[パンクラス] 2.28 後楽園:北岡らが計量パス|ボディチェックを強化
パンクラス "2007 RISING TOUR" 2月28日(水) 後楽園ホール 【→カード&チケット】 [→掲示板]
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▼ (2/27 up) 前日計量が27日の午後2時よりP's LAB東京で行われ、当日計量のウマハノフ・アルトゥールを除く全選手がパスした。
メインを務めるウェルター級(75kg未満)の北岡悟は、1回目の計量で0.1kgオーバーし2回目でパスしたが、体調は問題なさそう。相手のグスタボ・PCは軽めの73.5kg。北岡は体つきを見て「スピードはあるだろうけど、力負けしない自信はある」と話した。 今大会より初のオリジナルTシャツ「フロックマ」(詳細下記)が販売される北岡。フロックマの名前の由来はフロントチョークで、それとアキレス腱固めの2つの技が彼の必殺技だ。しかし最近は新技も開発中で、練習仲間のプロシューターの八隅孝平の使う「ワールド」という技をアレンジした「ワールドプラス」という技もあるという。本人は「総合の試合で簡単に出せるとは限らない」と謙遜したが、流れの中で新技を試すかどうかも見所だ。(※写真:北岡とPCは、計量の見学に訪れた新ラウンドガール「Super Terrific Cuties」の入江姉妹とともに記念撮影)
PCの同僚のヘビー級(100kg未満)チアゴ・シウバは98.8kg、対戦相手の水野竜也は97.2kg。水野は未知の強豪相手にも「気負いは無い」といい、「相手は打撃とパンチができ、バックボーンは寝技という感じですけど、僕はどっちにも自信がある」と話した。
大みそかのDynamite!!で秋山成勲が油性のクリームを体に塗る反則を犯したことで、パンクラスでは2/4梅田大会から、試合前のボディチェックを強化している。 レフェリーは少し手を濡らした状態で、体の各部位をチェック。メインレフェリーとサブレフェリーの二重体制でチェックされるが、入場パフォーマンスをしたい選手や走って入場したい選手は、事前に審判団に申請しなければ、サブレフェリーのリング下のチェックをすり抜けたと見なされ、罰則が科される。 いつも走って入場する佐藤光留は「年末のたった一人の人間のためにこうなったことは納得いかない」と秋山を批判したが、「お客さんが疑いを持つなら僕は何でも協力する」と理解を示した。(井原芳徳)
北岡悟Tシャツ「フロックマ」新発売
北岡悟のオフィシャルTシャツ第1弾「フロックマ」が今大会より販売される。プリントされた“フロックマ”は北岡の代名詞ともいうべき必殺技・フロントチョークを使いこなすクマ。バックプリントの今にも噛み付きそうなフロックマや「噛」の文字は、一度相手を捕まえたら仕留めるまで離さない北岡のファイトスタイルを表す。今大会以降はパンクラスにて通販購入可能だ(詳細)。価格3,675円(会場売り3500円)。サイズはXS、M、L、XL、XXL。
グスタボ・PCとチアゴ・シウバが公開練習
▼ (2/25 up) Bodog FIGHTから派遣される、マカコ・ゴールドチームのグスタボ・PCとチアゴ・シウバの両選手が24日、P's LAB東京で公開練習を行った。両者とも柔術がベース。披露されたのは打撃だけだったが、身体能力の高さは伝わってくる。PCは右ミドルと右ハイが伸びやかなのが特徴的で、チアゴは踏みつけやサッカーボールキックも見せてくれた。
PCは「日本で試合がしたかった。いい気分だ」と初来日に感慨深げ。去年の12月に黒帯を授与され、サンパウロの大会で優勝したばかりだと明かす。今回の相手・北岡悟もPCも得意なのはギロチンチョーク。この件を聞かれると「北岡はネットでギロチンを極めた試合の映像を見たのだろう。たくさん練習をしてきたから勝つ自信があるのだろうが、彼よりも練習してきたという自負がある」と話した。 ちなみにPCの由来については、子供の頃、「PCH(パシフィック・コート・ハイウェイ)」というブランドの洋服で足元から全て統一していたが、同じあだ名で呼ばれる別の子供がいたことから、区別して「PC」というあだ名を付けられたと説明した。
