LEGION 8.28 鹿児島 オロシティーホール(レポ):鹿児島出身の瀬戸口勝也、元ラジャ王者シンダムに判定負け。大分に帰郷の8BRAVELY(古岡大八)、ダイナマイト柿崎に判定勝ち。ANIMAL☆KOJIも来場
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LEGION☆JAPANグループ総本部/福永道場主催「LEGION☆JAPAN 2022~百花繚乱~」
2022年8月28日(日)鹿児島・オロシティーホール
記事提供:LEGION☆JAPANグループ総本部/福永道場
ダブルメインイベント(第14試合) キックボクシング 59kg契約 3分3R
×瀬戸口勝也(横須賀太賀ジム/新日本フェザー級王者)
○シンダム・サンライズジム(タイ/サンライズジム/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)
判定1-2
鹿児島出身の瀬戸口は長らく新日本キックのフェザー級トップ戦線で活躍し、2020年2月、5度目の挑戦となった日本フェザー級タイトルマッチで王者・平塚一郎に3RTKO勝ちし悲願のベルトを巻いた。戦績は38戦28勝(12KO)7敗3分。今回、元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者のシンダムを相手に2年6カ月ぶりの試合を迎えた。
1R、ゆったりしたリズムから蹴り分ける攻撃のシンダムに対し、瀬戸口はチャンスとみるやパンチ連打でシンダムを追い込む。2R、右ローからパンチにつなぐ瀬戸口だが、シンダムは左ミドルから組み付いてはヒザ蹴りを入れて瀬戸口の攻撃を遮断。瀬戸口はペースを握れない。
3Rもシンダムは瀬戸口のパンチを前蹴りで付き離し、左ミドル。距離が縮まれば積極的に首相撲を仕掛けて瀬戸口にヒザを入れていく。瀬戸口もパンチで詰める場面も見せたが、最後まで主導権を握ったシンダムが判定勝ちした。
ダブルメインイベント(第13試合) LEGION-KICKスーパーバンタム級王座決定戦 3分5R
×ダイナマイト柿崎(DRAGON GYM/DBSスーパーバンタム級王者、RKAスーパーバンタム級王者)
判定0-3
○8BRAVELY(=古岡大八/BRAVELY GYM/元新日本バンタム級1位)
※8が新王者に
激闘男として知られる柿崎はこれまでにDBSとRKAのタイトルを獲得し、3つめのベルト獲得を目指す。一方、元新日本バンタム級1位の8はこれまで藤本ジムに所属していたが、ジム閉鎖後に居住を昨年9月に地元大分に移し今年1月にBRAVELY GYMに移籍。今回ジム移籍後3戦目を迎えた。
1R、サウスポーの8に、オーソドックスの柿崎は右ロー、右ハイ。8は左ストレート、左ミドルを返していく。2R、左の攻撃に組んでのヒザで8が徐々にペースを握り、3Rも左ミドルが柿崎を捕えていく。4Rには左ミドルの8に、柿崎は強引に距離を詰めてパンチ連打。首相撲の展開ではお互いに譲らない攻防を見せた。
5R、パンチと右ローで距離を詰める柿崎だが、8は左ミドル、左ロー、さらにテンカオを突き刺すと柿崎は動きが鈍る。お互いに最後まで攻撃を出し合うが時間切れ。
判定勝ちでベルトを巻いた8はマイクを握ると「今日はありがとうございました。キックボクシングを始めて20年でやっとベルトを巻くことができ、辞めなくて良かったと思いました。自分は未熟者ですが、このベルトを持って自分と共にベルトの価値を高めたいと思います。機会があったら防衛戦をさせて下さい。その時は強い選手を呼んでもらってLEGION☆JAPANを盛り上げたいと思います」とアピールした。
◆ANIMAL☆KOJIが来場。LEGION王座返上し「K-1の世界タイトルを獲ることに集中します」
LEGION☆JAPAN MMA初代ミドル級王者のANIMALはベルトを持ってリングイン。マイクを握ったANIMALは「ここまで白熱した試合を見てきて今日は眠れないぐらいアドレナリンが出てます。このベルトを獲るために一生懸命練習してたくさん悩んできて、このベルトを獲った時のことを昨日のことのように思い出します。初めて獲ったベルトなので自分にとって何にも変えられないベルトです。僕の相棒去年の8月28日に自分の愛犬のトイプードルの大吉がひき逃げの事故で亡くなりました。自分がチャンピオンになるまでずっと寄り添ってくれた相棒です。ちょうど今日が大吉の一周忌で今日の興行が同じ日だということに運命を感じています。僕はこのベルトを返上して、K-1の世界タイトルを獲ることに集中します。九州から出てきた総合格闘家が一番強いことをK-1の舞台で証明します。またいずれこの会場に戻ってきて、このベルトを全力で獲りにきます。俺は野獣だ!」とあいさつし、ベルトを返上した。
