NJKF 12.4 栃木 さくら総合専門学校:片島聡志×吏亜夢、中島崇×龍旺、ナロンチャイ・シンコウムエタイジム×コウキ・バーテックスジム 直前談話
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NJKF「DUEL.26」(12月4日(日) 栃木・さくら総合専門学校内体育館)のバンタム級・片島聡志 vs. 吏亜夢、61.5kg契約・中島崇 vs. 龍旺、60kg契約(肘無し)ナロンチャイ・シンコウムエタイジム vs. コウキ・バーテックスジムの3試合6選手のインタビューがNJKFから届いた。
片島聡志「特に身長で困ったり焦ることはない。攻める姿勢・泥臭さを出して、勝ちの執念を見てもらいたい」
第2部ダブルメインイベントⅡには地元・栃木県宇都宮市出身の吏亜夢が出場。この日の大会フィナーレをとなる一番で元WPMF世界王者・片島聡志に挑む。
バンタム級ながら180cmの長身を誇る吏亜夢は自身の成長に手応えを感じており、倒して大会を締めると意気込む。しかし戦績豊富な片島は長身サウスポーとの対戦経験を持ち、泥臭く勝ちへの執念を見せ戦うと迎撃宣言。栃木大会を締めくくる最後の勝者はどちらか。
――栃木大会目前となりましたが、仕上がり具合はいかがですか?
片島 いい感じです。最近は結構仕事に振り切っていた部分があって、練習が片手間みたいな感じだったんですけど、やっと練習時間が取れるようになってきて、ここ最近で一番練習できてると思います。
――それだけジムでの指導が多忙だったと。
片島 人が増えて、ただこっちの働く側の人も増えてきたので、自分の時間も取れるようになってきました。練習の量自体は確実に減ってはいるんですけど、いい部分を選別して質は高められてきていると思います。しっくり来てる感じはあります。
――今回は栃木大会のメインイベントに出場となります。
片島 僕は常にアウェーなので、そこはあまり気にしてないですけど、地方の人に自分を見てもらえるのは逆にありがたい部分があります。
――対戦相手の吏亜夢選手についてお願いします。
片島 身長の高いサウスポーですね。どんな感じになるか、やってみないと分からない部分はあるんですけど、前回が波賀(宙也)選手でサウスポーだったので、僕としてはありがたい感じです。多少荒っぽいところもあって、逆にそういう形に持っていけたら勝てる確率も上がるのかなって思います。
――過去にこういった長身サウスポーとの対戦は?
片島 何回かありましたけど、TSKjapanの林(敬明、5冠を獲得した元王者)選手とかすごい大きかったので、そこが一番近いですかね(※片島は2014年12月に林と対戦しドローとなっている)。
――やはりそういったキャリアや経験は強みとなりますね。
片島 特に身長だったりで困るというか、焦ることはないかと思います。
――今回どんなところ、どんな試合を見せたいですか?
片島 僕もすごい負け込んできているので、自分の中で勝ちはもう絶対だと思っています。テクニックどうこうでは伝わりづらいものがあるので、気持ちだったり攻める姿勢ですね。アウェーというのもあるので、やっぱり攻める姿勢が大事になってくると思います。泥臭さを出して、勝ちの執念を見てもらえたらと。
――それでは最後にご覧になる方たちへメッセージをお願いします。
片島 東京がキックボクシングのメイン舞台だと思うんですけど、普段東京で戦う選手が栃木でも目立てる、カッコいいところを見せたいです。
吏亜夢「動きもパワーも上がっているし、ヒザかハイでダウンを獲りたい。メインイベンターとして倒して勝って大会を盛り上げる」
――試合目前となりましたが、調子はいかがですか?
