ホーストカップ 9.2 アイテムえひめ:藤元洋次、チューチャイとの延長戦制す。国崇は櫻木崇浩に、門田哲博は白神武央に判定勝ち
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西日本豪雨被害チャリティー・HOOST CUP KINGS EHIME ~四国合戦~
2018年9月2日(日)アイテムえひめ
記事提供:アーネストホーストジムJAPAN
※ホーストカップの通常ルールは肘無し・つかんでからの攻撃は1回のみ。EXルールは肘有り・組み膝ありの通常のキックボクシングルール
第10試合 トリプルメインイベント 70kg契約 3分3R(延長1R)
○藤元洋次(OZMOSIS/元DEEP☆KICK 70kg暫定王者)
×チューチャイ・ハーデスワークアウトジム(タイ/ハーデスワークアウトジム/HOOST CUP日本EXミドル級王者・WPMF日本スーパーウェルター級王者)
4R 判定3-0 (10-8/10-8/10-8)
3R 判定0-1 (28-28/28-28/26-29)
※1R藤元にパンチで1ダウン。3R・4Rチューチャイにホールディングで減点1
西日本豪雨被害の被災を受けた大洲市の藤元選手が気合十分の表情でリングイン、対するチューチャイは平常を保った表情。
2年のブランクから動きの固い藤元にルールを意識してか1Rから、チューチャイのパンチが襲う。チューチャイの左ストレートから返しの右フックでダウンを奪う。その後も仕留めにかかるチューチャイの猛攻をしのぐ藤元。
2R、気持ちの吹っ切れたようにアグレッシブに前進する藤元のパンチが少しずつとらえ始める。近距離を嫌い左ミドルで突き放すチューチャイだが、気にせず距離を詰める藤元。嫌がるチューチャイのクリンチが目立ち、ホールディングの注意が入り始める。
3R、なお攻撃のペースが上がるチューチャイが嫌がりホールディングが目立つ。前進しパンチをふるう藤元と、離れてミドルを叩き込み、近くにテンカオを充てるチューチャイ。しかし打ち合いを嫌いクリンチに逃げるチューチャイについに減点1が入る。構わず前進しパンチをまとめる藤元。3R判定は、チューチャイのダウンポイントに、ホールディングの減点と藤元の後半のパンチのポイントが相殺しドロー。
延長に入りブランクからの調子の戻った藤元がパンチをまとめるが、なおも再三ホールディングで打ち合いを避けるチューチャイに減点が入る。後半さらにパンチをまとめた藤元が3-0の判定をもぎとる。
試合後に席を立つ観客を呼び止め、「地方でもあきらめす、豪雨被害にあってもあきらめず今日闘った。みんなもあきらめなければいいことがあるので頑張ってほしい」と、今大会の趣旨が伝わるメッセージを訴え、来場者も拍手でたたえた。チューチャイの卓越した技術を藤元の気合が凌駕した一戦だった。
第9試合 トリプルメインイベント EXルール フェザー級 3分5R
○国崇(拳之会/ISKAムエタイ世界王者)
×闘ふ神主 櫻木崇浩(武勇会/INOVATION 1位・元王者)
判定3-0 (50-46/50-47/50-47)
地元武勇会所属の“闘ふ神主”櫻木崇浩が、世界2冠王、国崇を迎える。開始早々からパンチとローを容赦なくぶつける国崇だがディフェンス能力の高い櫻木が隙間を見てパンチから左ミドルのコンビネーションを返し前進を阻む。櫻木の左に、右クロス、右ひじを合わせる国崇に離れると櫻木が左のインロー、ミドルでダメージを削る。連打をまとめたい国崇だが、櫻木もしっかりとしたディフェンスから攻撃を返しアグレッシブさを見せる。
しかし3R中盤から国崇の左ボディーが入り始めると櫻木のペースが落ち、国崇が見逃さずパンチ、ヒジをまとめて仕留めにかかる。流血しながらも櫻木は地元の声援を背に反撃を試み、最終ゴングまで攻撃が絶えない両者に拍手が沸き起こる。3R以降、ダメージを奪った89戦ベテラン、国崇の勝利となる。