一方のチアゴはU-FILEの水野竜也とパンクラス・ヘビー級(100kg)王座挑戦権を賭けて争う。ベスト体重は93kgだが「ベルトを取るためにヘビー級に上げた」と説明。『第二のヴァンダレイ・シウバ』と某専門誌で呼ばれたが、実際に今もシュートボクセでヴァンダレイらと練習しているといい、「そう言われているのは知っているし光栄だ。それにふさわしい選手になれるよう努力し、なる喜びを皆と分かち合いたい」と話した。(井原芳徳)
本戦前よりネオブラ・フェザー級予選実施
▼ (2/22 up) 3/25新木場大会で開催される、第13回ネオブラッド・トーナメント・フェザー級の出場権をかけた予選トーナメントが実施される。本戦開始前の18:10より一回戦と準決勝を行い、決勝戦を本戦第4試合終了後に行う。試合時間は5分1Rで、判定ドローの場合は延長3分1Rマスト判定で勝者が決まる。出場メンバーと組合せは下記カード一覧参照。
北岡「僕が負けることの意味は大きい」
▼ (2/21 up) 北岡悟が20日、P's LAB東京で公開練習を行い、“ボードッグからの刺客”グスタボ・PCとのメインイベントに向けての抱負を語った。
PCはファブリシオ・“ピットブル”・モンテイロに判定勝ちしたことのある選手。ピットブルはDEEPで中尾受太郎、國奥麒樹真を下した実力者だ。「いつも僕の相手は三段論法で説明しなきゃいけないけど」と苦笑いを浮かべる北岡だが「ピットブルに勝っているという付加価値は大きい」と評価。映像もブラジルでの2試合をネットでチェック済。「ボードッグに団体というイメージは無い。PCは単に契約してるだけでしょ?」「ムエタイのタイ人と一緒で、バーリトゥードでブラジリアンに勝ってこそ本物」と話し、ブラジル人越えの方を強く意識している。
だが一方の北岡は、パンクラシストとしての看板を背負う立場にある。「事実上、パンクラスと所属に名のついている選手で自分が最強だと思っている」「今の近藤さんよりも自分のほうが活躍している」と話すが、これは単なる自慢では無く、責任感の裏返しだ。 「これまでパンクラスは近藤さんの一枚看板だった。近藤さんもそれで疲れたというのもあると思う。今は入れ替わりの時期。川村が育ったのはラッキーだったけど、代わりばんこでパンクラスを守れたら」と語る。昨年5月大会のメイン、ウェルター級タイトルマッチ次期挑戦者決定戦で、現王者の石毛大蔵に敗れた時、「周囲の落胆を感じた」といい、「今回も僕が負けることの意味は大きい」と感じている。
そしてこの試合はパンクラシスト・北岡にとってだけでなく、2月4日で27歳になった1ファイター・北岡にとっても大事な試合となる。練習仲間の青木真也のPRIDEでの活躍に刺激を受け、「今年はブレイクしたい」と話し、この試合を絶好のアピール機会と捉える。「周りの状況がどうであれ、僕が一番どうしたいかが大事だと思っている」とも語り、団体を背負うからといって歯車におさまる気はない。10月の試合から4か月休み、その間の練習で「伸びた自信がある」とも話し、その下準備は万端だ。 「デビューの頃、雑誌に『即戦力、不発』と書かれたけど、俺は5年かけて這い上がって来た」と語る北岡。彼にとってもパンクラスにとっても爆発前の起爆剤となる試合まで、あと1週間だ。(井原芳徳) 当日券情報&川村サイン会
当日券は全券種を16:00より販売(SS席¥12,500-、A席¥8,500-、B席¥7,000-、C席¥5,500-、D席¥4,500-)。 開場時間中の18:00〜19:00にグッズ売り場にて『RISING TOUR Tシャツ』¥3,500-及び『川村×馬超Tシャツ』¥3,000-をお買い上げの方には、川村亮がサインをしてくれる。 今大会のチケットを購入した方全員に、入場時に500円分のグッズ商品券をプレゼント(2/28大会のみ有効。一部除外グッズもあり)。当日会場にてファンクラブに入会されたお客様には、パンクラスオリジナルグッズをプレゼント。 3月18日(日・昼)後楽園大会、3月25日(日)新木場大会、4月8日(日)沖縄大会のチケット販売、坂口征夫プロデビュー戦の組まれる4月27日(金)後楽園大会のチケット先行販売も行われる。
伊藤「ウマハノフをペレストロイカする」
