[全日本キック] 10.16 後楽園:山本元気、気合たっぷりの勝利宣言
全日本キック "SWORD FIGHT" 10月16日(日) 後楽園ホール 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]
▼ (10/15 up) 前日計量が15日夕方5時より、東京・お茶の水のホテルで行われ、全選手が1回目でパスした。 メインを務める山本元気は今回もタイ人と対戦。前回7月の試合で強豪・ゲーオに敗れたことで「これまでは勝っても負けてもいい試合をすればいいと思ってたけど、それだと強い奴には勝てない」と反省。「いい試合をするのは当たり前。絶対に勝つと決めたら勝つと思って練習をしてきた」と話すなど、“勝つ”という言葉を何度も発し、勝利へのどん欲な姿勢を示した。さらに10月大会のリング上で「これからの全日本は、元気とあらしの時代なんで、もう小林(聡)さんとか先輩方には安心してどっしり構えてもらいます」と話したことにも触れ、「勝てなきゃ小林さんに土下座しなきゃいけないですね」と気を引き締めていた。 藤原あらしは1週間前に結婚式を済ませたばかりだといい、マッハ55優勝からの凱旋よりも、結婚したことで背負うプレッシャーの方が大きいとのこと。対戦相手のワンロップについては「正攻法では勝てないので、秘策を3つ用意してきた」といい、10月大会での挨拶通り、ミドルの蹴り合いにも意欲を示した。(井原芳徳)
元気・あらし・前田らムエタイに挑戦
▼ (9/29 up) 全日本キック10月大会の全カードが決まった。大会の目玉は日本 VS タイ・5対5マッチ。非常に見応えのあるカードが揃っている。
山本元気 vs. コムパヤック・フェアテックス(ルンピニー・バンタム級4位) 山内裕太郎 vs. ゲンナロン・ウィラサクレック(元WBF豪州ウェルター級王者) 藤原あらし vs. ワンロップ・ウィラサクレック(M-1バンタム級王者) 金沢久幸 vs. クンタップ・ウィラサクレック(WMC世界ウェルター級王者) 前田尚紀 vs. カノンスック・フェアテックス(48戦39勝(9KO)7敗2分・23歳)
全日本フェザー級王者・山本元気(写真右)は、7月大会でタイ国プロムエタイ協会フェザー級王者・ゲーオ・フェアテックスジムと大激闘を繰り広げたが、今度もゲーオと同門、ルンピニー・バンタム級4位のコムパヤックと激突する。57戦46勝(12KO)7敗4分の23歳。5月には同級1位まで浮上したバリバリの強豪だ。6月には現ルンピニーSバンタム級王者のデンキリーと対戦。判定負けを喫したものの、以降もルンピニーで毎月試合をこなし、9/16にはバンタム級9位のダーオプラスックを判定で下したばかりだ。 元気は9/16の後楽園大会でファンに向け挨拶。「今回は体格的にも有利だし、勝って価値ある相手なんで、この際、獲ります!」と宣言した。さらに「これからの全日本は、元気とあらしの時代なんで、もう小林(聡)さんとか先輩方には安心してどっしり構えてもらいます。10月は絶対いい試合するのは保証するんで、応援よろしくお願いします」と堂々と語った。
そのあらし(写真左)は、MACH 55トーナメントを制しての凱旋試合。相手のワンロップは、国崇、アトム山田、歌川暁文を下してきた強豪だ。帰国後はルンピニーを主戦場に活躍。今年のある試合では肘で対戦相手の顔面を3箇所カットし、計38針もの裂傷を負わせたという恐怖のエピソードを持つ。 あらしは「次の相手がワンロップということで、楽しみ半分、怖さ半分です。同じサウスポーなんで、今ここで宣言するとすれば、左ミドルの打ち合い、やってみたいと思います。どれだけタイ人に近づけるか、それが僕の戦いになります。元気さん共々頑張りますんで、応援よろしくお願いします」と抱負を語った。
全日本ウェルター級王者・山内はムエタイ初挑戦。だがゲンナロンは今年に入って我龍、土井、喜入をことごとく撃破しており、いきなりやるにはあまりにも恐ろしい選手だ。武器は肘とボクシングのWBF豪州王座も取ったパンチ。定評のある山内のディフェンステクニックがどこまで通用するか見物だ。
ベテラン金沢の相手・クンタップは、7月にパンクラスで総合にも挑戦。敗れはしたが、強烈な蹴りでインパクトを残した。9/3のパンクラスZにはキックルールで出場しニック・ヒョードを3Rで料理。ラジャダムナンのランキングにも入っており、金沢はサッダム戦以来の快挙を成し遂げてもらいたいところ。
