チャクリキ 5.7 新宿フェイス(レポ):キック王座戦でヘビー級の入田和樹とフェザー級の辰樹が1R KO勝ち
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CHAKURIKI 18 ファイテング・スピリット・アゲイン
2023年5月7日(日)新宿フェイス
記事提供:ドージョーチャクリキ
第9試合 メインイベント2 ICO(国際チャクリキ協会)インターコンチネンタル・ヘビー級タイトルマッチ(キックボクシング) 3分5R(延長1R)
×将軍岡本(フリー/王者)
○入田和樹(TEAM日高/挑戦者)
1R 0’30” TKO
※入田が王者に
開始直後、入田の拳がまともに岡本の顔面を捉える。ここまでチャクリキのリングでは、対アンディ南野戦、対西島洋介戦と、断トツのタフネスと耐久力を誇って来た岡本が、このパンチでまさかのダウン。何とか立ち上がった岡本だが、明らかに深いダメージ。再開後、今度は入田の強烈な右パンチが岡本の顎先にヒット。ガクンとふらついた岡本に対し、レフェリーの和田は試合をストップ。将軍岡本、呆然自失のTKO負けだ。入田は欠場で返上した王座を取り戻した。
試合後、入田は今日が自分の誕生日だと告白。前回入院の重度のヘルニアにより、一時期は現役生活が続けられないかも、と思い悩んだが、こうして復帰出来て、王座を取り戻せて嬉しい、と笑顔で語った。
第8試合 メインイベント1 ICOインターコンチネンタル・フェザー級王座決定戦(キックボクシング) 3分5R(延長1R)
×BRO.RYO(LARA TOKYO)
○辰樹(Y’ZD GYM)
1R 1’20” TKO
※辰樹が王者に
序盤、キックを繰り出すRYOに対し、インファイトを挑んだ辰樹は懐に飛び込んでの強烈なワンツーをヒットさせる。これがものの見事に決まり、RYOはダウン。立ち上がるもダメージの強く残るRYOに対し、一気呵成にパンチを打ち込んだ辰樹が劇的なKO勝ちを収めた。辰樹は初東京遠征試合でインターコンチ王座を戴冠! 新たなスター選手の誕生だ!!
第6試合 MMA 72kg契約 5分2R(延長1R)
×安楽ホドリゴ
○拳士郎
1R 2’55” TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
序盤はパンチ、キックの応酬。タックルに行ったホドリゴを拳士郎が潰してグランドに移行。グレイシーの定石通り、下からの三角を狙うホドリゴ。しかし、これを凌いで腕を抜いた拳士郎はコーナーでパウンドの連打。ヒールを取ろうとしたホドリゴだが、怒涛のパウンドに力尽きた。
第5試合 MMA 95kg契約 5分2R(延長1R)
○川路浩生
×田馬場貴裕
2R 0’35” TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
バックからグランドでチョークを狙う川路。一方の田馬場は左右の強烈なフックでスタンドで勝負を掛け、川路を大きくぐらつかせる。2R、動きの鈍った田馬場に対して川路はパウンドの連打で勝負を決めた。
第4試合 グラップリング 77kg契約 5分2R(延長1R)
○大和ヒロシ
×カタナマン
3R 判定3-0 (10-9/10-9/10-9)
2R 判定1-0 (20-20/20-19/19-19)
これまでチャクリキのリングではグラップリング戦で安楽ヂエゴ、安楽ホドリゴの兄弟と鎬を削って来た大和ヒロシ選手。勝ち星こそ無いが、インターハイレスリング選手としての確かな実力はまるで違う大和ヒロシの一面だった。
今回は実力者として定評のあるカタナマンとの一戦。試合はギロチンチョークを狙う大和、上のポジションをキープするカタナマンの形で膠着模様。本戦ではドローとなり、1Rの延長戦が行われた。
延長ではポジション有利なカタナマンだったが、ラウンド終盤に大和のギロチンの体勢に。そのままラウンド終了となり、攻めたまま終わった大和が判定勝ちを収めた。大和選手、嬉しいチャクリキでのグラップリング初勝利だ!
※第1~3・7試合はプロレス