吏亜夢 減量もスムーズに行って調子いいと思います。いつもと比べても調子いいですし、動きもパワーも上がってます。特に前手(右手)のフックと左ミドルの威力が上がったと思うので、そこを見てもらいたいです。
――長身の吏亜夢選手ですが、減量は大丈夫ですか。
吏亜夢 背は今も伸びていて180cmぐらいでちょっと大変ですけど、今回はあと3kgぐらいなので余裕です。いつも減量が終わると2cmぐらい伸びるんです。
――それは減量の反動なのでしょうか。
吏亜夢 多分そうじゃないかと思います(笑)。
――片島選手との対戦についてお願いします。
吏亜夢 元世界チャンピオンっていうことで強いのは当たり前なんですけど、自分の手足の長さで距離を取っていけば普通にダウンとかも狙えそうな相手なので、ヒザかハイキックでダウンを獲りたいです。
――試合を見てどんな印象を持ちましたか?
吏亜夢 綺麗なムエタイで戦ってくるなって。あと首相撲が強くて、石井一成選手とかともやっていて、すごく強い選手だなと思います。
――逆にそのムエタイをさせずに戦う?
吏亜夢 自分は相手がムエタイだと得意なので大丈夫だと思います。ムエタイはあまり動きが少ないので当てやすいというか。ミドルが当たりやすいなっていう感じがあります。
――今回は地元大会のメインイベントで、この日の大会を締めくくる試合となります。ご覧になる方たちへメッセージをお願いします。
吏亜夢 わざわざ来て頂いて本当にありがとうございます。1Rから3Rまでずっと動き続けて、自分のペースで運ぶような試合をします。最後メインイベンターとして倒して勝って大会を盛り上げますので、応援よろしくお願いします。
中島崇「第1回DUEL栃木大会(2018年5月)のリベンジに、打ち合って大会を盛り上げて勝つ!」
第2部のダブルメインイベントⅠでは聖域(サンクチュアリ)東北ライト級王者の中島崇(PCK亘理 L’antre du lion)にデビューから4戦4勝(1KO)無敗の新鋭・龍旺(りお・Bombo Freely/NJKFスーパーフェザー級6位)が挑む(61.5kg契約・3分3R)。ボクシング出身でパンチを売りとする中島に対し、龍旺もパンチ力を強化しデビュー戦以来のKOを狙う。両者、栃木大会に激闘の火をつけるか!?
――龍旺選手と対戦する『DUEL.26』が迫ってきましたが、調子はいかがでしょう。
中島 バッチリでございます。追い込み練習を終えてあとは体調管理をしながら体重を作って試合に臨む感じです。これから疲労を抜いていきます。
――第2部のダブルメインイベントⅠを務める試合となりますが、これに関しては?
中島 自分みたいな者を使って頂いてありがたいです。自分は宮城でやってる聖域のチャンピオンなので、舐められないよう、強さを誇示できればと思っています。
――どういったところが中島選手の持ち味・強さになりますか?
中島 蹴りも使っていくんですけど、自分の持ち味はパンチだと思っています。もともとボクシングをやっていて、プロでの戦績はないんですけどライセンスだけ取ってキックに来た形です。なのでやっぱり蹴りよりはパンチが得意で、今回は相手もかなり元気でアグレッシブなスタイルなので、上手く噛み合えばいい試合になると思います。得意技は利き腕の右ストレートです。
――「かなり元気で、アグレッシブ」と今ありましたが、対戦相手・龍旺選手の印象をお願いします。
中島 無敗のルーキーですごく元気のいいスタイルで、サウスポーということで絶対的に対戦経験が少ないので、その対策はしっかりやってきました。
――今回は無敗の新鋭が相手ですが、初黒星をつけてやる?
中島 そうですね、そんな感じで気合い入れて行きたいです。
――他団体へ乗り込む形となりますが、それに関しては?
中島 それも割とキャリアがあるので慣れていて、DUELの1回目の栃木大会にも出させて頂きました(2018年5月『DUEL.15』)。その時は負けてしまったので(メインイベントでVERTEXの智也にKO負け)そのリベンジをして、いい思い出を作りたいと思います。
――どんな試合を見せるか、改めて意気込みをお願いします。
中島 対戦相手も申し分ない実力があると思いますので、今回は打ち合って大会を盛り上げる試合をしたいと思います。大会を盛り上げた上で勝つのが理想です。
龍旺「倒し切れるようパンチ力を強化してきた。自分の方が上回っているし、会場を沸かせるいいKOを見せたい」
――試合が目前となり調子はどうですか?
