DEEP☆KICK 9.24 テクスピア大阪：不完全決着から半年、-55kg王者の翔磨と鷹介が再戦。-63kg王座決定戦 足利也真登×竹内皇貴も

【DEEP☆KICK実行委員会からのプレスリリース】
◆9.24 大阪 DEEP☆KICK 67 ダブルメインイベント決定！
-63kg第5代王者決定戦に-55kgタイトルマッチは半年越しの再戦に！

　9月24日(日)泉大津市・テクスピア大阪で行われる『DEEP☆KICK 67』の第1弾対戦カードとして、DEEP☆KICK-55kgタイトルマッチ、そしてDEEP☆KICK-63kg王座決定戦と2つのベルトを懸けた戦いをダブルメインイベントとして開催することが発表された。（写真提供：DEEP☆KICK実行委員会 撮影：石本文子）

　まずはDEEP☆KICK-55kgタイトルマッチ、現王者の翔磨（多田ジム）に同級1位の鷹介（魁塾）が挑戦する。この試合は3月「DEEP☆KICK 65」にて組まれたカードであったが試合中に鷹介がローブローを被弾してしまい続行不可能、途中判定で翔磨が判定勝利を収めた。その際の翔磨は笑顔もなく「次回もう一回鷹介に勝ってから言いたいことを言いたい」とマイクで宣言しており、鷹介自身も再戦を希望していたことからDEEP☆KICK実行委員会では再戦を約束、そして今回9月大会にて再びのタイトルマッチ開催となった経緯がある。

　　
　翔磨は鋭い蹴りと左ストレートを武器に攻勢に出るアグレッシブファイターでプロ戦績は14戦9勝4敗1分2KOを誇り、DEEP☆KICK-55kg王者に加えHOOSTCUP日本バンタム級王者と2本のベルトを保持する実力者。前述のタイトルマッチにて自身初防衛を飾ると7月「ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round」に出場、RISEバンダム級8位の京谷祐希（TEPPEN GYM）と対戦するも無念の判定負け、今回が復帰戦となる。2度目となる再びの鷹介を迎えての防衛戦、ここでしっかり勝利をおさめ自身の次なる目標をファンに宣言したい。
　対する鷹介は威力抜群のパンチでどんどんと前に出るファイターでプロ戦績は30戦12勝18敗6KOと若いながらも戦績は正にベテラン選手。前述の苦い思いを味った後、6月「RISE 169」に出場し加藤有吾（RIKIX）と対戦、バチバチの打ち合いを魅せるも無念の判定負けとなりこれで2連敗となってしまう。しかしうなだれている暇はない、再びのタイトルマッチ挑戦という機会が周ってきた。プロ31戦目にして自身初のベルト奪取を成し遂げるべく、決死の覚悟で打ち合いに来る鷹介に注目してほしい。
　3月のタイトルマッチを得ているため互いに実力やイメージは鮮明だろう、だからこそこの半年での成長とその上での両者の作戦には要注目だ。納得いかない前回と違い今回のタイトルマッチを得てベルトを腰に次のステップに向かえるのは果たしてどちらか、更にレベルの上がるであろう決戦を楽しみにしてほしい。

　続くはDEEP☆KICK-63kg第5代王座を懸けた王座決定トーナメントの決勝戦。6月の準決勝を互いに勝ち進んできた足利也真登（FightClubRush）と竹内皇貴（チームドラゴン）がその王座を競い合う。

　　
　足利は初代S-1ミドル級王者の経歴を持ちプロ戦績は39戦22勝16敗1分の大ベテラン、剛腕と経験を武器に打ち合いを魅せるド派手なファイター。昨年12月には前王者のKENTA (HAYATO GYM）にタイトルマッチ挑戦し健闘するも判定負け、ベルトまであと1歩が届かなかった。しかし再びのトーナメント、6月の準決勝では久保田有哉（TARGET）と対戦、1Rにダウンを奪うとそこからも安定の実力を魅せ見事判定勝利、決勝へと駒を進めた。ベルトまであと1歩、次戦が40戦目となる足利が今度こそベルトを腰に巻くことが出来るのか。

