界予選優勝


<入場料金>
VIP席 100,000円(特典付き)
SRS席 30,000円 スタンドSRS 30,000円 RS席 20,000円
選手応援シート 20,000円(特典付き。ボンヤスキー、武蔵、バンナ、ホースト、セフォー、アビディの6パターン)
S席12,000円 A席7,000円

<チケット販売所>
◆7月17日(日) AM10:00〜 デジタル先行発売
K-1オフィシャルサイト(Web/i-mode/EZweb/Vodafone Live!)

◆7月17日(日) 番組先行発売
PM7:00〜フジテレビK-1韓国大会中継番組内で告知

◆8月21日(土) AM10:00〜 一斉発売
チケットぴあ【特電】0570-02-9994
CNプレイガイド【特電】03-5802-9800
ローソンチケット【特電】0570-06-3032
キョードー東京【特電】TEL:03-3498-9966
e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp/

◆8月22日(日) AM10:00〜 一般発売
チケットぴあ TEL:0570-02-9999
CNプレイガイド TEL:03-5802-9999
ローソンチケット TEL:0570-00-0403
キョードー東京 TEL:03-3498-9999
e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp/
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可となります。

◆チケットに関するお問い合わせ先: キョードー東京 TEL:03-3498-9999

◆大会に関するお問い合わせ先:
 (株)FEG  TEL:03-3796-5060/FAX03-3796-2978

Last Update : 09/24

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | NEWS | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | SHOP | STAFF

Copyright(c) 1997-2004 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。