マーク・コールマンの元パーソナルトレーナー、マ・ドンソク主演。アームレスリングが題材の韓国映画「ファイティン！」が10月20日(土)より全国公開

　アームレスリング（腕相撲）を題材とした韓国映画「ファイティン！」が10月20日(土)よりシネマート新宿ほか全国で公開される。主人公のマークは子供の頃に韓国からアメリカに養子に出され、アームレスリングの世界で頂点を目指したが、八百長疑惑をかけられて除名される。母国の韓国での大会で復帰することになるが、今度は代理人に頼まれた八百長を無視して勝ったことで再びトラブルに。帰国した韓国で初めて会った妹に助けられ、最初はマークを怖がっていた妹の子供達とも打ち解け、子供たちに勝利を約束するが…。

　マークを演じる俳優のマ・ドンソクも、10代で韓国から米国に移住した身で、米国の大学で体育学を学んだ後、ボディビルダーやフィットネストレーナーとしての活動を始め、元UFCヘビー級王者のマーク・コールマンなどのパーソナルトレーニングを担当していたこともあるという。その後韓国に戻り、2004年に映画デビュー。最近では日本でもヒットしたゾンビ映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」にも出演し、警察・韓国ヤクザ・中国マフィアの三つどもえの抗争を描いた「犯罪都市」では主役を演じた。現在47歳。腕回り50センチの上腕筋の闘いが繰り広げられる迫力たっぷりの試合シーンも映画の見所となっている。作品は5月に韓国で公開され、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に次ぎ初登場第2位でスタートし、動員100万人を記録したといい、日本でも話題を呼びそうだ。

　
監督:キム・ヨンワン 出演:マ・ドンソク、クォン・ユル、ハン・イェリ
2018年/韓国/108分/原題:챔피언 Champion
配給:彩プロ
10月20日(土)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー

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