龍旺 いつも通りで変わらず大丈夫です。
――今回の試合へ向け、何か力を入れた練習はありますか?
龍旺 パンチをメインに上げてきた感じはあります。デビュー戦がKOで、それからずっと判定で倒せない試合が続いていたので、パンチ力を上げたいなと思ってパンチを強化しました。3試合とも効かせていて、判定でも全然差はある判定なんですけど、倒し切れずに終わる感じだったので、そこを倒し切る練習をしてきました。
――具体的にはどういった練習を?
龍旺 本当にひたすらサンドバックを本気で打ち込んだり。あと短い時間、30秒での連打とかはあまりやらなかったんですけど、逆に短い時間で本気で出し切るっていうのを結構多めに取り入れてやってきました。
――そういった練習を経て実際にパンチ力は上がりましたか?
龍旺 自信はあるのでKOしたいと思います。
――龍旺選手は変わったお名前ですが、その由来を教えてください。
龍旺 リングネームですけど本名でもあるんです。“龍のように強く”というのと、食欲旺盛とかの「旺」の字で、“強く”っていうのが一番強いですかね。“強い男になってほしい”という意味合いで「龍旺」って付けてもらいました。
――お名前はそういった思いから来ていたのですね。対戦相手の中島選手についてはいかがでしょう。
龍旺 1試合だけ見たんですけど、特に何も印象はないです。ただローを多めに使うなと思ったので、でもあまり気にせずやるのが一番かなと自分の中では思っています。
――他団体チャンピオンの相手ですが、それに関しては?
龍旺 いや、特に。自分の方が上回ってると思っているので、弱気になるところはないです。
――では、今回は倒して勝つのがテーマ?
龍旺 そうですね。もう勝つのは当たり前で、どう倒すかっていうのを意識してやります。
――では最後に、ご覧になる方たちへのメッセージをお願いします。
龍旺 今回はダブルメインⅠということで、倒し切れない試合が続いていたんですけど、会場を沸かせるいいKOを見せたいと思います。
コウキ・バーテックスジム「過去に栃木大会でつまらない試合をして負けたリベンジをしたい。前蹴りでペースを取って激闘・KOします」
第1部のメインイベントでは、地元・栃木県真岡市出身のコウキ・バーテックスジムがムエタイの雄ナロンチャイ・シンコウムエタイジムに挑む(60kg契約・3分3R・肘無し)。
今夏単独でタイに飛びムエタイ修行を行ったコウキは、ここでの成長を活かし9月の試合で判定勝ち。栃木大会では過去に判定負けを喫しており、今回はそのリベンジと第1部を締めくくるKOを狙う。はたしてメインの重責を果たすことはできるか。
――試合が間近となりましたが、コンディションはいかがでしょう。
コウキ 地元・栃木の大会でしかもメインイベントの試合を任されたので本当にいい練習ができていて、体調は絶好調、仕上がりはバッチリです。
――地元の大会でメインを任されモチベーションも高いと。
コウキ なかなか栃木でやる機会は少ないので、地元でできる嬉しさもありますし、盛り上げなくちゃいけない気持ちでいっぱいです。栃木大会は過去に1回出場したんですけど、その時につまらない試合をして負けてしまって、そのリベンジを兼ねて、この日一番面白い試合をしたいです。
――過去の自分に落とし前をつける感じですね。今回はナロンチャイ選手との対戦となります。
コウキ 今年の夏に初めてタイへ修行に行かせてもらって、それでタイ人と練習する機会もあったので対策はできているし、バッチリ倒します。
――タイでの練習はいかがでした?
コウキ 1人で行って知らない人しかいなかったので厳しいこともいっぱいありましたけど、いい経験になりました。一番勉強になったのは首相撲、組みの展開です。走り込みもメチャメチャしたので、基礎体力向上にもなりました。
――タイ修行を経て、9月に試合がありましたがどうでしたか?