▼ (2/19 up) 元ロシア軍特殊作戦部隊スペツナズ所属のウマハノフ・アルトゥール(SKアブソリュート・ロシア)と対戦するパンクラスismの道場長・伊藤崇文が19日、弟弟子の渡辺大介とともにP's LAB東京で公開練習を行った。 内容はキックボクシングのマススパーリング3分、総合のスパーリング2分、サンドバッグ1分。「練習は飽きる位やった。早く試合がしたい」という伊藤の動きは軽快だ。ウマハノフがパンクラスデビュー戦で宮崎裕治をジャーマンスープレックス一発で下した場面を意識してか、ジャーマンを防いで膝十字に行くという、UWF系の動きも披露。最後のサンドバッグでは縄跳びで渡辺に引っ張られながらパンチを打っていたが、これはパウンドを打つ時のバランスを保つ練習方法の一つだという。 「怖さは無い。マスコミの皆さんも幻想を煽っているけど、彼の弱点は気づいているはず。リング上に幻想は無い。現実があるだけです」と自信たっぷりの伊藤。2R以降、ウマハノフのスタミナが落ちると予想しており、「ロボットみたいな表情を焦らせたい。心の中をペレストロイカ(改革)してやる」と吠えた。パンクラスとBodogの提携をきっかけに増えるであろう、海外での試合にも意欲的で、名乗りをあげるためにも負けられない試合となる。
渡辺大介、異例の絶不調アピール 一方、岩見谷智義(高田道場)と戦う渡辺は、「怪我でそこらじゅうが痛い」「今日のスパーリングも一杯一杯でした」「正直、あと1か月ぐらい時間が欲しい」と、10か月ぶりの試合を前に不安を吐露。「カバンも持てない程ひどい体調で試合をしたこともある時よりはまし」「新しい自分を発見するチャンス」と前向きに振る舞うが、表情は暗い。「キャリア的にも、ここでつまずいたら終わり」という言葉も飛び出したが、この逆境を乗り越えられるのか?(井原芳徳)
フェザー級・浅野×柳澤追加。全試合揃う
▼ (1/30 up) フェザー級2R・浅野倫久(KILLER BEE) vs. 柳澤雅樹(PPT)が追加され、全カードが揃った。試合順は下記一覧のとおり。メインは北岡悟、セミは伊藤崇文のism勢が務め、新鋭の実力派外国人を迎え撃つ。
北岡&水野、Bodog系ブラジル新鋭と対戦
▼ (1/26 up) パンクラスが26日に提携を発表したBodogFight(ボードッグファイト)から、ブラジルのマカコ・ゴールド・チームのグスタボ・PCとチアゴ・シウバが送り込まれる。 グスタボはDEEPに参戦しているファブリシオ・“ピットブル”・モンテイロに05年8月に勝利したことのある27歳。総合戦績8戦(4一本)7勝1敗。 チアゴは昨年11月、Fury FCライトヘビー級(93kg)トーナメントに出場し、クラウディオ・ゴドイらをKOし優勝した選手。総合戦績8戦8勝(6KO/1一本)で、専門誌でも“第二のヴァンダレイ”とも評された24歳の新鋭だ。 グスタボの相手は北岡悟(パンクラスism/ウェルター級2位)が、チアゴの相手はパンクラス2連勝中の新鋭・水野竜也(U-FILE CAMP登戸)が務める。チアゴ戦はアルボーシャス・タイガーの持つヘビー級王座挑戦権を賭けた戦いとなる。 26日の会見に出席した北岡は「ギロチンが得意な選手だと聞いているが、絶対俺のほうがうまい。必ず一本を取る」と豪語。グスタボの実績に関しても「僕は外国人相手に6戦5勝1分の結果を残している。UFCで活躍している選手、KOTC王者、ケージレイジ(英国)王者にも一本勝ちしている」とその差をアピールした。 さらに北岡は「今年は自分も色々勝負したい」「他所も出たい気持ちが凄くあります」と発言。MARSでも猛威を振るったMFCウェルター級王者・エディ・アルバレスのパンクラス参戦が発表されたが、「アルバレスが来るなら、たぶん僕が相手にさせられると思うんで、そのつもりでいます」と対戦に意欲を示した。(井原芳徳)
ジャーマンで勝利のウマハノフが参戦
▼ (1/17 up) SKアブソリュート・ロシア所属の注目株・ウマハノフ・アルトゥールのパンクラス2戦目が決まった。パンクラスismの道場長・伊藤崇文が迎え撃つ。試合形式はライト級3R。伊藤は同級2位で、ウマハノフは3位のため、初代ライト級王座に向けて両者とも落とせない戦いとなる(1位は矢野卓見)。 元ロシア軍特殊作戦部隊「スペツナズ」所属のウマハノフは、コマンドサンボ、柔道、ボクシング等をベースとする選手。伊藤戦前日に28歳となる。9月のD.O.Gの飯田崇人戦、12月2日のパンクラスの宮崎裕治戦と、日本デビュー以来2連勝中。飯田戦ではパウンド、宮崎戦ではジャーマン・スープレックスで強烈な破壊力を見せつけ、早くも専門誌の単独インタビューを受けるほど注目度が急上昇している。 危険な相手を迎える伊藤だが、12月10日のism主催興行では松田恵理也を相手に好勝負の末判定勝ち。連敗のスランプを脱し、本来の動きを取り戻しつつある。 他にもミドル級・佐藤光留(ism/2位) vs. 藤井陸平(慧舟會RJW)、ミドル級・渡辺大介(ism) vs. 岩見谷智義(高田道場)、ウェルター級・小路伸亮(KILLER BEE) vs. ヨシロックT(慧舟會A-3)の3試合が決定している。(井原芳徳)
