K-1 7.17 両国国技館:3度目の防衛戦・KANA「この試合に勝ってアニッサ・メクセン戦を実現させたい」、K-1王座奪取後初戦の菅原美優「前回の試合から変わったと言ってもらえるように」
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K-1 7月17日(月/祝)両国国技館大会に出場するKANA、菅原美優のインタビューがK-1 GROUPから届いた。
第20試合 K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者、元Krush同級王者)※3度目の防衛戦
マッケンナ・ウェイド[McKenna Wade](イギリス/ミレニアム・マーシャルアーツ/挑戦者、WAKO K-1ルール世界選手権女子-52kg級優勝)
第17試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1&Krush同級王者)
ディミトラ・アガサゲリドゥ[Dimitra Agathangelidou](ギリシャ/ファイトクラブ・ガラツィ/IFMA世界選手権女子-45kg級準優勝)
K-1女子フライ級王者KANA「ここから1戦でも落としたら自分が目標としているアニッサとの試合は実現が遠ざかる。この試合に勝ってアニッサ戦を実現させたい」
――前回3月「K’FESTA.6」でのフンダ・アルカイエス戦を振り返っていただけますか?
「練習してきたことが一つ一つ形になってきて、試合と練習の差がドンドンなくなってきて、すごく冷静に戦えたので、自分の中でも手応えのあった試合でした」
――今回も試合前恒例のアメリカ合宿を行ったそうですね。
「はい。6月上旬から約3週間で、7月2日に帰国しました。練習はスパーリング中心で、週3ぐらいでスパーリングと走り込みをやってきました。今回はスパーリングをするのが初めての選手が多くて、メキシカンなジムでスパーやったんですけど、それがすごく試合に近くて、いい緊張感でできました。そこで見つかった課題を実戦の中であったので、いい時間だったなと思います」
――そこも含めて意識して取り組んでいることはありますか?
「ここを特化してっていうんじゃなくて、全体的にやれることを増やしたり、自分自身をよりコントロールできるように、全体的にペースアップしている感じですね」
――対戦相手のマッケンナ・ウェイド選手にはどんな印象を持っていますか?
「若くてパンチ主体の選手だと思います。実際にパンチでKOしていますし、そういう若さや自信はめちゃくちゃ警戒しなきゃいけないところだと思います。自分もキャリアが浅い時は若さと勢いとで上の選手を食ってやろうという気持ちでやっていたので、やっぱりそこは警戒しないといけないと思いますね」
――対戦相手が変わったことで何か変化はありますか?
「対戦相手が変わっても気持ちがブレることは全然ないですし、しっかりマッケンナ選手に合わせて対策も準備もできているので、そこは一切問題ないかなと思います」
――戦略・プランの変更もない?
「蹴り主体で待ちのスタイルではなく、パンチ主体で自分からガンガン来るスタイルの選手に変わって、結構逆なタイプになったんですけど、自分がやるべきことを切り替えるだけなのですんなりシフトできました。今は自分が苦手なスタイルとか有利じゃない、得意じゃない相手っていうのは特になくて、どんなスタイルでも自分がしっかりアジャストしていける自信があるので、どっちでもしっかり対応できるかなと思います」
――KANA選手から見てもタイトルマッチに相応しい相手ですか?
「もちろんそれに相応しい相手というのもそうですけど、K-1のチャンピオンとして最強を目指していく上で本当にナメちゃいけない相手だと思います。倒してクリアしなきゃいけないのは絶対条件で、しっかり緊張感を持ちつつ自分の仕事をしてKOしたいなと思います」
――今大会では6人チャンピオンが並ぶ形になりました。KANA選手は大会を締めるダブルタイトルマッチの第1試合に登場ですが、どんな試合を見せたいですか?
「その位置で試合を組まれたことには絶対に意味があると思うので、しっかりインパクトを残して、見ている人たちにエネルギッシュな試合を見せたいなと思います」
――今のKANA選手にはアニッサ・メクセン戦を実現させたいという目標があると思いますが、それについて改めて聞かせてください。
「ここから1戦でも落としたら自分が目標としているアニッサとの試合は実現が遠ざかる一方だと思うので、この試合に勝って、年内に実現させたいと思っています」
――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「今回も防衛戦なんで、しっかりベルトを巻く姿を見せられるように。自分の試合で見てくれている人にエネルギーを与えられるパワフルな試合をします」
菅原美優「前回の試合から変わったと言ってもらえるように、成長した姿を見せたい。私を応援してくれるみんなに勝ったぞ!って胸を張って言えるように頑張りたい」
――前回3月「K’FESTA.6」でのパヤ―フォン戦を振り返っていただけますか?
「練習したことが1割も出なくて本当に落ち込みました。ベルトはもちろん欲しかったんですけど、それよりも自分の納得のいく試合やしっかり練習したことを出したりとか、そっちを求めているのがあったので悔しいですね」
――反省点の多い試合だった、と。パヤ―フォン戦後に取り組んでいる練習はありますか?
