ムエタイ 7.30 ルンピニー:石井寿来が4R TKO勝ち。連敗を2で止める
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スック・PKセンチャイ
2019年7月30日(火) タイ・バンコク・ルンピニースタジアム
記事提供:早田寛(Photo & Text Hiroshi Soda)
第9試合 100ポンド契約
×リッティデート・コセンチャン
○ジュライ・エクシンディコンジム(石井寿来 エクシンディコンジムJAPAN)
4R TKO
ウォーワンチャイプロモーションより、石井寿来がルンピニースタジアムに参戦した。石井は前回、6月30日ジットムアンノンスタジアムにて、プラセンレック・ソーチョクミーチャイに判定負けし、タイ2連敗中だったが、ウォーワンチャイプロモーション経由でスックPKセンチャイ興行へ参戦した。
試合は、初回から両者の打撃が激しく交差。リッティデートがミドルを蹴り上げると、石井はローキックを2発3発と倍返しで蹴りこむ。
2ラウンドに入り石井の蹴り数がさらに増す。特に左のロー、左のミドルが冴えている。上下の蹴りを交互に蹴り分けパンチに繋ぐ。
3ラウンド、石井は組んでくるリッティデートに膝で応戦し最後は体制捌きで倒し相手の体の上に体重を乗せる。打撃の距離でも組んでの攻防でも石井が試合をリードした。ここにきてリッティデートの足が効いてきたか、動きが鈍りはじめると石井はローからのパンチを集めた。まっすぐ放った左ストレートが一発決まると、そこから4発5発と連打をまとめると、リッティデートは崩れこむようにダウン。リッティデートは苦しい表情で立ってきたところで3ラウンドが終了。
インターバル中「このラウンドで決めろ!」とセコンド陣から檄が飛ぶと、石井は4ラウンドの開始ゴングと同時に距離を詰め、パンチラッシュでリッティデートを追い込む。すると一瞬のうちに左ストレートが決まりダウン奪取。ここでリッティデートは立ち上がってくることができず、レフリーは試合をストップ。石井寿来の4RTKO勝利が決まった。
タイ2連敗中だった石井寿来だが、この試合では初回から蹴りからパンチ、パンチから蹴りといった回転の速い打撃を多数見せ、石井の持ち味が出せた結果となる。なお、この試合内容に納得したプロモーターから早速8月半ばのルンピニー再出場の要請があったほどだ。
(写真は夏休みのタイ強化合宿に来ているエクシンディコンジムJAPAN、MSJキックボクシングジム、武湧会、隆真GYMの4ジムのジム生や関係者との記念撮影)
石井寿来から勝利の声が届いている。
「今回のルンピニー2戦目では、KOで勝つことができて良かったです。また新たな課題も見つかった内容だったので、次の試合までに、そこを練習し更に良い内容で勝ちます。チャイプロモーター、チャイ会長、日本の会長、トレーナー、応援してくだった皆様、ありがとうございました。次の試合でも勝てるよう練習に臨みます。また応援をよろしくお願いします。」