第8試合 トリプルメインイベント EXルール 70Kg契約 3分3R(延長1R)
○門田哲博(武勇会/INOVATIONスーパーウェルター級王者)
×白神武央(拳之会/元WBCムエタイ日本統一&NJKFスーパーウェルター級王者)
判定2-0 (30-28/29-29/30-28)
過去に1勝1敗の対戦経験を持つ両者の完全決着が望まれる一戦。短期決戦を狙いリーチのあるパンチをふるう白神を、門田がしっかりと防御し、サウスポー対策よろしく、右ミドル、右ストレートをまとめる。中盤、テンカオを混ぜてきた白神にやりにくさを見せた門田だが、ボディーパンチ、組んでのヒザで白神のスタミナを奪う。最終ラウンド、スタミナの切れた感のある白神だが、攻撃力は予断を許さぬパンチを門田を襲う。ラスト30秒で攻撃をまとめ上げた門田が、対策通りであろう的確さで判定勝利をもぎとり完全決着をつけた。
第7試合 セミファイナル 70kg契約 3分3R(延長1R)
×井原浩之(Studio-K/MA日本ミドル級王者)
○佐野克海(拳之会)
判定0-2 (28-29/28-28/28-29)
※井原に1Rパンチで1ダウン
広島在住のMA王者、井原にNJKF西日本のルーキーが挑む。開始早々からリーチのあるサウスポースタイルからの左ストレート、左ミドル、左ひざになかに入れない井原。佐野のヒザに背中を丸めた井原に容赦なくパンチを叩き込み、佐野がスタンディングダウンを奪う。
1Rを王者のプライドで凌ぎ、2R以降、距離をつぶして右ローを叩き込みダメージを削る井原。打ち疲れながらも破壊力のある左ストレート、左ヒザを返す佐野に油断はできない。最終ラウンドイーブンの打ち合いが続くが、技の大きい佐野の攻撃力が目立ち、最初ダウンポイントを死守し佐野がアップセットの勝利をもぎとった。
第6試合 ヘビー級 3分3R
○山下力也(道真会館/元ACCEL王者、MA日本1位)
×KENTA(秀心塾)
2R 1’47” TKO (3ダウン:ローキック)
第5試合 ヘビー級 3分3R
×笹田勝俊(笹田ジム)
○谷川聖哉(真正会/全日本真正空手道選手権大会2017重量級優勝)
2R 3’09” TKO (レフェリーストップ:パンチ)
第4試合 55kg契約 3分3R
○ギャラクシー黒川(武勇会/INNOVATIONフェザー級10位)
×雄一(TRASH/NJKFスーパーバンタム級5位)
判定2-1 (30-29/30-29/28-30)
第3試合 62kg契約 3分3R
○MA-SHI(新日本拳法同志会/NJKFスーパーライト級9位)
×呉島 寿(Studio-K/MA日本ライト級7位)
判定2-0 (30-29/29-29/29-28)
第2試合 EXルール 51kg契約 3分3R
×池上侑李(岩崎道場/NJKFフライ級4位)
○KING TSUBASA(ロイヤルキングス)
判定1-2 (28-30/30-29/28-30)
第1試合 53kg契約 3分3R
×陽平(Studio-K/MA日本スーパーフライ級10位)
○八木利徳(米子ジム/MA日本スーパーバンタム級9位)
判定1-2 (28-30/30-29/29-30)
オープニングファイト第3試合 70kg契約 3分3R
△RYOYA(勇健塾)
△久保達也(道真会館)
判定0-1 (29-29/29-29/28-29)
オープニングファイト第2試合 57.2kg契約 3分3R
○真田貴望(武勇会)
×小松貴哉(ハーデスワークアウトジム)
1R 2’52” TKO (パンチ)
オープニングファイト第1試合 64kg契約 3分3R
○丸山智也(武勇会)
×吉村直人(TEAM KID)
判定3-0 (30-27/30-26/30-26)
※3R吉村にパンチで1ダウン