PFC 9.21 札幌PODアリーナ(レポ):POD新鋭佐藤力斗、51歳のベテラン竹内幸司を82秒飛び膝KO。岩手の柔術紫帯大高幸平、福岡の黒帯池田貴一にヒールで一本勝ち。山本喧一Pと同じ門真出身の龍城、黒石大資を40秒KO

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PFC.38
2025年9月21日(日)北海道・札幌・PODアリーナ
レポート:PFC実行委員会&井原芳徳 写真:PFC実行委員会
PFC 2025年の秋の陣となる9月21日の「PFC.38 /STONES&ROOKIES」PODアリーナ大会は、渡部修斗(FIGHT LYNX)が火を付け、新たなPFCの風となったプログラップリングで至極の3戦が組まれ、MMAとグラップリングを交互に実施する、新しい興行スタイルとなった。
試合は衝撃的なKO・一本のフィニッシュラッシュで、全7試合中6試合がフィニッシュ決着に。来場者もビックリの、蓋を開けて見れば神興行、劇的で波乱続きの大会となった。
第7試合 メインイベント -株式会社イシキスト/リミットレス提供- MMAライト級ワンマッチ5分2R延長1R
○佐藤 力斗(3位 / POD GYM)
×竹内 幸司(初参戦 / HLC GYM)
1R 1:22 TKO
タイトル戦こそなかったものの、今大会は北海道が誇るスーパーレジェンド・竹内幸司の初参戦により、大きな注目を集めた。迎え撃つは、ランキング3位の大型ルーキー佐藤力斗。51歳のベテランが格の違いを見せつけるのか、22歳の新星が世代交代を成し遂げるのか。
キャリアを考えれば、下馬評はランカーの佐藤に不利だった。試合前の竹内も自信満々に煽りを展開し、若い佐藤には否応なくプレッシャーがかかったことだろう。ランカーとして、そして今後のキャリアアップのためにも、ここは乗り越えなければならない一戦。3連敗中の佐藤にとっては、連敗脱出もかかっていた。
対する竹内は「若い選手と試合をし、北海道の格闘技界を盛り上げる礎を築きたい」と語る。それは、佐藤をはじめとする若手選手たちにプロMMAの厳しさを伝えるための、新たな挑戦でもあった。度重なる怪我を乗り越え、今回も首の怪我から復帰しての参戦。「まだやれる。まだここで終わらない」。そんな強い思いが伝わってくる一戦だった。
試合が始まると、リーチで劣る竹内が前に出て真っ向勝負を挑む。対する佐藤は距離を取り、的確に打撃を当てていく展開。竹内は終始組みにいこうとするが、佐藤に巧みにかわされてしまう。
なかなか組むタイミングを掴めない竹内に対し、佐藤は長いリーチを活かして左ジャブ、右ローキック、後ろ回し蹴りと、空手仕込みの多彩な攻撃を繰り出す。すると佐藤は、一瞬サウスポーにスイッチしてから、左ミドルを脇腹にヒット。パワフルな一撃で竹内は吹き飛ばされ尻もちをつくが、すぐ立つ。
佐藤が右ローを当てると、竹内は蹴り足をつかみ、佐藤はすぐ引き抜いて突き放すと、距離を取ってステップしてから、右の飛び膝蹴りをアゴにクリーンヒット。竹内は伸びた状態でダウンし、すぐさま山崎レフェリーがストップした。
戦った両者、そして会場の誰もが驚く衝撃の結末。試合後、竹内はMMAからの引退を表明。一方、プロ2勝目をあげると同時に連敗を脱出した佐藤は「ずっと負けてたから勝てて良かったです」と話し、嬉し涙を見せた。
第6試合 セミファイナル -株式会社イシキスト/リミットレス提供- GRAPPLINGライト級5分2R延長1R
○大高 幸平(初参戦 / Bellus Gym)
×池田 貴一(初参戦 / ALL ONE BJJ)
1R 2:13 ヒールホールド
渡部修斗が火を付けたプログラップリング戦に、二人の猛者が名乗りを上げた。両者はそれぞれ大高は岩手で、池田は福岡でジムを構える代表であり、年齢も同じ。ブラジリアン柔術の帯では、岩手の大高が紫帯、九州の池田が黒帯。下馬評では大高不利との見方が大半だった。MMAファイターである大高にとっては、今回が初のグラップリングマッチへの挑戦となる。
試合は開始早々、池田が座って下になり、大高が上からハーフガードで押さえる。手首の取り合いの攻防が1分ほど続き、中盤、大高が立ち上がる。池田も立つが、すぐに組み付いて再び引き込んで下になる。すると上になった大高がすぐさま足を取ってアキレス腱固めを狙って寝転ぶ。対処する池田に対して大高はマット上を回転しながら足のロックを外さずにいると、最後は大高がうつぶせになってヒールフックを極めると池田がタップした。
勝った大高はマイクで「プランにはなかったですが、相手が動いてきてくれてたまたまハマりました」と試合を振り返り「初グラップリングですが、一本極められて良かったです。MMAの選手なので、パンチキック寝技なんでもありで次は出たいです」とコメントした。なお、この日はBellus Gymの同門の鈴木淳斗も第2試合のグラップリング戦で判定勝ちしている。一方、敗れた池田は「一番苦手な展開に持ち込まれてしまった」と語った。
