Global Fightingsports Game 7.1 青森 五所川原:青森発の新MMA大会で地元の小蒼卓也が清水俊一に延長判定勝ち
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
Global Fightingsports Game(GFG)
2018年7月1日(日) 青森・プラザマリュウ五所川原
記事提供:GFG(写真・長尾廸)
青森県地元発信のMMAイベントを!T-Pleasure代表の藤田成保氏(上写真中央)が中心となり「Global Fightingsports Game(GFG)」が初開催された。
535人(超満員=主催者発表)の観客が見守る中、ルールは全試合ユニファイドルールを採用、パンクラス札幌大会のケージを使用し、メインレフェリーにはJMOC(日本MMA審判機構)副会長松宮智生氏を招集。運営には北海道の格闘技イベント「BOUT」が協力、また青森県出身のパンクラス坂本靖営業本部長を始めとした超党派で選手ブッキングに協力。リングアナウンサーは修斗興行でおなじみの北森代紀氏が務めるなどバラエティーに富んだイベントとなった。
第10試合 メインイベント バンタム級 5分2R(延長3分1R)
○小蒼卓也(スカーフィスト)
×清水俊一(宇留野道場)
3R 判定3-0 (鹿糠10-9/片山10-9/松宮10-9)
2R 判定1-0 (鹿糠20-19/片山20-20/松宮19-19)
地元青森MMAジムスカーフィスト代表を務めながら精力的に試合を重ねる小倉がUFC参戦経験を持つ清水を迎え撃った。1R序盤は清水がパンチをヒットさせるが、小倉もインパクトの強いパンチで応戦。終盤には小倉がサイトバックからの鉄槌を決める。
続く2R、清水がパンチで先手を取ろうとするが、地元の大声援をバックに小倉も打ち合いに応じ、逆にストレートでダウンを取るが、清水はすかさずタックルからテイクダウンを奪った。一進一退の攻防が続き、本戦はドロー。
EXRでは小倉がテイクダウンに成功し、ポジションをキープ。激しい一戦は小倉に凱歌が上がった。
試合後小倉は「清水選手はつかみどころのないうまさを感じたし、さすがUFCに出ていただけのことはあるなと感じました」と話し、旗揚げ興行のメインを任され、勝利を飾れた事に関しては「藤田さんに地元でこのようなイベントを開いて頂き、しかも清水選手と戦えたことには物凄く感謝しています。地元で応援してくれている人たちにも良い所を見せられて嬉しい。これからもこの大会を通じて青森県のMMAを盛り上げていきたいです」と語った。
大会後に藤田実行委員長は「関係者の方々のご協力をいただいて、また大勢の観客の方々の暖かいご声援もあって熱い試合が多かったのは良かったと思います。今後も地元と密着しながらこのイベントを継続させて青森県から選手をどんどん作っていきたいです」とコメントしている。
第9試合 セミファイナル フライ級 5分2R(延長3分1R)
○梶川 卓(スカーフィスト)
×児玉勇也(トイカツ道場とらの子レスリングクラブ)
2R 4’04” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
感情をむき出しにして戦う地元スカーフィストの梶川と隣県の岩手出身の児玉の一戦は1R児玉がジャブで先手を取るが梶川はすかさずテイクダウンを奪う。スタンドの攻防は梶川やや優勢だが終盤、児玉もしのいでパウンドで反撃にでる。
2R、児玉がパンチからタックルを仕掛けるが潰されて梶川がバックからパウンド連打を決めレフリーが試合をストップ。梶川は勝利の雄叫びを上げた。
第8試合 バンタム級 5分2R(延長3分1R)
×佐々木郁矢(T-Pleasure/元GRACHANバンタム級王者)
〇後藤丈治(P’s LAB札幌)
判定1-2 (鹿糠20-19/片山18-20/松宮18-20)
キャリア・実績で大きく上回る佐々木に対し後藤が果敢にスタンドで攻撃を挑み、左ストレートでダウンを奪うが佐々木はすかさずグランドに移行。逆に上になりペースを握るが終盤立ち上がった後藤はまたもパンチをヒットさせる。
2Rも後藤がパンチを当てると佐々木も接近戦で応戦。終盤佐々木は「来い!」と挑発するが後藤は意表をついてタックルからテイクダウンを奪う。空間とペースを制した後藤が佐々木を2対1のスプリットデシジョンで下し大番狂わせの結末となった。
キックボクシングエキシビション 2分2R
―一戸総太(クレインムエタイスポーツジム/元WPMF世界スーパーバンタム級&フェザー級王者)※青森県鶴田町出身
―山川賢誠(Kickboxing academy sapporo/RISEバンタム級4位)
勝敗無し
第7試合 フライ級 5分2R(延長3分1R)
〇大里洋志(スカーフィスト)
×田丸慶輔(宇留野道場)
1R 3’03” 腕ひしぎ十字固め
第6試合 フライ級 5分2R(延長3分1R)
×山本辰弥(ノースキングスジム)
〇黒石大資(スカーフィスト)
判定0-3 (鹿糠18-20/片山18-20/松宮18-20)
第5試合 バンタム級 5分2R(延長3分1R)
〇ライダーHIRO(宇留野道場)
×吉原 零(ブレイブハート)
2R 2’36” アームバー
第4試合 フライ級 5分2R(延長3分1R)
〇魚住良太(メビウススポーツアカデミー)
×平賀正孝(TEAM URESPA)
2R 3’07” 三角絞め
※1Rグラウンド状態の相手の顔面蹴りで平賀に減点1
第3試合 バンタム級 5分2R(延長3分1R)
〇工藤修久(禅道会小金井道場)※青森県五所川原市出身
×辻村秀綱(スカーフィスト)
1R 2’08” アキレス腱固め
第2試合 フライ級 5分2R(延長3分1R)
×澤田 良(T-Pleasure)
〇池田一歩(ブレイブハート)
3R 判定0-3 (鹿糠19-20/片山19-20/松宮19-20)
2R 判定0-1 (鹿糠19-20/片山19-19/松宮19-19)
第1試合 フェザー級 5分2R(延長3分1R)
×大村 朗(TEAM BADASS13)
〇武田光信(GUILTY)
1R 2’00” 裸絞め