セミファイナル(第12試合) MMA ライト級 5分2R
○TAG(ERUPT)
×龍之介(AXEL.M.M.A)
TKO 2R1分37秒 ※レフェリーストップ
1R、龍之介の左ジャブがクリーンヒットし、TAGは劣勢に。2R、打ち合いに持ち込むTAGが徐々にパンチをヒットさせていく。疲れの見える龍之介に、TAGがローで体勢を崩してパウンド連打。防戦一方の龍之介を見たレフェリーが試合をストップし、TAGがTKO勝ちした。
第11試合 MMA フェザー級 5分2R
×北川勇介(newawa plusdojo)
○田中 竜(AXEL.M.M.A)
TKO 1R10秒 ※レフェリーストップ
1R、開始早々、北川の左ローに合わせて、田中がカウンターの右ストレート。この一発で倒れた北川に田中がパウンド連打を落としたところでレフェリーが即座にストップ。田中が秒殺TKO勝ちした。
第10試合 キックボクシング 53.5kg契約 3分3R
○旬ノ介(K-LIFE KICKBOXINGGYM)
×尾崎海心(CLIMB GYM)
判定3-0
1Rから左ミドル主体の攻めで主導権を握る旬ノ介が尾崎から判定勝ち。マイクを握った旬ノ介はRISE参戦をアピールした。
第9試合 キックボクシング ヘビー級 3分3R
×是石恭兵(THIS TONE)
○いらむ~ちょ(インタージム郡元)
KO 1R58秒
1R、すぐに距離を詰める長身のいらむ~ちょが打ち下ろすヒジでダウン奪取。立ち上がる是石にラッシュを仕掛けたいらむ~ちょが追加のダウンを奪ってKO勝ちした。
第8試合 キックボクシング スーパーヘビー級 3分3R
○菊池純一(DRAGON GYM)
×森 謙太(秀心塾)
KO 1R2分56秒
7月31日の『A-LEAGUE』で行われたDBSヘビー級タイトルマッチでチャンに敗れた菊池が再起戦。1R、打ち合いの中で森が強打を菊池に浴びせて先制のダウンを奪う。立ち上がる菊地はなおも乱打戦に応じて右ボディを効かせて3度のダウンを取り返して逆転KO勝ちした。
第7試合 キックボクシング 女子46.5kg契約 2分5R ※ヒジあり
-KAREN(DRAGON GYM/DBSアトム級王者)
-祥子JSK(治政館/NJKFミネルヴァアトム級1位、RISEQueenアトム級5位)
中止
両者共に体調不良のために、この試合は延期となる予定。
第6試合 キックボクシング ウェルター級3分3R
○KAZU KING(レジェンド・ドラゴンGYM)
×ヒロユキJAPAN(AXEL.M.M.A)
TKO 2R1分41秒
1R、両者がノーガードで打ち合う中、KAZUが徐々に右ストレートを当て2RにTKO勝ちした。
第5試合 キックボクシング ライト級 3分3R
○ソウル(TEAM IMPACT)
×梅田光一郎(CLIMB GYM)
判定3-0
1Rに右ストレートでダウンを奪ったソウルは、2Rにはバックスピンキックの大技も狙う。3Rはお互いに組み合う展開が目立つ。ソウルが判定勝ちした。
第4試合 キックボクシング 女子48kg契約 2分3R ※ヒジあり
○山里真桜(名護ムエタイスクール/DBSライトフライ級3位)
×AYUMI(DRAGON GYM)
判定3-0
“キック界の安室奈美恵”の異名を持つ現役女子高生・山里は1Rから右ミドル、前蹴り、組んでのヒザ蹴りで優勢に試合を進める。AYUMIは強打のパンチを振るうも、決定打はない。判定で山里が勝利した。
第3試合 MMA バンタム級 5分2R
○南 優人(volcano柔術&mma)
×NAO(AXEL.M.M.A)
TKO 1R46秒 ※レフェリーストップ
1R、パンチ連打を見せる南にNAOは右のカウンターを決めてダウンを奪う。そのままパウンドで追撃するが、南は冷静に対処しグラウンドで優位に試合を進める。立ち上がるNAOと南は再び激しく打ち合い、南の右ストレートがヒット。南がダウンしたNAOにパウンド連打で追撃したところで、レフェリーがストップした。
第2試合 キックボクシング ヘビー級 3分3R
○YASU BRAVELY(BRAVELY GYM)
×モリオ(フリー)
TKO 2R34秒 ※セコンドからタオル投入
1R序盤から長身のYASUが主導権を握る。2RもYASUがパンチラッシュでモリオを追い込んだところで、モリオのセコンドがタオルを投入した。
第1試合 キックボクシング 女子47kg契約 2分3R
×YUKIUNAGI(DRAGON GYM)
○世莉JSK(治政館)
判定0-3
YUKIUSAGIからリングネームを変えたYUKIUNAGIは組んでのヒザで攻めるも、世莉は随所で右ミドルを当て判定勝ちした。