修斗 9.21 ニューピア(昼/レポ):田上こゆる、12年ぶり王座奪還目指した山上幹臣を1R KOし世界ストロー級王座初防衛。中村未来、青野ひかるに2R腕十字で一本勝ちし女子アトム級王座挑戦に名乗り

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プロフェッショナル修斗公式戦【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.7
2025年9月21日(日)東京・ニューピアホール
レポート&写真:井原芳徳
田上こゆる、12年ぶり王座奪還目指した山上幹臣を1R KOし世界ストロー級王座初防衛
第8試合 メインイベント 修斗世界ストロー級チャンピオンシップ 5分5R
○田上こゆる(BLOWS/王者)
×山上幹臣[みきひと](STF/1位、元王者)
1R 3’49” KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※田上が初防衛
田上は23歳。昨年5月、旭那拳に1R KO勝ち。新井丈返上した修斗世界ストロー級王座を懸け、昨年12月、旭那との再戦が王座決定戦として組まれたが、田上は大差の判定勝ちで返り討ちし第11代王者となった。
山上は38歳。08年にデビューし、11年に第3代王者となり、1度防衛し、14年に引退したが、昨年5月復帰し、その試合は1階級上の試合でTKO負けしたが、9月の修斗で黒部和沙に1Rフロントチョークで一本勝ち。今年1月には当真佳直に判定勝ちし、今回の王座奪還の機会につなげた。
1R、田上がオーソドックス、山上がサウスポーで構え、田上は右ハイを当てる。山上は田上のスピードに追い付けていない様子だが、ひるまず左インローを返す。比較的蹴り主体の静かな攻防が続く中で、中盤、田上が右ローを放つと、山上の合わせた左インローが軸足刈りのようになり、田上はスリップする。田上はすぐ立つが、山上に詰められ、金網を背負う状態になり、山上が押し込んでから片足タックルで倒す。だが田上はすぐに金網を背に立ち上がると、突き放して離れ、前に出てプレッシャーをかける。
田上がじりじりプレッシャーをかけ、山上が下がると、田上は右ボディを空振りさせてからの左ストレートをクリーンヒットする。田上はひるんだ山上にさらに右ストレートを当てて倒す。山上が金網を背に座った状態になると、田上は山上の胸のあたりに左膝蹴りを当て、動けない田上にパウンドをまとめると、鍋久保レフェリーはストップした。
田上の最後の膝蹴りはグラウンド状態で、反則となる顔面と有効打となる胸の間の際どい位置で当たったが、レフェリーは反則とみなさず、田上のKO勝ちとなり、田上の王座防衛となった。
ベルトを巻きマイクを持った田上は、「まだまだ上を目指して、ストロー級のベルトの価値を上げたいです。これからも応援お願いします」とアピールした。
岩﨑大河、ミドル級に戻り韓国の選手に2R一本勝ち
第7試合 ミドル級 5分3R
○岩﨑大河(大道塾/パラエストラ東京/Naughty House/世界1位)
×ジャン・ボムソク[Jang Bumseok](韓国/Team HAN CLUB)
2R 2’43” 裸絞め
岩﨑は5月のアレクシス・カンポス戦では1階級下のウェルター級で戦う予定だったが、前日計量で3.7kgもオーバーし、試合中止となった。今回はミドル級に戻して戦う。ボムソクはMMA 8戦3勝5敗の28歳で、韓国のMAX FCでのキックの試合も並行し、MMAは2年ぶりとなる。
1R、序盤から岩﨑が倒して、サイド、ハーフと動きつつ、中盤過ぎにはバックマウントを奪う。岩﨑はポジションキープし、時折パウンドを当て、主導権を維持する。
2R、岩﨑が右ハイを当てると、ボムソクはひるみながらもタックルを仕掛け、岩﨑は下になるが、すぐに上を取り返し、バックマウントを奪う。岩﨑はパウンドを当てて追い詰めると、裸絞めを極めタップを奪った。
マイクを持った岩﨑は、前回の計量失敗を謝罪し「(大会主催のサステインの)坂本(一弘)さんに『格闘技での失敗は格闘技でしか取り返せない』と言っていただき、今回試合を組んでいただきました。ありがとうございます」と感謝を述べ「まだ何も言う権利は無いと思うんで、年内11月か12月、同じNaughty Houseのバンタム級の中野剛貴と僕の試合を組んでもらって、勝って各々の発言権を得たいです」とアピールした。
中村未来、青野ひかるに2R腕十字で一本勝ちし女子アトム級王座挑戦に名乗り
第6試合 女子アトム級 5分3R
○中村未来(マルスジム/世界1位)
×青野ひかる(FIGHT LYNX)
2R 4’46” 腕ひしぎ十字固め
中村は怪我の療養を経て1年9が月ぶりの試合。青野は夫が渡部修斗、義理の父が修斗初代ライト級初代王者の渡部優一。これまでDEEP JEWELSを主戦場としてきたが、今回修斗に初出場した。
試合は1Rは青野ペースだったが、2Rに一転することに。1R、青野が開始すぐからタックルを仕掛けて倒すが、中村はその先の攻めを許さず立つ。だがすぐ青野は押し込み、またも倒してサイドを取る。青野はトップキープし、終盤、中村が金網際で立とうとしたところでバックマウントを奪う。青野は裸絞め、腕十字を狙い、主導権を維持する。記者採点は青野。