セミファイナルに抜擢された注目の一戦は、紫帯の大高が黒帯の池田を下すという、予想外の短期決着となった。プログラップリング戦は、今後ますます盛り上がりを見せそうだ。
第5試合 MMAフライ級5分2R延長1R
×黒石 大資(1位 / スカーフィスト)
○龍城[りゅうき](初参戦 / 修斗GYMS直心会)
1R 0:40 TKO
龍城はPFCの山本喧一プロデューサーと同じ大阪府門真市出身。プロ修斗2戦2勝で、4月の初戦では23秒KO勝ち、5月の2戦目は63秒アームロックで一本勝ちし、新人王決定トーナメントでも準決勝に勝ち進んでいる。対する黒石は青森在住43歳のベテランで、修斗にも出場し、PFCの元王者でもある。
龍城は試合紹介のバナー画像で黒髪だったが、金髪に染め上げ、札幌に乗り込み、大きなインパクトを残す。開始しばらく、中央付近で距離を取る状態が続いたが、次第に龍城が中央からプレッシャーをかける構図になると、龍城が一気に踏み込んで右ストレートを当てる。ひるんだ黒石を龍城は金網に詰め、首相撲で捕まえ右膝蹴りも当てる。黒石は顔面をカットし出血し、タックルで組み付いて難を逃れようとするが、龍城は切って金網際に押さえつけると、亀になった黒石に右のパウンドを連打したところでレフェリーがストップした。
勝利者インタビューで龍城は「作戦とは違ったんですけど、圧倒的な違いを見せられたと思います。このままKOで来ているんで、ずっとKOで。まだ無名ですけど、ちょっとでも僕のことを覚えてもらって、ファンになってもらえたらと思います」とアピールした。アナウンサーから同郷の山本プロデューサーの話を振られると「世代は違うんですけど、いいKOを見せられたかなと思います」とコメントした。今後については「大きいことを言えば、UFCを狙っていければと思います」と話した。
第4試合 GRAPPLINGフェザー級5分2R延長1R
×佐藤 陽向(POD GYM)
○村尾 将(初参戦 / ALL ONE BJJ)
1R 3:12 アキレス腱固め
第3試合 MMAバンタム級5分2R延長1R
○青木 大地(6位 / POD GYM)
×寺田 隆(9位 / GUILTY)
1R 1:25 TKO
第2試合 GRAPPLINGライト級5分2R延長1R
×中場ガッツマン大地(GO ONE GYM)
○鈴木 淳斗(Bellus Gym)
2R判定0-3(A:18-20 B:18-20 C:18-20)
第1試合 MMAバンタム級5分2R延長1R
×綾哉(RRT)
○鳴海 秀哉 (トイカツ道場/SZA)
2R 1:04 チョークスリーパー
第2部 アマチュア試合結果(STONES&ROOKIES)
第15試合 メインイベント MMAバンタム級Aクラス3分2R
△チャーン(LG Fighting Club)
△小黒 英一 (POD GYM)
フルタイムドロー
第14試合 セミファイナル KICKバンタム級Aクラス3分2R
△坂本 壮翼(eleven)
△堀 瑛太郎(大誠館)
フルタイムドロー
第13試合 MMAバンタム級Aクラス3分2R
○鎌田 暁利(POD GYM)
×REIZI(GO ONE GYM)
1R 0:50 TKO
第12試合 KICKフェザー級Aクラス3分2R
△TAKUMI(SEED Fighting CLUB)
△渡邊 健太 (大誠館)
フルタイムドロー
第11試合 MMAライト級Aクラス3分2R
×中瀬 璃空(HLC GYM)
○鍬 辰朋(eleven)
1R 1:28 TKO
第10試合 MMAフェザー級Aクラス3分2R
○空珠磨(オウプネス札幌)
×山下 頼希(ONE1)
1R 0:58 TKO
第9試合 KICK無差別級Bクラス2分2R※ヘッドギア有り
△本馬 美有(eleven)
△Remi(大誠館)
フルタイムドロー
第8試合 MMAウェルター級Bクラス2分2R
△石森 鼓太郎(POD GYM)
△中山 蓮(藤柔術)
フルタイムドロー
第7試合 KICKライト級Bクラス2分2R
○生田 大(eleven)
×髙橋 貫太(POD GYM)
1R 1:00 TKO
第6試合 MMAストロー級Bクラス2分2R
○坂野 嶺稀(POD GYM)
×岩谷 翔琉 (アルバトロス恵庭支部)
2R 1:37 チョークスリーパー
第5試合 MMAバンタム級Bクラス2分2R
○荒 喜喬(POD GYM)
×苫米地 琉起(eleven)
1R 1:21 TKO
第4試合 MMAストロー級Aクラス3分2R
△佐々木 晨悟(KING‘S)
△リックタカハシ(オウプネス札幌)
フルタイムドロー
第3試合 KICKバンタム級Bクラス2分2R
△河原 颯(eleven)
△菊池 真乃介(POD GYM)
フルタイムドロー
第2試合 GRAPPLINGライト級5分1R
×レッド・ドラゴン(UWF道場)
○伊藤 尚司(藤柔術)
0:39 チョークスリーパー
第1試合 KICKバンタム級Bクラス2分2R
△高山 煌矢(eleven)
△能村 久遠(KING’S)
フルタイムドロー
















