蹴拳 4.29 新宿フェイス:高橋幸光、セイサック・エスジムを左ボディでKO
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蹴拳プロモーション(エスジム)「蹴拳38」
2018年4月29日(日)新宿フェイス
記事提供:鈴木雄一郎
第8試合 66kg契約 3分5R
×セイサック・エスジム(タイ/エスジム)
○高橋幸光(はまっこムエタイジム/元MA日本&J-NETWORKライト級王者)
2R 2’59” KO (左ボディストレート)
1Rは高橋がサウスポー構えからステップを踏み、左ハイを打ちセイサックのアゴをかすめる。セイサックは右ミドルを中心に、時折右ローとフックを織り交ぜていく。
2Rになると、高橋はミドルとロー、バックスピンキックと足技が止まらない。セイサックは踏み込んで右ストレートを打ち込んでいく。高橋がセイサックをコーナーに詰めてヒザを打ち、残り10秒のところでセイサックをコーナーに追い詰めたまま、高橋の左ボディストレートがセイサックのボディに突き刺さりダウンを奪う。苦悶の表情を浮かべるセイサックは立ち上がることができず、高橋が一撃でセイサックを仕留めた。
第7試合 蹴拳インプレッション(肘無し・首相撲制限無し) ライト級 3分3R(延長1R)
×林 京平(JTクラブジム/蹴拳インプレッションライト級5位)
○ジャオサム・キアチャンシン(タイ/元イサーンバンタム級王者)
不戦勝(林が計量オーバー、ドクターストップ)
引退エキシビションマッチ 2分2R
―野呂裕貴(エスジム/元NKB&WPMF日本バンタム級王者、元ムエタイオープンスーパーバンタム級王者)
―ひろき☆感激!!(エスジム/蹴拳インプレッションスーパーライト級王者)
勝敗なし
野呂は2007年3月18日にAPKF興行にてプロデビュー。以来11年に渡り軽量級のトップとして活躍。NKB時代にはバンタム級王座を獲得し、NKB脱退後はWPMF日本王座やMuayThaiOpen王座を獲得した三冠王者。一方のひろきは蹴拳を主戦場とし、勝つも負けるもKO決着が多く、蹴拳きっての激闘系ファイターとして活躍。この日に二人揃って引退の日を迎えた。
1Rは右ミドルと左ローを打つ野呂に対し、ひろきはすかさず左ストレートと右ローを返す。右ミドル、右ハイ、左ミドルと野呂の得意の蹴りが止まらず、これに対抗すべくひろきはワンツーで応戦。
2Rになると、両者共にスネ当てを外し本気モードに。野呂は容赦なく左右ミドルをひろきに蹴りつけ、ひろきも左ミドルと左右フックで応戦。 互いに手を止めず蹴り合いパンチの打ち合いに、この日一番の歓声が上がり、場を盛り上げた。エキシビションマッチの後に、テンカウントゴングを聞き、現役生活に別れを告げた。
第6試合 蹴拳ムエタイスーパーライト級 3分3R(延長1R)
×堤 価月(JTクラブジム/蹴拳ムエタイスーパーライト級4位)
○ポッキー・ラジャサクレック(ラジャサクレック)
判定0-3(28-30/28-30/28-30)
第5試合 53kg契約 3分3R(延長1R)
○志賀将大(エスジム)
×佐藤仁志(新宿スポーツジム)
判定3-0(30-27/30-28/30-28)
第4試合 60kg契約 3分3R
○佐々木勝海(エスジム)
×川合サンディー(キング・ムエ)
判定3-0(29-28/29-28/30-28)
第3試合 ライト級 3分3R
○岩橋伸太郎(エスジム)
×池田洋将(正心会)
判定3-0(29-28/29-28/29-28)
第2試合 スーパーライト級 3分3R
×岡部タカヤ(JTクラブジム)
○ムーヨドレック・エスジム(エスジム/元ルンピニスタジアム認定バンタム級10位)
判定0-3(29-30/28-29/29-30)
第1試合 54.5kg契約 3分3R
○けんた☆感激!!(エスジム)
×山崎弘貴(y-park新小岩ジム)
判定3-0(29-26/29-27/29-27)