[シュートボクシング] 6.4 後楽園：土井×後藤はグローブハンデ戦に

▼ (6/3 up) 土井広之 vs. 後藤龍治が、土井69kg、後藤69.5kgのグローブハンディキャップマッチで行われることが決まった。
　後藤が「俺はスーパーウェルターに階級を落とすとは言ったけど、この前（4月大会）のマイクはS-cup予選への呼びかけ。（土井が）格下だっていう俺にハンディをくれ。その代わり俺はグローブハンディをやる。その上で投げて極めてキッチリ倒したりますから、ごちゃごちゃ言わんと勝負しましょ」と挑発したのに対し、土井は「ごちゃごちゃ言ってるのはお前。『キッチリ倒す』っていうのは凡戦マンが言う言葉じゃない。緒形も小次郎も怪我があって連戦が難しい中で、オレが名乗りをあげなければアイツはただのラッパ吹き。本当だったら誰も取り合わないでしょ。そこを俺が69kgで飲んでやるんだから誠意を見せろ」と切り捨てた。そして後藤が「減量はしているが69まで落すのは無理。それに俺のS-cup予選への呼びかけとはテーマが違う。そのつもりでやる言うて出て来たんやないんかい！しゃーないから69.5kgまで落してグローブハンディやったる。それやったら文句ないやろ！」と、激昂しながらも返答したことにより、冒頭の通りのハンディマッチで正式決定した。
　土井は「オレがアイツを倒すか、それとも倒されるか。どっちにしろKOで決着がつく試合にしますよ。体格的には不利かもしれないけど、背負ってきたものが違う。フリーとか都合のいいこと言ってぷらぷらしてる奴には負けれない」と最終決意を語った。
　当日券は16時より若干数販売される。

アンディ・サワーが負傷欠場

▼ (6/1 up) アンディ・サワーが怪我により欠場する。サワーはスパーリング中にパートナーの肘と頭部を続けて蹴り、左足を負傷。足首靭帯損傷、および足の甲部分に亀裂骨折の疑いがある。現地の病院での正式な検査はこれからだが、腫れも酷く、歩行にも支障をきたす状態のため、ジョン・デ・リング会長が試合を断念せざるを得ないとの判断を下した。サワーは欠場のお詫びの挨拶、そして怪我の状況説明を兼ねて今大会に来日し、会場にてサイン会、及び記念写真の撮影会などのファンサービスを行う。これにより対戦相手のロブ・マックローも欠場となり、松浦知希 vs. 及川知浩のタイトルマッチがメインに格上げとなった。

土井×後藤、契約体重問題は平行線

▼ (6/1 up) 土井広之 vs. 後藤龍治の契約体重問題は、土井69kg、後藤70kgを主張したまま平行線を辿っている、
　土井は-70kg契約の試合で実績を残せていない事を理由に、2月の時点でS-cup出場を辞退。今後はウェルター級に専念する事を宣言している。土井は後藤に対し「一方的に名前を上げておいて、俺が+2kgで飲んでるのに、スーパーウェルター級でやるって宣言してるアイツが1kgも落とさないようでは理屈が通らない。出来ないなら始めから名前を出すな。大人なんだからワガママばっか言ってんじゃないって」と声を荒げる。対する後藤も「俺はスーパーウェルターに階級を落とすとは言ったけど、この前のマイクはS-cup予選への呼びかけ。大人なんやから格下やっていう俺にハンディをくれと。俺はグローブハンディをやる。その上で投げて極めてキッチリ倒したりますから、ごちゃごちゃ言わんと勝負しましょ」と反論。協会はXデーを前に心理戦ともいえる激しい舌戦を展開する、両者間の折中案についてさらに検討し交渉を進める意向だ。

裕樹、HAYATOに挑戦表明

▼ (5/31 up) 第5試合で“SBの超新星”菊地浩一と対戦する福岡リアルディール所属の裕樹が、リアルディールの公式サイトでHAYATOに対戦を要求している。裕樹の目標はK-1 MAX王者。HAYATOが主戦場とするIKUSAサイドには、既にHAYATOへの挑戦意思を伝えている。HAYATOもIKUSA 7.10お台場大会のフライヤー配付を兼ねて、後楽園大会を観戦する予定。裕樹としては菊地に完勝して、HAYATOの目にその存在を焼きつけたいところだろう。（井原芳徳）

