KPKB 8.11 アクロス福岡（レポ）：パク・ジョンジュンと石郷慶人がインターナショナル王座獲得。吉川諒が防衛。旬ノ介と川内参星が王者に

KPKB（九州プロキックボクシング） vol.20 5周年記念大会
2024年8月11日(日)　アクロス福岡

記事提供：九州プロキッボクシング実行委員会

第12試合　KPKBインターナショナル・スーパーライト級王座決定戦　3分3R（延長1R）
×力斗（TEAM PREPARED）
○パク・ジョンジュン（韓国／Team Buffalo）
判定0-3
※パクが王者に

　KPKB vol.20が開催され、5大タイトルマッチなど全11試合の熱戦が繰り広げられた。（康弘vs協の試合は、協の計量オーバーにより試合中止に）
　メイン、セミファイナルの2試合はインターナショナルタイトルマッチ。スーパーライト級の力斗は急遽出場となったパク・ジョンジュンと対戦。

　1Rから主導権を握る力斗だったが、一瞬の隙をつかれダウンを取られる。3R逆転を狙い攻め続けるも倒すことはできず、判定勝ちでパク・ジョンジュンがインターナショナル王者となった。

第11試合　KPKBインターナショナル・フライ級王座決定戦　3分3R（延長1R）
○石郷慶人（K-1ジム福岡チームbeginning／元KPKBフライ級王者）
×パク・スホ（韓国／金泉サンホ体育館）
3R 2’13” KO
※石郷が王者に

　フライ級は石郷慶人とパク・スホの日韓新世代対決。日畑達也を撃破したパク・スホの左の蹴りも石郷は当てさせない。逆に石郷はインロー、三日月蹴り、バックスピンキックなど多彩な蹴り技で試合をコントロール。最後は三日月蹴りを突き刺し、プロ初KOで2つ目のベルトを獲得した。

第10試合　KPKBバンタム級タイトルマッチ　3分3R（延長1R）
×宗一郎（朝久道場／王者）
○旬ノ介（K-LIFE KICKBOXING GYM／挑戦者）
判定0-3
※旬ノ介が王者に

　旬ノ介へのリベンジに燃える宗一郎だったが、旬ノ介の強烈な蹴りで中に入れない展開が続く。3R目でようやく宗一郎の攻撃も目立ち始めたが判定は旬ノ介。新王者となった旬ノ介は改めて首都圏でのベルト奪取が目標と野望を語った。

第9試合　KPKBスーパーライト級タイトルマッチ　3分3R（延長1R）
○吉川諒（VAINQUEUR GYM／王者）
×山浦迅也（北斗会館／挑戦者）
判定3-0
※吉川が防衛

　長野から応援団も連れて乗り込んだ山浦だったが、吉川の牙城は崩せず。気迫の込もった攻撃を続けた吉川が判定勝ちで王座防衛となった。

第8試合　KPKBスーパーウェルター級王座決定戦　3分3R（延長1R）
○川内参星（JACK GYM）
×TOMOHIRO（team MISAKI）
1R 2’21” KO
※川内が王者に

　期待通り1Rから重い打撃が交錯し合い、川内がパンチで効かせKO勝ちをもぎ取った。初めてのベルトに喜びを爆発させ、「KPKB最高！」のマイクで締めた。

　KPKBスーパーバンタム級王座を決めるトーナメントは紫苑、嶋拓実が勝ち上がり、決勝を勝った方が新王者となる。
　大西日和は危なげなく上田樹那を破り4戦4勝。Krushへの再出撃を求めている。
　瀬戸口礼、山口秀虎もKO勝ちし、KPKB 5周年記念大会は11試合中5KOと真夏に相応しい大会となった。
　次回大会は11月3日（日）アクロス福岡で行われる。同日アマチュア大会も開催予定で、出場申込は公式WEBサイトより案内される。

第7試合　フェザー級　3分3R（延長1R）
○瀬戸口礼（薩摩ジム）
×川森悠人（K-1GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST）
3R 3’06” KO

第6試合　スーパーライト級　3分3R（延長1R）
―康弘（達磨GYM）
―協（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）
中止 (協の計量オーバー)

第5試合　KPKBスーパーバンタム級王座決定戦準決勝　3分3R（延長1R）
○紫苑（KIZUNA本部道場）
×虎太朗（キックボクシングジム3K）
2R 1’29” KO

第4試合　KPKBスーパーバンタム級王座決定戦準決勝　3分3R（延長1R）
×一志（拳心会）
○嶋 拓実（K-1 GYM横浜infinity）
4R 判定0-3
3R 判定0-1

第3試合　フライ級　3分3R
△有馬大翔（K-1ジム福岡チームbeginning）
△寛人（GREED）
判定 1-1

第2試合　女子46kg契約　2分3R
○大西日和（K-1ジム福岡チームbeginning）
×上田樹那（山口道場）
判定 3-0

第1試合　ライト級　3分3R
○山口秀虎（M-3 KICKBOXING CLUB）
×我如古優貴（BEST GYM）
3R 0’23” KO