2R、青野はまたもタックルで倒し、バックを取るが、中村は体をひねって、金網際で上になる。すると中村は押さえ続けてパウンドを当て、終盤にはパスガードしてサイドで押さえ、パウンドを当てて追い詰める。すると残り30秒を切り、中村は素早く腕十字を仕掛けると、これがガッチリと極まり、青野はタップ。中村が一本勝ちした。
マイクを持った中村は「1年9か月ぶりの試合で不安もいっぱいあったんですけど、今日勝って、まだ続けられると思えて良かったです。北海道から仲間や普段教えているキッズとかが駆けつけてくれて力になりました。青野選手に勝って、他に私とやり合える選手いないと思うんで、タイトルマッチやらせてもらえたら絶対ベルト巻きます」とアピールし、古賀愛蘭の持つ女子アトム級王座挑戦に名乗りを上げた。
インフィニティリーグ・女子スーパーアトム級 村上彩が判定勝ちし首位キープ
第5試合 インフィニティリーグ2025 女子スーパーアトム級 5分2R
○村上 彩(修斗GYM東京/勝ち点4→7)
×嶋屋 澪(SISU MMA&BJJ/勝ち点1)
判定3-0 (片岡20-18/渡辺20-18/松宮20-17)
1R、村上がテイクダウンを奪うと、嶋屋が下からから腕十字を狙うが、村上は対処してマウントを奪いパウンドを連打する。脱出されると、再び村上が倒して上になり、パウンドを当て、マウントをまた取ると、中盤の段階で腕十字を仕掛け、クラッチを切るが、嶋屋は体をひねって防御する。村上は最後も上になり、パウンド、腕十字、ヘッドシザースで攻め続けるがフィニッシュできない。記者採点は村上。ジャッジ1者は10-8とつける。
2R、村上がまたも倒し、今度はバックを取り、裸絞めを狙い続ける。マウントに移り、パウンドを当て、またバックに戻り裸絞めを狙うがなかなか極められない。終盤、村上はパウンドを当て、腕十字を狙ってまたもクラッチを切るが、これも対処される。最後はようやく脱出した嶋屋がパンチを当て返して終わる、記者採点は村上。合計20-18で村上。村上が判定勝ちで勝ち点3を追加し、単独首位をキープしている。
第4試合 インフィニティリーグ2025 女子スーパーアトム級 5分2R
△高本千代(高本道場/勝ち点3→4)
△片山智絵(修斗GYM大阪/勝ち点0→1)
判定0-1 (内田18-20/松宮19-19/鍋久保19-19)
1R、片山がサウスポーの高本に右フックを随所で当てる。高本も左三日月蹴りを当てるようになるが、立て続けに出すと、片山が蹴り足をつかんで倒す。片山が金網際で上から押さえると、高本は下から腕十字を狙うが、片山は対処し、高本は立つ。高本は片山を金網に押し込み、膝をボディに度々当てる。だが最後、片山が離れて左右のフックを当て、またもタックルで倒して上で押さえ、いい形で終える。記者採点は片山。ジャッジ3者とも片山につける。
2R、高本が開始早々、タックルから腰投げで倒す。高本は上から押さえるが、その先に持ち込めない。一旦立った後、今度は片山が高本の膝蹴りをもらいながらもタックルを仕掛けて倒すが、すぐ高本は返して再び上になる。だがここでも攻めあぐねると、高本が上体を起こしたタイミングで片山が脱出して上を取り返す。片山も攻めあぐねるが、最後、高本の立ち際にサイドを取り、少しパウンドも当て、やや優位で終える。記者採点は僅差だが片山。合計18-20で片山。2Rのジャッジが割れ、1者が片山を支持したが、2者は高本を支持したため合計でイーブンとなり、ドローとなった。両者にはリーグ戦の勝ち点が1ずつ加算された。
第3試合 フェザー級 5分2R
○轟轟[とどろきごう](コブラ会)
×ヨシ イノウエ(パラエストラTB)
1R 1’00” KO (右フック)
1R、イノウエが前に詰めて来たが、イノウエの右フックに対し、轟が右フックをカウンターでクリーンヒット。伸びた状態でダウンしたイノウエに、轟が追撃のパウンドを一撃したところでレフェリーがストップした。
第2試合 バンタム級 5分2R
×関根 累(ROOTS)
○勝呂[かつろ]駿(パラエストラTB)
判定0-2 (松宮18-20/片岡18-20/内田19-19)
2Rとも勝呂がタックル、テイクダウン、コントロールで圧倒し、バックから裸絞めも狙う。2Rは下から関根がパウンドを当ていたせいか、ジャッジ1者は関根にポイントを付けたが、2Rは順当に18-20で勝呂を支持し、勝呂が判定勝ちした。
第1試合 2025年度新人王決定トーナメント ウェルター級 1回戦 5分2R
×六郷海南人(ROOTS)
○デソウザ・マルセル[Desauza Marsel](STF)
1R 0’38” KO (右ストレート)
※六郷がウェルター級の77.1kgのリミットを1.7kgオーバー。マルセルの希望により試合実施。六郷は毎ラウンド減点1。勝敗に関係なくトーナメントはマルセルの勝ち上がりに
マルセルは18歳でプロデビュー戦。開始間もなく、右ストレート一撃で計量をオーバーした六郷をKOした。






















