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[IKUSA] 7.10 台場:歌川の相手がフォレスターに変更

IKUSA "YOUNG GUNNERES 3" 7月10日(土) お台場SDM 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]

(7/9 up) 歌川暁文と対戦予定だったアダム・ザ・アグレッサーが、来日後に蜂窩織炎(傷口からばい菌が入り腫瘍ができる)となり切除手術をしたため欠場する。代わって同じオーストラリア出身のシャノン“F16”フォレスターが出場する。フォレスターは47戦29勝(13KO)18敗の27歳。4日のR.I.S.E.の試合で判定負けしている選手。
 この試合のみ当日計量で、他の試合に出場する全選手が前日計量をパスした。

矢野マイケル、B型肝炎により欠場

(7/7 up) 矢野マイケルがB型肝炎により欠場することとなった。大会前の血液検査の結果、6月30日にB型肝炎ウィルスの陽性反応が示され、翌日再検査を行ったところ、7月5日に戻ってきた結果でも陽性だった。IKUSAの湯沢斎オフィシャルドクターは「対戦相手の菊地選手への感染の可能性が0%であると保証できない」との見解を示し、IKUSA事務局は「さらなる精密検査を要するため、7月10日は出場回避、欠場」と結論づけた。
 7日会見したIKUSAの小澤プロデューサーは「再検査の結果は、通常生活を営むにはなんら問題なく、またこの体質は衛生状況が日本と異なる国で生活、成長した人には珍しい事ではない、そして何より治癒するものであるという点をご理解いただきたい。選手生命がアウトというわけじゃない」と強調。マイケルを今後もバックアップしていくことを約束した。
 なお、28日に公開スパーリングの相手を務めたHAYATOも念のため検査をし、陰性の結果が出ている。
 マイケルは一昨日まで元気に練習をしていたが、検査結果に落胆を隠せず、この日の会見は欠席した。大会当日はリングに上がり挨拶をし、試合後会見も行う予定だ。
 マイケルの欠場に伴い対戦予定だった菊地浩一も欠場する。チケットの払い戻しは大会会場にて16時迄受け付ける。
 病気自体は回復の余地も十分あるものであり、好意的に考えれば今回の欠場によってマイケルは菊地とのキャリア差を埋めるだけの時間を得たことになる。この対戦を“さらに熟した状態”で楽しむための天の配剤と考えて、スーパールーキーの再起に期待したい。(井原芳徳)

“エースとジャック”初の邂逅

(6/28 up) “IKUSAのエース”HAYATφと“IKUSAのジャック”矢野マイケルが、初めてグラブを合わせた。
 28日、GOLD GYM大森で行われた二人の公開スパーには、マイケルのグラブを付けた姿での初お披目という意味合いもあって多くのマスコミが詰め掛け、改めてこの大型ルーキーに対する世論の感心の高さを伺わせた。
 公開されたスパー自体は、大会二週間前と言うこともあって極めて軽い手合わせに終始したが、キャリアに勝るHAYATφがマイケルにジャブとミドルだけでプレッシャーをかけ、コーナーに詰めてしまうシーンが目立った。しかし、マイケルも積極的に打ち合いに出て、“先輩”に気圧されることなくパンチを顔面に当てて行く。コーナーに追いこまれながら、ノーガードで左右に体を振りHAYATφを挑発する度胸は大した物。「キックを始めて半年の選手の動きではないですね。僕がかけ出しの頃、先輩の港太郎さんと初めてスパーをやらせてもらったとき、ボコボコにされてプロとアマの違いを実感させられた事を思いだしたりしました。当然、将来は戦う可能性もある選手だと思っています」とHAYATφもエールを送る。
 一方、マイケルも「今日は本気で打ち合ったわけでもないのでわかりませんけど、今日は胸を貸してもらった感じですね。でも将来的には届かない相手じゃないなと思いました」と強心臓なコメントを吐き、大器としての将来性を感じさせた。

HAYATφの相手は“もう一人のジョン・ウェイン”