ワールドパンクラスクリエイト "PANCRASE 2007 RISING TOUR" 2007年2月28日(水) 東京・後楽園ホール 開場・18:00 開始・19:00
第7試合 メインイベント ウェルター級 5分3R 北岡 悟(パンクラスism/2位) グスタボ・PC(ブラジル/マカコ・ゴールド・チーム)
第6試合 セミファイナル ライト級 5分3R 伊藤崇文(パンクラスism/2位) ウマハノフ・アルトゥール(ロシア/SKアブソリュート・ロシア/3位) 第5試合 ヘビー級 王座次期挑戦者決定戦 5分3R 水野竜也(U-FILE CAMP登戸) チアゴ・シウバ(ブラジル/マカコ・ゴールド・チーム)
第4試合 ミドル級 5分2R 佐藤光留(パンクラスism/2位) 藤井陸平(和術慧舟會RJW)
第3試合 ミドル級 5分2R 渡辺大介(パンクラスism) 岩見谷智義(高田道場)
第2試合 ウェルター級 5分2R 小路伸亮(KILLER BEE) ヨシロックT(和術慧舟會A-3) 第1試合 フェザー級 5分2R 浅野倫久(KILLER BEE) 柳澤雅樹(PPT)
◆ネオブラッド・トーナメント・フェザー級予選
一回戦(1) 5分1R(延長3分1R) 戸澤真澄美(GRABAKAジム) 廣瀬 勲(ストライプル)
一回戦(2) 5分1R(延長3分1R) 杉島大輔(和術慧舟會東京本部) 佐々木亮太(B-CLUB) 一回戦(3) 5分1R(延長3分1R) 佐藤将光(坂口道場) 本田智昭(KILLER BEE)
一回戦(4) 5分1R(延長3分1R) 田中康友(SKアブソリュート) 内山重行(GRABAKAジム)
準決勝(1) 5分1R(延長3分1R) 一回戦(1)勝者 一回戦(2)勝者
準決勝(2) 5分1R(延長3分1R) 一回戦(3)勝者 一回戦(4)勝者
決勝 5分1R(延長3分1R) 準決勝(1)勝者 準決勝(2)勝者
■ 入場料金: SS ¥12,000- A ¥8,000- B ¥6,500- C ¥5,000- D ¥4,000- ※ 当日券は一律500円増しとなります。
■ チケット発売所: チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード 594-040) ローソンチケット 0570-00-0403(Lコード 36195) イープラス http://eee.eplus.co.jp/(パソコンもケータイも同じアドレス) 後楽園ホール 03-5800-9999 書泉ブックマート 03-3294-0011 レッスル池袋 03-3989-0056 ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237 フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646 チケット&トラベルT-1 03-5275-2778 格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080 プロレスショップ・アンビション 03-5213-8681 バトルロイヤル 03-3556-3223 パンクラス 03-5792-0815 ※ぴあ(ファミリーマート・サンクス)、ローソンチケット、イープラス(セブンイレブン)は全国各地の窓口でお買い求め頂けます。
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Last Update : 02/27 22:11
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