「頑張るだけじゃダメなんだなと思って、より質を求めるようになりました。ただガムシャラに練習をこなすだけじゃダメだなって気付いて。質を上げたりとか、頭を使うようになったりとか、もっと意味合いを考えるようになったりとか。今までは感覚でやってきていて、良く言えば意外と何でもすぐできるんですけど、理解してやっているわけじゃないんで、ブレた時に修正しづらかったりとか、どこがズレておかしくなっているのか分からなくなったりとか、そういうのがあったんです。そこを感覚ではなく、ちゃんと理解するまでやったり、体のどこを使ってパワーが出ているとか、力がどこから来ているのかとか、そういうことを考えるようになりましたね」
――ボクシングの練習は継続しているのですか?
「パンチはまだまだだと思っているので引き続き(パンチの技術を)上げていくためにやっているのと、あとは女子選手とのスパーをしたいので。蹴りはなくても女子と本気で試合形式で練習ができるっていうのは、すごく意味がある練習なので、その二つですね。それで試合が終わったその週にはもうボクシングスパーに行っていたので、引き続きやっていますね」
――どのくらいの頻度でやっているのですか?
「普通はそんなにやらないんですけど、バカみたいに週5でスパーをやっている時もあります(笑)。午前にスパーをやって、夕方もスパーやったりとか、『やり過ぎ』って言われるぐらい。オススメはしないです(笑)。試合が近づくにつれて疲れもあるし、体重も落ちているので、後半はペースを落として、1回1回の質を上げようと思っているんですけど……多いときは週4~5で毎週やっていたんで、それはちょっとやり過ぎですね」
――確かに週4~5はかなり多いですね…。
「でも、自分はスパーをした方が感覚をつかめる方なんですよ。そんなに攻撃をもらうタイプでもないし、女子は男子と比べてパンチが強くないので、そこをいいように考えて(スパーリングを)組んでいます。私はスパーが感覚を掴むのに一番合っていると思ってやっています」
――ちなみに蹴りについてはどうでしょう?
「蹴りのスパーもやってくれる方がいるんで、そこも上手いこと合わせてやっています。平均で週4スパーしていて、蹴りスパー2、パンチスパー2ぐらいの割合でやっていて。今回初めてパンチのスパーをやり過ぎて(動きに)ズレが出て、つまづいたところがあったんですけど、逆にそれがあって良かったなと思っているところもあるので、また一つ、つまづいたことで勉強になったところはあります」
――対戦相手のディミトラ選手にはどんな印象を持っていますか?
「苦手なタイプですね(苦笑)。凄くパワフルで前にガンガン出てくるファイトスタイルで……嫌いなタイプです」
――初めて欧米選手との試合になったことについてはどうでしょう?
「嬉しく思うし、そこに関してはワクワクしていますね。海外選手とはずっと試合をしてみたかったんで、嬉しいなと思います」
――これからK-1チャンピオンになって海外の選手と戦っていくことになると思います。そこで力を見せなければいけないという想いはありますか?
「そうですね。もちろん前よりも増して責任感はあるんで、しっかり試合で見せたいなと思います」
――今大会では6人チャンピオンが並ぶ形になりましたが、どんな勝ち方をしたいですか?
「ベストは圧倒的に勝って、試合をコントロールして、最終的に倒すというのが理想的な形です。でも、そこにこだわると上手くいかないと思うので、自分がやってきたことをしっかり出す。その上で見てくれた人が『ここが良かった』と言ってくれた時に、自分がやりたかったことがその中に一つでも入ってたらいいなというか。自分の中での目標は達成かなという形で、今回は試合をしたいと思います」
――この試合をクリアしたら、その先の目標はありますか?