アンディ・サワーの相手決定

▼ (5/28 up) アンディ・サワーの対戦相手が、ロブ・マックローに決まった。マックローはPRIDEで活躍するクイントン・ランペイジ・ジャクソンと同門のMMA選手。4月大会に出場予定だったが、直前に欠場していた。4月30日のK-1ラスベガス大会にはアンダーカードにK-1ルールで出場し、KO勝ちをおさめている。
　前半戦のカードも決定。SB勢とIKUSA＆R.I.S.E.連合軍の若手同士の交流戦が5試合組まれた。大将戦では5戦5勝5KOと波に乗る“SBの超新星”菊池浩一と、福岡のリアルディール所属で今年1月のIKUSAで宍戸大樹と激戦を展開した裕樹が激突。この試合の勝者はIKUSA 7.10お台場大会の出場権も得る模様だ。
　当初出場予定だった小次郎は4月大会で負った肩の負傷個所が完治せず、また、宍戸は対戦相手の負傷により、今大会を欠場する。
　後藤龍治 vs. 土井広之は、土井が「２階級も下の俺が試合を飲んでやるんだから、多少でもコッチに体重を合わせるのがスジ」、後藤は「S-cupの予選を呼びかけたつもり。ほんならグローブハンディでどうや」と主張しており、現在SB協会では折中案を検討中だ。

土井×後藤、松浦×及川決定

▼ (5/9 up) 9月のS-cupの前哨戦・土井広之 vs. 後藤龍治が決定した。後藤は4月大会終了後「S-cupの日本人予選をやろう」と土井、緒形、小次郎に呼び掛けた。緒形、小次郎とも対戦に関しては「問題無い」と口にしたが、今回試合を買って出たのは、サワー戦を最後にウェルター級に専念すると宣言していた土井だった。「俺は70kg契約の試合では１回も結果を残せてないからS-cupに出る資格もつもり無い。彼（後藤）の言ったモン勝ちみたいな安易な挑発にも乗りたくはない。でも売られた喧嘩は買いましょうというただそれだけの事」と対戦理由を語っている。
　松浦知希の日本スーパーフェザー級王座防衛戦も決定している。挑戦者・1位の及川知浩は、昨年7月大阪大会で松浦にKO負けし王座から陥落。その後2月に歌川暁文を下し、松浦へのリベンジ戦を口にしていたが、ついにそれが実現することとなる。
　他にもアンディ・サワー、小次郎、宍戸大樹の出場も決定しており、豪華な大会となりそうだ。チケットは5月9日(日)より発売がスタートする（チケットぴあのみ5/11より）。

シュートボクシング協会 "∞-S - Infinity-S - vol3"
2004年6月4日(金) 東京・後楽園ホール
開場・17:00　開始・17:30


第7試合　メインイベント　SB日本スーパーフェザー級タイトルマッチ　3分5R
松浦知希（風吹／王者）
及川知浩（龍生塾／1位）

第6試合　特別試合　グローブハンディマッチ　3分5R
土井広之（シーザー／SB世界ウェルター級チャンピオン）
後藤龍治（STEALTH／SB日本ミドル級チャンピオン）

第5試合　ウェルター級　3分5R
菊地浩一（寝屋川）
裕樹（リアルディール）

第4試合　スーパーウェルター級　3分3R
藪　英平（龍生塾）
NIIZUMAX!（クロスポイント吉祥寺）

第3試合　フェザー級　3分3R
石川剛司（シーザー）
卯月昇竜（チームドラゴン）

第2試合　ライト級　3分3R
田村聡太（大阪）
梶原龍児（チームドラゴン）

第1試合　スーパーウェルター級　3分3R
太田義昭（シーザー）
高橋忠一郎（スクランブル渋谷）
※デビル荒川（スクランブル渋谷）から高橋に変更


◆チケット料金
RS \10,000／SS \7,000／S \6,000／A \5,000／B \4,000

◆チケット発売日　2004年5月9日(日)〜

◆チケット販売所
チケットぴあ　03-5237-9999（5/11〜）
ローソンチケット　03-5537-9999
CNプレイガイド　03-5802-9999
e+（イープラス）　03-5802-9999
フィットネスショップ　03-3265-4646
レッスル渋谷　03-3464-0078
板橋大山アメリカン　03-3962-6443
チャンピオン　03-3221-6237
書泉ブックマート　03-3294-0011
後楽園ホール　03-5800-9999
シュートボクシング協会　03-3843-1212

◆お問い合わせ
シュートボクシング協会　03-3843-1212

Last Update : 06/03