(6/28 up) メインを勤める“エース”HAYATφの対戦相手がWKNムエタイ王者ブラッド・エイドに決定した。身長179センチの大型選手で、今回の契約体重は70キロとなっているものの、ミドル級でタイトルを持つ関係上、クラスひとつ上の威力を持った選手と考えるのが順当だろう。小澤Pも「アナザー(もう一人の)ジョン・ウェインと思っていい選手だと思います。豪快な選手と聞いているので、HAYATφが打ち合いに行けば面白い試合になるでしょうね」と語る。
 当のHAYATφもパワーファイターとの前評判に「パワー負けしない事が課題」と語り、公開スパーの直後から同道したトレーナーとの熱の入ったミット打ち練習に戻って行った。
 会見中面白かったのは、参戦を見合わせたK-1 MAXに話が及んだ時で「今回、優勝はジョン・ウェインでしょうね」と、あえて世界王者・魔裟斗を優勝候補から外したコメントを発した瞬間だった。理由を聞いても「流れの上でそんな感じがするんですね」とHAYATφは言葉を濁した。だが、上記の小澤Pのコメントにも覗くように、今回の対戦相手エイドは「仮想ジョン・ウェイン」としてブッキングされた選手。このカードから、早くもこのIKUSA陣営が“来年以降”を見越したMAX頂上作戦を構想していると見るのは、うがちすぎだろうか。  


山木ジム山辺欠場。REALDEALの比田勝参戦

(6/22 up) 山辺英人(山木ジム)が加藤督朗との練習中にアゴを負傷したため欠場する。代わって比田勝建人(REALDEAL)がCRAZY 884(スクランブル渋谷)と対戦する。比田勝は少林拳西日本選手権で優勝経験もある23歳。キック戦績5戦4勝(3KO)1分で、昨年度末に行われたREALDEAL主催・九州JMLウェルター級リーグ戦も制している。小澤プロデューサーは、この試合の勝者を次のIKUSAで菊地浩一 vs 矢野マイケルの勝者と対戦させたい考え。今後のIKUSAの中量級戦線を占うカードとなる。

チケット早くも完売

(6/15 up) 大会チケットが早くも15日でソールドアウトとなった。キャンセル待ちも多く、当日券の販売予定も無いとのこと。K-1 MAX帰りのHAYATφの出場、根強い人気の新田明臣の初参戦、さらに元Jリーガーの矢野マイケルのプロ格闘家デビュー戦の話題も重なったことで、プラチナチケット化したといえそうだ。

豊川稲荷で会見。元Jリーガー・マイケル登場

(6/14 up) IKUSAの記者会見が14日、東京・元赤坂の豊川稲荷で行われた。小澤進剛プロデューサーの掲げるIKUSAの裏テーマは「目指せ、闘龍門 イケメンガチ格闘技IKUSA」。同所はジャニーズアイドルのKinki KidsがCDデビュー会見をした場所でもある。

 当初HAYATφ vs. 新田明臣も計画されたが、大規模会場でのマッチメイクを目指して今回は回避された。HAYATφの対戦相手は未定だが、外国人選手を予定している。新田の相手は2月のシュートボクシング後楽園大会で緒形健一に敗れたナーコウ・スパイン(ニュージーランド)に決定。新田は「ビデオを見ましたが、自分がしっかりしてれば大丈夫」「K-1 MAXにつながる勝ち方をしたい」と意気込みを語った。なお小澤Pは、IKUSAが新田を引き抜いたという憶測が一部で飛んでいると語り、その説を否定。4/13に新田がフリー宣言した後、5/2に新田側からIKUSAへの参戦志願があったと経緯を説明した。

 元Jリーガーで今回プロ格闘家デビューを果たす矢野マイケルは「サッカーも格闘技も勝負に勝つということは変わらない」「殺るか殺られるかの気持ちで戦う」「テクニックはないけど、身体能力や精神力で勝ちます」と気合たっぷりだ。小澤Pは「プロ初戦なので過度な期待はしていないが、練習を見たところ身体能力は素晴らしい」と評価。「IKUSAのエース」HAYATφになぞらえるように、「IKUSAのJACK」というニックネームを付けた。だが決して甘やかすことなく、「今回は実力よりも心の強さを計りたい」とし、「彼が生きてきた運命を源に、どんな勇気をみせてくれるか」に着眼。いきなり実力者をぶつけマイケルに試練を課す。
 初戦の相手・菊地浩一はSBの元エース・吉鷹弘氏の弟子で、通算戦績6戦6勝(5KO)。6月4日のSB後楽園大会ではメインを喰う好ファイトを繰り広げ、土井・緒形らの次の世代のエース候補として期待される注目株だ。会見で菊地は「格闘技は甘くない。きっちりKOで勝ちたい」と語り、容赦なく元Jリーガーを蹴落とす構えを示した。
 マイケルに関しては本誌井田編集長のAllabout JAPANにも、独占インタビューを含むライフストーリーを追った記事がアップされたので是非ご一読を。