元気のライバル、全日本フェザー級1位の“闘う修行僧”前田尚紀(右写真)は、ルンピニーの成長株・カノンスック。フェザー級ランク入りはしていないものの、9/10のメインイベントではアタポン・トー・ムアンナムカムと壮絶な打撃戦を演じ、最後は必殺の左ストレートで4R KO勝利をおさめている。前田は8月大会でNJKFフェザー級王者の岩井をKOし、現在無傷の8連勝中。うち7試合はKO勝ちで、カノンスックとの正面激突が見物だ。
ムエタイとの対抗戦以外にも、国内他団体との対抗戦(CROSS BOUT)、正巳(勇心館/全日本フェザー級5位) vs. 国分省吾(OGUNI GYM/NJKFフェザー級5位)、栗原 豊(光ジム/全日本ライト級10位) vs. 黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETフェザー級4位)も決定。パンクラスの伊藤崇文のキック3戦目の相手は、 5戦3勝(1KO)2敗の小宮隆司(TEAM-1)に。日本人対決でキックボクサー伊藤としての真価が問われる。(井原芳徳)
全日本キックボクシング連盟 "SWORD FIGHT 〜日本 VS タイ・5対5マッチ〜" 2005年10月16日(日) 東京・後楽園ホール 開場・17:00 オープニングファイト開始予定・17:20 本戦開始・18:30
第8試合 日本VSタイ・大将戦 57.5kg契約 3分5R 山本元気(REX JAPAN/全日本フェザー級王者) コムパヤック・フェアテックス(タイ/ルンピニー・バンタム級4位&タイ国プロムエタイ協会同級6位)
第7試合 日本VSタイ・副将戦 67.5kg契約 3分5R 山内裕太郎(AJジム/全日本ウェルター級王者) ゲンナロン・ウィラサクレック(タイ/元WBF豪州ウェルター級王者)
第6試合 日本VSタイ・中堅戦 54kg契約 3分5R 藤原あらし(S.V.G./全日本バンタム級王者&MACH 55優勝) ワンロップ・ウィラサクレック(タイ/M-1バンタム級王者)
第5試合 日本VSタイ・次鋒戦 67.5kg契約 3分5R 金沢久幸(AJKF/IMTF世界ウェルター級王者&全日本ウェルター級2位) クンタップ・ウィラサクレック(タイ/WMC世界ウェルター級王者&ラジャダムナン・Sウェルター級3位)
第4試合 日本VSタイ・先鋒戦 58kg契約 3分5R 前田尚紀(藤原ジム/全日本フェザー級1位) カノンスック・フェアテックス(タイ)
第3試合 CROSS BOUT フェザー級 サドンデスマッチ(3分3R+延長) 正巳(勇心館/全日本フェザー級5位) 国分省吾(OGUNI GYM/NJKFフェザー級5位)
第2試合 CROSS BOUT 60kg契約 サドンデスマッチ(3分3R+延長) 栗原 豊(光ジム/全日本ライト級10位) 黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETWORKフェザー級4位)
第1試合 スーパーウェルター級(69.85kg) 3分3R 小宮隆司(TEAM-1) 伊藤崇文(パンクラスism)
オープニングファイト第4試合 ウェルター級 3分3R ダイスケ・ルークハマッコ(はまっこムエタイジム) 掛野並樹(藤原ジム)
オープニングファイト第3試合 フェザー級 3分3R ウルフ原田(DRAGON GYM) 藤井 優(アクティブJ)
オープニングファイト第2試合 ライト級 3分3R 村山トモキ(AJジム) ボンバー黄太(REX JAPAN)
オープニングファイト第1試合 バンタム級 3分3R 小野寺紘也(DRAGON GYM) 菊地 慧(藤原ジム)
※出場選手はケガ等により変更となる場合がありますのでご了承ください。
■チケット料金 RS席 ¥10,000 S席 ¥7,000 A席 ¥5,000 B席 ¥3,000 ※消費税込み/全席指定/当日料金は各席1000円アップ。
■チケット発売場所 チケットぴあ 0570-02-9999 イープラス(http://eee.eplus.co.jp/)TEL. 03-5749-9911 後楽園ホール 03-5800-9999 チケット&トラベルT-1 TEL. 03-5275-2778 全日本キック 03-3365-1171 バウトレビュー(10/7(金)午後3時入金締切)
■お問い合わせ 全日本キック 03-3365-1171
Last Update : 10/16 00:34
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