(レポ&写真) [MAキック] 6.24 後楽園:白鳥、西山に完勝。木村勝利
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 "東金ジム27周年記念大会 DETERMINATION (決心) 5th 〜戦場の狼〜" 2005年6月24日(金) 東京・後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
第10試合 メインイベント 63kg契約 3分5R ○白鳥 忍(高橋/全日本ライト級王者・元MA日本Sフェザー級王者) ×西山誠人(アクティブJ/J-NETWORKライト級王者) 判定3-0 (緒方50-46/大澤50-47/小林50-47)
西山は距離を取って右ローを着実に当て、下に意識を向けさせる作戦。だが2R、右ローのカウンターで右フックを合わせられると、そこから白鳥が左右のフックで殺人ラッシュをスタート。白鳥は出稽古先のシーザージムで習ったバックハンドブローも多様し、西山を苦しめる。しかしなかなかダウンを奪えず、5Rにはさすがに攻め疲れ。ひたすら耐えてチャンスを伺う西山は、白鳥の右目尻をカットすることに成功。終了間際にはバック肘のカウンターで右フックを当て、一矢報いた。 終わってみれば白鳥の得意パターンでの完勝だったが、最後までダウンしなかった西山には終了と同時に暖かい拍手が送られた。「他団体王者刈りツアー」は2戦目で終わってしまったが、他の王者との試合ももっと見てみたいと思わせる好内容だった。
第9試合 メインイベント 62kg契約 ショーダウンマッチ(3分3R・延長2分2R) ○木村 允(土浦/MA日本ライト級王者) ×吉本光志(AJ/全日本ライト級2位) 判定3-0 (緒方30-29/松田30-28/大澤30-28)
両者とも蹴りを上下に打ち分けるテクニカルな攻防。2Rから序々にヒートアップし、木村のクリーンヒットが増え始める。吉本も右ローを効かせたが、木村の勢いを止めきれず。木村がMAの威厳を守った。
第8試合 メインイベント 69kg契約 ショーダウンマッチ(3分3R・延長2分2R) ×土井広之(シーザー/SB世界ウェルター級王者) ○ゲンナロン・ウィラサクレック(タイ/BBTVウェルター級2位・ボクシングWBF豪州ウェルター級元王者) 判定0-3 (松田28-30/大澤27-30/小林28-30)
2R、土井が右肘一発でゲンナロンの額を切り裂くことに成功するが、これが逆にゲンナロンの“パンドラの箱”の封までも切る格好に。ゲンナロンは肘の連打で猛反撃。3R、肘で土井をぐらつかせると、膝の連打でダウンを奪い、逆転勝利をおさめた。
第7試合 ウェルター級 ショーダウンマッチ(3分3R・延長2分2R) ○山崎通明(東金/MA日本ウェルター級5位・元MA日本3階級王者) ×三上洋一郎(S.V.G./全日本ウェルター級8位) 2R 1'27" KO (3ダウン:右ボディブロー)
第6試合 ライト級 ショーダウンマッチ(3分3R・延長2分2R) ×南雲裕一(橋本/1位) ○山田健博(東金/3位・元MA日本フェザー級&Sフェザー級王者) 4R 判定0-2 (小林9-10/秋谷10-10/松田9-10) 3R 判定1-0 (小林29-29/秋谷30-29/松田30-30)
第5試合 フェザー級 次期王座挑戦者決定戦 ショーダウンマッチ(3分3R・延長2分1R) ×奥山光治(渡辺/2位) ○駿太(谷山/3位) 判定0-3 (29-30/28-30/28-30) ※駿太が大高一郎(山木/王者)への挑戦権獲得
第4試合 57kg契約 ショーダウンマッチ(3分3R・延長2分2R) ×佐藤英二(マイウェイ/MA日本バンタム級4位) ○赤羽秀一(ウィラサクレック/J-NETWORKフェザー級3位) 判定0-3 (27-30/27-30/29-27) ※小暮正祥(土浦/MA日本フライ級王者)が肋骨骨折により欠場し赤羽に変更
第3試合 ライト級 ショーダウンマッチ(3分3R・延長2分2R) ○壮泰[そうた](橋本/4位) ×丸山昌宏(習志野/5位) 1R 2'36" KO (膝蹴り)
第2試合 スーパーフェザー級 ショーダウンマッチ(3分3R・延長2分1R) ○山本佑機(橋本/4位) ×高島義幸(習志野/フェザー級5位) 4R 判定3-0 (10-9/10-9/10-9) 3R 判定1-0 (左写真は壮泰(左)と佑機の兄弟でのツーショット。撮影:米山真一)
第1試合 ヘビー級 3分3R ×高山博光(DANGER/6位) ○馬場伸孝(山木/8位) 2R 2'36" KO
Last Update : 07/02 22:28
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