 今大会の本来のテーマである“次世代のエース発掘”にも注目しておきたい。会見後半呼び入れられた小林良平(冒頭写真右端)、KENT(同左端)、RYOTA(同左2人目)の若手3人は、いずれ劣らぬ美形揃い。会場投票で1位になった選手には、IKUSA本戦への出場権という“ご褒美”も準備されている。魔裟斗、コヒ、HAYATφに続く、新世代イケメンファイターたちが、先物買いの女性ファンをどれだけ熱くさせられるかも大会の重要なポイントだ。


 一方、おごそかな会見の中で一際異彩を放ったのが「いまどきの不良」こと歌川暁文だ。会見前には豊川稲荷の本堂で、大会の安全と成功を祈る祈祷式が行われ、HAYATφとマイケルは「気合が入った」、新田は「新鮮だった」と真面目な感想を述べたが、歌川は「ああいうのはちょっと苦手だなと思いました」と実にぶっちゃけたコメント(写真:左2人目で顔をしかめているのが歌川)。試合に関しても、「SBと違うリングだから、なおさら立ち技バーリトゥードしよっかなあ〜と思います」と語尾を伸ばして語るものだから、本気で考えているようにはどうも思えない。格闘家らしからぬ脱力系キャラクターが、IKUSA参戦をきっかけに一気にブレイクしそうな予感だ。

 チケットは既にA席・HAYATO応援シートが完売している(詳細)。大会の模様はCS放送のGAORAで7/29 19時-21時(再放送あり)で放送。試合内容次第ではTBS毎週火曜25:20〜「格闘王」でも放送されるという。(井原芳徳)

元Jリーガー・矢野マイケルが格闘家デビュー

(6/10 up) 元Jリーガーの矢野マイケルがIKUSAで、プロ格闘家デビューすることが決まった。対戦相手は現在交渉中だが、マイケルの素質を高く評価した小澤プロデューサーは、この大会での目玉の一つとして相当強力な相手を検討している模様。昨今、他のプロスポーツからの格闘技転向が相次いでいるが、マイケルのような現役年代のアスリートが本格参入してくる例は初めてだけに、その動向には注目されるところだ。(写真:シュートボクシング6/4後楽園大会を観戦中の様子)

 マイケルは1979年に日本人の父とガーナ人の母との間にガーナの首都アクラにて生まれる。10才で日本に移り住み、16才のときには独・ベルダーブレーメンのユースに所属し単身武者修行。16歳ながら19歳以下チームでプレイした。外国人枠の問題もありブンデス・リーガーの道を断念し、Jリーグでの活躍を目指し清水エスパルス・ユースに入団。Jリーグ一(いち)と評された100メートル10秒8の俊足とジャンプ110センチの抜群の身体能力で入団当初から話題となり、FWとして活躍。1年後、ヴィッセル神戸に入団し2年間在籍。19歳からシンガポール〜スペインと渡った後、英・ロンドン・クリスタルパレスのテストに合格するもビザの問題で断念。帰国後、21歳で水戸ホーリーホック入団する。一年在籍の後、サガン鳥栖入団。2002年1月サガン鳥栖を退団する。伊・ペルージャのトライアルを受ける。
 幼少時を含めると米、英、伊、比、日、等世界10数ヶ所を転々とした経験を持ち、日本語、英語、ドイツ語を話す。サッカー選手引退後、友人等とDouble Dogz Crewを結成し音楽活動も行っており、自身の主催するヒップホップのイベントなどで活躍している。
 現在、山口龍氏率いる格斗空手維新でトレーニング中。K-1 MAXでの日本代表を狙う。アマチュア戦績は6勝2敗。2004年4月には2週間にわたりタイにてムエタイを修業した。

 6月10日発売のNUMBER誌には、本誌井田編集長がデビュー直前のマイケルに密着取材を行った記事が掲載されている。

いまどきの不良・歌川君が参戦

(6/7 up) シュートボクシング日本スーパーフェザー級4位の歌川暁文(うたがわ・あきふみ)の参戦が決まった。対戦相手は交渉中。歌川はUWFスネークピットジャパン所属の23歳。元ISKA世界ライトウェルター級王者・大江慎氏の弟子で、大江氏が出演するサムライTV「キックの星」の「いまどきの不良・歌川君日記」でも人気を集めている。昨年9月のSB後楽園大会では三原日出男を飛びヒザ蹴りでKO。2月には歌川の階級の現王者・及川知浩に敗れるも接戦を繰り広げ、4月にはニュージーランドの王者・ソーン・バナスィーを4R KOし、今勢いに乗っている。小澤進剛IKUSAプロデューサーが熱望し、初参戦が実現した。(井原芳徳)

新田明臣初参戦。HAYAYOと対戦も?

