ホーストカップ 3.27 京都 KBSホール(レポ):滉大、金子梓に判定勝ち。RYOTAROは小原俊之に判定勝ち
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QP PRESENTS HOOST CUP KINGS KYOTO 9 ~REVERSAL~
2022年3月27日(日)京都・KBSホール
記事提供:アーネストホーストジムJAPAN
第12試合 ダブルメインイベント 53kg契約 3分3R(延長1R)
○滉大(及川道場/HOOST CUP日本スーパーフライ級王者、RISEスーパーフライ級3位)
×金子 梓(新宿レフティージム/RISEスーパーフライ級9位)
判定3-0 (30-29/30-29/30-29)
昨年のRISE DEAD OR ALIVE 53kgトーナメントにて対戦予定であった両者の対戦が実現。
復活をかけた滉大が序盤からスピーディなロー、ミドルを中心にヒットさせ崩しにかかるが、金子も負けずに冷静にリターンのローをヒットさせ、小気味よい攻撃のラリーが続く。滉大が引き出しの多さで、時折強打をヒットさせるが、金子も表情も変えずに攻撃を凌ぎ、パンチ、ローのリターンを返し好勝負の展開が続く。
最終ラウンド、滉大がKOを狙い攻撃をラッシュさせるが、金子も粘ぎきり隙あらば攻撃を返し最終ゴング。判定で滉大の勝利となるが、金子の健闘も光り、軽量級のレベルの高さを感じさせるハイレベルな試合展開であった。(勝利者のプレゼンターとしてアーネスト・ホースト、ピーター・アーツも登場した。)
第11試合 ダブルメインイベント 70kg契約 3分3R(延長1R)
○RYOTARO(大原道場/RISEミドル級3位、ACCELミドル級王者)
×小原俊之(キング・ムエ)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)
昨年12月RISEにて緑川創からダウンを奪い勝利し全国区に名前をあげた地元京都のアクセル王者、RYOTAROが、HOOST CUPでも活躍のベテランサウスポー、小原と対戦。
序盤からRYOTAROが強打を振るい、期待通りのKOを狙うが、ベテランの小原は引いたり、前に出たりと距離をコントロールし、離れ側の攻撃で左ストレート、左膝をヒットさせ、RYOTAROのペースを崩す。
2R、RYOTAROの右ボディーで聞いたかに見えた小原にラッシュを仕掛けるが、ムエタイ式のアームブロックで強打をかわす。
最終ラウンドもKO狙いの攻撃を仕掛けるRYOTAROだが、小原がギリギリかわし、タイムアップ。アグレッシブネスでポイントをとったRYOTAROの判定勝利となった。相変わらずいつ倒すかと期待感のあるダイナミックな攻撃力のRYOTAROと、ワンキャッチ・ワンアタックのなかでギリギリのクリンチワークを駆使した小原の健闘も光った。
第10試合 セミファイナル 60kg契約 3分3R(延長1R)
○泰良拓也(PFP/元HOOST CUP日本フェザー級王者)
×村上真基(ROYAL KINGS/DEEP☆KICK -57.5kg 2位)
1R 1’59” TKO (右ストレート)
昨年、魁斗に惜敗し、HOOST CUP日本フェザー級タイトルを失い、減量苦から階級を上げての初戦となる泰良と、DEEP☆KICKトップランカーの実力者、村上真基の一戦。
序盤から激しい攻防が続く。ガードを固めて的確なクリーンヒットを狙う泰良とに対し、村上はラフな構えから殺傷力のある攻撃をアグレッシブにくりだす。村上がパンチから左ローをおいて脚が揃った瞬間、泰良の右ストレートのカウンターが決まり、村上は立てず、泰良のKO勝利となった。久々の勝利に泰良は全身で喜びを表した。
第9試合 60kg契約 3分3R
○平塚大士(チームドラゴン/RISEスーパーフェザー級4位)
×成尾拓輝(究道会館/DEEP☆KICK -60kg 4位)
3R 0’45” TKO (パンチ)
YA-MANにも勝利したことのあるRISEランカー平塚と、昨年12月名古屋大会ではINNOVATIONのトップランカー・RISING大輝に勝利した上り調子の成尾の、60kg級注目の一戦。
1R、いつものようにガッチリとしたガードからのぞきこむようにハードキックを連発する平塚に対し、成尾は意にも介さず回転の速い強打を返す。
2R早々、平塚の左ミドルに狙いすました、成尾の右ストレートがヒットしダウンを奪う。ペースをとった成尾がラッシュをしかけるが、開き直ったように平塚も打ち合いに応じ激しい攻防が続く。
しかし3R、振りの大きくなった成尾の右に、平塚の右カウンターが炸裂し、成尾は立てず、平塚の逆転のKO勝利となった。HOOST CUP日本ライト級タイトルを熱望する平塚が大きく一歩前に出た。また、敗れたものの60kgトップ戦線の平塚を追い詰めた成尾も名を上げた一戦であった。
第8試合 70kg契約 3分3R
○璃久(志真会館/シュートボクシング日本スーパーウェルター級4位)
×ヴィクトル・アキモフ(ロシア/ブラジリアンタイ)
判定2-0 (29-29/30-29/30-29)
地元京都のシュートボクシング・トップランカー璃久と、龍威地の怪我により出場となった、極東ロシア王者のアマチュアの実績から4連勝のヴィクトルの一戦。
サウスポーからスイッチも交えトリッキーに強打を振るうヴィクトルに、冷静にディフェンスし、教科書通りのサウスポー対策の右ミドルを中心に的確にクリーンヒットを重ねる璃久。ヴィクトルのトリッキーなアグレッシブさにやりにくそうな印象だが、最終ラウンド終盤、火のついたように声を上げ強打を当て返しあわやKO勝利かというところでタイムアップ。璃久が判定勝利を手にした。
第7試合 64.5kg契約 3分3R
○濱崎一輝(PFP)
×淺居悠太(TEAM U.E/MA日本スーパーライト級5位)
判定3-0 (29-28/30-28/29-28)
※1R淺居にパンチで1ダウン
第6試合 ヘビー級 3分3R
○MAMUTI(ブラジル/ブラジリアン・タイ)
×ミヤギン(TEAM BONDS)
1R 0’51” TKO (タオル投入)
第5試合 57.5kg契約 3分3R
×RAI(888GYM)
○魁志(VIGOR KICK BOXING)
判定0-3 (29-30/29-30/28-30)
第4試合 62kg契約 3分3R
×櫻井祐斗(Rich)
○田中陸登(拳狼会)
判定0-2 (29-30/30-30/29-30)
第3試合 EX特別ルール(肘なし・首相撲あり) 53.5kg契約 3分3R
○RYUKI(大原道場)
×中島大翔(GET OVER)
判定3-0 (30-29/30-28/30-28)
第2試合 61.5kg契約 3分3R
○上村康太(真正会)
×光太郎(誠至会)
判定2-1 (30-28/30-29/30-28)
第1試合 54kg契約 3分3R
△山川敏弘(Maynish Kick Boxing)
△相良一志(究道会館)
判定0-0 (29-29/29-29/29-29)
オープニングファイト第2試合 58kg契約 3分3R
×井上敬太(誠輪ジム)
○橋本雷汰(BFA SEED)
判定0-3 (27-30/26-30/26-30)
オープニングファイト第1試合 61kg契約 3分3R
○三輪力斗(真正会 武河道場)
×今井はるゆき(ブラジリアンタイ)
判定3-0 (30-29/29-28/30-28)