カード変更 当初出場予定であったアータック・カラペティヤン(アメリカ)と、アータック・コチャリアン(アメリカ)が、交通事故により負傷を負ったため、緒形健一(シーザー)の対戦相手はピーター・カルジェビック(アメリカ)に変更となった。また、メインに予定されていた土井広之(シーザー)の対戦相手については代わりの選手が見つからなかったため、中止となった。 試合時間 フレッシュマンクラス 第1R=5分,第2R=3分 エキスパートクラス 第1R=5分,第2R=4分,第3R=3分 その他の試合結果 第4試合 エキスパートクラス 65kg契約/3回戦 SB日本シーガル級 SB日本シーガル級 藤岡一也(岡山) 対 宍戸大樹(シーザー) 勝者:宍戸大樹 TKO(ドクターストップ) 2R1分27秒 ゴング開始直後から、宍戸がミドル、ハイを打ち分けながら押しこむ形。これにアッパーを交えながら詰め、近距離での打ち合いとなった。藤岡はパンチを返しながら、肘で対抗、しかし宍戸のハイペースに呑まれた感は否めない。 2Rに入っても宍戸の前進は止まらない。これに対して前蹴りで距離を取り、ストレートを放っていく藤岡。距離が近くなるとフック、肘で反撃。だがこの接近戦で、宍戸が出した肘が藤岡の額をカット、かなりの出血となりドクターストップとなった。 宍戸のコメント:「肘を狙ったわけじゃなくて流れの中で出したものが決まっただけ。今日はもっと動きたかったんだけど、まだまだ。藤岡の攻撃は、ストレートが伸びてきてやりにくかった。次はKOで勝ちたいです」 第3試合 フレッシュマンクラス カーディナル級/2回戦 SB日本カーディナル級 SB日本カーディナル級 白井真(風吹) 対 三原日出男(シーザー) 勝者:三原日出男 KO 2R0分34秒 前蹴りを使いながらタイミングよく前進、パンチを入れる三原に対して白井はカウンターで強いパンチを返す。白井がシュートポイントを奪ったが、ラウンド終了際、三原のパンチラッシュで白井がダウン。このダウンのカウントの途中1R終了ゴングが鳴った。 2R、開始直後からラッシュをかける三原、フックがヒットし白井は棒立ちに。スタンドの状態でレフェリーがKOを宣告した。 第2試合 フレッシュマンクラス Jrシーガル級/2回戦 SB日本Jrシーガル級 SBJrシーガル級 広瀬晃(湘南) 対 高屋敷哲朗(尼崎) 勝者:広瀬晃 判定3-0[20-18,20-19,20-18] 1Rはお互い”見”なのかローの応酬を中心にゆっくりとしたリズム。中盤広瀬はストレートをヒット、高屋敷もきっちり返していく。2R、高屋敷がロープ際に追いこんでのパンチの連打で広瀬を下がらせる。拮抗した中、広瀬が2R後半に放った背負いの投げが綺麗に決まり、シュートポイントを獲得。終了間際は高屋敷が懸命に前進するも、このポイントが決定打となり広瀬が判定勝利。 第1試合 フレッシュマンクラス オウル級/2回戦 SB日本オウル級 SB日本オウル級 大黒敏正(大阪) 対 今井教行(シーザー) 勝者:今井教行 判定(延長戦1R)0-3[9-10,9-10,9-10] 本戦判定 ドロー[20-20,19-20,20-20] 今井が序盤、ショートレンジのパンチを連打、そこからミドルへのコンビネーションで押しこんでいくが、大黒はジャブをうまく使い詰めての膝で反撃。中盤以降は両者ローを入れあう。最後は接近してのパンチの応酬となったが、決め手に欠き本戦はドロー。 延長ラウンドでは今井が積極的にパンチを繰りだし、大黒もミドルを返すものの、手数では今井が優勢を占め、判定勝利をものにした。