(5/26 up) 3月に全日本キックを退団した新田明臣のIKSUA参戦が決まった。新田は今後K-1 MAX再出場を目指し、IKUSA等を主戦場に戦って行く予定だ。小比類巻貴之もIKUSAを足掛かりに復活し、今年のMAX日本予選を制しており、新田も同様の道を辿れるかに注目だ。今回の相手は未定だが、主催者側はIKUSAで育ちMAXで活躍したHAYAYOとの対戦も視野に調整を進めている。

チケット先行予約スタート。バウレビだけの特典付き

(5/9 up) バウレビでは5月9日の一般発売に先駆け、IKUSA YG3のチケットの予約受付をスタートします。本誌限定特典として、VIP席・SRS席&HAYATO応援シートをご予約いただいた方先着30名様に、メインイベンターのHAYATOが当日会場で握手&スペシャルグッズを直接手渡しでプレゼント!(大会開始前の16:00〜16:30に実施)また抽選で3名様にHAYATOサイン入りTシャツもプレゼントします!
 注文方法はこのページ末尾。お申し込みは今すぐ。

ケータイメールでIKUSA&HAYATO最新情報が届く!

(5/6 up) IKUSAを主催するアクアプラネットは、IKUSAやHAYATOの情報をいち早く携帯電話に情報配信する「IKUSAモバイラーズクラブ(IMC)」をスタートした。登録料・年会費は無料。IMCメンバーならではのHAYATOの待ち受け画面や、IKUSA関連イベント(格闘技・クラブイベント)へのディスカウントや招待といった特典もプレゼントされる。登録方法などはIKUSA.net(PC&i-mode対応)をチェック。

HAYATO出場決定。出場者を一般公募

(5/1 up) IKUSAの次回大会の概要が決定した。K-1 MAXの2月大会4月大会で敗れるも大健闘したHAYATOがホームリングに戻り、メインイベンターを務める。

出場選手を一般公募

(5/1 up) 今大会ではYOUNG GUNNERESという大会名にもちなみ、出場選手を一般公募する「IKUSA <get the future!>プロジェクト」を実施する。これはHAYATO提案の企画で、無名・若手でも日々練習に努力する「未来のエース」たちに広くチャンスを与えるのが狙いだ。詳細はIKUSAホームページの募集要項参照。

 

IKUSA事務局 "WEBBWOODS presents IKUSA YOUNG GUNNERES 3 〜RETURNS〜 @ ODAIBA"
2004年7月10日(土) 東京・スタジオドリームメーカー
(ゆりかもめ「台場」orりんかい線「東京テレポート」下車・メディアージュ内)
開場・16:00 オープニングファイト開始予定・16:30 本戦開始・17:00


IKUSAメイン 打撃GI(肘なし) -70kg契約 3分3R(最大延長2R)
HAYATφ(FUTURE_TRIBE/UKF世界Sウェルター級王者)
ブラッド・エイド(オーストラリア/ブンチュウジム/WKNムエタイオーストラリアミドル級王者)

IKUSAセミファイナル 打撃GI(肘なし) -71kg契約 3分3R(最大延長2R)
新田明臣(バンゲリングベイ/前WKA世界ムエタイSウェルター級王者)
ナーコウ・スパイン(ニュージーランド/ファイブ・リングス・ドージョー/SPARTANミドル級王者)

IKUSAその四 SB公式戦特別ルール -63kg契約 3分3R(最大延長2R)
歌川暁文(U.W.F.スネークピットジャパン/SB日本Sフェザー級4位)
シャノン“F16”フォレスター(オーストラリア/ファイブ・リングス・ドージョー)

IKUSAその参 打撃GI(肘なし) -53.5kg契約 3分3R(最大延長2R)
森田晃允(士道館橋本/MA日本フライ級1位)
小林良平(TARGET)

IIKUSAその弐 打撃GII(肘なし) -69kg契約 3分3R
CRAZY 884 (スクランブル渋谷)
比田勝建人(REALDEAL)

IKUSAその壱 総合GII -60kg契約 5分2R
RYOTA(キングダムエルガイツ)
関谷忠治(AACC/02年全日本サンボ-57kg級準優勝)

IKUSAオープニングファイト 打撃GII(肘なし) -54kg契約 3分3R
KENT(湘南格闘クラブ)
松尾 宗(POWER RX)


※チケットは6/15に完売しました。当日券の販売予定もございません。

■大会に関するお問い合わせ
株式会社アクアプラネット・IKUSA事務局 03-5213-7331

Last Update : 07/09

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