　　
　対するは竹内、強烈な膝蹴りと「不退王」の名のもとにまったく引かないスタイルが魅力でプロ戦績は26戦16勝10敗6KOを誇る。こちらも昨年12月-65kg前王者の木村ケルベロス颯太（NJKF心将塾）にタイトルマッチ挑戦するも無念の敗北を喫している。そこから階級を落としてのトーナメント、6月の準決勝では大石健作（TEPPEN GYM）を相手に2Rに放った強烈な飛び膝蹴りで一蹴、強烈なKO勝利で決勝進出を決めた。DEEP☆KICKでは3KO全て膝蹴りで掴んでいる竹内、2度目の挑戦となるベルトを膝蹴りで奪い取れるか。

　互いに引かない、どんどんと前に出ていくタイプなだけに激戦は必須。そして6月の勝利者マイクで足利は「負けた方が坊主にしませんか？」と自信の坊主頭を光らせながら発言、竹内も苦笑いしながらも「何か用意してくれるなら、いいですよ」と返した。互いに2度目となるDEEP☆KICK王座への挑戦、そして開催されるかは分からないが負けた方への罰を含め負ける訳にはいかない試合となるだろう。どちらがより勝利に飢えるか、気持ちのぶつかり合いに期待してほしい。

　他にはDEEP☆KICK-53kg契約にてボクシングをバックボーンにバチバチの打ち合いを魅せる吉田亮汰朗（BKジム） vs 10戦6勝3敗1分1KOを誇る鹿児島の猛者・旬ノ介（K-LIFE）、DEEP☆KICK-60kg契約にて2月「DUEL.27」にて蓮 SUNCOSMO（SUNCOSMO GYM）を相手に1RKO勝利を飾った和斗（NJKF大和ジム） vs 韓国からの刺客・YU HYON（エキスパートジム）、DEEP☆KICK-53kg契約にて長舩ライオン（NJKF心将塾） vs 瀧（魁塾）の3戦も決定。
　大会次週の10月1日（日）には徳島県・石井町中央公民館にて「DEEP☆KICK TOKUSHIMA」というDEEP☆KICK初の地方興行が決まっており興行続きとなる。今年はZERO大会も回数が増え絶好調をキープしているDEEP☆KICKが打ち出すメインのナンバーシリーズ「DEEP☆KICK 67」、今大会も最高の盛り上がりに期待してほしい。

対戦カード

DEEP☆KICK -55kgタイトルマッチ 3分3R
翔磨（多田ジム／王者）
鷹介（魁塾／挑戦者）

DEEP☆KICK -63kg王座決定トーナメント決勝　3分3R（延長1R）
足利也真登（FightClubRush）
竹内皇貴（チームドラゴン）

53kg契約 3分3R
吉田亮汰朗（BKジム）
旬ノ介（K-LIFE）

60kg契約 3分3R
和斗（大和ジム）
YU HYON（エキスパートジム）

53kg契約 3分3R
長舩ライオン（心将塾）
瀧（魁塾）

概要

◎DEEP☆KICK 67
2023年9月24日（日）OPEN 12:30 / START 13:00
泉大津市・テクスピア大阪　〒595-0025 大阪府泉大津市旭町22-45
〈チケット〉VIP席 ￥15,000　S席 ￥8,000　1階A席 ￥7,000　2階A席 ￥6,000　スタンディング ￥5,000　※当日券は￥1,000UP
〈チケット販売〉DEEP☆KICK実行委員会（TEL 06-6754-8588）　または出場選手および所属ジム
〈問い合わせ〉DEEP☆KICK実行委員会（TEL 06-6754-8588）　https://www.deep-kick.com