コウキ 練習の成果が出て勝つことができました(VALLELYの細川裕人に判定勝ち)。蹴り込みもいっぱいしてたし、一番は気持ちの面で9月は勝てたなっていう感じです。
――タイで大変な練習をしてきたことが気持ちの支えになったと。
コウキ はい、勝ててさらに自信がついて、それで今回初めてタイ人との試合なので、バッチリ勝ちたいです。
――対戦相手ナロンチャイ選手の印象をお願いします。
コウキ 何試合かYouTubeに上がっているのを見て、コカしとかテクニックはタイの選手だけあってやっぱりスゴいなと思いました。でも首相撲に来られても、タイでやったし対処は大丈夫かなと思います。あと左ミドルはちょっと強烈だなと思ったぐらいで、気持ちはそんなに強くないのかなっていう感じでした。気持ちの部分では絶対こっちの方が上だなって感じたし、気持ちは絶対負けないです。
――試合で注目してほしい点はありますか?
コウキ 前蹴りが得意で、これで相手を攻撃しづらくさせたり、自分の距離にしています。前蹴りが入れば自分のペースになっていくので試合でも注目してほしいです。前蹴りを相手が嫌がったらこっちのものです。
――それでは最後に、ご覧になる方たちへメッセージをお願いします。
コウキ 地元で応援に来てくれる人も多いので、しっかり激闘して最後はKOで締めくくるので、応援よろしくお願いします。
ナロンチャイ・シンコウムエタイジム「コウキは強いと聞いていますが、キックをたくさん蹴って戦います」
「日本には13年前に来て、試合は何年か前に日本でやって以来です。その試合はドローでした。もう通算で何試合したか覚えていません(苦笑)。
私はサウスポーでヒジが好きです(※今回の試合はヒジなしルール)。コウキ選手は強いと聞いていますが、キックをたくさん蹴って戦おうと思います。頑張りますので応援してください」
対戦カード
【第2部】
第6試合 ダブルメインイベントII バンタム級 3分3R
片島聡志(KickLife Realiser STUDIO/元WPMF世界スーパーフライ級王者)
吏亜夢[りあむ](ZERO/NJKFバンタム級4位)
第5試合 ダブルメインイベントI 61.5kg契約 3分3R
中島 崇(PCK亘理 L’antre du lion/聖域東北ライト級王者)
龍旺[りお](Bombo Freely/NJKFスーパーフェザー級6位)
第4試合 セミファイナル フライ級(肘無し) 3分3R
愁斗(Bombo Freely)
徹平(ZERO)
第2試合 65kg契約(肘無し) 3分3R
今野龍汰(笹羅ジム)
和弥(ZERO)
第1試合 アマチュア 54kg契約 2分2R
小野寺凌我(PCK総本部)
手塚瑠唯(VERTEX)
【第1部】
第5試合 メインイベント 60kg契約(肘無し) 3分3R
ナロンチャイ・シンコウムエタイジム(タイ/新興ムエタイジム/元ルンピニー認定フライ級6位)
コウキ・バーテックスジム(VERTEX)
第4試合 セミファイナル NJKFフェザー級(肘無し) 3分3R
遠山哲也(エスジム)
赤平大治(VERTEX)
第3試合 58.5kg契約(肘無し) 3分3R
細川裕人(VALLELY)
庄司理玖斗(拳之会)
第2試合 ミネルヴァ(女子)スーパーフライ級 2分3R
MAKI(OGUNI-GYM)
未来(K-CRONY)
第1試合 アマチュア ヘビー級 1分30秒2R
玉井壮真(MIYABI)
ヒサシ(ZERO)
概要
大会名 NJKF:DUEL.26
日時 2022年12月4日(日)第1部 OPEN 15:00/START 15:30 第2部 OPEN 18:00/START 18:30
会場 さくら総合専門学校体育館(栃木県さくら市馬場410) https://www.skr.ac.jp/
チケット料金 VIP 12,000円 自由 6,000円 / 2部セット VIP 20,000円 自由 10,000円 ※当日1000円アップ
チケット販売 出場選手・所属ジム
お問い合わせ VERTEX:0285-83-7009 ZERO:028-689-8836 https://www.njkf.info/