「以前あったようなK-1のベルトが欲しいとか明確な目標はないんですけど、今はひたすら強くなりたいんで、ここで勝って、もっといろんな海外選手と試合を組んでもらって、たくさん経験を積みたいなと思っていますね」
――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「しっかり前回の試合から変わったなって言ってもらえるように、成長した姿を見せられるように。この前の試合は自分も落ち込んでいたんで、周りの人もあんまり嬉しそうにしてくれなかったんで、私を応援してくれる人は私が喜ぶ姿を見たいって言ってくれる方が凄く多いので、勝ったぞって胸張って言えるように頑張りたいと思います」
対戦カード
第21試合 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
和島大海[ひろみ](月心会チーム侍/王者)※2度目の防衛戦
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/挑戦者、Krush同級王者)
第20試合 K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者、元Krush同級王者)※3度目の防衛戦
マッケンナ・ウェイド[McKenna Wade](イギリス/ミレニアム・マーシャルアーツ/挑戦者、WAKO K-1ルール世界選手権女子-52kg級優勝)
第19試合 69.5kg契約 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1ウェルター級(67.5kg)王者、元同スーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級(67kg)王者、元Nuit Des champions 66kg級王者、元WBCムエタイ日本スーパーライト級王者、K-1甲子園2009 -62kg優勝)
アマンシオ・パラスキフ[Amansio Paraschiv](ルーマニア/アマンシオ・ファイトクラブ/SUPER KOMBAT&Fight Clubbing世界ミドル級王者、WAKO-PRO&GFCインターコンチネンタル・ライトミドル級王者、WKNインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者)
第18試合 フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1同級王者、同級世界最強決定トーナメント2022優勝、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
ダウサヤーム・ウォーワンチャイ(タイ/ウォーワンチャイプロモーション/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級6位)
第17試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1&Krush同級王者)
ディミトラ・アガサゲリドゥ[Dimitra Agathangelidou](ギリシャ/ファイトクラブ・ガラツィ/IFMA世界選手権女子-45kg級準優勝)
第16試合 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1ライト級(62.5kg)王者、極真会館2017世界ウェイト制軽量級優勝)
エークモンコン・ガイヤーンハーダオ[Aikmongkol Gaiyanghadao](タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元ルンピニー認定フライ級王者、元プロムエタイ協会スーパーフライ級王者、元WMC世界バンタム級王者)
~休憩~
第15試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
K-Jee[けいじ](K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1&Krush同級王者)
ステファン・ラテスク(ルーマニア/スコーピオンズ・ヤシ)
第14試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
AKIRA Jr(フィリピン/Team Aj/元RKSクルーザー級王者、元蹴拳スーパーミドル級王者)※若獅子会館総本部から所属変更
第13試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
星龍之介(POWER OF DREAM/極真会館全世界空手道選手権2019 6位)
カルロス・ブディオ(ブラジル/ブラジリアン・タイ/FIGHT DRAGON -90kg王者、KTK WORLDヘビー級王者)
第12試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗[とうま](WIZARDキックボクシングジム)
ヴュー・ペッコウーソン(タイ/ペッコウーソンジム/BBTV同級王者、元プロムエタイ協会バンタム級王者、元オムノーイ認定スーパーフライ級王者)
第11試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)
佑典[ゆうすけ](月心会チーム侍)
第10試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
☆SAHO☆(闘神塾/S1女子世界バンタム級王者・同日本王者、WMC日本女子スーパーバンタム級王者、元ミネルヴァ同級王者)
鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)※志村道場から所属変更
第9試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級王者)
岩尾 力(POWER OF DREAM/元WINDY MUAYTHAIバンタム級王者)
~休憩~
第8試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム/元ラジャダムナン4階級王者、元WBCムエタイ世界3階級王者、クンルンファイト70kgトーナメント2016準優勝、元ボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級王者)
寧仁太[アニンタ]・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス/Krushウェルター級王者)
第7試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
パヤーフォン・SWタワン(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1同級王者、WPMF世界女子ピン級王者)※アユタヤファイトジムから所属変更
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパーライト級王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
龍華(ザウルスプロモーション/K-1甲子園2019 2020 -65kg優勝)※TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKERから所属変更
第5試合 59kg契約 3分3R(延長1R)
龍斗(team NOVA/Bigbangフェザー級王者)
久井大夢[たいむ](TEAM TAIMU/KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級(60kg)王者)
第4試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
大沢文也(ザウルスプロモーション/Krushライト級(62.5kg)王者)
東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第3試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
ティントーン・SEIKENKAI[Tingthong Seikenkai](タイ/SEIKENKAI/元ルンピニー認定スーパーバンタム級&フライ級王者、元プロムエタイ協会バンタム級王者、元BBTVスーパーフライ級王者)
第2試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush同級王者)
デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/M-1日本スーパーウェルター級王者、元True4Uバンタム級王者)※アユタヤファイトジムから所属変更
第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
不可思[ふかし](クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・REBELS-MUAYTHAI・WPMF日本同級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
ジン・シジュン(韓国/チームサイコピットブルス/大韓キックCKSミドル級王者、TAS7チャンピオンシップ優勝)
プレリミナリーファイト第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
井上修一(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
上野空大[くうと](K-1ジム大宮チームレオン)
プレリミナリーファイト第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
山本 陸(K-1ジム総本部チームペガサス)
松本海翔(TAD)
概要
大会名 AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023 ~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~
日時 2023年7月17日(月/祝) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・11:30 本戦開始・12:30
会場 両国国技館(JR総武線「両国」徒歩2分、都営地下鉄大江戸線「両国」徒歩5分)
中継 ABEMA(生放送)、U-NEXT(生放送|2,189円/月)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル 100,000円/アリーナSRS 60,000円/アリーナRS 35,000円/アリーナS 18,000円/枡席(2名掛け)30,000円/枡席(1名掛け)15,000円/2階スタンドA 10,000円/2階スタンドB 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/